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本編
リップル王女の歓迎舞踏会②
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「アリー?」
背後から聞きなれた声が聞こえて振り向くと、心配そうな顔をした親友二人が立っていた。
「マリアン……アナ……」
王立学園時代からの親友のマリアージュとミリアナは、わたしの傍へと来ると背中を撫でてくれる。
「どうしたの、こんな所で。次はアリーが殿下と踊るんじゃないの?」
「泣いてるの? 何かあった?」
「…………」
心配してくれてる二人に、最近の出来事やロブ殿下への気持ちに気付いてしまった事を話した。
「……今頃!? てっきり昔から二人は想い合ってるのかと思ってたわ」
「アリーはロビウムシス殿下と居る時、凄く良い笑顔してるものね。まさか無自覚だったとは……」
違う意味で二人に驚かれて、わたしは唖然とする。周りからはそう思われてたの?
「それなら尚更、ダンス踊って来なさいよ。リップル王女に負けちゃダメ」
「そうよ~ロビウムシス殿下のお気持ちがアリーにあるのなら、自信持たなきゃ」
「で、でも……」
ロブ殿下の傍に行く事を考えただけで足がすくんでしまうわたしを二人が半ば引きずる様にバルコニーから連れ出し、キョロキョロと誰かを捜している様子の殿下の元へと連れて行く。
「殿下、お捜しのアリーを連れてきましたよ~」
マリアージュが声を掛けると、わたしの姿を視界に入れたロブ殿下がほっとした顔を見せてこちらへとやって来た。
「良かった、どこへ行ったのかと……アリー? どうした、何かあったのか」
ロブ殿下の姿を見ただけで瞳が潤み出して俯いたわたしを心配そうに覗き込まれる。わたしは今とても情けない顔をしているだろう。それを見られたくなくて、視線を逸らしてしまう。
「殿下のお姿が素敵すぎて直視出来ないらしいですよ~」
「え……」
「ち、違いますっ! マリアン変な事言わないで」
「ふふ、じゃあちゃんと殿下に本当の事話しなさいよ」
「そ、それは……」
口ごもるわたしにミリアナは「まずはダンスを披露してからでいいんじゃない?」と笑顔で殿下の方にわたしの身体を押し出した。急に殿下との距離が縮まり呼吸が止まりそうになる。
「……踊れそう? 無理なら休憩室にでも連れて行くけど」
「だい、じょうぶです」
「辛くなったら言うんだよ。ではアリエッタ嬢、私と踊って頂けますか?」
「……はい」
差し出されたロブ殿下の手に自分の手を乗せる。マリアージュとミリアナの方を振り返ると笑顔で手を振ってくれている。……分かってるわよ、頑張って踊ってくるわよ。背中を押してくれた親友たちに感謝しながら、殿下と一緒にフロアの中央へと向かう。
殿下とは何度もこうやって踊っているのに、今日は殿下の身体に触れているだけでこれまでに感じた事のないくらいの緊張感が走る。音楽に合わせて動き出すけど、緊張しているせいかステップがおぼつかない。
「アリー、俺の事だけ見て。俺の事だけ考えて」
いつもと違うわたしに気付いたロブ殿下が小さな声で囁く。その言葉ひとつで、わたしは本当にロブ殿下の事だけしか視界に入らなくなって、長年身体に染みこんだステップを自然と踏んでいく。気付いた時には大きな拍手の中、ロブ殿下に手を引かれてフロアの隅へと歩いていた。
そのままロブ殿下はこっそりと大広間から廊下へと続く扉を抜けて行く。わたしは殿下の手に引かれるまま、幾つもの廊下を抜けて庭園へと辿り着いた。ここは昔よく両殿下たちと遊んでいた場所だ。久し振りに来た庭園は、昔と変わらず綺麗に整備されている。ロブ殿下はわたしをベンチへ座らせると、自分もその横に腰かけた。
「身体は大丈夫? 辛くない?」
「はい、大丈夫です。それよりも抜け出してしまって良いんですか」
「もう今日の役目は果たしたからね。それにアリーの事が気になって仕方ない。一体どうしたんだい?」
「……っ」
