20 / 42
努力を怠れば不幸を招く?
しおりを挟む
マルチナとアーデン侯爵令嬢であるカリーナの王太子妃教育、そしてジェラート王太子の王太子再教育が始まった。
ちなみにジェラートは、我がお兄様アランとイアン様と一緒に、ラズウェル公爵閣下から教育を受けている。
イアン様はラズウェル公爵閣下、つまりはアレーシアの伯父様の養子になったからね。
あ。あと、私の従兄になるラズウェル公爵家の嫡男ランスロットは、すでに教育は終えているらしい。
ランスロットは、伯母様と同じアメジスト色の髪と瞳で、伯父様によく似た容姿の・・・美少年だった!
わー。
前世のジャ○ーズ顔負けだわ!
伯父様も、メッチャ若々しいし。
伯父様やお母様の親、つまりはアレーシアの祖父祖母だけど、どうなってんの?もしかして二人とも若々しいの?老けないの?
めちゃくちゃ会ってみたいんだけど!
で話は戻るけど、マルチナとカリーナはラズウェル公爵夫人である伯母様から教育を受けている。
伯母様・・・
ものすごく厳しい方なんだって。
ただし、お母様には甘いけど。
伯父様も妹であるお母様を溺愛してらしたそうだけど、それのひとまわりもふたまわりも上をいくのが伯母様。
もう、なんていうか実子のランスロットよりお母様を溺愛なさっているそうなの。
その恩恵は私にもあって、つまりは私がなりたくない王太子妃に絶対就かせる為に、マルチナとカリーナの教育は超絶厳しいらしい。
ま、いいんじゃない?
どちらにしろ王太子妃になるなら必要なことだし、今のうちにしっかり身につけていたら、学園に入る頃には素晴らしい淑女になれてるでしょ。
伯父様の方は、伯母様ほど厳しくはないらしいけど、どんな理由があれ女性に文句を言うような男はクズだと、延々とジェラートに言い続けているらしいわ。
ランスロットとお兄様、それからイアン様は女性を大切にすることを理解していて、実践もしてるから気にならないみたいだけどね。
ま。ジェラートも王太子として、冤罪で女性を貶めるようなことをしない為にも、しっかり伯父様に叩き込まれるといいわ。
私?
私は、お母様から淑女教育を受けている。
私はそういうマナーも淑女としてのあり方も学んでないけど、多分だけどアレーシアの身体は十歳までに学んだことを覚えているんだと思う。
もちろん、学業の方はしっかりと学ばなきゃならないけど。
まぁ、そのくらいはね頑張らないと。
公爵令嬢っていう、お金に苦労しないポジションに転生させてもらえて、両親にも兄にも、何なら婚約者にも恵まれたんだもの。
努力を怠って不幸を招くのはお断りだわ。
ちなみにジェラートは、我がお兄様アランとイアン様と一緒に、ラズウェル公爵閣下から教育を受けている。
イアン様はラズウェル公爵閣下、つまりはアレーシアの伯父様の養子になったからね。
あ。あと、私の従兄になるラズウェル公爵家の嫡男ランスロットは、すでに教育は終えているらしい。
ランスロットは、伯母様と同じアメジスト色の髪と瞳で、伯父様によく似た容姿の・・・美少年だった!
わー。
前世のジャ○ーズ顔負けだわ!
伯父様も、メッチャ若々しいし。
伯父様やお母様の親、つまりはアレーシアの祖父祖母だけど、どうなってんの?もしかして二人とも若々しいの?老けないの?
めちゃくちゃ会ってみたいんだけど!
で話は戻るけど、マルチナとカリーナはラズウェル公爵夫人である伯母様から教育を受けている。
伯母様・・・
ものすごく厳しい方なんだって。
ただし、お母様には甘いけど。
伯父様も妹であるお母様を溺愛してらしたそうだけど、それのひとまわりもふたまわりも上をいくのが伯母様。
もう、なんていうか実子のランスロットよりお母様を溺愛なさっているそうなの。
その恩恵は私にもあって、つまりは私がなりたくない王太子妃に絶対就かせる為に、マルチナとカリーナの教育は超絶厳しいらしい。
ま、いいんじゃない?
