キツめなざまぁは一度目で済んでるのか。時を巻き戻したのは、愚か者たちが命を終えてからですよね。その時のヒドインの心境が知りたかった。バグの元を消したはずなのに世界はリセットされず、自分の手駒のオリバーが彼の実の父親に切り刻まれ、ジワジワと嬲り殺される様を目の前で見させられてたんですよね。お人好しな主人公は無惨にも殺されてしまったのですから、その咎はうけるべきですけど、罪人がその罪を自覚しないまま、残酷に殺されるだけではなんだかモヤモヤが残ってしまうけど、ヒドインはなんでと混乱して恐慌状態のまま一度目を終えたのか。

ヒドインは性根が変わらなかったから二度目でもやらかしたけど、流石に彼女の本性を知る高位貴族に囲まれてたら、そりゃ本懐は遂げられませんわ。ヒドインがここまで醜悪な行動ができたのは、自分がヒロインでこの世界は自分のために作られていると思い込んでいたせいもあるのか。一応、今生きてる世界が現実と認識はしたようですが、さてさて修道院で自分の生き方を修正できるでしょうか。彼女は反省したようですが、その反省は自分は処刑されるかも、という死の恐怖からくるもののように思えたので、これから実際に過ごす日々の清貧の生活に耐えきれなくなって、なんでと暴れ出したりしないか心配です。オリバーのためにもヒドインにはきちんと反省して更生してもらいたいですね。

二度目の彼らに一度目の記憶はないけど、彼らが本気で反省をしているのなら、いつか今は実は二度目のやり直しの時間だということを教えてあげてもいいんじゃないかな。きちんと反省できた人間に、必要以上に罪の意識を刷り込むのはやりすぎですが、一度目の記憶を持つ人たちは、主人公が殺されたこと、大切な人が奪われる痛みと悲しみまでも覚えてるんですよね。時間を巻き戻したとはいえ、その心の痛みまでが『なかったこと』にはならないと思う。

楽しい小説ありがとうございました😊

優しい終わり方、素敵です。

アイルとキシの甘々結婚式と結婚生活読みたいな！( ^ω^ )

オリバーの為にもヒドインやらかさないで
(｡-人-｡)ﾅﾑﾅﾑ(｡-人-｡)ﾅﾑﾅﾑ(｡-人-｡)ﾅﾑﾅﾑ