何をどうやって話したら良いのか分からず、わたしは殿下の顔を見るけど言葉が出て来ない。だけど、だけど……このまま逃げてばかりいたら、きっとリップル王女に殿下の隣りを奪われてしまいそうで怖くなる。
「リップル王女と……ロブ殿下が踊られている姿を見て……胸が苦しくなりました。わたし、ロブ殿下の事を考えるだけで苦しくなるんです。ずっとこれが何なのか、よく分からなかった」
「…………」
「でも、今日ようやく分かった気がします。わたし、ロブ殿下の事が好きだったみたいです……自分でもずっと気付いてなかったんですけどね」
勇気を振り絞って気持ちを伝えてロブ殿下を見ると、口元に手を当てて真っ赤な顔をされていた。そして顔を横に向けられた。
「ごめん……嬉しすぎて泣きそうだ」
「え……」
暫しの間の後、唇を噛みしめながらわたしの方へと向き直り……「アリー……」と呟き、わたしの身体を抱き寄せた。
「っ!」
急に腕の中へと包みこまれて、わたしは息をのむ。間近で感じる殿下の香りに酔いそうになる。そして悲しい訳じゃないのに、涙があふれてくる。
「ごめん、嫌だった?」
不安そうな顔でわたしの顔を見下ろすロブ殿下に、わたしは首を横に振る。
「ロブ殿下の事が好き過ぎて苦しいんです」
「……あ、りー」
殿下も泣きそうな顔になりながら、微笑まれる。殿下のこんな顔見るのは初めてだ。
「何だよ、それ……そんな可愛い事言われたら、抑えられなくなるだろ」
そういうと、頭から額、頬へと順番にキスが下りてくる。そのままわたしの唇へと殿下の唇が重なる。わたしは一瞬ビクッとして、思わず殿下の服を掴む。何度もついばむ様に唇が重なり、そして徐々に深みを増していく。
「んっ……ぁ……」
初めての口づけに、どう対応して良いか分からず呼吸が苦しくなる。それに気づいたロブ殿下が「鼻で呼吸してご覧」と耳元で囁く。甘い声に余計に意識が遠くなりそうになりながら、言われた通りにすると更に口づけは深くなっていく。
待って待って、こんなの聞いてない。気持ちを伝えた途端、こんな口づけなんて反則だ。わたしは必死にロブ殿下にしがみつきながら「好きだよ」と時折囁かれる声と、予想外の深い口づけを受け止めた。
背後から聞きなれた声が聞こえて振り向くと、心配そうな顔をした親友二人が立っていた。
「マリアン……アナ……」
王立学園時代からの親友のマリアージュとミリアナは、わたしの傍へと来ると背中を撫でてくれる。
「どうしたの、こんな所で。次はアリーが殿下と踊るんじゃないの?」
「泣いてるの? 何かあった?」
「…………」
心配してくれてる二人に、最近の出来事やロブ殿下への気持ちに気付いてしまった事を話した。
「……今頃!? てっきり昔から二人は想い合ってるのかと思ってたわ」
「アリーはロビウムシス殿下と居る時、凄く良い笑顔してるものね。まさか無自覚だったとは……」
違う意味で二人に驚かれて、わたしは唖然とする。周りからはそう思われてたの?
「それなら尚更、ダンス踊って来なさいよ。リップル王女に負けちゃダメ」
「そうよ~ロビウムシス殿下のお気持ちがアリーにあるのなら、自信持たなきゃ」
「で、でも……」
ロブ殿下の傍に行く事を考えただけで足がすくんでしまうわたしを二人が半ば引きずる様にバルコニーから連れ出し、キョロキョロと誰かを捜している様子の殿下の元へと連れて行く。
「殿下、お捜しのアリーを連れてきましたよ~」
マリアージュが声を掛けると、わたしの姿を視界に入れたロブ殿下がほっとした顔を見せてこちらへとやって来た。
「良かった、どこへ行ったのかと……アリー? どうした、何かあったのか」
ロブ殿下の姿を見ただけで瞳が潤み出して俯いたわたしを心配そうに覗き込まれる。わたしは今とても情けない顔をしているだろう。それを見られたくなくて、視線を逸らしてしまう。
「殿下のお姿が素敵すぎて直視出来ないらしいですよ~」
「え……」
「ち、違いますっ! マリアン変な事言わないで」
「ふふ、じゃあちゃんと殿下に本当の事話しなさいよ」
「そ、それは……」
口ごもるわたしにミリアナは「まずはダンスを披露してからでいいんじゃない?」と笑顔で殿下の方にわたしの身体を押し出した。急に殿下との距離が縮まり呼吸が止まりそうになる。
