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第二章 勇者と魔四柱
7.非貫通型は内部の空気を抜いてから使うと良いヨと仰っています
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ヒマリとリリカは二人で冒険者ギルドへと向かっていた。
途中、魔道具屋の前でディスプレイを目にしたリリカが立ちどまる。
「握った人の性器を再現するオナホール…はっ…誰かが欲しがりそ……金貨4枚って高!」
呟くリリカに、ヒマリは不思議そうな顔をする。
「オナ…ホール?ってなんに使うんですか?」
そのピンクの筒を見て、ヒマリは首を傾げる。
「え!ああ!大人の道具だよ!ヒマリちゃんには早いかな…! はは…!」
誤魔化して、リリカは先に行ってしまう。
(リリカさんはもう使うのかな、オナホール)
その背中を見て、ヒマリは思った。
(なんだかかっこいいな…)
ヒマリは思いながら、駆け足でリリカを追った。
リリカとヒマリがドアを開けると、冒険者ギルドは一斉に静まり返った。
「紫電一閃だ…!」
「馬鹿お前、その呼び名は古い!今は紫電清霜と呼ばれているらしいぞ!」
「雷だけでなく、百の魔術を扱えるらしい」
「氷の魔術で、魔四柱風のターシェの右半身を吹き飛ばしたらしいぞ!」
ざわざわとうわさ話を始める群衆の中を、リリカは進む。
急に正面を睨むような真剣な顔になったリリカに、ヒマリは面食らう。
(なんか嫌な事あったのかな…?)
肩を怒らせて歩くリリカの後ろを、おずおずとヒマリは付き従った。
「あの子は?」
ヒマリを見て誰かが言う。
「さあ…付き人じゃないのか?」
「さ、勇者ヒマリこちらへ」
リリカはわざとらしい仕草で、カウンターへとヒマリを導く。
(何をふざけているんだろう…)
ヒマリは首を傾げながら、リリカに並んだ。
「ゆ、勇者様…」
「勇者様を仲間に招かれたのか…」
「それはそうだ…。もう釣り合う仲間など勇者様くらいしかいないだろう」
「徽章が出来てるって聞いたんだけど」
リリカが言うと、慌てて係員が別室へと案内した。
ヒマリ達が宿に戻ると、既にソフィアたちは先に帰ってきていた。
「えええっ!路銭を盗まれた?!」
もじもじとするソフィアにリリカは聞き返す。
「はい……すいません……あ、いえ。私はあくまで被害者なので全く悪くはないのですが……」
ソフィアはしょんぼりと俯く。
「聖女様から盗むとは…!いったいどのような輩ですか…!」
名前を聞き次第、走っていって首を刎ねてきますという勢いでアリスンが凄む。
「……えぇ……あ!あれです! あの……赤い……おそばの………」
予想外の食いつきに、ソフィアはこれはまずいと顔を青くして答えた。
「赤はうどんじゃないですか?」
ヒマリは首を傾げながら見当違いの事を言った。
「で、その赤いうどんに盗まれたの?」
リリカは疑いの目線をソフィアに向ける。
「……はい…」
ソフィアは目を背けながら言った。
「…その包みは何…?」
リリカは、ソフィアが後ろ手に持った包みを指して言う。
「??!! ……これは、その……あ。…女の子には人に言えない秘密があるものなんですよ♥」
ウインクしたソフィアに、リリカは舌打ちをした。
「許せん……他に奴に何かされましたか?」
わなわなと震えるアリスンに、ソフィアは気圧される。
「……おっぱい…もまれました……姉ちゃん、ええ乳してはるなぁって…」
ソフィアは顎に人差し指を当て、ウ~ンと考えながら言った。
「許せん!!あのうどん!!!なます斬りにしてくれよう!!!!」
部屋を飛び出していったアリスンを三人は無言で眺めていた。
「ソフィアさんが無事でよかったです」
ヒマリが言う。
「私は一回痛い目見た方が良いと思う」
リリカが言った。
「ひま~りちゃん♥」
トイレに座っていたヒマリは、急に入ってきたソフィアにビクッとする。
「あの…鍵…かけてたのに…」
「あんな鍵、私の白魔法の前には無意味ですよ」
しゃがんで、ヒマリの陰部を観察しながら、ヘラヘラとソフィアは言う。
