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序章
日常に忍び寄る影??
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俺らの両親はちょうど一年前に事故で居なくなってしまった。それからは妹と二人で暮らしている。
「キーンコーンカーンコーン」
そこで俺の思考は遮られた。学校のチャイムも鳴り、俺と妹は下校後に買い物に出かけた。その途中、
「お兄ちゃん、この道全然人が居ないね」
妹に言われ、周りを見てみると人が一人も居なかった。その直後、前の空間にひびが入り門が現れた。
「な、なんだ?」
そしてその中から夢で見た黒い装束を着た、人のような物が出てきた。
「お兄ちゃん、怖い」
俺は咄嗟に妹を自分の後ろに隠した。
「その娘を攫いに来た、怪我をしたくなければ渡せ」
「はいどうぞって渡すかよ!」
「そうか、ならば仕方が無い」
俺にとって妹はたった一人の家族だ。渡す訳には行かない。でも相手が俺に倒せるものなのか、それが俺の考えを惑わせた。妹は体を震わせてる。こんな時に兄が何もしなくてもいいのか。俺は決心して相手に殴りかかった。
「先手必勝だ!」
だがその行動も虚しく、俺の拳は空の空間を殴った。
「ふむ、ではこちらからも攻撃してやろう」
『闇魔法、暗黒轟波!』
その直後、人のような物の前から黒い斬撃が飛んできて、俺の体を切り裂いた。
「お兄ちゃん!おにーちゃーん」
「娘は攫うぞ、お兄ちゃんとやら」
てめえにお兄ちゃんて言われる筋合いはない!(怒)くそっ喋ることすら出来ねぇ。神が居るなら俺に妹を助けに行かせろ!
俺は神に願った。そうすると何処からともなく頭の中に声が聞こえてきた。
「暇だからその願い叶えてやろう!」
暇ってなんだ暇って、、、ってツッコミしてる場合じゃない!君は誰なんだ?
「神だ!(`・ω・´)キリッ」
あ、うんそんな感じだと思ってたけどさ、まあいいや。それで神様、願いを叶えてくれるのか?
「汝の願いを聞き入れた、叶えてやるし、少しは能力もやろう」
マジか!ってやばい意識が朦朧としてきた...
「じゃあ行ってくるがよい!」
これにより俺の冒険は始まった。
「キーンコーンカーンコーン」
そこで俺の思考は遮られた。学校のチャイムも鳴り、俺と妹は下校後に買い物に出かけた。その途中、
「お兄ちゃん、この道全然人が居ないね」
妹に言われ、周りを見てみると人が一人も居なかった。その直後、前の空間にひびが入り門が現れた。
「な、なんだ?」
そしてその中から夢で見た黒い装束を着た、人のような物が出てきた。
「お兄ちゃん、怖い」
俺は咄嗟に妹を自分の後ろに隠した。
「その娘を攫いに来た、怪我をしたくなければ渡せ」
「はいどうぞって渡すかよ!」
「そうか、ならば仕方が無い」
俺にとって妹はたった一人の家族だ。渡す訳には行かない。でも相手が俺に倒せるものなのか、それが俺の考えを惑わせた。妹は体を震わせてる。こんな時に兄が何もしなくてもいいのか。俺は決心して相手に殴りかかった。
「先手必勝だ!」
だがその行動も虚しく、俺の拳は空の空間を殴った。
「ふむ、ではこちらからも攻撃してやろう」
『闇魔法、暗黒轟波!』
その直後、人のような物の前から黒い斬撃が飛んできて、俺の体を切り裂いた。
「お兄ちゃん!おにーちゃーん」
「娘は攫うぞ、お兄ちゃんとやら」
てめえにお兄ちゃんて言われる筋合いはない!(怒)くそっ喋ることすら出来ねぇ。神が居るなら俺に妹を助けに行かせろ!
俺は神に願った。そうすると何処からともなく頭の中に声が聞こえてきた。
「暇だからその願い叶えてやろう!」
暇ってなんだ暇って、、、ってツッコミしてる場合じゃない!君は誰なんだ?
「神だ!(`・ω・´)キリッ」
あ、うんそんな感じだと思ってたけどさ、まあいいや。それで神様、願いを叶えてくれるのか?
「汝の願いを聞き入れた、叶えてやるし、少しは能力もやろう」
マジか!ってやばい意識が朦朧としてきた...
「じゃあ行ってくるがよい!」
これにより俺の冒険は始まった。
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