【R18】World after 1 minute 1分後の先読み能力で金貨100万枚稼いだ僕は異世界で奴隷ハーレムを築きます

ロータス

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貴族編

第40話 貴族の条件

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「旦那様……おはようございます」

目を開ければ、シオンの紅玉の瞳と目があった。

おはよう、そういう前に唇と唇が重なる。

ついばむようにシオンの唇を吸う。

プルンとした柔らかな唇、唾液はほんのり甘く、花のような香りが漂う。

ぶちゅーともうちょっと吸おうとしたところで、シオンは猫のようにひょいと離れていってしまった。

起き上がると、「うほぉおおお」と感嘆の声が自然と出た。

シオンの恰好それは―――――メイドそのものだ。

それもドスケベな。

黒を基調とした白いフリルがついたオードソックスなメイド服。

異なる点は、まずスカートが短い膝上何cm?というミニスカで申し訳ない程度にエプロンがついている。

そのため、太ももが露わとなり、さらに黒いソックスとガーターベルトによって、シオンの白い太ももが協調された。

所謂絶対領域による黒と白のコントラス。

上半身は、胸がガバリと空いて、谷間を強調。

首元には赤いリボンがシオンの奴隷を示す首輪につけられている。

二の腕には黒を基調とした白いフリルがついた布が撒かれている。


「か、かかかかかいてん」

「・・・・・・???」

「ま、回って!」

ああっとシオンに意図が伝わったようで、シオンがくるりと後ろを向いた。


翻るスカート・・・・・・パンツは見えなかった。

後ろは、コルセットみたいになっていて、肩甲骨が見える。

前に垂れるエプロンを縛った布が大きめのリボンとして尾骨あたりで結ばれていた。


脇、乳、太もも、背中とシオンの美しい要素を隠さず、いやむしろ協調するかのようなメイド服完ぺきだ。

シオンの銀髪の上にはメイド服を完成させるようにカチューシャが着けられたいた。


でかした!

完ぺきな仕上がりだ。

シオンの手を取り腕を引く。

羽のような軽さでシオンがついてきて、ベッドに引きづり込んで押し倒す。

紅玉の瞳がぼくを見つめる。

不思議なもんだな、メイド服はエロ可愛い。

だが、

着せると脱がせたくなるものなんだな!

僕はシオンのメイド服のスカートに手を伸ばした。

めくると、白いむちむちの太ももの間に黒いパンツが現れた。

うひょー。黒下着だ!

シオンの大人びた雰囲気にドハマり。

僕はスコッチ部分に鼻を押し付け、その匂いを堪能する――――――


バァン!と扉が盛大に開く音が聞こえた。


「今日から貴族になるまで私が世話することになったわ。感謝なさい!」

振り返ると、眩しい太陽が目に入った。

そして、その太陽は見る見ると赤く熱くなっていく。


「あ、朝から何をやってるのよぉ!!!!!!」

鼓膜を突き破らん限りの叫び声があがったのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「いいこと、貴族になるには領地と爵位がいるわ!今回、領地は黄金卿が用意してくれているから、
あとは功績を立てるだけよ。最低限騎士の称号が貰えるくらいのね。
それから隣接する4大国、豪族や先住民族なんかにも通達しないと……その前に、イニティウム城を取り戻さないときっと半ダンジョン化しているか野党の根城になっているわね」

太陽のような美少女ローザの説明を僕はひりつく頬をさすりながら聞いていた。

いてて、いきなり引っ張ったくだもんな。

ローザによると、まずこれから向かうのはルースタ領という西北部にあり、亜人領への進出の要の地と考えているところだという。

しかも多くの国の国境地帯となっており、亜人国の主要なところだけでも3つはかさなり、他にもエルフなどの枝族やその他独自の民族がひしめき合っているというまさに混沌の地だという。

「ベネジメ・ルースタ男爵が平定に失敗して逆に城以外の領地を取られて廃家されたのよ」とのことだ。

ベネジメ・ルースタ男爵?どっかで聞いたことがあると思ったら、シオン曰く「黄金卿に初めてお会いした際にすれ違った貴族様かと」らしい。

そういえばそんな奴いたな。だから肩をしょげていたのか。

とにかく、ローザが考える貴族になれる条件というのはまとめると、

①イニティウム城を取り戻す

②城周辺、ルースタ領を平定



たった2つ、これでいけるらしい。

というよりも貴族でもない僕がそもそも勝手に城に攻め入って、領土を取っていいものだろうか?