(最近の白魔法って怖いんだな)
ヒマリは思った。
「今日はね、ヒマリちゃんにこれを使ってほしいんです!」
ソフィアは後ろ手に持った、ピンク色の筒を取り出す。
「これは…魔術的で古代的なアレで…」
「オナホール!」
ヒマリがそれの名前を言い当てた事でソフィアの顔は真っ青になる。
目を泳がせ、滝の様に汗をかき始めた。
「…ちがうんです……ちがうんですよ…?」
消え入りそうな声でソフィアが言った。
「なんだぁ♥ なんに使う道具かは知らないんですね♥」
ヒマリが昼間のいきさつを話すと、ソフィアは一転してニコニコと上機嫌になった。
「はい…リリカさんも教えてくれなくて…」
ヒマリが言うと、ナイスとばかりにソフィアはガッツポーズをした。
「じゃあ、特別に。ヒマリちゃんだけに♥ 使い方を教えちゃいますね♥ 二人だけの秘密ですよぉ♥」
オナホールを引っ張り、グッポングッポンと鳴らしながら、ソフィアはニヤニヤした。
「え……ほんとですか!」
思わぬ幸運に、ヒマリは頬を緩める。
なんだか大人の会話に加われた気がする。そんな思いがヒマリをドキドキさせた。
しかし、さっきの間は一体何だったんだろうか。
ヒマリは少し疑問に思ったが、あえて追及はしなかった。
「じゃあまず、持ってみてください♥」
ヒマリがオナホールを受け取ると、それは淡く光ってグニャグニャと変形を始める。
「すごい…魔法ってふしぎですね…」
ヒマリは眩しそうに眼を細めて言う。
発光が収まると、興味深そうに小さな穴を覗いた。
「今は、ヒマリちゃんが持ってるから、その穴はヒマリちゃんの穴と言うわけです。そうですね??」
真顔で顔を覗き込んできたソフィアに、ヒマリはビクッと反応する。
「そう……ですね?」
ヒマリが気圧されて答える。
「んふふふふふふ♥♥♥ ヒマリちゃんの穴、広げて見せてください♥」
覗き込んできたソフィアに応えて、ヒマリが指でその穴を広げる。
「ほぉ~♥ これがヒマリちゃんの♥ なるほど♥ なるほど♥」
ソフィアはニヤニヤしながら、顎に手を当ててフムフムとそれを見入る。
「なんか…へんなかたち…」
「そんなことないですよ♥ お姉ちゃん好きですよ~♥ んふ♥ んふふふふ♥」
眉をひそめるヒマリをソフィアがニヤニヤと元気づけた。
「はーい♥ じゃあ、その穴に唾を垂らしてみてください♥」
ソフィアはウキウキと言う。
「つば? え? よだれ、ここに? オナホール、汚れちゃいますよ?」
脈略のない指示に、ヒマリは穴とソフィアの顔を見比べて、聞き直す。
「そういうものなんですよ」とソフィアは訳知り顔で頷く。
ヒマリはおずおずと穴に唾を垂らし始めた。
「ん………どのくらい…ですかね?」
「ヒマリちゃんは初めてですから、沢山垂らしたほうがいいかもしれませんね♥」
不安そうに聞くヒマリに、優しい笑顔で答える。
「いいですよ♥じゃあ、もみもみして唾を馴染ませましょうか?」
ソフィアが言うと、ヒマリは頷いてホールを揉みしだき始めた。
「つば、垂れないようによ~く馴染ませてくださいね♥」
「…はい」
ホールはグポグポと水音を立てる。
「では♥ここに入れてください♥」
ソフィアはローブを膝上までたくし上げる。
普段は純真なソフィアが、上気した顔で足を晒す。
突然のソフィアの行動に、ヒマリは赤面した。
(なんか、えっち……)
ヒマリの下腹部が、むずむずと反応した。
「こう…ですか…?」
ローブで隠れた部分に入っていったホールは、ソフィアの手に導かれた。
ホールの先に、何かが当たった感触がある。
「はい♥ 押し入れてください♥」
ソフィアはねだる様な甘い目でヒマリに言った。
恐る恐る、ヒマリは、先に当たるものにホールを押し付ける。
ぬぽぽ
苦し気な音を出し、ホールは何かを飲み込んでいった。
「んぁ…♥ さすがに、キツいですね…♥」
喘ぐように言うソフィアに、一旦ヒマリは手を止める。
にゅるん
力を緩めたとたん、ホールは何か吐き出した。
「あの?大丈夫ですか…?」
苦しそうな顔をするソフィアに、ヒマリは心配する。
「私は大丈夫ですよ♥ ヒマリちゃんは痛くないですか♥」
(痛い…?…どこが…?)
