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番外編
side千波4
しおりを挟む「あー……それは言いたくない」
「……」
「ごめんね? でもあいつが弱みを用意してたワケなら話せるから……」
「弱み、用意してたの?」
羽咲ちゃんのことがあって調べたとかではなく?
「うん。生徒会がつまらなかったらそれネタに会長脅して生徒会辞めるつもりだったんだって。とんだアホだよね」
「………」
こわっ! 碓氷総真こわっ!
「れ、玲哉くん、そんな人の面倒見なんて必要ないんじゃ……?」
「普段は漫才のボケよりボケてるやつなんだよ……。それに俺が辞めたら、由羽をこっちに召還しなくちゃいけなくなるよ? 俺か由羽しか対応出来ないから」
「それは那也が哀しむ」
「でしょ? だから今はまだ、俺がやってるのがいいんだよ……」
わたしの肩に顎を載せて、軽く息を吐いた玲哉くん。
う……今の、ドキッとしてしまった……。でもこんなお疲れの玲哉くんを放っておくことも出来ない……。
「玲哉くん、うち来る?」
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