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第一章 聖女の旅立ち
10.勇者様を追わねばなりませんと仰っています
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出港の日。宿の部屋。
慌ただしく荷物を片付けるリリカの横に、裸のアリスンが立っていた。
「ほ、本当に私は魔法で見えなくなってるんですか?」
アリスンが、胸と股間を隠しながら言った。
「リリカの様子を見てください♥ 普通、アリスンが急に裸で部屋に居たら反応するでしょ?」
ソフィアは小声で言う。
「ね、ねえ、アリスン、おそいね?」
目を泳がせながら、若干赤い顔でリリカが言う。
「ほら…♥ 気が付いてないでしょ?」
「…た、たしかに…。魔法とは凄いのですね…」
ソフィアの笑顔にアリスンは納得したが、気恥ずかしさは消えなかった。
「ほら、見えないように口でしてください♥」
ソフィアが、ケープを構えて言う。
(そ、それに隠れてするのか…。いや…しかし…ソフィア様の身体の治療の為だ。やるしかない!)
アリスンがソフィアのひざ元に屈むと、ソフィアはアリスンの頭ににケープをかけた。
周りが見えない分、アリスンの気が少し楽になる。
(こんなにがちがちに…。苦しそうだ…。早く楽にしてさしあげねば)
アリスンはソフィアのものを口に含む。
口の中で、ビクンとそれが跳ねた。
(今日のソフィア様…いつもより固い…)
「ん…♥ぁ♥」
ソフィアが快楽の喘ぎをあげる。
「ソフィア様、あまり大きな声をあげますと、リリカに…」
「…わかってます…♥」
ソフィアの囁きが、アリスンの上の方から降ってきた。
アリスンは再びソフィアのものを精一杯、口にふくむ。
舌を大きく使い、全面をベロベロと舐め回した。
「そ、そういえば私、昨日ギルドに行ってきたんだよね!」
口の中でビクンとソフィアが跳ねる。
(ここがきもちいいんですね…では…)
「ん♥へえ、そういえば言っ……♥ってましたね♥あ、どうぞ隣に座って下さい♥…ぁふ♥」
「う、うん!わ、わかった!」
リリカの声が近くなる。
「…そう!それでね…!…ん…?!んちゅ…ぁむ……ぷは……」
「それで、どうしたんですか♥」
(…ソフィア様…リリカと普通に話してる)
アリスンは舌でソフィアを刺激しながら思う。
「え!うん!…なんだっけ?」
「うふふ♥ 変なリリカ♥」
(…もっと激しくしたら、私だけ見てくれるかな…)
「あ、そうそう!私ね――」
唇を使い、ソフィアの竿全体をしごく。
ジュポジュポという音を立てながら、舌で先端をもみくちゃにする。
「…ん♥ …あ♥ …ちょ…… ん♥」
「私…………えっと……」
むせるのを我慢し、なるべく喉の奥までソフィアを迎える。
「…ぁ♥……あ♥……ん♥……激し…♥」
先端を口に含み、チロチロと舌で刺激する。
「………ひゃ♥……ぁん♥……ぁ♥」
ポンポン、とアリスンの頭が叩かれる。
あらかじめ決めていた射精の合図だ。
「はい。ソフィア様、いつでもアリスンのお口にお射精下さい」
アリスンは唇を使いソフィアのものを刺激する。
絞る様に動き、射精を促す。
「あれ♥リリカ、口元に何かついていますよ♥ほら♥ここぉ♥あむ…ちゅ…れろぉ…♥」
ビュ♡ ビュルル♡ ビュー♡
ビュク♡ ビュクッ♡ ビュビュビュー♡
「…っはぁ……♥」
アリスンの頭が、ケープ越しに撫でられる。
アリスンは幸せな気持ちでいっぱいになった。
「アリスン、入れたくなっちゃいました♥」
ケープ越しに、ねだる様な声が聞こえてくる。
「え、…しかし、それはさすがに…」
アリスンは慌てる。
「わたしの聖剣様にも魔法をかけるから大丈夫ですよ♥リリカにはしている様に見えません」
ケープが取り除かれると、アリスンはリリカと目が合った…気がした。
気が付けばリリカは明後日の方向を見ていた。
(ばれて…ない……)
「みえなくな~れ♥ はい♥ オーケーです♥」
(静かに……リリカに悟られないように…)
アリスンは、不安そうにリリカを見ながら、座位の姿勢で挿入する。
リリカは目を合わそうとせず、正面をじっと見ていた。
(よし……大丈夫だ……)
「ぁぁ♥…あったかい♥」
蕩けた様にソフィアが言う。
「動きます…」
アリスンが腰を動かし始めると、二人の性器が擦れる音が部屋に響き始める。
「アリスンのここ…♥ ヌルヌルですね…♥ 私の為に準備してくれてたんですか…♥」
アリスンの耳元でソフィアが甘く囁く。
「はい…んくっ…そうです……ん……はい……」
喘ぎ声を殺しながら、アリスンが頷く。
「ありがとう♥アリスン♥」
ソフィアはアリスンの頭を撫でた。
アリスンはうっとりとそれを受け入れる。
「で♥ なんの♥ 話でしたっけ♥」
ソフィアはアリスンの腰を掴み、自分でも動き始める。
「え…?………ぁ…」
「どうしたんですか?リリカ♥」
二人の肌は、やがて乾いた接触音を出し始める。
ぱん ぱん ぱん
「あ、ああ!そう!ギルドで貰ったブドウがね!すごく美味しかったんだ!」
リリカの声が途切れると、淫らな水音と肌のぶつかる音。
アリスンの声を殺した嬌声だけが部屋に響く。
ソフィアも夢中になって腰を振る。
「あ、あ、それでね!ブドウがおいしかったの!」
沈黙に耐えかねたリリカが続けるが、ソフィアはもう聞いていない。
(なにがなんだか、わからない)
陰部から上がってくる『きもちいい』に溺れながら、アリスンは考える。
(なにか、大事な事を忘れている気がする)
「アリスン♥ アリスン♥」
後ろから呼ぶ大好きな人。腰に回された奇麗な手に、自分の手を沿える。
大好きな人の手はアリスンの手を取り、二人は自然と手をつなぐ。
「ソフィア様♡ ソフィア様♡」
上体をひねって、その顔を見る。
「お慕いしています♡ソフィア様♡」
「私もですよ♥ アリスン♥ んちゅ♥ あむ♥ れろぉ♥」
貪るように口づけする。
「ん♡ あむ♡ んむ♡」
ソフィアの腰が速く動く。
「アリスン♥ そろそろ♥出ます♥♥♥」
アリスンの耳元で、ソフィアが囁く。
「どうぞ♡ アリスンの中に、いっぱいください♡」
ドピュ♡ ドピュピュ♡ ピュピュー♡
ドッピュ♡ ドピュ♡ ドピュー♡
ドッピュン♡ ドピュ♡ ピュピュピュ♡
「うわ………すご………」
リリカが呟く。
その目は、結合した陰部からトロトロと溢れる白い蜜にくぎ付けになる。
ぐったりとするアリスンを、ソフィアが抱きしめた。
「ほ、ほんとにアリスンおそいね!どうしたんだろ!」
リリカが思い出したように言った。
「す、すまないな!遅れてしまって!」
アリスンは船着き場に遅れてやってきた。
「え!ううん!間に合ったしいいんじゃない!」
あたふたする二人を見て、ソフィアは微笑む。
「もう…そんな調子じゃ炎の…ソバナントカに勝てませんよ…?」
リリカはキッとソフィアを睨んだ。
「聞いたか?勇者様は異世界から来た少女らしいぞ」
通りすがりの水夫たちの会話が聞こえてくる。
「ああ、この間、お会いしたよ。黒髪の…可愛らしい普通の少女だ」
ソフィアはぱたりと足を止めた。
「年もまだ11とか…。あんな少女を勇者と祭り上げるとは…この世界は狂っている」
「南に行ったんだよな…無事だといいけど…」
水夫は、水平線を見つめて言った。
「南へ行きましょう」
ソフィアは強い意思の炎を両眼に湛えて言った。
「え…?しかし、それではチューダの民は…」
いきなりのソフィアの心変わりに、アリスンは慌てる。
リリカは汚い物を見る目でソフィアを見ていた。
「いいですか?勇者様が倒れられたら、世界は終わってしまうのです!!我々は、南へ行かねばなりません…例え、鬼と罵られようと…!!!!」
ソフィアはグッとこぶしを握る。
「勇者様に、会わねば……!!!!!!」
聖女ソフィアは前かがみになりながら言った。
第一章 了
慌ただしく荷物を片付けるリリカの横に、裸のアリスンが立っていた。
「ほ、本当に私は魔法で見えなくなってるんですか?」
アリスンが、胸と股間を隠しながら言った。
「リリカの様子を見てください♥ 普通、アリスンが急に裸で部屋に居たら反応するでしょ?」
ソフィアは小声で言う。
「ね、ねえ、アリスン、おそいね?」
目を泳がせながら、若干赤い顔でリリカが言う。
「ほら…♥ 気が付いてないでしょ?」
「…た、たしかに…。魔法とは凄いのですね…」
ソフィアの笑顔にアリスンは納得したが、気恥ずかしさは消えなかった。
「ほら、見えないように口でしてください♥」
ソフィアが、ケープを構えて言う。
(そ、それに隠れてするのか…。いや…しかし…ソフィア様の身体の治療の為だ。やるしかない!)