考えながら、ヒマリは首を振る。
「続けてください♥」
ソフィアの声に、ヒマリは再びホールを押し込む。
ぬぽ
「…あれ?」
少し奥へと進むと、
途中、ホールが何かに引っかかる様にして止まった。
「…ぁ♥ これって♥ もしかして♥」
「…え?何なんですか?」
ニヤニヤするソフィアに、ヒマリは興味津々に聞いた。
「んふふ♥ 初めて使う印みたいなものです♥ そのままぐいっと入れちゃいましょう♥」
「……ぃしょ…!」
ぶつん
ヒマリが力を入れて押し付けると、あっけなくその引っ掛かりの奥へと何かは侵入した。
「ぁぁぁぁ♥」
ソフィアは甘い吐息を吐いて、腰を引いた。
ヒマリは、ソフィアに教えて貰った『二人だけの解呪』を思い出していた。
(おんなじだ…ソフィアさんも、わたしと)
「………きもち…いいんですか…」
ヒマリが恐る恐る聞くと、ソフィアは恥ずかしそうに頷いた。
「そしたら、きもちいいのは我慢しちゃだめですよ」
ソフィアの受け売りを、ソフィアがヒマリの陰部を触る時に言った言葉を、ヒマリはそのまま言う。
「ヒマリちゃん…♥」
上気した顔で、ソフィアは瞳を潤ませた。
「今度は、いつもしてもらってるみたいに、私がお手伝いします!」
小さな勇者の申し出に、ソフィアは顔を綻ばせた。
「おねがいします♥ ヒマリちゃんの穴で、お姉ちゃんを沢山気持ちよくしてください♥」
ソフィアの懇願に、ヒマリは笑顔で頷いた。
ぬぽ ぐぷぷ
ホールはどんどんと何かを飲み込んでいく。
「ヒマリちゃんの中はこうなってるんですね♥ なるほど♥ なるほど♥」
気持ちよさそうに言うソフィアに、ヒマリは嬉しくなった。
(私でも、ソフィアさんを気持ちよくできるんだ)
にゅぽぽ
嬉しくなったヒマリは挿入を早める。
ぐぽ ぐぽぽ
「ぁ♥ 奥まで来ちゃったみたいですね? ヒマリちゃん♥」
「…そしたら、もう終わりなんですか?」
少し寂しくなってヒマリが聞く。
「いえいえ♥ ここからですよ♥」
ソフィアの答えに、ヒマリは嬉しくなった。
「それじゃあ、抜けちゃわないように、出したり入れたりしてくださいね♥」
「…こんな感じですか?」
にゅるん ぬぽぽ にゅるん ぬぽぽ
「……ん♥ ……ぁ♥ 上手です♥」
ソフィアは喘ぎながら言った。
「ソフィアさん、声、我慢しちゃダメなんですよ?」
ヒマリの咎める様な顔に、ソフィアは呆けた顔で頷く。
にゅぽ ぢゅぽ にゅぽ ぢゅぽ
「あ♥ あ♥ あ♥ あ♥」
涎を垂らしながら、ソフィアは快感を受け入れる。
(ソフィアさん、きもちいいんだ!)
