127 / 299
四 敵、多過ぎでしょう。
side流夜30
しおりを挟む
+
「――あのねえ、私も大概付き合いを認めないわけじゃない。――し、流夜くんは私を裏切ることはしないとわかっているからね」
在義さんの変わりように、咲桜に至っては若干泣きかけていた。
在義さんは続ける。
「まあ、邪魔してほしいんならするけど。いいの? 流夜くん」
「邪魔はしてほしくないけど急に許されても気味悪いよ!」
「親に向かって気味悪いはないだろ。わかった。私が流夜くんの隣に座ろうか」
「ごめんなさい!」
咲桜が即謝ったので、ダイニングテーブルで咲桜は俺の隣についてくれた。
向かいの在義さんは、軽くため息をついた。
「流夜くんが赤面台詞簡単に吐くから、邪魔してもあまり手ごたえがなくてつまらないのもある」
……在義さんに邪魔されて、それなりに被害は被っているんだけど。
そして俺、赤面台詞とか言ってるか?
「――あのねえ、私も大概付き合いを認めないわけじゃない。――し、流夜くんは私を裏切ることはしないとわかっているからね」
在義さんの変わりように、咲桜に至っては若干泣きかけていた。
在義さんは続ける。
「まあ、邪魔してほしいんならするけど。いいの? 流夜くん」
「邪魔はしてほしくないけど急に許されても気味悪いよ!」
「親に向かって気味悪いはないだろ。わかった。私が流夜くんの隣に座ろうか」
「ごめんなさい!」
咲桜が即謝ったので、ダイニングテーブルで咲桜は俺の隣についてくれた。
向かいの在義さんは、軽くため息をついた。
「流夜くんが赤面台詞簡単に吐くから、邪魔してもあまり手ごたえがなくてつまらないのもある」
……在義さんに邪魔されて、それなりに被害は被っているんだけど。
そして俺、赤面台詞とか言ってるか?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
20
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる