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第三章 第四の女

10-5.二人の見た夢

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ドピュ♡ ドピュルルル♡ ドピュピュ♡

「はい、水坂さん、お紅茶入れましたよ♥ おいしい特製ミルクティーですよ~♥ ふふふふふ♥」
「あ、ありがとうございます」

部屋に招き入れられた日葵は、慌てて片付けられたローテーブルに出されたティーカップを手に取った。
一口飲んで、日葵は顔をしかめてソフィアを見た。

「ソフィアさん…!紅茶にせーえき入れてる場合じゃないんです!」
「え???!!! 入れてない!! 入れてないですよぉ!!!!! 仮にはいってたとしたらそれは事故的なものですよ!!! 少ししか入ってないはずです!!!! 1ドピュくらい!!!!」

慌てて弁明するソフィアを見て、日葵は安心したように笑う。

「ソフィアさん、私たちはここじゃない違う世界で一緒に冒険してたんです。…覚えてないですか?」

日葵はカップに浮かぶ大きなドロリとした大きな塊を、ちゅるんと口に含んだ。
指摘した後に平然と精液入り紅茶を飲む日葵の姿を見て、その非現実的な光景にソフィアは思わず息を呑んだ。

「確かですね…私たちは魔王の城に乗り込んだあたりで…」

思い出す様に日葵は頭を捻る。

(魔王って…早めの中二病でしょうか)

これは難しいことになったぞ、とソフィアも頭を捻った。

(…なんとか…こう…ラッキースケベ的な方向に持っていけないでしょうか?)
(呪いとか…お薬とか…うまい事言って…。まず話に乗ってみますか)

「…私、思い出しましたヨ。そうですね。魔王の城に行ったんですよね…。イヤ~なんかデカかったデスネ!」
「そうです!みんなでココアに乗って!」

(うっ…パリピな響き… 大学生の夏休みみたいなノリですね… なんでダイハツの軽なんでしょうか?)

日葵の妄想の方向性が見えてこず、ソフィアは押し黙る。

(ヤリサー…)

関係ない言葉が浮かんでしまうと、ソフィアは頭を振った。

(ダメだ…。ヤリサーの事ばかり考えてしまいます)

「う~ん…なにかこう…30cm四方の何かがつっかかってすんでの所で思い出せない…」
「…けっこう大きい…。でも、そこまで思い出してくれてるならもうすぐかも…」

適当な事を言いながら、ソフィアは日葵の身体を舐める様に観察した。

(贅沢は言わないからパンツ見るぐらいまでは持って行きたいですね…)

「ところで…、私のこう…職業的な物はなんでしたっけ…?やっぱりニンジャウォーリャー的な奴ですか?」
「……?? …う~ん…ちょっとイメージないかもしれないけど一応聖女です」

何がやっぱりなのか分からずに、少し考えて日葵は返す。
手裏剣を投げれない現実に、ソフィアはションボリした。

(あれ? この子なんかすごい失礼なこと言いませんでした??)

「あ、そうでしたね。聖女聖女。 確かに、私程博愛の精神に満ち溢れた女もいないですからね! ホイミ~☆」

ニコニコと日葵に魔法を唱えるソフィアに、日葵はソフィアが何も思い出していない事を悟り始めていた。
ソフィアが好きなモノ。好きなコト。
日葵は真面目な顔になって向き直った。

「エッチなコトしたら思い出せそうですか?」
「えへへへへ♥ いやぁ♥ えへへへ♥ …え、そりゃあ…」

突然の日葵の願ってもない発言にソフィアはしどろもどろに頷く。
自慰も知らなさそうな少女からそんな提案が出るとは思いもしなかったソフィアは困惑した。

(案外むっつりさんなんでしょうか…こいつぁはかどりますね…)

「どういう事したいですか?」

大きくなった物を隠す様にソフィアは座りなおす。
顔を赤らめてプレイの希望を聞いた日葵に気が付くと慌てて返事を紡いだ。

「……えっ、じゃあ…お口で…。」
「……? くち?」
「…あ!! 冗談です…よ… …ぁ…」

口だけでいいのか、と首を傾げる日葵に、ソフィアは過大な要求をし過ぎてしまったと慌てて訂正する。
その時には既に、日葵はソフィアのスカートはめくられ、勃起した物が日葵の目前にあった
日葵は迷いなく、躊躇なくそれを頬張る。
自分の股間に顔を埋める小さなつむじに、ソフィアは目を白黒させた。

