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第二章
卒業パーティ③
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辿り着いたのはパーティの控室ではなく、アルスト殿下の私室だった。戸惑うあたしを殿下はソファーへと下ろし、跪いてこちらを覗き込んで来た。
「すぐに魔法医を呼ぶから待っててね」
「い、いえ!! あの、大丈夫ですからっ……」
「でも何だか顔色が良くないよ」
「それはっ、その…………大変、失礼な事をして申し訳ありませんでした、殿下」
心配してくれる殿下にこれ以上迷惑を掛けたくなくて、あたしはソファーから立ち上がり殿下へと頭を下げて謝罪した。とにかくしでかした失態を謝らないといけない。
「わたくし、殿下と会えなくなるのが寂しくて……無意識で殿下に抱き付いてしまったんです。とんでもない行いです、処罰も受ける覚悟です。どうか、お許し下さい」
一気にまくしたてたあたしを殿下はキョトンとした表情で見つめていた。そりゃそうだ、呆れ返るに決まっている。
「わ、わたくし、最近おかしいんです。昔は暫く会えなくても平気だったのに、今は殿下のお傍に少しでも居たくて。そんなの無理だって分かっているのに、我慢しなきゃいけないんだって思うのに、頭の中が殿下の事で一杯で……」
「抱き付くほど寂しいの?」
「申し訳ありません。勿論、王太子妃に相応しくないと殿下がお望みなら婚約破棄も受け入れま……」
「はあああああああ!?」
それまで穏やかに話を聞いてくれていた殿下が突然大きな声を上げた。驚いて残りの言葉を飲み込むあたし。
「ティアナ」
普段聞いた事のない様な低い声で名前を呼ばれた。
「は、はいっ」
返事を返しながら、周りの皆が『アルスト殿下は怖い』と言っていた事を思い出す。どうやら殿下を怒らせてしまった――?
「……君は本当に分かってないね」
グイッ! と腕を引かれて殿下の方へと引き寄せられた。
「何度も言ったよね? 私が君を嫌いになる事なんてあり得ないって」
確かに幾度かそのお言葉を頂いた事がある。けれど、今回の事はそれすらも帳消しにされてしまう程の失態を犯してしまった筈だ。皆の前で殿下に恥をかかせ、パーティを中断させてしまったのだ。
「で、ですが」
「私がどれ程君を愛しているのか、ちっとも理解していない」
「で、んか……」
「寂しいなら君も一緒にコンフォーネに来たら良い、丁度春休みだ」
「そんな事!!」
一緒に居たいからと、婚約者が王太子の仕事に付いて行くだなんて前代未聞だ。
「それに寂しいなら寂しいと素直に言えば良い。寂しい、会いたい、触れたい、口付けしたい、添い寝したい、脱ぎたての寝間着に顔を埋めたい、抜けたまつ毛をコレクションしたい……おっと、私の願望が少し漏れたが……したいなら言えばいいんだ、我慢せずに」
「――??!!?!?」
なんか後半はよく意味が分からなかったけど。
「そんな我儘言えません」
「我儘じゃないよ、むしろ私がしたい事だ」
「ですが……」
幼い頃から公爵家の令嬢として、そして王太子の婚約者として相応しくある様に教育を受けて来た。遊びたくても我慢したし、正直逃げ出したくなる程の厳しい王太子妃教育だって必死に頑張って受けて、常に自分のしたい事なんて後回しで生きて来た。今更我儘を言えと言われてそう簡単には出来ない。
「常識外れな事なら無理だが、ある程度の事なら私が受け止めるから大丈夫。君はもう少し自分の気持ちを外に出して、我儘も言っていいんだよ。特に婚約者の私には、ね」
「殿下にそんな事出来ません」
「“殿下”じゃない、ただの君の婚約者の男だ。敬意は有難いがこういう時くらい一人の男として頼ってよ」
「…………」
