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第四章
10 もう一度、さようなら私の世界
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薄暗い地下室に、懺悔の囁きが反響する。
ウィオラが微かに震え、涙を零している。混沌に下れば地球の住人となり、もう二度と、愛しいナーリスと言葉を交わすことができない。そして、名前も知らない実の息子を遠くから見守ることも叶わなくなるのだ。
彼女の罪が、混沌術の私的利用だけだったなら。つい、そう思わずにはいられない。
ウィオラがただ、母としての愛だけに生きた女であったなら、彼女の減刑を交渉できたかもしれない。けれどウィオラはエナをも害した可能性がある。現時点では黙秘を続けているものの、その頑なな態度は罪を認めたに等しいのだ。ウィオラの細い肩の揺れを見つめ、私はどうしようもない感傷を振り切るのに苦労した。
ふう、と息を吐き、緊張を和らげる。辺りを見回せば、石積みの壁が室内に圧迫感をもたらしている。一つしかない壁掛け聖力灯の上で小刻みに揺れる灯が、罪人二人の手に握られた小瓶を朱色に照らし出した。その中には神樹の根から採取した力が溶かされた液体が入っている。
これを飲み干せばリザエラの肉体は空になり、私はゼロ歳から人生をやりなおす。リザエラ、リサときて、三度目の人生だ。
指先に、ぐっと力を込める。罪人を見守るのは、デュヘルと立会人のみ。アリスもフェールスもこの場にはいない。
親しかった人々に、会いたい。最期に謝罪とさようならの挨拶をしたい。裁判の日から今日まで私とウィオラは例の塔に幽閉されていたため、誰にも別れを告げることができていないのだ。
ああ、アリス。健気なあの子はきっと、元から垂れた兎耳をさらに下げ、しくしくと泣いているだろう。猫耳フェールス。彼のことは……良くわからない。
そして何より、ナーリス。
法廷でリーチ侯爵がべらべらと語ったことによれば、私がいなくなっても神樹に預けた聖力の器は生き続けるので、ナーリスに命の危険はないという。
けれどそれは過去の経験からの推測で、実のところ、生まれてたった五年の皇を残して聖人や魔王がこの世を去った事例はない。ナーリスが体調を崩してしまったらどうしよう。病に蝕まれていくように、次第に衰弱してしまったら。
いや、もし肉体的に健やかな人生を送ることができたとしても、あの子は心に大きな傷を負うだろう。だって、実母と乳母が重罪人となり、世界から追放されたのだから。
「母上」
今にも泣きだしそうなナーリスの声が聞こえる。思いが募り過ぎて、とうとう幻聴か。
私はくすり、と自嘲の笑みを漏らして、小瓶の蓋を開ける。その途端、植物の爽やかな香りが鼻先を撫でて漂った。いつもウィオラが纏っていた匂いと似ている。
本当にウィオラは混沌術を利用していたのだなと思い、私は妙に納得した。
「母上」
ナーリスがまた、私を呼んでいる。小瓶を傾け、唇に当てる。さようなら、私の世界。私のナーリス……。
「母上、母上!」
急に、腹部にドゴンと重たい衝撃を覚えた。
思わず「ぐふ」っと空気の塊を吐き出して、零しそうになった小瓶を握り直して振動を抑える。
「あ、危ないじゃない!」
思わず間抜けな叫びを上げた私は、お腹に飛び込んできたものの正体を見て絶句した。
四足歩行、茶色の滑らかな体毛。三角の耳は背中にくっつきそうなほど倒されていて、紅玉のような瞳は涙のせいでうるうるとしている。
「母上、母上ぇ」
悲しみに全身を震わせながら、ぐりぐりと鼻面を押し付ける茶色のモフモフ。間違いない。ナーリスだ。
私は、驚きのあまり呼吸すら忘れて硬直し、鼻ドリルを食らうがままになっている。何呼吸か置いて驚愕から覚めた私は、小瓶の蓋を閉じて近くの台に置き、間違っても中身をナーリスにかけてしまわないようにしてから、息子を抱き上げる。
「ナーリス、だめじゃない、こんな場所に来ちゃ」