「あむ…♡ じゅぽ…♡ れろぉ…♡」
「…ん♥ …んぁ…♥ …すご…♥ うま…♥」

日葵の、小さな口全体を、余すことなく舌を使った奉仕を受けてソフィアは快楽のあまり喘ぎを漏らす。
上体を反らせ、床に手をつき、深呼吸してその快楽に耐える。

(普通にピンサロ嬢より上手い…)

「んくぅ…♥ 誰に…♥ 教わったんですか…?」

ソフィアは夢見心地で問いかける。
こうしてる間にも、力を抜けば直ぐに射精してしまいそうだった。

「ソフィアさんです。 毎日上手いお薬の出し方って」
「…そ、そんな外道な事を…。 あれぇっ…? 私聖女なんじゃ…? ウ~ン…矛盾してますねぇ…?」

設定の矛盾を突きましたと得意げな顔のソフィアに、日葵は少しイラっとした。
口のピストンと舌の速度をヤケクソ気味に上げ、勃起を刺激する。

「ぢゅるる…♡ はむぅ…♡ じゅる…♡ ぢゅぽ…♡」
「…ぁ、あの…♥ …もう…♥」

ソフィアの呟きを聞いて、日葵は射精を促す動作に入る。
舌でチロチロと先端を刺激しながら、竿を素早く両手で扱いた。

「いいれふよ…♡ のみまふ…♡ らして…♡」
「ん♥ あ♥ あぁ…♥」

ブピュル♡ ブピュルル♡ ブピュルルル♡

ピュ♡ ピュク♡ ブッピュ~♡

日葵はそうすることしか知らないようにそれを飲み干していく。
目の前で行われた行為に、ソフィアはついていけなかった。

「…どうですか思い出せそうですか…?」
「…もう一回…いいですか…?」

ポーっとした顔のソフィアは甘える様にねだった。
日葵は少し考えて、首を振った。

「やっぱり、セックスしたほうがいいと思います!」
「え。え。ちょっと?」

言って日葵は服を脱いで全裸になった。
困惑と期待で固くにやけるソフィアを押し倒すと、仰向けのソフィアにまたがる。
慣れた手つきで、自分の秘部に反り返ったソフィアのものを当てがった。

ぬぷ ぷ

「あ…嘘…入って……」

意外なほどにあっさりと、ソフィアの反り返った物は小さな身体に埋没していった。
そんなにあっさり入るという事も、水坂日葵と自室でセックスしているという現実も受け入れられず、ソフィアは疑う様に結合部を覗き込む。
小さな体に、未発達な割れ目に深々と突き刺さる自分の勃起。
勃起が感じる、子供特有の高い体温がそれが夢でない事を証明していた。
平時より少し荒い呼吸の日葵が、全部入った事に満足そうに吐息を吐く。
倫理を無視した光景に、ソフィアはあっという間に昂っていく。

「…ぁ…だめぇ…♥ …漏れ…♥ …ぁ…♥」

ブッビュ♡ ブッビュ~♡ ビュブブ♡

ブビュルル♡ ブビュ♡ ブビュビュ♡

膣内で痙攣するそれに察したように、日葵は同情的な微笑みを浮かべる。
これで終わってしまうのが悲しくて、ソフィアは情けない顔で日葵を見つめた。
日葵は可愛そうになって、いつもソフィアがそうしてくれている様に頭を撫でた。