そんな事して嫌われたりしないだろうか。寂しいだなんて本当にどうでも良い我儘じゃないのだろうか。どうして殿下はこんなに昔からあたしを甘やかして下さるのか。
「うーん、いきなりは出来ない? 練習してみようか」
「えっ」
「私の言う通りに言ってみて。寂しいから抱きしめて、って」
「ふえっ!? なっ、無理ですそんなの」
「言わないとキスしちゃうよ?」
「っ!?」
さっきまで怒っていた殿下が今は楽しそうだ。あたしは恥ずかしすぎて顔が熱を帯びているのが分かる。こうなった殿下は引き下がらないのをあたしは知っている。
「さ……び、し………ら」
「ん? 聞こえないよ」
「――抱きしめて下さいっ!」
言わないと終わらないので恥ずかしさで半ばやけになって告げると、大きな手でグっと頭の後ろを支えられて唇に殿下の唇が重ねられた。
「んむっ!?」
思ってた行動と違っていてジタバタするあたし。
「っ、コレ、ちがっ……」
「うん、でもあんまりにも可愛いから♡」
「んんっ」
再び口付けされながら身体を引き寄せられて、ある意味抱きしめられている状態になった。ちゅっ、ちゅっ、と何度もついばむ様にキスをしてくる殿下。
「君がどんなに婚約破棄したいと言ったとしても私はそれを認めないから。勿論婚姻後も離縁などしない。君の一生は私と共にある、どんな手を使ってでも逃がさないから」
「殿下……」
「愛してるんだ、どうか私から逃げないで」
「逃げません……変な事言って申し訳ありませんでした」
あたしも殿下の身体に手を回してギュッと抱きしめ返す。これからも傍に居ていいんだ……触れてもいいんだ。殿下の言う様に我儘を言うのはなかなか難しいとは思う。けれど、少しずつでも自分の気持ちを殿下に伝えれる様になっていけたらいいな、と思う。時間は掛かるかもしれないけれど。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
翌日、本当にあたしも殿下と一緒にコンフォーネ王国へと向かう事になるだなんて思わなかった。城から帰ると既に何故かメイド達の手によって荷造りが終わっており、明朝には王家の紋章の馬車を引き連れた殿下があたしを迎えに現れたのだ。側近であるタクトお兄様が騎士団の先頭で頭を抱えていたけど、あたしは笑顔で馬車の中から手を差し伸べている殿下の手を取ったのだった。
「すぐに魔法医を呼ぶから待っててね」
「い、いえ!! あの、大丈夫ですからっ……」
「でも何だか顔色が良くないよ」
「それはっ、その…………大変、失礼な事をして申し訳ありませんでした、殿下」
心配してくれる殿下にこれ以上迷惑を掛けたくなくて、あたしはソファーから立ち上がり殿下へと頭を下げて謝罪した。とにかくしでかした失態を謝らないといけない。
「わたくし、殿下と会えなくなるのが寂しくて……無意識で殿下に抱き付いてしまったんです。とんでもない行いです、処罰も受ける覚悟です。どうか、お許し下さい」
一気にまくしたてたあたしを殿下はキョトンとした表情で見つめていた。そりゃそうだ、呆れ返るに決まっている。
「わ、わたくし、最近おかしいんです。昔は暫く会えなくても平気だったのに、今は殿下のお傍に少しでも居たくて。そんなの無理だって分かっているのに、我慢しなきゃいけないんだって思うのに、頭の中が殿下の事で一杯で……」
「抱き付くほど寂しいの?」
「申し訳ありません。勿論、王太子妃に相応しくないと殿下がお望みなら婚約破棄も受け入れま……」
「はあああああああ!?」
それまで穏やかに話を聞いてくれていた殿下が突然大きな声を上げた。驚いて残りの言葉を飲み込むあたし。
「ティアナ」
普段聞いた事のない様な低い声で名前を呼ばれた。
「は、はいっ」
返事を返しながら、周りの皆が『アルスト殿下は怖い』と言っていた事を思い出す。どうやら殿下を怒らせてしまった――?
