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E02 バクス迷宮1階層
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ダンジョン
それは神の試練であり、慈悲深い神からの贈り物と称される地下迷宮とされている。
モンスターの脅威がある代わりにドロップアイテムをはじめとして様々な資源を提供するそこは、富の象徴でもある。
バクスの街から徒歩で1時間ほど離れたそこにある迷宮はその名も「バクス迷宮」も、もとは迷宮攻略のために建てられたキャンプから始まった町だ。
当時のパーティーリーダーであったバクス・イルマからその名が取られている。
現在の最高到達30階層とされるが、あまりいいドロップアイテムがないためあまり高階層の探索は進めれていない。
それもそうだ冒険者なんて言っているが、所詮金のためにダンジョンに潜る連中で金目のものがなければ、潜る理由などないのだ。
そして、それは俺たちをしても変わらない。
バクス迷宮一階層
探索は完全に終わっており、地図どころか出てくるモンスター、その亜種までも網羅した小冊子が売られているぐらいだ。
入り口に、テントを張り、新米そうな冒険者が通るたばに売り込みが激しかった。
俺はここに2年も通っているので話しかけれることはない。
あくびを立てながら、やる気なさそうに座っている衛兵に冒険者タグを見せながら中に入る。
通常ダンジョンに潜るには、税金として銀貨1枚を払わなければならないがその街の冒険者に限り免除されるのだった。
そんなこんなで洞窟のようなダンジョンをひた歩いていく、なに俺もここに通って2年、地図なら頭の中に入っている。
しばらく進むとノシノシ、ノシノシ、と前方から人影が歩いてくるのが見えた。
「エマ、早速お出ました。頼んだぞ」
「はっ!期待にお答えして見せます!」
俺は人影が見えると同時にエマの背中に回る。
言っておくがモンスターが怖いわけじゃない。
戦闘の際に無駄にMPを消費したくないだけが、1階層ぐらいなら俺でもこんぼうの4~5発当てれば倒せるだろうが、ここはエマのお手並み拝見だ。
影から、そいつが飛び出してくる。
まるで子供が泥で人形作り、それが大きくしたような人型のモンスター。
サンドドールのようだ。
見たまんまの通り、基本は殴ると体当たり程度しかしてこない。
ごくまれに土の中に石が入っており、そのせいで剣がかけてしまうのを気をつければ特段気を付けることもない超初心者向けモンスターだ。
エマも拳をあげ、ボクサーのようにステップを踏む。
エマは特段剣や盾といった装備をつけていない。
エマ曰くこの世界のものはモロすぎて壊してしまいそうなので素手のほうがいいとのことだった。
サンドドールは、こちらが見えているのか速度を変えずにこっちに向かってきている。
さて、エマはどうす――――
「敵勢勢力の鎮圧を確認。そのまま土を殴ったような感触ですね」
予想以上だった。
まさに目にも留まらぬ速さだった。
目の前でステップしていたと思えば、気づいたときにはサンドドールが空中に浮いておりそのまま光の粒子となって消えていった。
「エマ、今のどうやったんだ?」
「特に大したことはしておりません。ただアッパーをくらわしたらそのまま霧散していきました」
何かまずかったでしょうか?キョトンといった感じで答える。
LV10の俺でも5発はかかるというのに、このチートが。
「いや、問題ない。この調子で頼む。それにしても特装初期型とんでもない性能だな」
「はっ!初期型といえど帝国の最新鋭装備であります」
エマが体自身に装備している特装初期型。
昨日、ステータスも含めエマの体の隅々見て知ったことだ。
エマのすらりとした肢体。
そう思うと昨日のことが鮮明に思い出せてしまう。
「司令、落ち着いてください」
「うるせー!いいから手をど、け、ろ!・・・ぐぅうううううう!!」
宿屋のベッドの上なかなか観念しないエマは手と足を閉じ抵抗。
力づくで開かせようとしたが、全くビクともしない!
くそ、どうなってるんだ!と俺はステータスを見ると、とんでもないことが分かった。
名前:俺
種族:人間
レベル:10
HP:500
攻撃力:250(150+100)
防御力:150(120+30+20)
魔法抵抗力:250
敏捷力:100
魔法力:300
MP:0/1,250,000
スキル:召喚術、渇望、こん棒術LV2
装備:こん棒(攻撃力+100)、ローブ(防御力+30)、ブーツ(防御力+20)
【アルミスフロイラインパーティーメンバー】
名前:エマ・マイ=ブリット
LV:1
HP:1,500
攻撃力:3,010(10+3,000)
防御力:3,100(100+3,000)
魔法抵抗力:4,000(1,000+3,000)
敏捷力:3,100(100+3,000)
魔法力:3,300(300+3,000)
MP:500/3,000
スキル:特装換装
装備:特装初期型(全ステータス+3,000)
LV1なのに、じゅ、10倍?!
