吹 戦 ～楽器であいつ等（敵）と戦え！～

「すいせん（吹 戦）」と事件の始まり

あの頃はまだ、小学６年生だった春休み手前のひ
私は、ご飯を食べながら呟いた

　　「平和だなー。」

普段から虐めやら何やらと騒がれていたが
こうして時々休みを取るものいいなと
感じた。


-------------しかし何気ない日常は


　　　　　　あいつらに壊された


お昼に近かった頃テレビを見ながら勉強をしていると

『本日は（（・・・通信上k（（・・・・悪化s（（・・・・・』

テレビのノイズが増え、途中で聞き取れないとイライラしていた.


そんな心配をよそに

日本は、あいつらの手中に


　　　　　　　　　『落ちた・・・』


（（エー・・・キコエテイマスカ？））
（（ワレワレハ、　　（（敵））ダ・・・。））

聞いた声は機械音声だが、　　何処と無く静かで懐かしい感じがした。


（（ワレワレハ、『ハイジャック』ヲ　オコナッタ。））

（（イマハ、セイジモ、イッパンダンタイモ、ソウリダイジンサエ・・・・・））


　　　　　　　（（ウゴカナイモンネ！））


―――――ーーーーーそこに映し出されたのは


　　　　　　　　日本で有名な・・・・
　　　　　　　　　　総理大臣の









　　　　　　　顔だけの血だらけな物体が
　　　　　　　　　転がっていた。





ハイジャックしたと言うなぞの敵は言った

（（こちらには、人質がいる・・・・おい！！！コッチに来い！））

機械音声が切れ肉声音声が出たと
思っていた。

人質なんていないと、
大丈夫だと・・・・

（（こいつらを人質に取った・・。））

そこに映ったのは、
政治を動かしてる人　　地域の組長、班長
警察　自衛隊　学校の先生・・・

本当に人質かと思うくらいの
総勢５００万人位の人が
居た。

（（武器は全国各都道府県においてすべて回収させてもらった。））
とたとたと、かわいらしい足音が聞こえると
画面にはピンクの髪の女の子
・・・推定８歳くらいの女の子が映った。
（（（たいちょー！全員ワープさせたよー?）））
（（ご苦労、撮影中だから見回りでもしていてくれ。））
（（（わかったー！）））
いかにも嬉しそうに画面から消えてった・・



私は、これから予想もしない展開に巻き込まれる。