それって野盗とか一緒じゃない?と思うのだが、そこは黄金卿おとおさまが皇帝にゴリ押しするらしい。

なんでも先代から帝国にいるから今の若皇帝も頭が上がらないらしい。

帝国内部でもきっちり、黄金卿ロウガイのようだ。

そんなローザは、「とにかくそういうことよ、分かったかしら?豚じゃないと言いたいなら理解して示しなさい!!」と両手を腰にあてて、ぴっしゃりと言い放つ。

ぷくっとほほを膨らます様は、顔立ちと相まって、可愛らしい。

動くたびに金髪がきらめき、光り輝く鱗粉をまく妖精のようだ。

だが可愛いの顔だけ。昨日は、こんな豚は嫌!と言い放ち出ていくは、今みたいに豚呼ばわりとお嬢様なのか言いたいことは言うタイプのようだ。

しかも、若干暴力系ヒロインの気を思わすそぶりがある。

アニメや漫画で見ている分にはご褒美とか言えてたけど、実際は痛いだけでとんでもない。


そんなローザであったが、首元にはごつい首輪が鈍い光を放っている。

ローザは、黄金卿の娘レディ・ゴールドらしいが、なぜか奴隷落ちしてなおかつ、僕のところに連れられて来た。

帝国法の関係で、今はトラエルさんの所有となっているが、僕が「貴族」になれたら、奴隷として正式に貰えるらしい。

そのために、

どこぞの貴族が没落した領地を僕が代理で治める
なおかつ、功績をあげて爵位と正式な領主としての認められる必要があると。

はぁー。

別に領主とか興味ないんだけど、めんどくさいことが増えそうだし。

僕は、シオン達とみんなでワイワイ楽しみながら、毎日エッチできればそれでいいんだけどなー。

「さぁ、あなたたち荷物をまとめて。今日中に城を取り戻すわよ!」

そんな僕の気もしらず、ローザは次々と指示を出していく。

「ていうか、なんで私が命令されなきゃいけないのよ」
「・・・・・・流れ???」

リルがぶー垂れながら、シルフィーがぼけっーとしながら、言われるままに、荷物をまとめる……といってもほぼダンジョン用の装備だったり、アイテムだったりでさほどないを荷馬車に積んでいるとパンパンっとローザが手を鳴らす。

「お母さま!お母さま!」

ちなみに僕のことを豚呼ばわりして毛嫌いするローザがなぜこんな積極的に動いているかというと、トラエルさんによって奴隷に対しての絶対命令権パーミッションを行使して、僕が貴族になれるよう全力でサポートするように命令されているからだ。

「はいはい、ここにいますよ。もう朝から一人で行っちゃうんだから~積極的ね」

「お母さまが、そういう命令をしたんじゃない!」

「ふっふふ、そういうことにしておきましょうか」

「それ以外の何物でもないでしょ!」

激昂するローザに、ふっふふと宙を舞う羽のようにつかみどころのない笑いで流すトラエルさん。

「あらっ、シュッサク様に皆さん。ごきげんよう」

ど、ども、と僕はにへらっと笑って会釈すると、

「あと紹介したい娘たちがいるのよ」とトラエルさんが手の平で促す。

「お初にお目にかかります。シュッサク様、黄金卿の館でメイドをしておりますベレーザと申します。以後お見知りおきを」

そう慇懃に頭を下げるのは、銀髪にカチューシャをつけたメイド。

僕の考えたドスケベメイド服ではなく、足首まで届きそうな長いスカートとそれにあうロングエプロン、正統派のメイド服って感じだ。

ただ分厚いメイド服を押し上げる確かな膨らみは、中身を期待させられる。

そんな膨らみをおしとやかに揺らしながら、顔をあげると、深青の瞳が厳しくも優し気さをたたえているようだ。

顔は、まぁそりゃ当然美人ですよ、はい大好きです。

銀髪もあいまって、シオンのお姉さんって感じだ。

「若いけど、優秀なのよ~」

「トラエル様、ありがとうございます。まだまだでございます」

「謙遜しちゃって、うちでってだけですごいことなのよ?」

そういえばあそこの屋敷の使用人らしき人たちは、みんな金髪だったな。

どんだけ金髪厨なんだあの黄金卿ロウガイは。

「過大なご評価に応えるよう、精進させていただきます。それでは、ほかのメイドも紹介させてください」

うん?えっ、いま、僕のことって言わなかったか?