その反応が嬉しくなり、ヒマリの手は更に早くなる。
ぢゅこにゅぽぢゅぽにゅこ
「ん♥ あ♥ 奥に♥ グリグリして下さい♥」
「はい…!」
ぐぽ ぐぽぽ
ソフィアの注文に、ヒマリは力いっぱい、ホールの奥底を何かの先端に擦りつける。
「この奥にこつこつ当たるのって何なんですか♥ ヒマリちゃん♥」
とろんとしたソフィアの瞳が、ヒマリを見つめる。
「え……? わかんないです…?」
急な質問に、ヒマリは考えるまでもなく言葉を漏らした。
ソフィアは、トイレに座って晒されたままのヒマリの割れ目に視線を移す。
「んふふふふ♥ お姉ちゃんは知ってます♥」
ブッビュ♡ ブッビュウ♡ ビュ~♡
ブビュ♡ ビュ♡ ビュルルル~♡
ビュプ♡ ビュププ♡ ドプププ♡
「ふぅぅぅ………♥♥♥」
満足そうに、ソフィアが息をつく。
「……お薬、出たんですか?」
ヒマリは期待する目で、ローブに隠れた何かを見た。
「えっ?!なんで…?!」
ローブの下の状態を言い当てられたソフィアは、目を泳がせる。
「あの…匂いで…」
恥ずかしそうにヒマリは言う。
「……お薬、欲しいんですか?」
ソフィアは唾を呑んで聞いた。
「はい……その……また、おまたに塗って欲しいです」
ヒマリは発情した顔で言う。
恥ずかしさはあまり感じない。
欲求の方が勝っていた。
「…♥♥♥ …はい♥ よろこんで♥」
にゅぽん
ソフィアはローブの中から、白濁の溜まったホールを取り出した。
途中、魔道具屋の前でディスプレイを目にしたリリカが立ちどまる。
「握った人の性器を再現するオナホール…はっ…誰かが欲しがりそ……金貨4枚って高!」
呟くリリカに、ヒマリは不思議そうな顔をする。
「オナ…ホール?ってなんに使うんですか?」
そのピンクの筒を見て、ヒマリは首を傾げる。
「え!ああ!大人の道具だよ!ヒマリちゃんには早いかな…! はは…!」
誤魔化して、リリカは先に行ってしまう。
(リリカさんはもう使うのかな、オナホール)
その背中を見て、ヒマリは思った。
(なんだかかっこいいな…)
ヒマリは思いながら、駆け足でリリカを追った。
リリカとヒマリがドアを開けると、冒険者ギルドは一斉に静まり返った。
「紫電一閃だ…!」
「馬鹿お前、その呼び名は古い!今は紫電清霜と呼ばれているらしいぞ!」
「雷だけでなく、百の魔術を扱えるらしい」
「氷の魔術で、魔四柱風のターシェの右半身を吹き飛ばしたらしいぞ!」
ざわざわとうわさ話を始める群衆の中を、リリカは進む。
急に正面を睨むような真剣な顔になったリリカに、ヒマリは面食らう。
(なんか嫌な事あったのかな…?)