嫌になってしまぐらいのステータス差だ。
これじゃあ俺の力じゃビクともしないわけだ。
しかし、圧倒的な戦力差かもしれないが、ここであきらめるわけにもいかない。
「おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、」
俺は掛け声でもって鼓舞しながら、なんとか隙間を縫ってボタンをはずし、少しづつ脱がしていく。
「いけまんせん、司令、私は、司令が思っているような女の子じゃなくて・・・・・ああ、もうだめですって」
くっくく、口では嫌よ嫌よ言っているが、抵抗らしい抵抗はしてこない。
さすがに召喚主に殴る蹴るはしてこないようだ。
無抵抗による抵抗も俺の執念とテクニックの前にようやく屈し、ついに黒い下着が露わになり始めた。
「おらっ!いい加減に観念しろ!」と村娘を襲う山賊のような声を出しエマの軍服の下シャツをがっと脱がしたとき、それは見えた。
白いきめ細かい肌、鎖骨がきれいに流れる少女的で健康的で美しい、だが肩から先、そこにはきめ細かい肌はなく、
無機質でステンレスを思わせる金属の腕。
それに俺は一瞬言葉をなくしてしまう。
「・・・・・・お分かりいただけましたか?私は普通の女の子じゃないんです。司令が望むような子じゃあ」
「これはなんだ?」
俺がそう聞くと、エマは悲しげに目を伏せて、
「これが帝国が誇る特装です」
そうぽつりぽつりと語り始めた。
エマ曰く戦場で一部または四肢を失った兵士に、補助の瞑目で義手義足、義眼を与えて特装兵装士として再度戦場に送られるのだそうだ。
エマ自身は、肩から先と、太ももから先が特装兵装になっているらしい。
そんなことを悲しそうにつらつらと、言い訳のように語りだして、
「ですから、私のような戦闘人形を可愛がって―――――って!話してる途中でおっぱ、その触らないでください」
「ごちゃ、うるせー!」
「な、何度言えばわかるんですが、私は女の子じゃなくて人形ですよ!」
「お前こそ、分かってない。エマは人形なんかじゃない、可愛い女の子だ!」
「―――――っ!」
エマが信じられないといったように目を見開き、口をパクパクとさせている。
「分かったか、エマ。俺がそれを今から証明してやる!」
それから俺のビーストモードと化したムスコがエマの頑ななったA〇フィールドのような心のバリアーを打ち破り俺たちは、
「司令? 司令? どうされまし―――」
「うぉおおお、エマぁあぁ!!」
「きゃあ! し、司令どうれましたか?!」
エマの胸に顔をうずめる・・・・・おかしい脱がしたはずなのに堅い繊維質な肌触り。見れば軍服がきっちり着られている。それにここは薄暗く宿屋ではない。
ここは、ダンジョンか。
どうやら昨日の思い出のままエマを押し倒そうとしたらしい。
「ゴホン、エマなんでもない」とエマから離れる。
「し、司令。ここは戦場です。なんでもないならあのようなことはなさらないでください!」とちょっとエマは怒り気味だ。
エマのお説教が始まりそうなので何か話題を逸らせないかとあたりを見渡しそれを見つけた。
「エマ、モンスターを倒したらドロップアイテムというのが出るんだ」
「そうなのですか」
無事釣れたようだよかった。
「これはいきなりレアだぞ、エマ!サンドドールのコアだ!」
サンドドールのドロップアイテムは2種類ある。
一つがサンドドールの土、もう一つがこのコアだ。
サンドドールを10体倒して1個でるぐらいのものでこの先数個は取れるだろうが、
まぁ今は大げさに褒めておくべきだ。
「コアは砕くと肥料になるんだ!市場価値もそこそこあるし、さすがだぞ、エマ!!」
「そ、そんなにですか、たまたまと思いますが、恐縮であります」
とエマが恥ずかしそうにもじもじとする。
エマのこういう初々しさがかわいいところだ。
「じゃあレアアイテムを求めてどんどんいくぞ!」
「はい、お任せください!」とエマが拳を挙げて答える。
まったく頼もし限りだ。
それは神の試練であり、慈悲深い神からの贈り物と称される地下迷宮とされている。
モンスターの脅威がある代わりにドロップアイテムをはじめとして様々な資源を提供するそこは、富の象徴でもある。
バクスの街から徒歩で1時間ほど離れたそこにある迷宮はその名も「バクス迷宮」も、もとは迷宮攻略のために建てられたキャンプから始まった町だ。
当時のパーティーリーダーであったバクス・イルマからその名が取られている。
現在の最高到達30階層とされるが、あまりいいドロップアイテムがないためあまり高階層の探索は進めれていない。
それもそうだ冒険者なんて言っているが、所詮金のためにダンジョンに潜る連中で金目のものがなければ、潜る理由などないのだ。
そして、それは俺たちをしても変わらない。
バクス迷宮一階層
探索は完全に終わっており、地図どころか出てくるモンスター、その亜種までも網羅した小冊子が売られているぐらいだ。
入り口に、テントを張り、新米そうな冒険者が通るたばに売り込みが激しかった。
俺はここに2年も通っているので話しかけれることはない。
あくびを立てながら、やる気なさそうに座っている衛兵に冒険者タグを見せながら中に入る。
通常ダンジョンに潜るには、税金として銀貨1枚を払わなければならないがその街の冒険者に限り免除されるのだった。
そんなこんなで洞窟のようなダンジョンをひた歩いていく、なに俺もここに通って2年、地図なら頭の中に入っている。
しばらく進むとノシノシ、ノシノシ、と前方から人影が歩いてくるのが見えた。
「エマ、早速お出ました。頼んだぞ」
「はっ!期待にお答えして見せます!」
俺は人影が見えると同時にエマの背中に回る。
言っておくがモンスターが怖いわけじゃない。
戦闘の際に無駄にMPを消費したくないだけが、1階層ぐらいなら俺でもこんぼうの4~5発当てれば倒せるだろうが、ここはエマのお手並み拝見だ。
影から、そいつが飛び出してくる。
まるで子供が泥で人形作り、それが大きくしたような人型のモンスター。
サンドドールのようだ。
見たまんまの通り、基本は殴ると体当たり程度しかしてこない。
ごくまれに土の中に石が入っており、そのせいで剣がかけてしまうのを気をつければ特段気を付けることもない超初心者向けモンスターだ。
エマも拳をあげ、ボクサーのようにステップを踏む。
エマは特段剣や盾といった装備をつけていない。
エマ曰くこの世界のものはモロすぎて壊してしまいそうなので素手のほうがいいとのことだった。
サンドドールは、こちらが見えているのか速度を変えずにこっちに向かってきている。
さて、エマはどうす――――
「敵勢勢力の鎮圧を確認。そのまま土を殴ったような感触ですね」
予想以上だった。
まさに目にも留まらぬ速さだった。
目の前でステップしていたと思えば、気づいたときにはサンドドールが空中に浮いておりそのまま光の粒子となって消えていった。
「エマ、今のどうやったんだ?」
「特に大したことはしておりません。ただアッパーをくらわしたらそのまま霧散していきました」
何かまずかったでしょうか?キョトンといった感じで答える。
LV10の俺でも5発はかかるというのに、このチートが。
「いや、問題ない。この調子で頼む。それにしても特装初期型とんでもない性能だな」
「はっ!初期型といえど帝国の最新鋭装備であります」
エマが体自身に装備している特装初期型。
昨日、ステータスも含めエマの体の隅々見て知ったことだ。
エマのすらりとした肢体。
そう思うと昨日のことが鮮明に思い出せてしまう。
「司令、落ち着いてください」
「うるせー!いいから手をど、け、ろ!・・・ぐぅうううううう!!」
宿屋のベッドの上なかなか観念しないエマは手と足を閉じ抵抗。
力づくで開かせようとしたが、全くビクともしない!
くそ、どうなってるんだ!と俺はステータスを見ると、とんでもないことが分かった。
名前:俺
種族:人間
レベル:10
HP:500
攻撃力:250(150+100)
防御力:150(120+30+20)
魔法抵抗力:250
敏捷力:100
魔法力:300
MP:0/1,250,000
スキル:召喚術、渇望、こん棒術LV2
装備:こん棒(攻撃力+100)、ローブ(防御力+30)、ブーツ(防御力+20)
【アルミスフロイラインパーティーメンバー】
名前:エマ・マイ=ブリット
LV:1
HP:1,500
攻撃力:3,010(10+3,000)
防御力:3,100(100+3,000)
魔法抵抗力:4,000(1,000+3,000)
敏捷力:3,100(100+3,000)
魔法力:3,300(300+3,000)
MP:500/3,000
スキル:特装換装
装備:特装初期型(全ステータス+3,000)
LV1なのに、じゅ、10倍?!