自分のものとは思えないほど、愛情深い声が出た。
ナーリスはただ、しくしくと涙を流している。私の罪についてどこまで知っているのかわからないが、少なくとも、母には何か事情があり、遠い場所に行ってしまうのだと察しているだろう。
こんなに幼い子に、なんと酷なことか。
私には、リサを経る前のリザエラの気持ちが理解できない。
全世界に期待されたナーリスが、皇として不完全な部分を持っている。それはきっと、繊細なリザエラの心に重くのしかかったのだろう。けれど、だからと言って、我が子を愛していけない理由にはならない。リザエラは堂々とナーリスに「愛している」と告げ、国中にも公言するべきだったのだ。
当時の私は、何てことをしたのだろう。
私は言葉なくナーリスを抱き締める。三角耳の間に口を寄せる。触れた唇を通じて高めの体温が流れ込み、鼻の奥がつんと痛くなる。もう二度と、この温もりを感じることは叶わない。
ただ、洟を啜る音だけが響く狭苦しい地下室で、立会人らが困惑した様子で視線を交わし合う。静寂を破ったのは、思いの外優しいデュヘルの声だった。
「ナーリス、そろそろ終いにしなさい」
びくり、とナーリスの全身が打たれたように震えた。私の胸にしがみ付き、絶対に離れるものかと強情になる息子の姿に、涙が溢れそうになるのを拳で拭う。名残惜しさを感じつつもモフモフの身体を引き剥がした。
「母上、僕」
「ナーリス、愛しているわ。今も昔も、あなたに素っ気なくしていた時からずっとずっと」
ナーリスは目を見開く。目の縁に再び涙が盛り上がり、頬を伝って石床に染み込んだ。
デュヘルに促された立会人が、私に腕を伸ばす。意図を察して、ナーリスを彼の腕に預けた。体温が消えた胸元がすうっと冷たくなる。そしてその奥にある私の心には大穴が空き、冷たい風が吹き抜けた。
さようなら。
口の中で呟いて、悲しみを振り切った私はデュヘルへと目を向ける。
「デュヘル様」
「リザエラ、残念だ」
やっと真っすぐこちらを見てくれた。法廷ではあれほど冷ややかだった赤紫色の瞳に、今は憤りなどなく、ただ深い悲しみがあるだけだった。
それを目にした瞬間、身体の芯から沸き上がるような強い後悔を覚えた。そして、理性ではなく本能が、口を衝き動かした。
「ごめんなさい。私、ちゃんと覚えていないのだけれど、本当はナーリスだけでなく、あなたのことも、きっとずっと」
「言葉にしなくて良い。ありのままの君を受け入れる。言っただろう、世界中が君の敵になっても、私と、きっとナーリスも君の味方だ。私は約束を違わない」
「え?」
困惑の声を上げた私に言葉を返すことはなく、デュヘルは台の上に安置された小瓶を手に取ってそれを差し出した。私は戸惑いつつも受け取り蓋を開く。その時にはもう、デュヘルは離れてしまい、私のことなんて見てはいなかった。
小瓶から再び、ふわりと爽やかな香りが漂った。
私は、蒼白な顔をしたウィオラと目配せをする。
ナーリスのため、混沌術をリザエラに施したウィオラ。魔が差してリサを死に追いやろうとしたり、ナーリスの愛をめぐり冷戦を繰り広げたりした、因縁の相手でもある。もっとも私はそんなことなど露知らず呑気に暮らしてきたので、あの法廷で真実を知り、今でも若干戸惑っている。
転生先で、ウィオラと再び出会えるかはわからない。けれど、リサもスミレと一緒にいたのだからきっと、私達の魂は深い縁で結ばれているのだろうと思えた。
「いつかまた会えるかしら?」
私の口から飛び出した言葉にウィオラは一瞬目を見開いてから、柔らかい、しかし芯の強さを感じさせる笑みを浮かべた。
「私がどんな悪事をしたのか、お忘れですか? 私となど、もう出会わない方が良いはずですよ」
声を返す間すらなく、ウィオラは小瓶を傾けた。ごくん、と細い喉が上下する。
ウィオラの思い切りの良さに呆気に取られるが、負けてはいられない。私も唇を小瓶の縁に沿わせ、ぐいっと中身を口内に流し込んだ。
喉元が熱い。液体が熱を持ったかのように食道を焼き、胃を煮立たせて、全身の血を沸騰させた。