「……君は本当に分かってないね」
グイッ! と腕を引かれて殿下の方へと引き寄せられた。
「何度も言ったよね? 私が君を嫌いになる事なんてあり得ないって」
確かに幾度かそのお言葉を頂いた事がある。けれど、今回の事はそれすらも帳消しにされてしまう程の失態を犯してしまった筈だ。皆の前で殿下に恥をかかせ、パーティを中断させてしまったのだ。
「で、ですが」
「私がどれ程君を愛しているのか、ちっとも理解していない」
「で、んか……」
「寂しいなら君も一緒にコンフォーネに来たら良い、丁度春休みだ」
「そんな事!!」
一緒に居たいからと、婚約者が王太子の仕事に付いて行くだなんて前代未聞だ。
「それに寂しいなら寂しいと素直に言えば良い。寂しい、会いたい、触れたい、口付けしたい、添い寝したい、脱ぎたての寝間着に顔を埋めたい、抜けたまつ毛をコレクションしたい……おっと、私の願望が少し漏れたが……したいなら言えばいいんだ、我慢せずに」
「――??!!?!?」
なんか後半はよく意味が分からなかったけど。
「そんな我儘言えません」
「我儘じゃないよ、むしろ私がしたい事だ」
「ですが……」
幼い頃から公爵家の令嬢として、そして王太子の婚約者として相応しくある様に教育を受けて来た。遊びたくても我慢したし、正直逃げ出したくなる程の厳しい王太子妃教育だって必死に頑張って受けて、常に自分のしたい事なんて後回しで生きて来た。今更我儘を言えと言われてそう簡単には出来ない。
「常識外れな事なら無理だが、ある程度の事なら私が受け止めるから大丈夫。君はもう少し自分の気持ちを外に出して、我儘も言っていいんだよ。特に婚約者の私には、ね」
「殿下にそんな事出来ません」
「“殿下”じゃない、ただの君の婚約者の男だ。敬意は有難いがこういう時くらい一人の男として頼ってよ」
「…………」
そんな事して嫌われたりしないだろうか。寂しいだなんて本当にどうでも良い我儘じゃないのだろうか。どうして殿下はこんなに昔からあたしを甘やかして下さるのか。
「うーん、いきなりは出来ない? 練習してみようか」
「えっ」
「私の言う通りに言ってみて。寂しいから抱きしめて、って」
「ふえっ!? なっ、無理ですそんなの」
「言わないとキスしちゃうよ?」
「っ!?」
さっきまで怒っていた殿下が今は楽しそうだ。あたしは恥ずかしすぎて顔が熱を帯びているのが分かる。こうなった殿下は引き下がらないのをあたしは知っている。
「さ……び、し………ら」
「ん? 聞こえないよ」
「――抱きしめて下さいっ!」
言わないと終わらないので恥ずかしさで半ばやけになって告げると、大きな手でグっと頭の後ろを支えられて唇に殿下の唇が重ねられた。
「んむっ!?」
思ってた行動と違っていてジタバタするあたし。
「っ、コレ、ちがっ……」
「うん、でもあんまりにも可愛いから♡」
「んんっ」
再び口付けされながら身体を引き寄せられて、ある意味抱きしめられている状態になった。ちゅっ、ちゅっ、と何度もついばむ様にキスをしてくる殿下。
「君がどんなに婚約破棄したいと言ったとしても私はそれを認めないから。勿論婚姻後も離縁などしない。君の一生は私と共にある、どんな手を使ってでも逃がさないから」
「殿下……」
「愛してるんだ、どうか私から逃げないで」
「逃げません……変な事言って申し訳ありませんでした」
あたしも殿下の身体に手を回してギュッと抱きしめ返す。これからも傍に居ていいんだ……触れてもいいんだ。殿下の言う様に我儘を言うのはなかなか難しいとは思う。けれど、少しずつでも自分の気持ちを殿下に伝えれる様になっていけたらいいな、と思う。時間は掛かるかもしれないけれど。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
翌日、本当にあたしも殿下と一緒にコンフォーネ王国へと向かう事になるだなんて思わなかった。城から帰ると既に何故かメイド達の手によって荷造りが終わっており、明朝には王家の紋章の馬車を引き連れた殿下があたしを迎えに現れたのだ。側近であるタクトお兄様が騎士団の先頭で頭を抱えていたけど、あたしは笑顔で馬車の中から手を差し伸べている殿下の手を取ったのだった。
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