はっきり言ってカケラも興味はございません

みおな

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第六話

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 無事にスキップ制度の入学試験をクリアしました。

 ホッとしましたわ。

 頑張ったつもりではいましたが、今まで婚約者であるイーサン様にはので、努力の成果が第三者に認められたことは、とても安心しました。

「本当に何様かしらね。わたくしの可愛い可愛いリズに対して。あのお馬鹿さんたちが特Aに入れるとは思わないけど」

 お母様は、イーサン様や王女殿下が特Aクラスではないと思われているようです。

 あ。私は頑張った甲斐があって、特Aクラスになりましたわ。

 同じクラスになっても、私は試験の時と月に一回しか登校しませんから、少しくらいは我慢しましょう。

「クラス毎に、制服のタイの色が違うのよ。特Aクラスは、リズが受け取ったブルーに銀の二本線が入りよ。お馬鹿さんたちを見かけたら、何色か見てみると良いわ」

 学園は、制服着用です。

 令息は白のジャケットと空色のパンツ、令嬢は空色のワンピースに白のショートジャケットです。

 タイは、入学試験結果とともに家に送って来られます。

 私も、スキップ制度合格の知らせとクラスが特Aであることと共に、ブルーに銀の二本線入りのタイを受け取りました。

 一週間後の入学式が楽しみですわ。

 入学式までは、領地に行く準備をしながら過ごしました。

 そして迎えた学園の入学式。

 ドロシー王女殿下は輝く金髪のお美しい方で、イーサン様は燃えるような赤い髪をされています。

 イーサン様は、常に王女殿下のそばにお仕えしていると噂でお聞きしましたから、すぐに見つけることができました。

 学園は貴族しか通えませんから、今年の入学生は王女殿下を筆頭に総勢三十名ほどです。

 王族にお子様が出来た年は、王族との縁を望むことで高位貴族の方々は同い年のお子様が増えます。

 ドロシー王女殿下のお二人のお兄様方の年代は、側近を目指す同い年の令息、婚約者を目指す同い年や一歳二歳年下のご令嬢が多かったとお聞きします。

 クレメンタイン王国では、ギリギリ伯爵家までなら王家に嫁ぐことができます。

 ですが、最低でも学園の卒業時のクラスがAクラスであることが条件です。

 殿下方の婚約者のお二人は、公爵家のご令嬢と侯爵家のご令嬢で、お二人とも殿下と同じ特Aクラスだったそうですわ。

 なのに・・・
王女殿下とその近衛騎士が、入学時とはいえCクラスって、大丈夫なのでしょうか?

 ドロシー王女殿下の嫁ぎ先は他国ですから、学園での成績は気にされないのでしょうか。

 やっぱり、スキップ制度を取って良かったと思います。

 クラスが違っても、絡まれそうな気がしますもの。
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