そして私は再び、世界にさようならを告げた。
薄暗い地下室に、懺悔の囁きが反響する。
ウィオラが微かに震え、涙を零している。混沌に下れば地球の住人となり、もう二度と、愛しいナーリスと言葉を交わすことができない。そして、名前も知らない実の息子を遠くから見守ることも叶わなくなるのだ。
彼女の罪が、混沌術の私的利用だけだったなら。つい、そう思わずにはいられない。
ウィオラがただ、母としての愛だけに生きた女であったなら、彼女の減刑を交渉できたかもしれない。けれどウィオラはエナをも害した可能性がある。現時点では黙秘を続けているものの、その頑なな態度は罪を認めたに等しいのだ。ウィオラの細い肩の揺れを見つめ、私はどうしようもない感傷を振り切るのに苦労した。
ふう、と息を吐き、緊張を和らげる。辺りを見回せば、石積みの壁が室内に圧迫感をもたらしている。一つしかない壁掛け聖力灯の上で小刻みに揺れる灯が、罪人二人の手に握られた小瓶を朱色に照らし出した。その中には神樹の根から採取した力が溶かされた液体が入っている。
これを飲み干せばリザエラの肉体は空になり、私はゼロ歳から人生をやりなおす。リザエラ、リサときて、三度目の人生だ。
指先に、ぐっと力を込める。罪人を見守るのは、デュヘルと立会人のみ。アリスもフェールスもこの場にはいない。
親しかった人々に、会いたい。最期に謝罪とさようならの挨拶をしたい。裁判の日から今日まで私とウィオラは例の塔に幽閉されていたため、誰にも別れを告げることができていないのだ。
ああ、アリス。健気なあの子はきっと、元から垂れた兎耳をさらに下げ、しくしくと泣いているだろう。猫耳フェールス。彼のことは……良くわからない。
そして何より、ナーリス。
法廷でリーチ侯爵がべらべらと語ったことによれば、私がいなくなっても神樹に預けた聖力の器は生き続けるので、ナーリスに命の危険はないという。
けれどそれは過去の経験からの推測で、実のところ、生まれてたった五年の皇を残して聖人や魔王がこの世を去った事例はない。ナーリスが体調を崩してしまったらどうしよう。病に蝕まれていくように、次第に衰弱してしまったら。
いや、もし肉体的に健やかな人生を送ることができたとしても、あの子は心に大きな傷を負うだろう。だって、実母と乳母が重罪人となり、世界から追放されたのだから。
「母上」
今にも泣きだしそうなナーリスの声が聞こえる。思いが募り過ぎて、とうとう幻聴か。
私はくすり、と自嘲の笑みを漏らして、小瓶の蓋を開ける。その途端、植物の爽やかな香りが鼻先を撫でて漂った。いつもウィオラが纏っていた匂いと似ている。
本当にウィオラは混沌術を利用していたのだなと思い、私は妙に納得した。
「母上」
ナーリスがまた、私を呼んでいる。小瓶を傾け、唇に当てる。さようなら、私の世界。私のナーリス……。
「母上、母上!」
急に、腹部にドゴンと重たい衝撃を覚えた。
思わず「ぐふ」っと空気の塊を吐き出して、零しそうになった小瓶を握り直して振動を抑える。
「あ、危ないじゃない!」
思わず間抜けな叫びを上げた私は、お腹に飛び込んできたものの正体を見て絶句した。
四足歩行、茶色の滑らかな体毛。三角の耳は背中にくっつきそうなほど倒されていて、紅玉のような瞳は涙のせいでうるうるとしている。
「母上、母上ぇ」
悲しみに全身を震わせながら、ぐりぐりと鼻面を押し付ける茶色のモフモフ。間違いない。ナーリスだ。
私は、驚きのあまり呼吸すら忘れて硬直し、鼻ドリルを食らうがままになっている。何呼吸か置いて驚愕から覚めた私は、小瓶の蓋を閉じて近くの台に置き、間違っても中身をナーリスにかけてしまわないようにしてから、息子を抱き上げる。
「ナーリス、だめじゃない、こんな場所に来ちゃ」
自分のものとは思えないほど、愛情深い声が出た。
ナーリスはただ、しくしくと涙を流している。私の罪についてどこまで知っているのかわからないが、少なくとも、母には何か事情があり、遠い場所に行ってしまうのだと察しているだろう。
