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赤ちゃん
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あずさはステーションのガラス窓のカーテンが開いているのを見つけ、のぞきにいった
そこにはそれぞれのコットに乗せられた赤ちゃんが4人並んで寝かされていて元気に泣いていた。
「ちっちゃーい。かわいいー」
あずさが赤ちゃんに癒されていると1人のふわふわした栗毛色の髪の毛で目が茶色と青のオッドアイの美少年に話しかけられた
「おにーさんの子はどの子?」
まだ、声変わりしていないのかやや高めの声で少年は尋ねた。
「あ、オレは出産じゃないんだ。ごめん。ヒートで…」
「ヒート?じゃあ、辛いね?」
「えと、きみは?」
「僕はあの子。髪の毛ふさふさの赤ちゃん。一昨日産んだばかりだよ」
「え…じゃあ1号室の?」
「うん」
「痛かった?」
「うん。叫んじゃった」
「聞こえた」
「僕、声楽やってるから声がでかくて…驚いたでしょ?」
「ちょっと。頑張ったね?」
「うん」
「あー…にしてもかわいいぃ」
「触る?」
「え…で、でも」
「いいよ。看護師さん、ちょっと。赤ちゃん触っていい?この子も一緒に」
「はい、こちらにどうぞ」
案内されて中へと入ると、よりいっそう赤ちゃんの泣き声が大きく感じた
「すごい…迫力」
「すごいよね。みんなΩのおとこのこの子たちの子だよ。おんなのこが産む子と
遜色無いもの」
「きみの名前は?オレ、あずさ」
「むぎ」
「むぎくん?かわいい名前」
「あずさくんも可愛らしいお名前」
「赤ちゃんの名前は?」
「パパが考え中」
「楽しみだね」
「うん。あ。ほら、触って触って。手、ちっちゃいんだよ」
「本当だ!ぎゅってしてくれてるー。かわいいぃ」
あずさは赤ちゃんの可愛いらしさに骨抜きになり、将来の龍臣との赤ちゃんに早く会いたくなった。
そこにはそれぞれのコットに乗せられた赤ちゃんが4人並んで寝かされていて元気に泣いていた。
「ちっちゃーい。かわいいー」
あずさが赤ちゃんに癒されていると1人のふわふわした栗毛色の髪の毛で目が茶色と青のオッドアイの美少年に話しかけられた
「おにーさんの子はどの子?」
まだ、声変わりしていないのかやや高めの声で少年は尋ねた。
「あ、オレは出産じゃないんだ。ごめん。ヒートで…」
「ヒート?じゃあ、辛いね?」
「えと、きみは?」
「僕はあの子。髪の毛ふさふさの赤ちゃん。一昨日産んだばかりだよ」
「え…じゃあ1号室の?」
「うん」
「痛かった?」
「うん。叫んじゃった」
「聞こえた」
「僕、声楽やってるから声がでかくて…驚いたでしょ?」
「ちょっと。頑張ったね?」
「うん」
「あー…にしてもかわいいぃ」
「触る?」
「え…で、でも」
「いいよ。看護師さん、ちょっと。赤ちゃん触っていい?この子も一緒に」
「はい、こちらにどうぞ」
案内されて中へと入ると、よりいっそう赤ちゃんの泣き声が大きく感じた
「すごい…迫力」
「すごいよね。みんなΩのおとこのこの子たちの子だよ。おんなのこが産む子と
遜色無いもの」
「きみの名前は?オレ、あずさ」
「むぎ」
「むぎくん?かわいい名前」
「あずさくんも可愛らしいお名前」
「赤ちゃんの名前は?」
「パパが考え中」
「楽しみだね」
「うん。あ。ほら、触って触って。手、ちっちゃいんだよ」
「本当だ!ぎゅってしてくれてるー。かわいいぃ」
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