スパダリヤクザ(α)とママになり溺愛されたオレ(Ω)

いりや

文字の大きさ
上 下
44 / 93

2日目

しおりを挟む
「はぁ…っ…は、おかしいな」
少しの間、落ち着いていたのに急にまた強い欲が湧きでてきた。
熱い…
欲しい…
「龍臣…さん…っ」
小さな陰茎は膨らみ、乳首は尖り秘孔からはとめどなく愛液が流れでて息はあがり龍臣を求めていた
「苦し…っ」
あずさは手を伸ばし、ナースコールを押した。
と、同時に部屋の扉が開いた
「あずさくんっ」
「せ…んせ…助けて…っ」
「すごいですね…。ヒートの波が来てますね。ちょっと失礼」
樹医師はあずさの浴衣の裾に手を入れ、秘孔を中指で触りナカに指を挿れ、子宮が降りてきているのを確認し
「っあ…ぁあんっ」
「これは…つらいですね」
樹医師が指を抜いたところで扉がノックされた。

コンコンっ
「あずささん、ナースコールどうしたかな?」
「紅葉。子宮が受精しようとかなり下に降りてきて蓋も開いてαを欲している状態であずさくんは苦しんでいます。緊急抑制剤を投与したいので用意を」
「先生。分かりました」
紅葉はすぐに引き返し冷蔵庫から坐薬を出すと、それを持ってあずさの部屋へと戻ってきた。
「先生っお願いします」
「紅葉、ちょっとあずさくんをこのまま寝たまま丸くさせて体を支えていてください」
「はい。あずささんごめんね?触るよ」
紅葉はあずさに触れて驚いた
「熱っ…」
「強いヒート中ですからね。体が熱を持つんです」
「解熱剤を?」
「効きません。通常の発熱と違いますから。いま持ってきてもらった緊急抑制剤を挿れます。いくらか楽になるはずです」
「あずささん、しっかり!今、先生が楽にしてくれるからね」
「あずさくん、ふーって息を吐いて力を抜いて。ごめんね。ちょっと痛いですよ」
樹医師はあずさの尻肉を割り、その奥の孔へと指ごと坐薬を挿れた
「ぁあっ痛い!」
「痛いですね。少し我慢してくださいね」
「いやぁっ」
「落ち着きましょう、あずさくん」
「混乱…してますね」
「大丈夫ですよ、あずさくん。薬が溶けたんで指抜きますね」
「抜かないでー。えっちしたい」
「あずさくん私はαですけど、きみの求めているαではありません」
「なんで…先生は…襲ってこないの?αなのに…Ωが発情したら普通、襲われるんじゃ」
「私はこういう職業ですからΩに引きずられないように薬を飲んでいます。だからあずさくんのフェロモンにも耐えられるんですよ。蒼炎さんも同様のものを飲んでいるからあずさくんを襲わずに済んだんです」
「番がいるから反応しなかったんじゃ」
「長い期間セックスレスだとお互いにしか反応しないはずが、反応してしまうことがあるんです。その予防で蒼炎さんは飲んでいるんですよ」
「蒼炎さんと龍臣さんのママって不仲?」
「いいえ。仲良しですよ。ただ、青葉さん…龍臣さんのママですが旅が好きな人で…放浪しているんです」
「だからいないんだ」
「少し落ち着きましたね、よかった。紅葉、もう手を離していいですよ」
「はい。あずさくん。びっくりしたね?ご飯にしようね」
「あ、うん…でも、お腹空いてないかも…」
「「だめ!食べなさい」」
樹医師と紅葉は声を揃えてあずさをたしなめた
しおりを挟む
感想 12

あなたにおすすめの小説

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

モルモットの生活

麒麟
BL
ある施設でモルモットとして飼われている僕。 日々あらゆる実験が行われている僕の生活の話です。 痛い実験から気持ち良くなる実験、いろんな実験をしています。

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

処理中です...