アリスンがソフィアのひざ元に屈むと、ソフィアはアリスンの頭ににケープをかけた。
周りが見えない分、アリスンの気が少し楽になる。
(こんなにがちがちに…。苦しそうだ…。早く楽にしてさしあげねば)
アリスンはソフィアのものを口に含む。
口の中で、ビクンとそれが跳ねた。
(今日のソフィア様…いつもより固い…)
「ん…♥ぁ♥」
ソフィアが快楽の喘ぎをあげる。
「ソフィア様、あまり大きな声をあげますと、リリカに…」
「…わかってます…♥」
ソフィアの囁きが、アリスンの上の方から降ってきた。
アリスンは再びソフィアのものを精一杯、口にふくむ。
舌を大きく使い、全面をベロベロと舐め回した。
「そ、そういえば私、昨日ギルドに行ってきたんだよね!」
口の中でビクンとソフィアが跳ねる。
(ここがきもちいいんですね…では…)
「ん♥へえ、そういえば言っ……♥ってましたね♥あ、どうぞ隣に座って下さい♥…ぁふ♥」
「う、うん!わ、わかった!」
リリカの声が近くなる。
「…そう!それでね…!…ん…?!んちゅ…ぁむ……ぷは……」
「それで、どうしたんですか♥」
(…ソフィア様…リリカと普通に話してる)
アリスンは舌でソフィアを刺激しながら思う。
「え!うん!…なんだっけ?」
「うふふ♥ 変なリリカ♥」
(…もっと激しくしたら、私だけ見てくれるかな…)
「あ、そうそう!私ね――」
唇を使い、ソフィアの竿全体をしごく。
ジュポジュポという音を立てながら、舌で先端をもみくちゃにする。
「…ん♥ …あ♥ …ちょ…… ん♥」
「私…………えっと……」
むせるのを我慢し、なるべく喉の奥までソフィアを迎える。
「…ぁ♥……あ♥……ん♥……激し…♥」
先端を口に含み、チロチロと舌で刺激する。
「………ひゃ♥……ぁん♥……ぁ♥」
ポンポン、とアリスンの頭が叩かれる。
あらかじめ決めていた射精の合図だ。
「はい。ソフィア様、いつでもアリスンのお口にお射精下さい」
アリスンは唇を使いソフィアのものを刺激する。
絞る様に動き、射精を促す。
「あれ♥リリカ、口元に何かついていますよ♥ほら♥ここぉ♥あむ…ちゅ…れろぉ…♥」
ビュ♡ ビュルル♡ ビュー♡
ビュク♡ ビュクッ♡ ビュビュビュー♡
「…っはぁ……♥」
アリスンの頭が、ケープ越しに撫でられる。
アリスンは幸せな気持ちでいっぱいになった。
「アリスン、入れたくなっちゃいました♥」
ケープ越しに、ねだる様な声が聞こえてくる。
「え、…しかし、それはさすがに…」
アリスンは慌てる。
「わたしの聖剣様にも魔法をかけるから大丈夫ですよ♥リリカにはしている様に見えません」
ケープが取り除かれると、アリスンはリリカと目が合った…気がした。
気が付けばリリカは明後日の方向を見ていた。
(ばれて…ない……)
「みえなくな~れ♥ はい♥ オーケーです♥」
(静かに……リリカに悟られないように…)
アリスンは、不安そうにリリカを見ながら、座位の姿勢で挿入する。
リリカは目を合わそうとせず、正面をじっと見ていた。
(よし……大丈夫だ……)
「ぁぁ♥…あったかい♥」
蕩けた様にソフィアが言う。
「動きます…」
アリスンが腰を動かし始めると、二人の性器が擦れる音が部屋に響き始める。
「アリスンのここ…♥ ヌルヌルですね…♥ 私の為に準備してくれてたんですか…♥」
アリスンの耳元でソフィアが甘く囁く。
「はい…んくっ…そうです……ん……はい……」
