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対策を考え中
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アーバンラマ帝国第二皇子殿下であるグレン様と、ラプラス王国王太子殿下であるクラウド様は、それぞれ一旦自国へと帰られた。
ラプラス王国とカルディア帝国は、間にアーバンラマ帝国やシンクレア王国を挟んでいるので、帰るのも大変だけど、結界石を作るための準備がある。
王族である彼らは、国王陛下への報告もあるし、特に王太子殿下であるクラウド様はいつまでも他国にいるわけにもいかないのだろう。
次に来る時は、通行証と魔石を持って、婚約者と一緒に来ると言っていた。
ついでにそれぞれの国の、美味しい物も持って来てくれると言うので、私としてはとても楽しみだ。
他国に向かうことになる可能性が出て来たので、私は帝都の結界を強化するべく案を考えていた。
私がいなくなったら、帝都の結界は一週間程度で消えてしまう。
転移魔法は使えるから一週間毎に戻って来てもいいけど、忘れたら大変だから何か別案を考えておきたい。
「何がいいかなぁ。異常種の魔石なら、帝都を覆えそうだけど、その分聖力の減りは早そう。聖力が持続する魔法とかないかなぁ。どう思う?クロ」
「にゃー」
「試しに異常種の魔石を結界石に加工してみようかなぁ。で、範囲じゃなく時間に重きをおくとか?あ。いいかも。異常種の魔石がもっと必要になるけど、ドラゴンクラスの異常種ってまた出てくるかなぁ」
クロと話しながら、ポーションを作成していく。
シンクレア王国のことは気になるけど、シキたちはカルディア帝国にはもう来れないと言っていた。
何かしたのかな?
まぁ何にしろ、カルディア帝国に来なくても、ラプラスやアーバンラマに行ってる時に遭遇しても困るから、そっちの対策も考えておかないと。
いきなり意識を奪われたりしない限りは、転移魔法で逃げれるけど、同じ手は何度も使えないし。
王家や教会には関わりたくないけど、別に国が滅べばいいとは思っていない。
私に関わってこないなら、過去のことをどうこう言うつもりもない。
あー。そういえば、クロを傷つけた人間ってバチは当たったかな。
幻影が見えるようにしてきたけど。
等価の傷を負うように設定したから、殺そうとしない限りは死にはしてないと思うけど。
教皇と王太子殿下は、とりあえず怪我もしてないみたいだったから、彼らが犯人じゃなかったみたいね。
教皇といえば、金貨の幻影はそろそろ消えたかな?
守銭奴の教皇が、貯めに貯めた金貨がほとんどなくなっているのに気付いたら、大騒ぎでしょうね。
ラプラス王国とカルディア帝国は、間にアーバンラマ帝国やシンクレア王国を挟んでいるので、帰るのも大変だけど、結界石を作るための準備がある。
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他国に向かうことになる可能性が出て来たので、私は帝都の結界を強化するべく案を考えていた。
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「にゃー」
「試しに異常種の魔石を結界石に加工してみようかなぁ。で、範囲じゃなく時間に重きをおくとか?あ。いいかも。異常種の魔石がもっと必要になるけど、ドラゴンクラスの異常種ってまた出てくるかなぁ」
クロと話しながら、ポーションを作成していく。
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何かしたのかな?
まぁ何にしろ、カルディア帝国に来なくても、ラプラスやアーバンラマに行ってる時に遭遇しても困るから、そっちの対策も考えておかないと。
いきなり意識を奪われたりしない限りは、転移魔法で逃げれるけど、同じ手は何度も使えないし。
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あー。そういえば、クロを傷つけた人間ってバチは当たったかな。
幻影が見えるようにしてきたけど。
等価の傷を負うように設定したから、殺そうとしない限りは死にはしてないと思うけど。
教皇と王太子殿下は、とりあえず怪我もしてないみたいだったから、彼らが犯人じゃなかったみたいね。
教皇といえば、金貨の幻影はそろそろ消えたかな?
守銭奴の教皇が、貯めに貯めた金貨がほとんどなくなっているのに気付いたら、大騒ぎでしょうね。
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