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ダンジョン編
第37話 射聖液の効果【H】
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パンッパンッパンッパンッパンッと部屋に肉と肉とがぶつかる激しい音が響く。
もちろん響かせているのは、僕だ。
腰を思いきり打ち付けるたびに、白銀のように白く輝く銀髪の髪が振り乱れ、白磁のようにきれいな白い肌に吹き上がった汗が雫となって落ちる。
突き入れるたびに腹の肉に当たるシオンの瑞々しい肌。
ベッドに倒れ、抱き着くように密着した体制で、ベッドに縫い付けるようにシオンに突き入れる。
荒く甘い吐息が僕の耳元をくすぐり、「我慢せず、いっぱい出してください。旦那様」と魂が揺さぶられるウィスパーボイスが脳髄をしびれさせる。
くっ、すごい締め付けだ。
チンコ全体をぎゅゆうううと絞るように、ヒダが絡みついてきて、僕は、出る!!と思った時だった。
精液を出しますか、聖液を出しますか
という二択が思い浮かんだ。
これが、スキルか!!!
僕は射精する瞬間、聖液を選択した。
どびゆ、どびゅるるるるるるるうるるるうるるる、という溜まりにたまった精液が尿道を通っていく快感はそのまま、シオンの名器マンコに注いでいく。
射精した感じは、変わらないけど。と自然と腰が動き、最後の一滴までシオンの膣奥へといくように突き入れながら出す。
「ふっー」と僕は出し終えると、チンコを引き抜くと、コポォオオとシオンのマンコから精液いや聖液なのか?が溢れる。
うーん、見た目は、「なんや全然いつも変わらんやん」とレナールがのぞき込んでくる。
「確かに見た目じゃ分からないわね。シオン姉様お疲れ様です。どうぞ」とリルがシオンに半透明な瓶を渡す。
「ありがとう、リル。・・・・・・んっう!」
中だしされたシオンは、ベッドの上でおしっこするような姿勢を取ると、瓶をマンコに宛がい、うんっ!と力みだした。
ぶりゅっ~と、清楚なシオンには似合わない下品な音を響かせながら、瓶に先ほど放った聖液を注いでいく。
薄い銀髪から覗くピンク色のクレパスから、ドロっとした白い粘液が次々と溢れていく様を見ていると、ムラッとしてきた。
またアソコにぶち込みたいと僕の息子が起立する。
「・・・・・・何か、感じる?」
シルフィーの静かな問いにシオンは首を横に振る。
「いいえ、出せれている感じはいつもと変わらないわ。うんっ!」と力んで奥の指で掻きだし始めた。
瓶を満たしていく聖液を眺めながら僕は少し思い出していた。
「鑑定してみましょうか」
やはり鑑定スキルが使えるらしいトラエルさんが、説明してくれた。
射聖液の効果はとんでもないチートスキルだった!
僕の想像したチートスキルとは違うけど。
効果は、こんな感じだ。
異性を対象に中だし際、精液を聖液に変えることが出来る。
聖液の効果は、量に比例する。
怪我を治し、あらゆる病魔を退け、状態異常を回復する。
つまり、
「それは薬や、ポーションということでしょうか?」とシオンが尋ねる。
確かに効能はポーションのそれだ。
そうかポーション精液になるということか。
しかし、まさかとトラエルさんが首をふる。
えっ、違うの?!と僕は内心がっかりしたが、
「それどころか、あらゆる病魔を退けるなんて、霊薬級と考えていいわよ。比例するというのがどこまでか分からないけど」
トラエルさんが僕を見ると、碧眼の瞳がすっと細まり、小声で何を言う「搾り取って試してみたいわ~」
「霊薬 こいつの精液が!あの伝説のアイテムになるていうこと!」
とトラエルさんの何かをかき消すようにリルがでかい声で僕を指さす。
こいつだと!僕はご主人様だぞ。
あとで、射聖液をぶち込んでやる!
