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5話 崩壊した世界
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ガチャリ、ギィイと普段なら、多少の軋みや音など気にもしないヨハクだが、音を立てると先ほどの害虫(ペスター)が出てくる気がして、気が気ではなかった。
扉を徐々に開け、そっと左右を見渡す。先ほどの害虫(ペスター)の衣服が落ちいているくらいだ。
「ねぇ」
「―っ、!な、なに!」
急に後ろから声をかけられ、ヨハクはびくりと後ろを振り向いた。
そこには可愛らしく不思議そうに首をかしげなげているアイリスがいて、
「何をそんなに驚いているのよ?」
「う、うしろから、急に声かけないでよ!」
「もう、そんなにびびることはないわよ。この階には少なくともさっきの奴だけよ。私はなんでも行き来しているから、大丈夫よ」と、大胆にもアイリスは空いた扉の隙間からすり抜けスタスタと歩いて行ってしまった。
ヨハクも慌てて、追いかけた。血がところどころついた衣服が無造作に落ちている。ヨハクはそれを見つつ、踏まないように飛び越えた。
廊下の奥、害虫(ペスター)が出てきた“415”号室の扉が手招きしているように揺れていた。できれば近づきたくなかったのだが、アイリスはどうやら“415”号室の奥、屋上に用があるようで、気にせずスタスタとスキップでもしかねない勢いで歩いている。もし、アイリスが触れば折れてしないそうなほど細く可憐な美少女でなかれば、背中にくっついて着いていきたいぐらいの頼もしさだ。
しかし、ヨハクも男のだ。年端もいかない少女とはいえ、可愛い女の子前であまり無様な真似はできず、手に持ったベレッタにしがみつくようにグリップを力強く握った。
“415”号室の扉から、害虫(ペスター)が!……飛び出してくる、ことはなくそのまま通れた。その際に、部屋の様子が見てとれた。
“415”号室に限らず、端に配置された部屋はたいていがほかの部屋よりは広く二人用、いわゆるカップル席やペアシートと呼ばれるタイプの部屋の作りをしている。LEDの変わらない薄暗い照明に照らし出された部屋は、同じくフラットシートに、デスクがあり、モニターが2台置かれているだけの簡素な作りだ。
そして、そこには、先ほどの連れだろうか、もとは何色だったか、分からないほどに血で汚れおり、スカートをはいていることから辛うじて女性と分かる。
死体を初めてみたわりに、それほどの衝撃がないのはそれが異質だからだろう。
「木が生えてる」
女性の首から上がなく、つた植物がとぐろを巻くように生い茂り、まるで頭の代わりにそこから生えているように感じた。その光景が作り物めいて見えてヨハクはそこまでの忌避感を感じなかった。
しかし、害虫(ペスター)に襲われた人は、害虫(ペスター)になるのだ、この人も立ち上がってくるかもしれない。ヨハクは油断なくベレッタを構えた。
確かめたほうがいいのだろうか、そう思ったとき、アイリスが「もうなにをぼうっとしているのよ」と扉の陰から顔出した。
「ああっ、あれのこと? ただの雑草(ウィード)じゃない、ああなったらもう動かないわよ」
「そうよ、もう見てなさい」
危ない!と声をかける間もなく、アイリスはヨハクの横をすり抜けて、部屋へと入り込み、えいっと可愛らしく声をあげたかと思うと、
「えっ!!」
死体を蹴り上げた!
蹴られた死体とともに絡みついた葉やつたが揺れるが、……それに反応して襲ってくることどころか、アイリスの言った通り動くことはなかった。
「ほらね」と行動とは裏腹に可愛らしくウィンクしてくる。
その行動に呆然としているヨハクに、これで分かったでしょ、こっちよと手を引いアイリスは手を引いた。
促されるまま、ヨハクは屋上への階段を上った。
屋上の少し重い扉を開くときに、ちらりと階段の下をのぞいたが、さきほどの死体が起き上がってくるこちらを見ているなんてことはなかった。
屋上の扉を肩で押すようにヨハクは開いた。ただでさえ鉄製で重い扉が、風雨で錆びていて開きずらいのだ、ちゃんとメンテナンスをして欲しいところだが、店長さん曰く「そのほうがぽいっだろう?」とニヒルに笑っていたのを思い出した。
ギッシィイイイ、バッタンと重く扉が閉じると同時、両手で構えたベレッタをまっすぐ突き出し、正面・扉の左右と確認していく、素人が映画に出てくる特殊部隊をまねたような滑稽さだが、ヨハクは真面目にやっていた。それほど広くなく右側に貯水槽であるタンクとクーラーの室外機が置かれており、正面に緑のロープで覆われたシューティングレンジが見える。
どうやら、害虫(ペスター)はいないようだ。
そんな安堵するに、ほっと息を吐き出すヨハクの横を、こいつ何してるんだ?というリアクションすらなく無言でアイリスはスタスタとシューティングレンジへと歩いていく。
ヨハクはちょっと寂しい気持ちになったが、アイリスの後を追ってシューティングレンジへと入る。
コンテナを改良して作られた店長さん自慢のシューティングレンジは、荒れていはなく、きれいなままだった。
およそ20メートルほどのレーンの先には、的だろう黒の人型に白いサークルが数か所に書かれている。それが2レーンほどあった。
レーンの横にカウンターがあり、その奥には備品だろう、段ボールがたかだがと積み上げられている。
そこから何かを破いたり、ガサゴソと物を漁る音が鼻歌まじりに聞こえてきた。