肩を怒らせて歩くリリカの後ろを、おずおずとヒマリは付き従った。
「あの子は?」
ヒマリを見て誰かが言う。
「さあ…付き人じゃないのか?」
「さ、勇者ヒマリこちらへ」
リリカはわざとらしい仕草で、カウンターへとヒマリを導く。
(何をふざけているんだろう…)
ヒマリは首を傾げながら、リリカに並んだ。
「ゆ、勇者様…」
「勇者様を仲間に招かれたのか…」
「それはそうだ…。もう釣り合う仲間など勇者様くらいしかいないだろう」
「徽章が出来てるって聞いたんだけど」
リリカが言うと、慌てて係員が別室へと案内した。
ヒマリ達が宿に戻ると、既にソフィアたちは先に帰ってきていた。
「えええっ!路銭を盗まれた?!」
もじもじとするソフィアにリリカは聞き返す。
「はい……すいません……あ、いえ。私はあくまで被害者なので全く悪くはないのですが……」
ソフィアはしょんぼりと俯く。
「聖女様から盗むとは…!いったいどのような輩ですか…!」
名前を聞き次第、走っていって首を刎ねてきますという勢いでアリスンが凄む。
「……えぇ……あ!あれです! あの……赤い……おそばの………」
予想外の食いつきに、ソフィアはこれはまずいと顔を青くして答えた。
「赤はうどんじゃないですか?」
ヒマリは首を傾げながら見当違いの事を言った。
「で、その赤いうどんに盗まれたの?」
リリカは疑いの目線をソフィアに向ける。
「……はい…」
ソフィアは目を背けながら言った。
「…その包みは何…?」
リリカは、ソフィアが後ろ手に持った包みを指して言う。
「??!! ……これは、その……あ。…女の子には人に言えない秘密があるものなんですよ♥」
ウインクしたソフィアに、リリカは舌打ちをした。
「許せん……他に奴に何かされましたか?」
わなわなと震えるアリスンに、ソフィアは気圧される。
「……おっぱい…もまれました……姉ちゃん、ええ乳してはるなぁって…」
ソフィアは顎に人差し指を当て、ウ~ンと考えながら言った。
「許せん!!あのうどん!!!なます斬りにしてくれよう!!!!」
部屋を飛び出していったアリスンを三人は無言で眺めていた。
「ソフィアさんが無事でよかったです」
ヒマリが言う。
「私は一回痛い目見た方が良いと思う」
リリカが言った。
「ひま~りちゃん♥」
トイレに座っていたヒマリは、急に入ってきたソフィアにビクッとする。
「あの…鍵…かけてたのに…」
「あんな鍵、私の白魔法の前には無意味ですよ」
しゃがんで、ヒマリの陰部を観察しながら、ヘラヘラとソフィアは言う。
(最近の白魔法って怖いんだな)
ヒマリは思った。
「今日はね、ヒマリちゃんにこれを使ってほしいんです!」
ソフィアは後ろ手に持った、ピンク色の筒を取り出す。
「これは…魔術的で古代的なアレで…」
「オナホール!」
ヒマリがそれの名前を言い当てた事でソフィアの顔は真っ青になる。
目を泳がせ、滝の様に汗をかき始めた。
「…ちがうんです……ちがうんですよ…?」
消え入りそうな声でソフィアが言った。
「なんだぁ♥ なんに使う道具かは知らないんですね♥」
ヒマリが昼間のいきさつを話すと、ソフィアは一転してニコニコと上機嫌になった。
「はい…リリカさんも教えてくれなくて…」
ヒマリが言うと、ナイスとばかりにソフィアはガッツポーズをした。