「旦那様でしょ、リル」とそんなリルをシオンが窘める。
さすが、シオンだ。
ご褒美に僕の射聖液をあげよう。
「でもあれやん!伝説の霊薬ちゅうとこはさ、売れるんちゃうの!」とレナールがわくわくとしっぽを振っている。
「げぇ、あんたこいつの精液なんて売るつもりなの!誰が買うのよそんなの」とリルが両腕で体を抑えるように震えている。
「精液やなくて、聖液なんやろ!まぁ例えそうだしても、病気を治せるなら・・・・・・ていう人はぎょーさんおるで!貴族に売りつけようやん!」
そしたら、工房ももっと大きく出来るでー!とレナールが躍るようにウキウキしている。
そんなことを考えいたのか、
「・・・・・・中だし、限定」
そんなレナールに釘をさすようにシルフィーが言う。
「・・・・・・あぅ、せやった。一発やらなあかんのかー」と尻尾を下げる。
そうこの霊薬の弱点はポーションのように飲んだり、ぶっかけたりではなく中だしじゃないとだめ点だ。
まぁ僕は困らないけどね。
ぐっふふ、中だしの口実が増えたぞ。
「・・・・・・中だしした後、瓶に詰めて持ち歩けるかあとで確認しましょう」とシオンの紅玉の瞳がまるで実験どうぶつを見るような目で見てくる。
こりゃ、たっぷり搾り取られそうだな。
その後、トラエルさんによって、再び館へと戻してもらい岐路に着いた。
なんでも黄金卿は、黄金卿でプレゼントを用意するらしいから、また呼ぶらしいとのこと。
そんなものいらないから、ほっといてくれ!
とも言えず、僕は愛想笑いを浮かべながら、帰りの馬車に乗って今に至る。
僕が回想している間に、粗方瓶に詰め終わったシオンは、繫々とそれを眺めている。
うーん、コンドームに溜まった精子を見られるのかこんな気分なんだろうか。
「ちょっと試してみましょうか」というと、レナールのナイフを取り出し。「ふぁっ?!」と僕が止めるまもなくシオンは自分の手のひらを切り裂いた。
スッとシオンのきれいな手に線が入り、線になぞって赤い鮮血が流れる。
ああっ、シオンのきれいな手に血が!!
「あっうわかうぅわ」と僕が声にならない悲鳴を上げながらシオンの手を取ると、それは起こった。
ぱああんとシオンが淡く輝く
これは、と思っていると、・・・・・・血が止まっている?
僕は服の裾が汚れるのも構わず、シオンの手のひらを拭くと傷一つ残っていないスベスベないつものシオンの手のひらがあった。
ベロリと舐めて見ると、いつものシオンの味がした。
「・・・・・・すごいです。本当にポーションのよう」とシオンが珍しく紅玉の瞳を見開いて驚いている。
すごいね~じゃない!
シオンの肌に傷がつくなんてダメだ!!!
僕はシオンからナイフを取り上げようと手を伸ばすが、ひょいと躱されて、そのままベッドに倒れ込んでしまう。
くっ、猫のようなしなやかさだ。
「リル、これ飲んでみなさい」とシオンがリルに僕の精液が入った瓶を渡す。
げぇ、ととても嫌な顔しながらもリルはシオンに逆らえないのだろう渋々といった感じで受け取る。
「……」
「リル、これは必要なことなの」とシオンに念を押されて、リルが眉根を寄せながらぐいっと一口飲むと、
ぱああと発光する。
「ふんっ、相変わらず不快な味だわ」
と吐き捨てるように言うが、お酒を飲んだ時のように頬が赤くなっている。
本当は、僕の精子大好きっ子なんだよな。
「光りよったぁ!ってことは飲んでも効果あるんか!」
「うーん、そうとも限らないわね」とシオンが裸のまま、まじめに考えこむ。
小さすぎず、大きすぎない手のひらサイズの胸が押し上げられるのが扇情的で、僕は次の実験にもすぐに移行できそうだ。
「どういうことや?」
「……リル姉様、……だから?」
???を浮かべるレナールに、シオンが嘆息しつつ、説明する。
「リルはもともと精液から魔力を回復できるし。どう?」
「はい、シオン姉様。いつもとは違う味でしたが、魔力が回復する感じはいつもと同じような気がします」
とリルが口元ぬぐいながら言う。
シオンは確かに回復したが、リルは回復してないのかもしれない。
ということは、精飲ではだめでやはり中だし限定の効果なのか。
スッと小さくシルフィーが手を上げる。
「……私も、飲んでみたいです」
おおぅ!シルフィーなんて積極的なんだ。
飲みたいなら、そんな瓶じゃなくとれた新鮮なのを直接搾り取ればいいものを。
シルフィーは、ビンをリルから受け取ると、おもむろに部屋の隅に歩いていく。
ん?とみていると、あっ!
