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六 めっちゃ仲良しじゃん!

side流夜23

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「そんなことはどうでもいい! 咲桜以来の黄金比率ですから絶対逃しませんよ。実は先生には以前から目をつけていましたからね」

「………」

怖い。

日義は懐からカメラを取り出した。

一眼レフだった。

どこに隠してたんだそんなブツ。

「さあ先生! ――いや咲桜、普段は先生をどう呼んでいるんだ?」

「え、流夜くん……?」

「マジか! じゃあ流夜くん感を出さないと……」

どんな感だ、それは。

ぐいぐい迫ってくる頼は、こいつってこんなにアクティブだったか? と信じられないほどテンションが高い。

「さ、咲桜? な、んなんだこれは……? 遙音といい、ここの首席は変わったのばかりなのか?」

最早、教師のツラをする余裕がない。

正直、目の前の生徒から身の危険を感じる。

「はるおと――? 夏島先輩のことですか? 先生、夏島先輩とも知り合いなんですかならば是非紹介してください! この前笑満が連れて来かけたんですけどなんか逃げられたんで――先輩のこともなかなかの逸材と思っていたところですっ」

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