嫌になってしまぐらいのステータス差だ。
これじゃあ俺の力じゃビクともしないわけだ。
しかし、圧倒的な戦力差かもしれないが、ここであきらめるわけにもいかない。
「おっぱい、おっぱい、おっぱい、おっぱい、」
俺は掛け声でもって鼓舞しながら、なんとか隙間を縫ってボタンをはずし、少しづつ脱がしていく。
「いけまんせん、司令、私は、司令が思っているような女の子じゃなくて・・・・・ああ、もうだめですって」
くっくく、口では嫌よ嫌よ言っているが、抵抗らしい抵抗はしてこない。
さすがに召喚主に殴る蹴るはしてこないようだ。
無抵抗による抵抗も俺の執念とテクニックの前にようやく屈し、ついに黒い下着が露わになり始めた。
「おらっ!いい加減に観念しろ!」と村娘を襲う山賊のような声を出しエマの軍服の下シャツをがっと脱がしたとき、それは見えた。
白いきめ細かい肌、鎖骨がきれいに流れる少女的で健康的で美しい、だが肩から先、そこにはきめ細かい肌はなく、
無機質でステンレスを思わせる金属の腕。
それに俺は一瞬言葉をなくしてしまう。
「・・・・・・お分かりいただけましたか?私は普通の女の子じゃないんです。司令が望むような子じゃあ」
「これはなんだ?」
俺がそう聞くと、エマは悲しげに目を伏せて、
「これが帝国が誇る特装です」
そうぽつりぽつりと語り始めた。
エマ曰く戦場で一部または四肢を失った兵士に、補助の瞑目で義手義足、義眼を与えて特装兵装士として再度戦場に送られるのだそうだ。
エマ自身は、肩から先と、太ももから先が特装兵装になっているらしい。
そんなことを悲しそうにつらつらと、言い訳のように語りだして、
「ですから、私のような戦闘人形を可愛がって―――――って!話してる途中でおっぱ、その触らないでください」
「ごちゃ、うるせー!」
「な、何度言えばわかるんですが、私は女の子じゃなくて人形ですよ!」
「お前こそ、分かってない。エマは人形なんかじゃない、可愛い女の子だ!」
「―――――っ!」
エマが信じられないといったように目を見開き、口をパクパクとさせている。
「分かったか、エマ。俺がそれを今から証明してやる!」
それから俺のビーストモードと化したムスコがエマの頑ななったA〇フィールドのような心のバリアーを打ち破り俺たちは、
「司令? 司令? どうされまし―――」
「うぉおおお、エマぁあぁ!!」
「きゃあ! し、司令どうれましたか?!」
エマの胸に顔をうずめる・・・・・おかしい脱がしたはずなのに堅い繊維質な肌触り。見れば軍服がきっちり着られている。それにここは薄暗く宿屋ではない。
ここは、ダンジョンか。
どうやら昨日の思い出のままエマを押し倒そうとしたらしい。
「ゴホン、エマなんでもない」とエマから離れる。
「し、司令。ここは戦場です。なんでもないならあのようなことはなさらないでください!」とちょっとエマは怒り気味だ。
エマのお説教が始まりそうなので何か話題を逸らせないかとあたりを見渡しそれを見つけた。
「エマ、モンスターを倒したらドロップアイテムというのが出るんだ」
「そうなのですか」
無事釣れたようだよかった。
「これはいきなりレアだぞ、エマ!サンドドールのコアだ!」
サンドドールのドロップアイテムは2種類ある。
一つがサンドドールの土、もう一つがこのコアだ。
サンドドールを10体倒して1個でるぐらいのものでこの先数個は取れるだろうが、
まぁ今は大げさに褒めておくべきだ。
「コアは砕くと肥料になるんだ!市場価値もそこそこあるし、さすがだぞ、エマ!!」
「そ、そんなにですか、たまたまと思いますが、恐縮であります」
とエマが恥ずかしそうにもじもじとする。
エマのこういう初々しさがかわいいところだ。
「じゃあレアアイテムを求めてどんどんいくぞ!」
「はい、お任せください!」とエマが拳を挙げて答える。
まったく頼もし限りだ。
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