矢じりを取り出し、その先端を指でなぞる。
スッと切れてすぐに鮮血が溢れ始める!
もうなんでこううちの美少女達は自分の体をいたわらないんだ!
指から血を流しながら、シルフィーもゴクッと聖液を嚥下していく。
はたして
「……飲みにくい」と何事もなかったように静かにつぶやく。
「で、どうや?」
「……何も」と指から血を流しながら手の甲で口元をぬぐい、ビンをレナールに向ける。
「あっ、いやうちは遠慮しとくわぁー」と離れていくレナール。
あとでダイレクトに飲ませてやる!うおっと、
突然、シルフィーがベッドの上に飛びついてきて、僕を押し倒した。
僕の腹の上で中腰になりながら、スカートをたくし上げ、ショーツをけるように脱ぎ捨てる。
獣のような動き、うっ!チンコがつかまれた。
いやん、乱暴にしないで!
でも気持ちいい……。
シルフィーに乱暴につかまれたチンコは、シルフィーにマンコに無理矢理突っ込まれる。
ミチッミッチとチンコが膣道をこじ開けていく。
若干亀頭が痛い。
先日処女を奪ったばかりで、まだこなれていないアソコは狭い。
それでもシルフィーは痛くないのか、おかいなしに飲み込んでいって、根本まですっぽり入った。
「・・・・・・入りました。・・・・・・出してください」と僕の上にまたがったチンコさされながら淡々という。
いや、出してと言われましても。
「シルフィー、出してもらうには気持ちよくなってもらわないとだめなのよ」とシオンがシルフィーに優しく言う。
紅玉の瞳がぼくを見ろして――――ひゃあっ!
シオンが僕の乳首を舐めてきた。
今まで乳首を舐めることはあれど、舐められたことはない!
気持ちいい!というよりなんだむずがゆい。
いままで味わったことのない類の快感がぼくの全身を這うように襲う。
「んっ・・・・・・なるほど。膣で棒がビクビクしてます」
棒じゃなくて、チンコとか言いなさい!
「レナール、あなたも反対を舐めて!」
「うち?!」と実験にノリ気じゃなく、いつもとは違い静かに身を潜めていたレナールが素っ頓狂な声をあげる。
そんなレナールにシオンが僕の聖液が入った瓶を掲げる。
「ほかの実験でもいいのよ?」と言うと、「うち、舐めるわぁ!上様気持ちよくなってなぁ~」
レナールがベロンと舌を大き出すとハケで塗るように舐めてきた!
しかもシオンと違い種族独特のものなのか、舌の粒が大きくざらついている。
違った快感が全身を襲う。
さらに―――「・・・・・・動き、ます。ん!」とシルフィーが腰を振り始める。
チンコを入れて慣れてきたのか、奥からマン汁が徐々に溢れてきて、滑りがよくなってくる。
パンッパンッパンッパンッパンッとシルフィーが静かな言動に似合わない獣ような激しい動きでチンコを絞り上げる。
くっ、さすが戦闘民族。
膣内もヒダがビッチり絡んできて攻撃的だ!