僕の疑問に答える前に、ベレーザさんの横に、メイドが2人並ぶ。

「お初にお目にかかります、旦那様。ラフィエルドと申します。少々ながいため、ラフィと気軽にお呼びください」

そう腰を下ろすように礼をするのは、光るが当たる白髪に見えるような薄い金髪、それを三つ編みに結わいて後ろでに留めている。瞳は髪と違い金のように輝く濃い黄色の瞳、たれ目のためか、気だるそうに垂れていて、口は逆にアヒル口のように上を向いて、一見すると機嫌が悪そうに見えてしまう。

どちらかというキレイ系だな。

「だ、旦那様!お初にお目にかかりますぅー!ローザ様の従者をさせていただいております、エストアと申します!ローザ様の従者としては、先月就任させていただいたばかりですが、この大任を全うすべく全身全霊でお仕え致します!もちろんそれは、ローザ様だけ!ということではなく旦那様も含まれており、それはつまり皆様がお仕えしている皇帝陛下ひいては、帝国の―――――むぐぅううう」

「失礼、旦那様。この子、ちょっと話が長い癖があるので」とラフィと名乗ったメイドがエストアの口を塞ぐ。

背は僕のよりも頭2~3個は小さい。

リルぐらいの体躯。

金髪がまばゆいパンジーの花のようだ。そばかすがついた顔も村娘みたいで愛嬌があって可愛い。


「んぐぐうううう!」とそれでも身振り手振りでエストアはアピールを続け、「ふんっ」とラフィが首に手とうを射れるとカクンと静かになった。

「はぁ~悪い子ではないのだけど。ラフィ、エストアを覚醒させておきなさい」

「かしこまりました、ローザ様。では、私は一旦失礼致します」

ラフィはエストアをひょいとお姫様だっこして抱えると、腰を落とす礼をして去っていた。

「あらあら相変わらず、元気な子ね~」とトラエルさんがニコニコ

「元気だけしかないのよね~」とローザは、腰に手をあてて溜息をつく。

そのため息で花が咲きそうだ。横顔も抜群に可愛いな。

「申し訳ございません。わたしの指導不足でございます」とベレーザが頭を下げる。

サラサラと流れる銀髪。触ってみたいな

「ふっふふ、シュッサク様」

「あ、あははい」とトラエルさんに話しかけられてびくりとする。

「まぁこんな子たちだけど、メイドとしては本当に優秀なのよ。


えっ、それってつまり

「旦那様。本日から、私ベレーザ、ラフィ、エストアの3名、メイドとして御傍に使えさせていただきます。なんなりとお申し付けください」と盛大に胸を揺らしてベレーザさんが頭を下げる。

うぉおおおおまじか!

驚きにトラエルさんを見ると、

「ほら、これからお城に住むじゃない? ローザもいるし、慣れている人が必要でしょ、うっふふふふ」

さすがトラエルさん、マジで天使です!!!


異世界のメイドさんといえば・・・・・・やっぱり、ベレーザさんのメイド服に隠されたナイスバディを想像する。

「旦那様、申し訳ございません」と頭を下げるベレーザさん

「だめじゃないか、こんなことをしちゃ、これが大問題だよ」

「申し訳ございません」

「謝ってすむことじゃないな、悪い事をしたメイドは、どうしたらいいか分かるね?」

眉根を寄せ、きっと唇をかみしめる。ベレーザさん・・・・・・「はい、旦那様」と最後には観念したようにおしりを突き出しながら、スカートをたくしあげる。

プリっとした巨尻、黒いメイド服とのコントラスでより白く見える。

壁に手を突き、尻を突き出し、深青の瞳を湿らせながら、

「悪いメイドに、おしおきしてください」

くぅー!!!!!

これよ、これよ!!

そうか、領主になれば何も奴隷だけじゃない。

メイドだって雇えるんだ!

なんで僕はそんなことに気づかなかったんだ。

ふっふふ、貴族ってやつも悪くないかもな。





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