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34話 3人組
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久美は走った。
もう人生でこれ以上ないくらい走った。
そのためだろうか、お腹が痛い。水を飲んで走るとお腹が痛くなる。そんな感じ。
ゴンに最後に言われたミリオを探せと、そんなことを言われたってどこにいるかなんてわからないよ。だというのに、本能でそう感じるのか、久美の足は迷うことはなかった。
涙が渇くくらい走り、心臓が痛いくらいに鼓動している。でも止まらない。止まったら、動けなくなりそうだったから。
果たして、久美は目的の場所へと止まらずにたどり着いた。
「おう、久美か。…………一人か、ここは危険だ。上にいくぞ」
葵が寝ているはずの事務室、そこからミリオが出てくるところだった。
なんて、タイミングの良さ、久美ちゃん流石!と喜びたいところだが、ミリオの服は血だらけだった。
「…………うん、ああっ、これか。大丈夫だ。…………返り血だ、気にするな。行くぞ」
そうぶっきらぼうに告げると頼もしい、思わず抱き着きたくなるほどにかっこいい背中を見せる。
だから、かもしれない。それを聞いて久美は自然と言えた。
「あっははは、それはよかった。でも私は残るは」
「だめだ!なんといっても俺は、――――」
叫び、引っ張ってでも連れて行くぞと近づいていて来たミリオに服をたくし上げて見せる。
「おっ、男の子だね。この久美ちゃんの柔肌に興奮しちゃったかな」
「…………その、なんだ…………すまん」
「なんじゃ、そら!そこはご馳走です!とか嬉しいです!とか顔を赤らませるところだろ!」
たくし上げられた制服、可愛らしいヘソとは裏腹に、歯型に沿って腹の肉が赤黒く見えていた。
「いやJCのヘソに喰らいつく事案発生的な。いや腹の贅肉を取ってくるなら上げるなんて言ってたことあるけど、まぁー世の中そんなに甘くないよねー」
「……、俺は」
ミリオが何か言いかけるのを遮って、久美はミリオをしっしと手で払う。この数日の体験でミリオの天然ぶりを味わってきた、どうせ最後まで空気読めないことを言うに決まっている。
「ああ、もういいから。そういうのはさ。中にいるんだよね?委員長も…………絵里奈も…………絵里奈」
なぜだろう。そんなことは決まっていないのに、分かるはずもないのに、久美には二人が仲にいるとなぜか分かった。
「はい、はい、行った行った。ここからはガールズトークの時間だよ。男子禁制なの、ほら、しっ、しっ、」
それとねと久美は続ける。
「みんなを助ける!これは素晴らしいことだけどさ、やっぱり守りたい女の子は一人に絞らないとだめだぞ!久美先生からの最後のアドバイスだぞ」
「……すまない」
「はいはい。湿っぽいのも禁止、…………ちなみにさ。絵里奈とか…………委員長から、何か聞いたりした?」
「何かっていうのは?…………ああ、すまない。その最後のこと―――」
「――――カァー!最後まで天然だな、おい。聞いてないなら、いいよ。じゃあ絵里奈と委員長が待ってるから」
と久美はミリオとのやりとりを無理やり終わらせ、扉を拒絶するようにぴしゃりと閉めた。
ふっー、よしこれで。
「浜崎」
扉越しに声を掛けられ、びくっと震える。
「助かった。アドバイスも……守れたら守れる。お前はいい女だな。じゃあな!」
そう言い残して、徐々に足音が遠ざかっていく。
おいおいまじですかい、旦那。いやー油断してたわ。何、最後の奴。さすが五又野郎だな、絵里奈的に言えば、朴念仁難聴ラノベ主人公?ってやつだね。いやナチュラルにハーレムルート狙ってきやがったよ。まったく。
……はぁ!いや委員長、絵里奈、これは違うの。抜け駆けしてたんじゃないよ!ていうかさっきまでイチャコラしてたのは絵里奈だよね?私は悪くないぞー。
ということで仕切り直し。
じゃじゃーん、久美ちゃん。ただいま帰還致しました。ビシぃいッ!
おやおやお二人さん、おねむかな。ていうか、絵里奈は床で直寝かぁ、現役JCの癖に女子力足らんぞ!よこらっせとていうか重いとても重いですぞ、なんでこの禁欲生活で太るかな。食べてないんだから、痩せね!普通痩せね。
ふうーどうにか椅子に移動出来た。おっとスカート捲れてパンツ丸見え。眼福眼福って!どちからというとそういうのは絵里奈のキャラだったよね、なにせ葵@委員長は私の嫁だし。
もう二人ともテンション低いぞ。
ああ、分かったわ。二人とも後ろめたいんでしょ、そうでしょう。私だけだからね。男より女の友情取ったのにね。
でも私はまったく怒ってないよ。それよりも二人とも気にしすぎだぞ。たかだミリオ君一人ごとき私たちの友情は壊れないぞ。
もう折角だから、ネタバレいきます。ネタバレ。
まずは委員長、絵里奈のこと気にしすぎ、行けるときはいけ!絵里奈も形だけは応援してただろう。
そして、絵里奈。自分に素直になれ!お前ミリオ好きだろう。うまく隠してたつもりかもしれないけど、バレバレだぞ。委員長も言ってやれ本当は気づいてましたって。幼馴染はバットエンドなんてフラグをぶち壊してしまえよ!