「出ちゃったんですか? いいですよ♡ これで終わりになんてしませんから… 頑張って気持ちよくなって…ゆっくり思い出してください♡」

日葵が優しく腰を揺すり、勃起を促す。
自分の上で甲斐甲斐しく動く小さな裸体に、ソフィアの物はすぐに固さを取り戻した。

「…キス…していいですか…?」

ねだる様に首を起こすソフィアに、日葵は頷き口づけする。
餌を差し出された小鳥の様に、ソフィアは必死に身長差で出来た空間を首を伸ばして埋める。

「んちゅ♥ あむ…♥ はむ♡ ぢゅる♡ れろぉ♡ ぢゅ♡ れぇ♡」

ソフィアの舌の動きに痺れを切らしたかのように、日葵は激しくソフィアを貪る。
ソフィアに仕込まれた通りに。淫乱に、激しく。八の字に腰を揺らしながら。

「…ん♥ ぢゅるる♡ …んふぅ…♥ ぢゅる♡」

ぱくぱくと口を開け、快楽に耐えるソフィアを日葵は容赦なく追い立てる。
快楽に垂れる涎を、その先から根こそぎ舐めとっていく。
円を描くように日葵が腰を振る。
ソフィアの限界まで膨張した物は、狭すぎる日葵の膣に締め付けられる。

「…んふぅ…♥ ぢゅぱぁ♡ …ん…♥ ぢゅる…れろぉ♡ …んぁ…♥ れぇ♡」

喘ぐだけになったソフィアの口内を、日葵の舌はわが物顔で愛撫していく。
日葵が揺する様に小刻みに腰を動かす。
ソフィアの精液と、日葵の愛液で二人の結合部はドロドロに溶けあっている。
日葵が小さな体を動かすたびに、信じられない程に卑猥な音が部屋に木霊した。

「…ん…♡ きもち、いい、ですか…♡」

暖かな吐息を感じる距離で、上気した日葵の顔が聞く。
声を作る余裕もなく、ソフィアは切なそうな顔で頷いた。

「ぢゅるう♡ ちゅ♡」

口元を拭う様に日葵は口づけする。
日葵の垂らした汗がソフィアに伝う。
濃い日葵の匂いがする。
体操服や下着で感じる物とは比べ物にならない。
むせかえる様な、日葵の匂い。

「…ぁ…でちゃうぅ…♥ …ひまりちゃん…♥ …ひまりちゃん…♥」
「…いいですよ…♡ ひまりに…せーし…♡ ください♡」

甘える様に喘ぐソフィアを、日葵は力いっぱい抱きしめた。
少女の幼い膣に根元まで包まれた物が、噴火する様に大量の白濁を未発達な子宮へと抽入する。

ビュブブブ♡ ビュルルル♡ ビュクッ♡

ブッビュ~♡ ビュル♡ ブビュビュ♡

ビュッ♡ ビュク♡ ビュルルル♡


力尽きた様に、日葵がソフィアの胸に顔を埋める。
40kgに満たないだろう体重が、心地よくソフィアを包む。
早うつ日葵の心音を密着した肌で感じながらソフィアは優しく、壊れないように日葵を抱き返す。

溢れ出す多幸感の中で、自分に体重を預ける日葵の頬を撫でた。
うっとりと、日葵は目を細める。

「ヒマリちゃん…♥」

視界が明確に冴えていく。
自分の事、世界の事、ヒマリのこと。
全てが糸でつながっていく。

「そうか…… 私は………    」





淡い光の中で、穏やかの笑みの純白のローブに身を包んだソフィアが、ソフィアの前に現れる。

「あなたは…… 異世界の私………?」





「このクソアホがァッ!」

異世界ソフィアは思いっきりソフィアにビンタした。

「グヘェ! 何するんですか私!!」
「それはこっちの台詞です!! いいですか! 今思い出したら、折角の思い出しセックスが終わってしまうじゃないですか!!!! もう少し粘れぇ!!!! ソフィアとしての誇りはどうしたッ!!!!」

「…! そうか、思い出さなければずっと…」
「ハァ~…!! そんな事にも気が付かないなんて…良いですか?! 私の満足できるプレイを引き出すまで思い出し禁止ですよ! この駄ソフィア!! 恥を知れぇ!!」

唾を吐きかける勢いで異世界ソフィアはソフィアに罵倒する。
淡い光は、次第に強くなる。

「次、くだらないことで思い出したら往復ビンタですからね…」

目を座らせ、こちらを睨む異世界ソフィアは光の中に消えて行った。





「……?? 今、完璧に思い出せた気がするんでしたが…気のせいでした…。 あれ…?」

「大丈夫ですよ。私が傍にいますから…」

日葵は穏やかに微笑む。

さて、次はなにをしてもらおうかな♥

ソフィアも穏やかに微笑んだ。
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