どこかで聞いたことがあるようなメロディーラインだったが、ヨハクには思い出せなかった。ヨハクは手持ち無沙汰になり、シューティングレンジを出た。
今日は雨模様のようで、ここに来た時とは違い曇天の空模様のようだ。
ところどころ錆びついた手すりによりかかり、ビルの周りを見渡す。
高層ビル群が変わらず立ち並び、どこからかカラスの鳴き声が聞こえる。遠くに火事だろうか煙が数本立ち上がっているのが見え、その隙間から、この町のシンボルともいえる主要駅の駅ビル屋上に設置された観覧車が見えた。ビルの上にある観覧車は珍しいらしくテレビの取材が来ていたこともあった。子供のころからある当たり前のようにあった観覧車でヨハクには何がそんなに珍しいのが分からなかった。そしてその手前には赤い帽子をかぶったガマガエルのシルエットが見えた。
自称街の首領(ドン)と名乗っている設定のスーパーのマスコットキャラクター「ガマドン」だろう。よく待ち合わせに「ガマドン前ね!」なんて使われる。よくミリオたちとも待ち合わせたな、そうだミリオ!
ヨハクはスマホを取り出す。まだまだ見切れていない通知類を無視して、通話履歴を見る。
不在着信の一番最後は、ミリオの三日前に2番目は父親からの5日前だった。
一瞬の迷いの後、ヨハクはまずは父親からかけることにした。
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
という呼び出し音の後、留守番電話サービスにつながってしまった。
もう一度かけてみたが、結果は同じだった。
しかたなく、ヨハクはミリオにかけることにした。
頼む。出てくれ。
ヨハクは祈るように通話ボタンをタップした。
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
と何度か呼び出し音が鳴る。ミリオはどうやら留守電サービスには行かない設定をしているようでそのままなり続けた。
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
もうだめかな、そうヨハクがあきらめたとき、呼び出し音が不意に止まり、切り替わったのが分かった。
そして、
「ヨハクかぁ?」
ヨハクが聞きなれた、中学生してはハスキーな声、間違いなくミリオの声だった。
「ミリオ!」
ヨハクは安堵の気持ちに手すりに背をつけ、座り込んだ。
扉を徐々に開け、そっと左右を見渡す。先ほどの害虫(ペスター)の衣服が落ちいているくらいだ。
「ねぇ」
「―っ、!な、なに!」
急に後ろから声をかけられ、ヨハクはびくりと後ろを振り向いた。
そこには可愛らしく不思議そうに首をかしげなげているアイリスがいて、
「何をそんなに驚いているのよ?」
「う、うしろから、急に声かけないでよ!」
「もう、そんなにびびることはないわよ。この階には少なくともさっきの奴だけよ。私はなんでも行き来しているから、大丈夫よ」と、大胆にもアイリスは空いた扉の隙間からすり抜けスタスタと歩いて行ってしまった。
ヨハクも慌てて、追いかけた。血がところどころついた衣服が無造作に落ちている。ヨハクはそれを見つつ、踏まないように飛び越えた。
廊下の奥、害虫(ペスター)が出てきた“415”号室の扉が手招きしているように揺れていた。できれば近づきたくなかったのだが、アイリスはどうやら“415”号室の奥、屋上に用があるようで、気にせずスタスタとスキップでもしかねない勢いで歩いている。もし、アイリスが触れば折れてしないそうなほど細く可憐な美少女でなかれば、背中にくっついて着いていきたいぐらいの頼もしさだ。
しかし、ヨハクも男のだ。年端もいかない少女とはいえ、可愛い女の子前であまり無様な真似はできず、手に持ったベレッタにしがみつくようにグリップを力強く握った。
“415”号室の扉から、害虫(ペスター)が!……飛び出してくる、ことはなくそのまま通れた。その際に、部屋の様子が見てとれた。
“415”号室に限らず、端に配置された部屋はたいていがほかの部屋よりは広く二人用、いわゆるカップル席やペアシートと呼ばれるタイプの部屋の作りをしている。LEDの変わらない薄暗い照明に照らし出された部屋は、同じくフラットシートに、デスクがあり、モニターが2台置かれているだけの簡素な作りだ。
そして、そこには、先ほどの連れだろうか、もとは何色だったか、分からないほどに血で汚れおり、スカートをはいていることから辛うじて女性と分かる。
死体を初めてみたわりに、それほどの衝撃がないのはそれが異質だからだろう。
「木が生えてる」
女性の首から上がなく、つた植物がとぐろを巻くように生い茂り、まるで頭の代わりにそこから生えているように感じた。その光景が作り物めいて見えてヨハクはそこまでの忌避感を感じなかった。
しかし、害虫(ペスター)に襲われた人は、害虫(ペスター)になるのだ、この人も立ち上がってくるかもしれない。ヨハクは油断なくベレッタを構えた。
確かめたほうがいいのだろうか、そう思ったとき、アイリスが「もうなにをぼうっとしているのよ」と扉の陰から顔出した。
「ああっ、あれのこと? ただの雑草(ウィード)じゃない、ああなったらもう動かないわよ」
「そうよ、もう見てなさい」
危ない!と声をかける間もなく、アイリスはヨハクの横をすり抜けて、部屋へと入り込み、えいっと可愛らしく声をあげたかと思うと、
「えっ!!」
死体を蹴り上げた!