両乳首攻めに、攻撃的なマンコ、さらに僕の顔が柔らかい何かで挟まれ、上から影がかかる。
見れば、リルが僕の頭を太ももで挟み、顔を覆いかぶさるように見ていた。
釣り目をキッとあげているものの、頬は赤らみ、トロ顔になりつつある。
「まったく、なんで私がこんなこと好きじゃないんだけど」と悪態をつきながら蛇のようにチョロと舌先を出す。
まさか―――やめっ、僕の精子飲んだ口で――――
リルは僕の唇に吸い付いてきて、そのまま舌を潜り込まして来た。
「はむっ、レロ、ジュルルルルルル」
口内を舐めまわされ、唾液を吸われると、自然と舌を絡めてしまう。
幸い、苦味などはなくリルの味しかしなかった。
舌を、乳首を、チンコを、攻めたれられ、僕を込み上がってきた射精感を押さ得ることができず、
精液を出しますか
聖液を出しますか
ドピュ、ドジュルルルルルルルルルと、2発目だというのに、特濃の聖液が迸る!!
「うえはま、めっちゃビクビクしてるやん」
ビクンビクンと痙攣したように腰を振る僕を見てシオンが乳首から離れる。
「どうシルフィー?」
「・・・なんだか暖かいです」という感想をいいつつ、手のひらをかざした。
シルフィーの綺麗な手だ。
傷などついていない。
「中出しされた本人しかダメていうこと?使えないわね」と口元から涎を垂らしながらリルが悪態をつく。
はぁはぁ、なんだが、溜まっていたドロっとした何かが全部吐き出された爽快感で悪態をつくリルも可愛く見える。
ふぅー、ハーレムセックス最高かよ。
程よい倦怠感に包まれていると、シオンがまたリスカし始める。
宝石のように輝く紅玉の瞳と同じ、紅い血が白い肌に伝っていく様は、幻想的だと言える。
シオンの赤い線のような鮮血を流す腕が瓶を持つ。
僕の白濁液、量はもうそれなりに減っているそれをぐびりと煽る。
お口に合わなかったのか眉根を寄せ、口元についた白い粘液を指で掬ってぺろりと舐める。
「ふぅー」と悩まし気にため息をついた。
「本人でもダメみたい。やっぱり中だしされた状態じゃないとダメってことかしら」
紅玉の瞳が僕を見おろし、スベスベの裸体でしなだりかかってくる。
「もう少し出していただきますね。旦那様」
ああっー、これは徹底的に絞り出されるな。
シオンの妖しく光る紅玉の瞳を見て僕はそう確信した。
もちろん響かせているのは、僕だ。
腰を思いきり打ち付けるたびに、白銀のように白く輝く銀髪の髪が振り乱れ、白磁のようにきれいな白い肌に吹き上がった汗が雫となって落ちる。
突き入れるたびに腹の肉に当たるシオンの瑞々しい肌。
ベッドに倒れ、抱き着くように密着した体制で、ベッドに縫い付けるようにシオンに突き入れる。
荒く甘い吐息が僕の耳元をくすぐり、「我慢せず、いっぱい出してください。旦那様」と魂が揺さぶられるウィスパーボイスが脳髄をしびれさせる。
くっ、すごい締め付けだ。
チンコ全体をぎゅゆうううと絞るように、ヒダが絡みついてきて、僕は、出る!!と思った時だった。
精液を出しますか、聖液を出しますか
という二択が思い浮かんだ。
これが、スキルか!!!
僕は射精する瞬間、聖液を選択した。
どびゆ、どびゅるるるるるるるうるるるうるるる、という溜まりにたまった精液が尿道を通っていく快感はそのまま、シオンの名器マンコに注いでいく。
射精した感じは、変わらないけど。と自然と腰が動き、最後の一滴までシオンの膣奥へといくように突き入れながら出す。
「ふっー」と僕は出し終えると、チンコを引き抜くと、コポォオオとシオンのマンコから精液いや聖液なのか?が溢れる。
うーん、見た目は、「なんや全然いつも変わらんやん」とレナールがのぞき込んでくる。
「確かに見た目じゃ分からないわね。シオン姉様お疲れ様です。どうぞ」とリルがシオンに半透明な瓶を渡す。
「ありがとう、リル。・・・・・・んっう!」
中だしされたシオンは、ベッドの上でおしっこするような姿勢を取ると、瓶をマンコに宛がい、うんっ!と力みだした。
ぶりゅっ~と、清楚なシオンには似合わない下品な音を響かせながら、瓶に先ほど放った聖液を注いでいく。
薄い銀髪から覗くピンク色のクレパスから、ドロっとした白い粘液が次々と溢れていく様を見ていると、ムラッとしてきた。
またアソコにぶち込みたいと僕の息子が起立する。
「・・・・・・何か、感じる?」
シルフィーの静かな問いにシオンは首を横に振る。
「いいえ、出せれている感じはいつもと変わらないわ。うんっ!」と力んで奥の指で掻きだし始めた。
瓶を満たしていく聖液を眺めながら僕は少し思い出していた。
「鑑定してみましょうか」
やはり鑑定スキルが使えるらしいトラエルさんが、説明してくれた。
射聖液の効果はとんでもないチートスキルだった!