さらに、爆弾発言大炎上いきます。
実は、私はミリオ君のこと好きでした!もう3人ともガチムチ好きとか類は友を呼んじゃった?
はい、どうでしょう。驚いたでしょう。えっ、まじで?どこに布石あった?本読み返しちゃってる??はい、私の勝ち!二人とも気づかなかったねー。
いやまぁさ、これは物語で言えば作者しか知らない裏設定的な。ちゃんとお布施して特典資料集買った信者しか知らないエピソードだから。
絵里奈が言うかつてあった5又事件。実はあれ6又なんだよね。いわゆる私は歴史の闇に隠された幻のシックスメン、いやウーメンなのよ。絵里奈ね、実は1年間だけ同じ小学校だったんだよね。転校&転校のコンボで同じ中学生になりました。絵里奈は覚えてなかったみたいだけど、しょうがないよね。ミリオ君しか見てなかったもんねー。
よし、ドンドン行こうか。
パーリィーは始まったばかりだよ。うーん、そうだな。私歌います。
結局葵傷心カラオケも行ってないしねー。
でも今日はあたしが歌うよ。文句は言わせないよ。
なにせ実はさ、あたし歌手目指してました系な。意外?嘘、私の歌はうまいとか言ってたのはお世辞だったの?!
でもいくよ、では久美の十八番いきます。
………………あれっ、なんだろうね。二人には私の魂の叫びを聞かせてやろうと思ったのに。視界がぼやけてきたよ。口もカラカラで。うっ、目から汗が。
なによ、これ。あれか。所謂下積ストリートしてたアーティストがドーム公演とかで感動して歌えなくなっちゃうやつかな。しょうがないな、とりあえずありがとうありがとうって言っておくね。
ほかになにがあるかな。まだまだ色々言いたいこといっぱいあったはずなのにな、なんか出てこなくちゃった。こらこらどうした私、花のJCだぞ。マニアよだれものだぞ。
あーあ、体が重い。ちょっと座りますわ。わぁおまた全開、ほら男子共久美ちゃんのパンもろだぜ、拝め拝め。
……このまま、害虫(ペスター)になるのかな。
あれ、意外といいんじゃね?また三人一緒じゃん。うぉーうぉー言おうぜ。
もうなんでこうドアが遠いんだよ、届かないよ。念力でドアを……開かないよね。
はぁもう眠いしいいか。扉くらい三人ならぶち壊せるでしょ。委員長、絵里奈も寝てるし、私も寝てもいいよね。
寝て起きたらさ、また三人一緒にいおうね。
今度は害虫(ペスター)、攻撃側だからね、三位一体でアタックだよ。なんつって、
だからさ、今度もさ……一人の…………とり…………あったり………して……………………。
もう人生でこれ以上ないくらい走った。
そのためだろうか、お腹が痛い。水を飲んで走るとお腹が痛くなる。そんな感じ。
ゴンに最後に言われたミリオを探せと、そんなことを言われたってどこにいるかなんてわからないよ。だというのに、本能でそう感じるのか、久美の足は迷うことはなかった。
涙が渇くくらい走り、心臓が痛いくらいに鼓動している。でも止まらない。止まったら、動けなくなりそうだったから。
果たして、久美は目的の場所へと止まらずにたどり着いた。
「おう、久美か。…………一人か、ここは危険だ。上にいくぞ」
葵が寝ているはずの事務室、そこからミリオが出てくるところだった。
なんて、タイミングの良さ、久美ちゃん流石!と喜びたいところだが、ミリオの服は血だらけだった。
「…………うん、ああっ、これか。大丈夫だ。…………返り血だ、気にするな。行くぞ」
そうぶっきらぼうに告げると頼もしい、思わず抱き着きたくなるほどにかっこいい背中を見せる。
だから、かもしれない。それを聞いて久美は自然と言えた。
「あっははは、それはよかった。でも私は残るは」
「だめだ!なんといっても俺は、――――」
叫び、引っ張ってでも連れて行くぞと近づいていて来たミリオに服をたくし上げて見せる。
「おっ、男の子だね。この久美ちゃんの柔肌に興奮しちゃったかな」
「…………その、なんだ…………すまん」
「なんじゃ、そら!そこはご馳走です!とか嬉しいです!とか顔を赤らませるところだろ!」
たくし上げられた制服、可愛らしいヘソとは裏腹に、歯型に沿って腹の肉が赤黒く見えていた。
「いやJCのヘソに喰らいつく事案発生的な。いや腹の贅肉を取ってくるなら上げるなんて言ってたことあるけど、まぁー世の中そんなに甘くないよねー」
「……、俺は」
ミリオが何か言いかけるのを遮って、久美はミリオをしっしと手で払う。この数日の体験でミリオの天然ぶりを味わってきた、どうせ最後まで空気読めないことを言うに決まっている。
「ああ、もういいから。そういうのはさ。中にいるんだよね?委員長も…………絵里奈も…………絵里奈」
なぜだろう。そんなことは決まっていないのに、分かるはずもないのに、久美には二人が仲にいるとなぜか分かった。