「じゃあ、特別に。ヒマリちゃんだけに♥ 使い方を教えちゃいますね♥ 二人だけの秘密ですよぉ♥」
オナホールを引っ張り、グッポングッポンと鳴らしながら、ソフィアはニヤニヤした。
「え……ほんとですか!」
思わぬ幸運に、ヒマリは頬を緩める。
なんだか大人の会話に加われた気がする。そんな思いがヒマリをドキドキさせた。
しかし、さっきの間は一体何だったんだろうか。
ヒマリは少し疑問に思ったが、あえて追及はしなかった。
「じゃあまず、持ってみてください♥」
ヒマリがオナホールを受け取ると、それは淡く光ってグニャグニャと変形を始める。
「すごい…魔法ってふしぎですね…」
ヒマリは眩しそうに眼を細めて言う。
発光が収まると、興味深そうに小さな穴を覗いた。
「今は、ヒマリちゃんが持ってるから、その穴はヒマリちゃんの穴と言うわけです。そうですね??」
真顔で顔を覗き込んできたソフィアに、ヒマリはビクッと反応する。
「そう……ですね?」
ヒマリが気圧されて答える。
「んふふふふふふ♥♥♥ ヒマリちゃんの穴、広げて見せてください♥」
覗き込んできたソフィアに応えて、ヒマリが指でその穴を広げる。
「ほぉ~♥ これがヒマリちゃんの♥ なるほど♥ なるほど♥」
ソフィアはニヤニヤしながら、顎に手を当ててフムフムとそれを見入る。
「なんか…へんなかたち…」
「そんなことないですよ♥ お姉ちゃん好きですよ~♥ んふ♥ んふふふふ♥」
眉をひそめるヒマリをソフィアがニヤニヤと元気づけた。
「はーい♥ じゃあ、その穴に唾を垂らしてみてください♥」
ソフィアはウキウキと言う。
「つば? え? よだれ、ここに? オナホール、汚れちゃいますよ?」
脈略のない指示に、ヒマリは穴とソフィアの顔を見比べて、聞き直す。
「そういうものなんですよ」とソフィアは訳知り顔で頷く。
ヒマリはおずおずと穴に唾を垂らし始めた。
「ん………どのくらい…ですかね?」
「ヒマリちゃんは初めてですから、沢山垂らしたほうがいいかもしれませんね♥」
不安そうに聞くヒマリに、優しい笑顔で答える。
「いいですよ♥じゃあ、もみもみして唾を馴染ませましょうか?」
ソフィアが言うと、ヒマリは頷いてホールを揉みしだき始めた。
「つば、垂れないようによ~く馴染ませてくださいね♥」
「…はい」
ホールはグポグポと水音を立てる。
「では♥ここに入れてください♥」
ソフィアはローブを膝上までたくし上げる。
普段は純真なソフィアが、上気した顔で足を晒す。
突然のソフィアの行動に、ヒマリは赤面した。
(なんか、えっち……)
ヒマリの下腹部が、むずむずと反応した。
「こう…ですか…?」
ローブで隠れた部分に入っていったホールは、ソフィアの手に導かれた。
ホールの先に、何かが当たった感触がある。
「はい♥ 押し入れてください♥」
ソフィアはねだる様な甘い目でヒマリに言った。
恐る恐る、ヒマリは、先に当たるものにホールを押し付ける。
ぬぽぽ
苦し気な音を出し、ホールは何かを飲み込んでいった。
「んぁ…♥ さすがに、キツいですね…♥」
喘ぐように言うソフィアに、一旦ヒマリは手を止める。
にゅるん
力を緩めたとたん、ホールは何か吐き出した。
「あの?大丈夫ですか…?」
苦しそうな顔をするソフィアに、ヒマリは心配する。
「私は大丈夫ですよ♥ ヒマリちゃんは痛くないですか♥」
(痛い…?…どこが…?)