僕の想像したチートスキルとは違うけど。
効果は、こんな感じだ。
異性を対象に中だし際、精液を聖液に変えることが出来る。
聖液の効果は、量に比例する。
怪我を治し、あらゆる病魔を退け、状態異常を回復する。
つまり、
「それは薬や、ポーションということでしょうか?」とシオンが尋ねる。
確かに効能はポーションのそれだ。
そうかポーション精液になるということか。
しかし、まさかとトラエルさんが首をふる。
えっ、違うの?!と僕は内心がっかりしたが、
「それどころか、あらゆる病魔を退けるなんて、霊薬級と考えていいわよ。比例するというのがどこまでか分からないけど」
トラエルさんが僕を見ると、碧眼の瞳がすっと細まり、小声で何を言う「搾り取って試してみたいわ~」
「霊薬 こいつの精液が!あの伝説のアイテムになるていうこと!」
とトラエルさんの何かをかき消すようにリルがでかい声で僕を指さす。
こいつだと!僕はご主人様だぞ。
あとで、射聖液をぶち込んでやる!
「旦那様でしょ、リル」とそんなリルをシオンが窘める。
さすが、シオンだ。
ご褒美に僕の射聖液をあげよう。
「でもあれやん!伝説の霊薬ちゅうとこはさ、売れるんちゃうの!」とレナールがわくわくとしっぽを振っている。
「げぇ、あんたこいつの精液なんて売るつもりなの!誰が買うのよそんなの」とリルが両腕で体を抑えるように震えている。
「精液やなくて、聖液なんやろ!まぁ例えそうだしても、病気を治せるなら・・・・・・ていう人はぎょーさんおるで!貴族に売りつけようやん!」
そしたら、工房ももっと大きく出来るでー!とレナールが躍るようにウキウキしている。
そんなことを考えいたのか、
「・・・・・・中だし、限定」
そんなレナールに釘をさすようにシルフィーが言う。
「・・・・・・あぅ、せやった。一発やらなあかんのかー」と尻尾を下げる。
そうこの霊薬の弱点はポーションのように飲んだり、ぶっかけたりではなく中だしじゃないとだめ点だ。
まぁ僕は困らないけどね。
ぐっふふ、中だしの口実が増えたぞ。
「・・・・・・中だしした後、瓶に詰めて持ち歩けるかあとで確認しましょう」とシオンの紅玉の瞳がまるで実験どうぶつを見るような目で見てくる。
こりゃ、たっぷり搾り取られそうだな。
その後、トラエルさんによって、再び館へと戻してもらい岐路に着いた。
なんでも黄金卿は、黄金卿でプレゼントを用意するらしいから、また呼ぶらしいとのこと。
そんなものいらないから、ほっといてくれ!
とも言えず、僕は愛想笑いを浮かべながら、帰りの馬車に乗って今に至る。
僕が回想している間に、粗方瓶に詰め終わったシオンは、繫々とそれを眺めている。
うーん、コンドームに溜まった精子を見られるのかこんな気分なんだろうか。
「ちょっと試してみましょうか」というと、レナールのナイフを取り出し。「ふぁっ?!」と僕が止めるまもなくシオンは自分の手のひらを切り裂いた。
スッとシオンのきれいな手に線が入り、線になぞって赤い鮮血が流れる。
ああっ、シオンのきれいな手に血が!!