こんなに幼い子に、なんと酷なことか。
私には、リサを経る前のリザエラの気持ちが理解できない。
全世界に期待されたナーリスが、皇として不完全な部分を持っている。それはきっと、繊細なリザエラの心に重くのしかかったのだろう。けれど、だからと言って、我が子を愛していけない理由にはならない。リザエラは堂々とナーリスに「愛している」と告げ、国中にも公言するべきだったのだ。
当時の私は、何てことをしたのだろう。
私は言葉なくナーリスを抱き締める。三角耳の間に口を寄せる。触れた唇を通じて高めの体温が流れ込み、鼻の奥がつんと痛くなる。もう二度と、この温もりを感じることは叶わない。
ただ、洟を啜る音だけが響く狭苦しい地下室で、立会人らが困惑した様子で視線を交わし合う。静寂を破ったのは、思いの外優しいデュヘルの声だった。
「ナーリス、そろそろ終いにしなさい」
びくり、とナーリスの全身が打たれたように震えた。私の胸にしがみ付き、絶対に離れるものかと強情になる息子の姿に、涙が溢れそうになるのを拳で拭う。名残惜しさを感じつつもモフモフの身体を引き剥がした。
「母上、僕」
「ナーリス、愛しているわ。今も昔も、あなたに素っ気なくしていた時からずっとずっと」
ナーリスは目を見開く。目の縁に再び涙が盛り上がり、頬を伝って石床に染み込んだ。
デュヘルに促された立会人が、私に腕を伸ばす。意図を察して、ナーリスを彼の腕に預けた。体温が消えた胸元がすうっと冷たくなる。そしてその奥にある私の心には大穴が空き、冷たい風が吹き抜けた。
さようなら。
口の中で呟いて、悲しみを振り切った私はデュヘルへと目を向ける。
「デュヘル様」
「リザエラ、残念だ」
やっと真っすぐこちらを見てくれた。法廷ではあれほど冷ややかだった赤紫色の瞳に、今は憤りなどなく、ただ深い悲しみがあるだけだった。
それを目にした瞬間、身体の芯から沸き上がるような強い後悔を覚えた。そして、理性ではなく本能が、口を衝き動かした。
「ごめんなさい。私、ちゃんと覚えていないのだけれど、本当はナーリスだけでなく、あなたのことも、きっとずっと」
「言葉にしなくて良い。ありのままの君を受け入れる。言っただろう、世界中が君の敵になっても、私と、きっとナーリスも君の味方だ。私は約束を違わない」
「え?」
困惑の声を上げた私に言葉を返すことはなく、デュヘルは台の上に安置された小瓶を手に取ってそれを差し出した。私は戸惑いつつも受け取り蓋を開く。その時にはもう、デュヘルは離れてしまい、私のことなんて見てはいなかった。
小瓶から再び、ふわりと爽やかな香りが漂った。
私は、蒼白な顔をしたウィオラと目配せをする。
ナーリスのため、混沌術をリザエラに施したウィオラ。魔が差してリサを死に追いやろうとしたり、ナーリスの愛をめぐり冷戦を繰り広げたりした、因縁の相手でもある。もっとも私はそんなことなど露知らず呑気に暮らしてきたので、あの法廷で真実を知り、今でも若干戸惑っている。
転生先で、ウィオラと再び出会えるかはわからない。けれど、リサもスミレと一緒にいたのだからきっと、私達の魂は深い縁で結ばれているのだろうと思えた。
「いつかまた会えるかしら?」
私の口から飛び出した言葉にウィオラは一瞬目を見開いてから、柔らかい、しかし芯の強さを感じさせる笑みを浮かべた。
「私がどんな悪事をしたのか、お忘れですか? 私となど、もう出会わない方が良いはずですよ」
声を返す間すらなく、ウィオラは小瓶を傾けた。ごくん、と細い喉が上下する。
ウィオラの思い切りの良さに呆気に取られるが、負けてはいられない。私も唇を小瓶の縁に沿わせ、ぐいっと中身を口内に流し込んだ。
喉元が熱い。液体が熱を持ったかのように食道を焼き、胃を煮立たせて、全身の血を沸騰させた。
そして私は再び、世界にさようならを告げた。
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