「はい、はい、行った行った。ここからはガールズトークの時間だよ。男子禁制なの、ほら、しっ、しっ、」
それとねと久美は続ける。
「みんなを助ける!これは素晴らしいことだけどさ、やっぱり守りたい女の子は一人に絞らないとだめだぞ!久美先生からの最後のアドバイスだぞ」
「……すまない」
「はいはい。湿っぽいのも禁止、…………ちなみにさ。絵里奈とか…………委員長から、何か聞いたりした?」
「何かっていうのは?…………ああ、すまない。その最後のこと―――」
「――――カァー!最後まで天然だな、おい。聞いてないなら、いいよ。じゃあ絵里奈と委員長が待ってるから」
と久美はミリオとのやりとりを無理やり終わらせ、扉を拒絶するようにぴしゃりと閉めた。
ふっー、よしこれで。
「浜崎」
扉越しに声を掛けられ、びくっと震える。
「助かった。アドバイスも……守れたら守れる。お前はいい女だな。じゃあな!」
そう言い残して、徐々に足音が遠ざかっていく。
おいおいまじですかい、旦那。いやー油断してたわ。何、最後の奴。さすが五又野郎だな、絵里奈的に言えば、朴念仁難聴ラノベ主人公?ってやつだね。いやナチュラルにハーレムルート狙ってきやがったよ。まったく。
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じゃじゃーん、久美ちゃん。ただいま帰還致しました。ビシぃいッ!
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ああ、分かったわ。二人とも後ろめたいんでしょ、そうでしょう。私だけだからね。男より女の友情取ったのにね。
でも私はまったく怒ってないよ。それよりも二人とも気にしすぎだぞ。たかだミリオ君一人ごとき私たちの友情は壊れないぞ。
もう折角だから、ネタバレいきます。ネタバレ。
まずは委員長、絵里奈のこと気にしすぎ、行けるときはいけ!絵里奈も形だけは応援してただろう。
そして、絵里奈。自分に素直になれ!お前ミリオ好きだろう。うまく隠してたつもりかもしれないけど、バレバレだぞ。委員長も言ってやれ本当は気づいてましたって。幼馴染はバットエンドなんてフラグをぶち壊してしまえよ!
さらに、爆弾発言大炎上いきます。
実は、私はミリオ君のこと好きでした!もう3人ともガチムチ好きとか類は友を呼んじゃった?
はい、どうでしょう。驚いたでしょう。えっ、まじで?どこに布石あった?本読み返しちゃってる??はい、私の勝ち!二人とも気づかなかったねー。
いやまぁさ、これは物語で言えば作者しか知らない裏設定的な。ちゃんとお布施して特典資料集買った信者しか知らないエピソードだから。
絵里奈が言うかつてあった5又事件。実はあれ6又なんだよね。いわゆる私は歴史の闇に隠された幻のシックスメン、いやウーメンなのよ。絵里奈ね、実は1年間だけ同じ小学校だったんだよね。転校&転校のコンボで同じ中学生になりました。絵里奈は覚えてなかったみたいだけど、しょうがないよね。ミリオ君しか見てなかったもんねー。
よし、ドンドン行こうか。
パーリィーは始まったばかりだよ。うーん、そうだな。私歌います。
結局葵傷心カラオケも行ってないしねー。
でも今日はあたしが歌うよ。文句は言わせないよ。
なにせ実はさ、あたし歌手目指してました系な。意外?嘘、私の歌はうまいとか言ってたのはお世辞だったの?!
でもいくよ、では久美の十八番いきます。
………………あれっ、なんだろうね。二人には私の魂の叫びを聞かせてやろうと思ったのに。視界がぼやけてきたよ。口もカラカラで。うっ、目から汗が。
なによ、これ。あれか。所謂下積ストリートしてたアーティストがドーム公演とかで感動して歌えなくなっちゃうやつかな。しょうがないな、とりあえずありがとうありがとうって言っておくね。
ほかになにがあるかな。まだまだ色々言いたいこといっぱいあったはずなのにな、なんか出てこなくちゃった。こらこらどうした私、花のJCだぞ。マニアよだれものだぞ。
あーあ、体が重い。ちょっと座りますわ。わぁおまた全開、ほら男子共久美ちゃんのパンもろだぜ、拝め拝め。
……このまま、害虫(ペスター)になるのかな。
あれ、意外といいんじゃね?また三人一緒じゃん。うぉーうぉー言おうぜ。
もうなんでこうドアが遠いんだよ、届かないよ。念力でドアを……開かないよね。
はぁもう眠いしいいか。扉くらい三人ならぶち壊せるでしょ。委員長、絵里奈も寝てるし、私も寝てもいいよね。
寝て起きたらさ、また三人一緒にいおうね。
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