「あっうわかうぅわ」と僕が声にならない悲鳴を上げながらシオンの手を取ると、それは起こった。
ぱああんとシオンが淡く輝く
これは、と思っていると、・・・・・・血が止まっている?
僕は服の裾が汚れるのも構わず、シオンの手のひらを拭くと傷一つ残っていないスベスベないつものシオンの手のひらがあった。
ベロリと舐めて見ると、いつものシオンの味がした。
「・・・・・・すごいです。本当にポーションのよう」とシオンが珍しく紅玉の瞳を見開いて驚いている。
すごいね~じゃない!
シオンの肌に傷がつくなんてダメだ!!!
僕はシオンからナイフを取り上げようと手を伸ばすが、ひょいと躱されて、そのままベッドに倒れ込んでしまう。
くっ、猫のようなしなやかさだ。
「リル、これ飲んでみなさい」とシオンがリルに僕の精液が入った瓶を渡す。
げぇ、ととても嫌な顔しながらもリルはシオンに逆らえないのだろう渋々といった感じで受け取る。
「……」
「リル、これは必要なことなの」とシオンに念を押されて、リルが眉根を寄せながらぐいっと一口飲むと、
ぱああと発光する。
「ふんっ、相変わらず不快な味だわ」
と吐き捨てるように言うが、お酒を飲んだ時のように頬が赤くなっている。
本当は、僕の精子大好きっ子なんだよな。
「光りよったぁ!ってことは飲んでも効果あるんか!」
「うーん、そうとも限らないわね」とシオンが裸のまま、まじめに考えこむ。
小さすぎず、大きすぎない手のひらサイズの胸が押し上げられるのが扇情的で、僕は次の実験にもすぐに移行できそうだ。
「どういうことや?」
「……リル姉様、……だから?」
???を浮かべるレナールに、シオンが嘆息しつつ、説明する。
「リルはもともと精液から魔力を回復できるし。どう?」
「はい、シオン姉様。いつもとは違う味でしたが、魔力が回復する感じはいつもと同じような気がします」
とリルが口元ぬぐいながら言う。
シオンは確かに回復したが、リルは回復してないのかもしれない。
ということは、精飲ではだめでやはり中だし限定の効果なのか。
スッと小さくシルフィーが手を上げる。
「……私も、飲んでみたいです」
おおぅ!シルフィーなんて積極的なんだ。
飲みたいなら、そんな瓶じゃなくとれた新鮮なのを直接搾り取ればいいものを。
シルフィーは、ビンをリルから受け取ると、おもむろに部屋の隅に歩いていく。
ん?とみていると、あっ!
矢じりを取り出し、その先端を指でなぞる。
スッと切れてすぐに鮮血が溢れ始める!
もうなんでこううちの美少女達は自分の体をいたわらないんだ!
指から血を流しながら、シルフィーもゴクッと聖液を嚥下していく。
はたして
「……飲みにくい」と何事もなかったように静かにつぶやく。
「で、どうや?」
「……何も」と指から血を流しながら手の甲で口元をぬぐい、ビンをレナールに向ける。
「あっ、いやうちは遠慮しとくわぁー」と離れていくレナール。
あとでダイレクトに飲ませてやる!うおっと、
突然、シルフィーがベッドの上に飛びついてきて、僕を押し倒した。
僕の腹の上で中腰になりながら、スカートをたくし上げ、ショーツをけるように脱ぎ捨てる。
獣のような動き、うっ!チンコがつかまれた。
いやん、乱暴にしないで!
でも気持ちいい……。
シルフィーに乱暴につかまれたチンコは、シルフィーにマンコに無理矢理突っ込まれる。
ミチッミッチとチンコが膣道をこじ開けていく。
若干亀頭が痛い。
先日処女を奪ったばかりで、まだこなれていないアソコは狭い。
それでもシルフィーは痛くないのか、おかいなしに飲み込んでいって、根本まですっぽり入った。
「・・・・・・入りました。・・・・・・出してください」と僕の上にまたがったチンコさされながら淡々という。
いや、出してと言われましても。
「シルフィー、出してもらうには気持ちよくなってもらわないとだめなのよ」とシオンがシルフィーに優しく言う。
紅玉の瞳がぼくを見ろして――――ひゃあっ!
