スパダリヤクザ(α)とママになり溺愛されたオレ(Ω)

いりや

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帰宅

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車に乗ると、手下たちがすぐにあいさつをしてきた。
「あずささん、おつかれです」
「おつかれさま」

はじめの日は怖さしか感じなかった手下さんたちからのあいさつだけど、今は懐かしさを感じてホッコリする気分。

誠哉くん、待ってるかなぁ
早く会いたい。

蒼炎さんに会うのは少し緊張するけど、
ありがとうございましたを言わなきゃ

青葉さんは…次は婚儀なんて言っていたけど、いるかな?
もう1回会ってちゃんとあいさつしたいな。

「あずさ、なんかそわそわしてね?」
「だ、だって」
「おしっこ?」
「違うしっ!」
「早く帰りたいのっ」
「そっかそっか。誠哉も首をながーくして待ってるから帰ったら抱っこしてやんな」
「うん!」
「俺としては…その、あずさからすっげぇいい香りがするし1秒でも早く抱きてーけど…そこは誠哉に譲る」
「龍臣さん…オレも!したいっ」
あずさは龍臣を押し倒す勢いで飛びつき
「おっと…激しいな」
「この3日、ずっと我慢してた!」
「親父に触らせたくせに?」
「う…っ。海に沈める?」
「はは。沈められてーか?」
「いやだっ。沈めないで」
「沈めねーよ。あそこが乾く暇もないくらい抱き潰すから覚悟しとけ」
「種付けしてくれるの?」
「さっきも言ってたな?そんなに欲しいか?」
「欲しいっっ」
「分かった。やるよ…。その前に…」
龍臣はあずさの後頭部に手を置いて抱き寄せ、あずさの唇に唇を重ね
「キス…。屋敷につくまでしてやる」
「んっっ」
手下が鏡越しに見ているのも気にせず2人は舌を絡ませ合って口付けた
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