「……踊れそう? 無理なら休憩室にでも連れて行くけど」
「だい、じょうぶです」
「辛くなったら言うんだよ。ではアリエッタ嬢、私と踊って頂けますか?」
「……はい」
差し出されたロブ殿下の手に自分の手を乗せる。マリアージュとミリアナの方を振り返ると笑顔で手を振ってくれている。……分かってるわよ、頑張って踊ってくるわよ。背中を押してくれた親友たちに感謝しながら、殿下と一緒にフロアの中央へと向かう。
殿下とは何度もこうやって踊っているのに、今日は殿下の身体に触れているだけでこれまでに感じた事のないくらいの緊張感が走る。音楽に合わせて動き出すけど、緊張しているせいかステップがおぼつかない。
「アリー、俺の事だけ見て。俺の事だけ考えて」
いつもと違うわたしに気付いたロブ殿下が小さな声で囁く。その言葉ひとつで、わたしは本当にロブ殿下の事だけしか視界に入らなくなって、長年身体に染みこんだステップを自然と踏んでいく。気付いた時には大きな拍手の中、ロブ殿下に手を引かれてフロアの隅へと歩いていた。
そのままロブ殿下はこっそりと大広間から廊下へと続く扉を抜けて行く。わたしは殿下の手に引かれるまま、幾つもの廊下を抜けて庭園へと辿り着いた。ここは昔よく両殿下たちと遊んでいた場所だ。久し振りに来た庭園は、昔と変わらず綺麗に整備されている。ロブ殿下はわたしをベンチへ座らせると、自分もその横に腰かけた。
「身体は大丈夫? 辛くない?」
「はい、大丈夫です。それよりも抜け出してしまって良いんですか」
「もう今日の役目は果たしたからね。それにアリーの事が気になって仕方ない。一体どうしたんだい?」
「……っ」
何をどうやって話したら良いのか分からず、わたしは殿下の顔を見るけど言葉が出て来ない。だけど、だけど……このまま逃げてばかりいたら、きっとリップル王女に殿下の隣りを奪われてしまいそうで怖くなる。
「リップル王女と……ロブ殿下が踊られている姿を見て……胸が苦しくなりました。わたし、ロブ殿下の事を考えるだけで苦しくなるんです。ずっとこれが何なのか、よく分からなかった」
「…………」
「でも、今日ようやく分かった気がします。わたし、ロブ殿下の事が好きだったみたいです……自分でもずっと気付いてなかったんですけどね」
勇気を振り絞って気持ちを伝えてロブ殿下を見ると、口元に手を当てて真っ赤な顔をされていた。そして顔を横に向けられた。
「ごめん……嬉しすぎて泣きそうだ」
「え……」
暫しの間の後、唇を噛みしめながらわたしの方へと向き直り……「アリー……」と呟き、わたしの身体を抱き寄せた。
「っ!」
急に腕の中へと包みこまれて、わたしは息をのむ。間近で感じる殿下の香りに酔いそうになる。そして悲しい訳じゃないのに、涙があふれてくる。
「ごめん、嫌だった?」
不安そうな顔でわたしの顔を見下ろすロブ殿下に、わたしは首を横に振る。
「ロブ殿下の事が好き過ぎて苦しいんです」
「……あ、りー」
殿下も泣きそうな顔になりながら、微笑まれる。殿下のこんな顔見るのは初めてだ。
「何だよ、それ……そんな可愛い事言われたら、抑えられなくなるだろ」
そういうと、頭から額、頬へと順番にキスが下りてくる。そのままわたしの唇へと殿下の唇が重なる。わたしは一瞬ビクッとして、思わず殿下の服を掴む。何度もついばむ様に唇が重なり、そして徐々に深みを増していく。
「んっ……ぁ……」
初めての口づけに、どう対応して良いか分からず呼吸が苦しくなる。それに気づいたロブ殿下が「鼻で呼吸してご覧」と耳元で囁く。甘い声に余計に意識が遠くなりそうになりながら、言われた通りにすると更に口づけは深くなっていく。
待って待って、こんなの聞いてない。気持ちを伝えた途端、こんな口づけなんて反則だ。わたしは必死にロブ殿下にしがみつきながら「好きだよ」と時折囁かれる声と、予想外の深い口づけを受け止めた。
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