喘ぎ声を殺しながら、アリスンが頷く。
「ありがとう♥アリスン♥」
ソフィアはアリスンの頭を撫でた。
アリスンはうっとりとそれを受け入れる。
「で♥ なんの♥ 話でしたっけ♥」
ソフィアはアリスンの腰を掴み、自分でも動き始める。
「え…?………ぁ…」
「どうしたんですか?リリカ♥」
二人の肌は、やがて乾いた接触音を出し始める。
ぱん ぱん ぱん
「あ、ああ!そう!ギルドで貰ったブドウがね!すごく美味しかったんだ!」
リリカの声が途切れると、淫らな水音と肌のぶつかる音。
アリスンの声を殺した嬌声だけが部屋に響く。
ソフィアも夢中になって腰を振る。
「あ、あ、それでね!ブドウがおいしかったの!」
沈黙に耐えかねたリリカが続けるが、ソフィアはもう聞いていない。
(なにがなんだか、わからない)
陰部から上がってくる『きもちいい』に溺れながら、アリスンは考える。
(なにか、大事な事を忘れている気がする)
「アリスン♥ アリスン♥」
後ろから呼ぶ大好きな人。腰に回された奇麗な手に、自分の手を沿える。
大好きな人の手はアリスンの手を取り、二人は自然と手をつなぐ。
「ソフィア様♡ ソフィア様♡」
上体をひねって、その顔を見る。
「お慕いしています♡ソフィア様♡」
「私もですよ♥ アリスン♥ んちゅ♥ あむ♥ れろぉ♥」
貪るように口づけする。
「ん♡ あむ♡ んむ♡」
ソフィアの腰が速く動く。
「アリスン♥ そろそろ♥出ます♥♥♥」
アリスンの耳元で、ソフィアが囁く。
「どうぞ♡ アリスンの中に、いっぱいください♡」
ドピュ♡ ドピュピュ♡ ピュピュー♡
ドッピュ♡ ドピュ♡ ドピュー♡
ドッピュン♡ ドピュ♡ ピュピュピュ♡
「うわ………すご………」
リリカが呟く。
その目は、結合した陰部からトロトロと溢れる白い蜜にくぎ付けになる。
ぐったりとするアリスンを、ソフィアが抱きしめた。
「ほ、ほんとにアリスンおそいね!どうしたんだろ!」
リリカが思い出したように言った。
「す、すまないな!遅れてしまって!」
アリスンは船着き場に遅れてやってきた。
「え!ううん!間に合ったしいいんじゃない!」
あたふたする二人を見て、ソフィアは微笑む。
「もう…そんな調子じゃ炎の…ソバナントカに勝てませんよ…?」
リリカはキッとソフィアを睨んだ。
「聞いたか?勇者様は異世界から来た少女らしいぞ」
通りすがりの水夫たちの会話が聞こえてくる。
「ああ、この間、お会いしたよ。黒髪の…可愛らしい普通の少女だ」
ソフィアはぱたりと足を止めた。
「年もまだ11とか…。あんな少女を勇者と祭り上げるとは…この世界は狂っている」
「南に行ったんだよな…無事だといいけど…」
水夫は、水平線を見つめて言った。
「南へ行きましょう」
ソフィアは強い意思の炎を両眼に湛えて言った。
「え…?しかし、それではチューダの民は…」
いきなりのソフィアの心変わりに、アリスンは慌てる。
リリカは汚い物を見る目でソフィアを見ていた。
「いいですか?勇者様が倒れられたら、世界は終わってしまうのです!!我々は、南へ行かねばなりません…例え、鬼と罵られようと…!!!!」
ソフィアはグッとこぶしを握る。
「勇者様に、会わねば……!!!!!!」
聖女ソフィアは前かがみになりながら言った。
第一章 了
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