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竜胆組
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「若頭っ…おかえりなさいませ」
車が向かった先には厳つい門構えの屋敷があり、頑丈な扉を抜けると一斉に10数人のスーツの男らが頭を下げた
明らかに一般人とは違う極道の面々にあずさの顔の血の気が退いた。
男は手を差し伸べあずさの顔をのぞきこむと
「歩けるか?」
優しい口調で尋ねた
「あんたはいったい…」
「竜胆龍臣さまだ。言葉に気をつけろ。若頭…坊
はどうしますか?」
「誠哉の世話はとりあえずお前らに任せる。コトが済み次第そちらに行くが、おまえらは何があっても俺の部屋へは言うまで入るな。いいな?」
「御意」
深々と男たちは頭を下げたまま、龍臣を見送った。
「あずさ、ついてこい」
「う…うん」
あずさはおずおずと手を伸ばして龍臣の手を掴んだ。
あれ?なんだろう、、
この感じ…
会ったばかりだというのになんだか心の隙間を埋められるような気持ちになり、頭がぼーとした。
ヒートのせいなのかなんなのかは分からないが安心できる気がして文句も言わず、あずさは素直に長い長い板張りの廊下を龍臣について歩いた。
しばらくして一室の前で止まり
「ここだ、入れ」
龍臣は襖を開けた。
部屋の中は畳かと思いきや洋風の作りでそこだけで生活ができそうな空間が広がりタバコの香りがした。
部屋中央へと進むともうひとつ扉があり中へ招きいれられると、部屋を埋めつくすようなでてんとどデカいベッドが見えた
「さあ寝ろ」
「いきなり?さっきチューしてだいぶ落ち着いたから大丈夫」
急に恥ずかしくなりあずさはうろたえた
「寝ろ」
うろたえに動じず龍臣はさらに低い声で短く命令した。
「う…分かった」
しぶしぶとあずさはベッドに仰向けに横たわった
「あ、あのさ…あんたはオレに勃つの?オレ、Ωではあるけど…男だよ?ケツにちんちん挿れるとか気持ち悪くない?オレ以外も男を抱いたことある?」
「今更だろう?しかし、よく喋るな…。俺は龍臣だ。あんたじゃない。もちろん経験はある。ペニスもしっかり反応してる…ほら」
あずさに近づき、あずさの手を龍臣の下半身に誘導すると龍臣は股間を触らせた
「ぁ…デカい?」
「どうだろうな?平均以上はあるとは思うが…」
「挿れられるのってさ、痛くない?経験無いから怖い」
「ヒートが起きてる今ならナカから迎えいれようと雫が湧き出てるはずだから大丈夫だ。怖いことはない」
「優しくしてくれる?」
「さあな?借金とりが金を返さないおまえに優しくしてやる義理はないと思うが?」
「う…でも、その借金、オレが借りたんじゃない」
「保証人だろ?」
「うん」
「簡単に信用しないことだ。ここへものこのこ来たが少しは身を案じたか?どこに行くかも分からないのに」
「それは…」
「敵地に連れてこられて無事に家に帰れるとでも?」
「じゃ、じゃあ、さ?ここで雇ってよ」
あずさは突然思いつき、提案した。
「はぁ?」
「だってどの道、アパートも追い出されて電気ガス水道も止まる…そんなんじゃ暮らしていけないよ。掃除でも洗濯でも借金とりの手伝いなんでもするから。どうせ今から抱くんでしょ?そっちの世話もたまにならする」
「おまえな…普通はそういうのは俺が提案すんだよ」
「で、雇うの?雇わないの?」
「ああっもぅ分かった。雇ってやる」
「本当?」
「が、どう働かせるかは抱いてから考える」ドサっと音を立て龍臣はあずさを押し倒し、あずさの顔の横に手をつくと、あずさの体を跨いだ
車が向かった先には厳つい門構えの屋敷があり、頑丈な扉を抜けると一斉に10数人のスーツの男らが頭を下げた
明らかに一般人とは違う極道の面々にあずさの顔の血の気が退いた。
男は手を差し伸べあずさの顔をのぞきこむと
「歩けるか?」
優しい口調で尋ねた
「あんたはいったい…」
「竜胆龍臣さまだ。言葉に気をつけろ。若頭…坊
はどうしますか?」
「誠哉の世話はとりあえずお前らに任せる。コトが済み次第そちらに行くが、おまえらは何があっても俺の部屋へは言うまで入るな。いいな?」
「御意」
深々と男たちは頭を下げたまま、龍臣を見送った。
「あずさ、ついてこい」
「う…うん」
あずさはおずおずと手を伸ばして龍臣の手を掴んだ。
あれ?なんだろう、、
この感じ…
会ったばかりだというのになんだか心の隙間を埋められるような気持ちになり、頭がぼーとした。
ヒートのせいなのかなんなのかは分からないが安心できる気がして文句も言わず、あずさは素直に長い長い板張りの廊下を龍臣について歩いた。
しばらくして一室の前で止まり
「ここだ、入れ」
龍臣は襖を開けた。
部屋の中は畳かと思いきや洋風の作りでそこだけで生活ができそうな空間が広がりタバコの香りがした。
部屋中央へと進むともうひとつ扉があり中へ招きいれられると、部屋を埋めつくすようなでてんとどデカいベッドが見えた
「さあ寝ろ」
「いきなり?さっきチューしてだいぶ落ち着いたから大丈夫」
急に恥ずかしくなりあずさはうろたえた
「寝ろ」
うろたえに動じず龍臣はさらに低い声で短く命令した。
「う…分かった」
しぶしぶとあずさはベッドに仰向けに横たわった
「あ、あのさ…あんたはオレに勃つの?オレ、Ωではあるけど…男だよ?ケツにちんちん挿れるとか気持ち悪くない?オレ以外も男を抱いたことある?」
「今更だろう?しかし、よく喋るな…。俺は龍臣だ。あんたじゃない。もちろん経験はある。ペニスもしっかり反応してる…ほら」
あずさに近づき、あずさの手を龍臣の下半身に誘導すると龍臣は股間を触らせた
「ぁ…デカい?」
「どうだろうな?平均以上はあるとは思うが…」
「挿れられるのってさ、痛くない?経験無いから怖い」
「ヒートが起きてる今ならナカから迎えいれようと雫が湧き出てるはずだから大丈夫だ。怖いことはない」
「優しくしてくれる?」
「さあな?借金とりが金を返さないおまえに優しくしてやる義理はないと思うが?」
「う…でも、その借金、オレが借りたんじゃない」
「保証人だろ?」
「うん」
「簡単に信用しないことだ。ここへものこのこ来たが少しは身を案じたか?どこに行くかも分からないのに」
「それは…」
「敵地に連れてこられて無事に家に帰れるとでも?」
「じゃ、じゃあ、さ?ここで雇ってよ」
あずさは突然思いつき、提案した。
「はぁ?」
「だってどの道、アパートも追い出されて電気ガス水道も止まる…そんなんじゃ暮らしていけないよ。掃除でも洗濯でも借金とりの手伝いなんでもするから。どうせ今から抱くんでしょ?そっちの世話もたまにならする」
「おまえな…普通はそういうのは俺が提案すんだよ」
「で、雇うの?雇わないの?」
「ああっもぅ分かった。雇ってやる」
「本当?」
「が、どう働かせるかは抱いてから考える」ドサっと音を立て龍臣はあずさを押し倒し、あずさの顔の横に手をつくと、あずさの体を跨いだ
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