シオンが僕の乳首を舐めてきた。
今まで乳首を舐めることはあれど、舐められたことはない!
気持ちいい!というよりなんだむずがゆい。
いままで味わったことのない類の快感がぼくの全身を這うように襲う。
「んっ・・・・・・なるほど。膣で棒がビクビクしてます」
棒じゃなくて、チンコとか言いなさい!
「レナール、あなたも反対を舐めて!」
「うち?!」と実験にノリ気じゃなく、いつもとは違い静かに身を潜めていたレナールが素っ頓狂な声をあげる。
そんなレナールにシオンが僕の聖液が入った瓶を掲げる。
「ほかの実験でもいいのよ?」と言うと、「うち、舐めるわぁ!上様気持ちよくなってなぁ~」
レナールがベロンと舌を大き出すとハケで塗るように舐めてきた!
しかもシオンと違い種族独特のものなのか、舌の粒が大きくざらついている。
違った快感が全身を襲う。
さらに―――「・・・・・・動き、ます。ん!」とシルフィーが腰を振り始める。
チンコを入れて慣れてきたのか、奥からマン汁が徐々に溢れてきて、滑りがよくなってくる。
パンッパンッパンッパンッパンッとシルフィーが静かな言動に似合わない獣ような激しい動きでチンコを絞り上げる。
くっ、さすが戦闘民族。
膣内もヒダがビッチり絡んできて攻撃的だ!
両乳首攻めに、攻撃的なマンコ、さらに僕の顔が柔らかい何かで挟まれ、上から影がかかる。
見れば、リルが僕の頭を太ももで挟み、顔を覆いかぶさるように見ていた。
釣り目をキッとあげているものの、頬は赤らみ、トロ顔になりつつある。
「まったく、なんで私がこんなこと好きじゃないんだけど」と悪態をつきながら蛇のようにチョロと舌先を出す。
まさか―――やめっ、僕の精子飲んだ口で――――
リルは僕の唇に吸い付いてきて、そのまま舌を潜り込まして来た。
「はむっ、レロ、ジュルルルルルル」
口内を舐めまわされ、唾液を吸われると、自然と舌を絡めてしまう。
幸い、苦味などはなくリルの味しかしなかった。
舌を、乳首を、チンコを、攻めたれられ、僕を込み上がってきた射精感を押さ得ることができず、
精液を出しますか
聖液を出しますか
ドピュ、ドジュルルルルルルルルルと、2発目だというのに、特濃の聖液が迸る!!
「うえはま、めっちゃビクビクしてるやん」
ビクンビクンと痙攣したように腰を振る僕を見てシオンが乳首から離れる。
「どうシルフィー?」
「・・・なんだか暖かいです」という感想をいいつつ、手のひらをかざした。
シルフィーの綺麗な手だ。
傷などついていない。
「中出しされた本人しかダメていうこと?使えないわね」と口元から涎を垂らしながらリルが悪態をつく。
はぁはぁ、なんだが、溜まっていたドロっとした何かが全部吐き出された爽快感で悪態をつくリルも可愛く見える。
ふぅー、ハーレムセックス最高かよ。
程よい倦怠感に包まれていると、シオンがまたリスカし始める。
宝石のように輝く紅玉の瞳と同じ、紅い血が白い肌に伝っていく様は、幻想的だと言える。
シオンの赤い線のような鮮血を流す腕が瓶を持つ。
僕の白濁液、量はもうそれなりに減っているそれをぐびりと煽る。
お口に合わなかったのか眉根を寄せ、口元についた白い粘液を指で掬ってぺろりと舐める。
「ふぅー」と悩まし気にため息をついた。
「本人でもダメみたい。やっぱり中だしされた状態じゃないとダメってことかしら」
紅玉の瞳が僕を見おろし、スベスベの裸体でしなだりかかってくる。
「もう少し出していただきますね。旦那様」
ああっー、これは徹底的に絞り出されるな。
シオンの妖しく光る紅玉の瞳を見て僕はそう確信した。
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ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
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フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
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