考えながら、ヒマリは首を振る。
「続けてください♥」
ソフィアの声に、ヒマリは再びホールを押し込む。
ぬぽ
「…あれ?」
少し奥へと進むと、
途中、ホールが何かに引っかかる様にして止まった。
「…ぁ♥ これって♥ もしかして♥」
「…え?何なんですか?」
ニヤニヤするソフィアに、ヒマリは興味津々に聞いた。
「んふふ♥ 初めて使う印みたいなものです♥ そのままぐいっと入れちゃいましょう♥」
「……ぃしょ…!」
ぶつん
ヒマリが力を入れて押し付けると、あっけなくその引っ掛かりの奥へと何かは侵入した。
「ぁぁぁぁ♥」
ソフィアは甘い吐息を吐いて、腰を引いた。
ヒマリは、ソフィアに教えて貰った『二人だけの解呪』を思い出していた。
(おんなじだ…ソフィアさんも、わたしと)
「………きもち…いいんですか…」
ヒマリが恐る恐る聞くと、ソフィアは恥ずかしそうに頷いた。
「そしたら、きもちいいのは我慢しちゃだめですよ」
ソフィアの受け売りを、ソフィアがヒマリの陰部を触る時に言った言葉を、ヒマリはそのまま言う。
「ヒマリちゃん…♥」
上気した顔で、ソフィアは瞳を潤ませた。
「今度は、いつもしてもらってるみたいに、私がお手伝いします!」
小さな勇者の申し出に、ソフィアは顔を綻ばせた。
「おねがいします♥ ヒマリちゃんの穴で、お姉ちゃんを沢山気持ちよくしてください♥」
ソフィアの懇願に、ヒマリは笑顔で頷いた。
ぬぽ ぐぷぷ
ホールはどんどんと何かを飲み込んでいく。
「ヒマリちゃんの中はこうなってるんですね♥ なるほど♥ なるほど♥」
気持ちよさそうに言うソフィアに、ヒマリは嬉しくなった。
(私でも、ソフィアさんを気持ちよくできるんだ)
にゅぽぽ
嬉しくなったヒマリは挿入を早める。
ぐぽ ぐぽぽ
「ぁ♥ 奥まで来ちゃったみたいですね? ヒマリちゃん♥」
「…そしたら、もう終わりなんですか?」
少し寂しくなってヒマリが聞く。
「いえいえ♥ ここからですよ♥」
ソフィアの答えに、ヒマリは嬉しくなった。
「それじゃあ、抜けちゃわないように、出したり入れたりしてくださいね♥」
「…こんな感じですか?」
にゅるん ぬぽぽ にゅるん ぬぽぽ
「……ん♥ ……ぁ♥ 上手です♥」
ソフィアは喘ぎながら言った。
「ソフィアさん、声、我慢しちゃダメなんですよ?」
ヒマリの咎める様な顔に、ソフィアは呆けた顔で頷く。
にゅぽ ぢゅぽ にゅぽ ぢゅぽ
「あ♥ あ♥ あ♥ あ♥」
涎を垂らしながら、ソフィアは快感を受け入れる。
(ソフィアさん、きもちいいんだ!)
その反応が嬉しくなり、ヒマリの手は更に早くなる。
ぢゅこにゅぽぢゅぽにゅこ
「ん♥ あ♥ 奥に♥ グリグリして下さい♥」
「はい…!」
ぐぽ ぐぽぽ
ソフィアの注文に、ヒマリは力いっぱい、ホールの奥底を何かの先端に擦りつける。
「この奥にこつこつ当たるのって何なんですか♥ ヒマリちゃん♥」
とろんとしたソフィアの瞳が、ヒマリを見つめる。
「え……? わかんないです…?」
急な質問に、ヒマリは考えるまでもなく言葉を漏らした。
ソフィアは、トイレに座って晒されたままのヒマリの割れ目に視線を移す。
「んふふふふ♥ お姉ちゃんは知ってます♥」
ブッビュ♡ ブッビュウ♡ ビュ~♡
ブビュ♡ ビュ♡ ビュルルル~♡
ビュプ♡ ビュププ♡ ドプププ♡
「ふぅぅぅ………♥♥♥」
満足そうに、ソフィアが息をつく。
「……お薬、出たんですか?」
ヒマリは期待する目で、ローブに隠れた何かを見た。
「えっ?!なんで…?!」
ローブの下の状態を言い当てられたソフィアは、目を泳がせる。
「あの…匂いで…」
恥ずかしそうにヒマリは言う。
「……お薬、欲しいんですか?」
ソフィアは唾を呑んで聞いた。
「はい……その……また、おまたに塗って欲しいです」
ヒマリは発情した顔で言う。
恥ずかしさはあまり感じない。
欲求の方が勝っていた。
「…♥♥♥ …はい♥ よろこんで♥」
にゅぽん
ソフィアはローブの中から、白濁の溜まったホールを取り出した。
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