蹴られた死体とともに絡みついた葉やつたが揺れるが、……それに反応して襲ってくることどころか、アイリスの言った通り動くことはなかった。
「ほらね」と行動とは裏腹に可愛らしくウィンクしてくる。
その行動に呆然としているヨハクに、これで分かったでしょ、こっちよと手を引いアイリスは手を引いた。
促されるまま、ヨハクは屋上への階段を上った。
屋上の少し重い扉を開くときに、ちらりと階段の下をのぞいたが、さきほどの死体が起き上がってくるこちらを見ているなんてことはなかった。
屋上の扉を肩で押すようにヨハクは開いた。ただでさえ鉄製で重い扉が、風雨で錆びていて開きずらいのだ、ちゃんとメンテナンスをして欲しいところだが、店長さん曰く「そのほうがぽいっだろう?」とニヒルに笑っていたのを思い出した。
ギッシィイイイ、バッタンと重く扉が閉じると同時、両手で構えたベレッタをまっすぐ突き出し、正面・扉の左右と確認していく、素人が映画に出てくる特殊部隊をまねたような滑稽さだが、ヨハクは真面目にやっていた。それほど広くなく右側に貯水槽であるタンクとクーラーの室外機が置かれており、正面に緑のロープで覆われたシューティングレンジが見える。
どうやら、害虫(ペスター)はいないようだ。
そんな安堵するに、ほっと息を吐き出すヨハクの横を、こいつ何してるんだ?というリアクションすらなく無言でアイリスはスタスタとシューティングレンジへと歩いていく。
ヨハクはちょっと寂しい気持ちになったが、アイリスの後を追ってシューティングレンジへと入る。
コンテナを改良して作られた店長さん自慢のシューティングレンジは、荒れていはなく、きれいなままだった。
およそ20メートルほどのレーンの先には、的だろう黒の人型に白いサークルが数か所に書かれている。それが2レーンほどあった。
レーンの横にカウンターがあり、その奥には備品だろう、段ボールがたかだがと積み上げられている。
そこから何かを破いたり、ガサゴソと物を漁る音が鼻歌まじりに聞こえてきた。
どこかで聞いたことがあるようなメロディーラインだったが、ヨハクには思い出せなかった。ヨハクは手持ち無沙汰になり、シューティングレンジを出た。
今日は雨模様のようで、ここに来た時とは違い曇天の空模様のようだ。
ところどころ錆びついた手すりによりかかり、ビルの周りを見渡す。
高層ビル群が変わらず立ち並び、どこからかカラスの鳴き声が聞こえる。遠くに火事だろうか煙が数本立ち上がっているのが見え、その隙間から、この町のシンボルともいえる主要駅の駅ビル屋上に設置された観覧車が見えた。ビルの上にある観覧車は珍しいらしくテレビの取材が来ていたこともあった。子供のころからある当たり前のようにあった観覧車でヨハクには何がそんなに珍しいのが分からなかった。そしてその手前には赤い帽子をかぶったガマガエルのシルエットが見えた。
自称街の首領(ドン)と名乗っている設定のスーパーのマスコットキャラクター「ガマドン」だろう。よく待ち合わせに「ガマドン前ね!」なんて使われる。よくミリオたちとも待ち合わせたな、そうだミリオ!
ヨハクはスマホを取り出す。まだまだ見切れていない通知類を無視して、通話履歴を見る。
不在着信の一番最後は、ミリオの三日前に2番目は父親からの5日前だった。
一瞬の迷いの後、ヨハクはまずは父親からかけることにした。
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
という呼び出し音の後、留守番電話サービスにつながってしまった。
もう一度かけてみたが、結果は同じだった。
しかたなく、ヨハクはミリオにかけることにした。
頼む。出てくれ。
ヨハクは祈るように通話ボタンをタップした。
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プッルルルルルルルルルルルルルル
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プッルルルルルルルルルルルルルル
と何度か呼び出し音が鳴る。ミリオはどうやら留守電サービスには行かない設定をしているようでそのままなり続けた。
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
プッルルルルルルルルルルルルルル
もうだめかな、そうヨハクがあきらめたとき、呼び出し音が不意に止まり、切り替わったのが分かった。
そして、
「ヨハクかぁ?」
ヨハクが聞きなれた、中学生してはハスキーな声、間違いなくミリオの声だった。
「ミリオ!」
ヨハクは安堵の気持ちに手すりに背をつけ、座り込んだ。
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