どちらにしろ王太子妃になるなら必要なことだし、今のうちにしっかり身につけていたら、学園に入る頃には素晴らしい淑女になれてるでしょ。
伯父様の方は、伯母様ほど厳しくはないらしいけど、どんな理由があれ女性に文句を言うような男はクズだと、延々とジェラートに言い続けているらしいわ。
ランスロットとお兄様、それからイアン様は女性を大切にすることを理解していて、実践もしてるから気にならないみたいだけどね。
ま。ジェラートも王太子として、冤罪で女性を貶めるようなことをしない為にも、しっかり伯父様に叩き込まれるといいわ。
私?
私は、お母様から淑女教育を受けている。
私はそういうマナーも淑女としてのあり方も学んでないけど、多分だけどアレーシアの身体は十歳までに学んだことを覚えているんだと思う。
もちろん、学業の方はしっかりと学ばなきゃならないけど。
まぁ、そのくらいはね頑張らないと。
公爵令嬢っていう、お金に苦労しないポジションに転生させてもらえて、両親にも兄にも、何なら婚約者にも恵まれたんだもの。
努力を怠って不幸を招くのはお断りだわ。
2,212
お気に入りに追加
3,139
あなたにおすすめの小説
私が我慢する必要ありますか?【2024年12月25日より電子書籍配信中です】
青太郎
恋愛
ある日前世の記憶が戻りました。
そして気付いてしまったのです。
私が我慢する必要ありますか?
※ 株式会社MARCOT様より電子書籍化決定!
コミックシーモア様にて12/25より配信されます。
コミックシーモア様限定の短編もありますので興味のある方はぜひお手に取って頂けると嬉しいです。
リンク先
https://www.cmoa.jp/title/1101438094/vol/1/
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
【短編】捨てられた公爵令嬢ですが今さら謝られても「もう遅い」
みねバイヤーン
恋愛
「すまなかった、ヤシュナ。この通りだ、どうか王都に戻って助けてくれないか」
ザイード第一王子が、婚約破棄して捨てた公爵家令嬢ヤシュナに深々と頭を垂れた。
「お断りします。あなた方が私に対して行った数々の仕打ち、決して許すことはありません。今さら謝ったところで、もう遅い。ばーーーーーか」
王家と四大公爵の子女は、王国を守る御神体を毎日清める義務がある。ところが聖女ベルが現れたときから、朝の清めはヤシュナと弟のカルルクのみが行なっている。務めを果たさず、自分を使い潰す気の王家にヤシュナは切れた。王家に対するざまぁの準備は着々と進んでいる。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
愛することをやめたら、怒る必要もなくなりました。今さら私を愛する振りなんて、していただかなくても大丈夫です。
石河 翠
恋愛
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子どもと仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID 179331)をお借りしております。
【完結】愛してなどおりませんが
仲村 嘉高
恋愛
生まれた瞬間から、王妃になる事が決まっていたアメリア。
物心がついた頃には、王妃になる為の教育が始まった。
父親も母親も娘ではなく、王妃になる者として接してくる。
実兄だけは妹として可愛がってくれたが、それも皆に隠れてコッソリとだった。
そんなある日、両親が事故で亡くなった同い年の従妹ミアが引き取られた。
「可愛い娘が欲しかったの」
父親も母親も、従妹をただただ可愛いがった。
婚約者である王太子も、婚約者のアメリアよりミアとの時間を持ち始め……?
※HOT最高3位!ありがとうございます!
※『廃嫡王子』と設定が似てますが、別のお話です
※またやっちまった、断罪別ルート。(17話から)
どうしても決められなかった!!
結果は同じです。
(他サイトで公開していたものを、こちらでも公開しました)
【完結】貴族の矜持
仲村 嘉高
恋愛
「貴族がそんなに偉いんですか!?」
元平民の男爵令嬢が言った。
「えぇ、偉いですわよ」
公爵令嬢が答える。
「そんなところが嫌なんだ!いつでも上から物を言う!地位しか誇るものが無いからだ!」
公爵令嬢の婚約者の侯爵家三男が言う。
「わかりました。では、その地位がどういうものか身をもって知るが良いですわ」
そんなお話。
HOTで最高5位まで行きました。
初めての経験で、テンション上がりまくりました(*≧∀≦*)
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる