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第三章
やっぱり唐揚げ
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ガディアに連れられてキッチンスペースへ。49階までは塔の階層丸ごとが部屋一つだったけど、50階は部屋を分けてあるようだ。まぁ全部ひとくくりだとちょっと生活しづらいもんね。
「キッチンのものは好きに使ってくれて構わない。それじゃあ主についていたいのでこれにて。」
「え?」
ほんとに案内するだけしてガロと一緒に置いていかれてしまった。設備はかなりいいみたいだし、何を作るにしても不便はしない。とはいえこんな深夜な時間帯に何を作ろうかと悩んでいると、ガロからの熱い視線を感じる。
「キオの作ったからあげサンドは初日に食っちまったんだ。いいだろ?」
「こんな時間にから揚げ?太るよ?」
「しっかり動いてれば太ることはないぞ?なぁ頼む。きっとディバンさんもゴウさんも気に入るぞ?」
「はぁ、まぁいいよ。ただコーン油の用意はお願いね?」
「おう、まかせろ。」
結局ガロに押されて鶏のから揚げを作ることに。備え付けの魔道具の冷蔵庫をウモロコシと飛来鶏を指定して開ければちゃんと入ってたので使わせてもらう。ガロに油を搾ってもらって鶏肉を一口大に。
醤油とにんにくも冷蔵庫の中に入ってる。多分お金はあるだろうからほぼ何でもそろってるんだろうな。ちょっとオリーブオイルを見てみたけどいっぱい入ってた。まぁ高いものだし、もう油絞っちゃったし、見なかったことにしよう。
肉と調味料をボールに入れて揉み込んで味付け。衣をつけたら油で揚げていく。深夜でもきっと3人はがっつり食べるだろう。後僕も多分魔素の使い過ぎからか、作ってたらお腹すいてきた。いっぱい作っちゃおう。残っても瓶箱に入れてポーチに入れればいい。
それほど時間かからずに完成してお皿にたっぷり盛り付けてガロと一緒に持っていく。あ、たっぷり作ったけどそういえばガディアの分を作り忘れてた。決してさっきの戦闘でやられ気味だったお返しとかじゃなく、なんか従者感がでてきてて数に入れ忘れてしまった・・・まぁ数はあるから食べれはするだろう。
「お待たせしました。」
「おー、えぇ匂いがする。ん?なんやこれ?始めてみる食い物やな。そして油を使ってるみたいやな。でも、オリーブオイルじゃないみたいだな。」
「さすが貴族として美食家でもあるゴウよくわかるな。この匂い、もしかしたらトウモロコシの匂いか?にしてもほんと俺様も見たことないものだな。この料理はなんていうんだ?使った肉は?」
「えっと、鶏のから揚げです。使ったのは飛来鶏ですね。」
出来上がった鶏のから揚げ見てディバンさんもゴウさんも油を使った料理だとわかったようだ。恐ろしい洞察力、そしてトウモロコシを油にしたこともばれたっぽい。別に隠してるってわけじゃなかったけどさ。
「飛来鳥かぁ。もっとえぇ肉も入ってたやろ?まぁえぇか。ほら、ガロもキオ君も座って食うぞ。」
「では俺もご一緒にいただきます。」
「はい、僕も一緒にいただきます。」
「その、手を合わせてるのは何や?」
「確かキオ君がガロに教えた食事前の挨拶だったかな。水竜とかにも少し広がってるようで、ギルドに少し報告が上がってる。
」
「カレントのやつ・・・まぁディバンさんの言う通り食事前の挨拶です。ずっとキオと一緒にやっているうちに無意識にやるようになってしまいました。」
「ふぅん、まぁええか。んじゃくうか。」
持ってきたフォークで唐揚げの一つを刺してゴウさんの鰐の口が大きく開いてぱくりと一口でほおばってしまう。うん、すごく豪快な人だ。対してディバンさんも大きいのに、わざわざ半分だけをかみちぎって食べてる。
「うん、これは美味い。すごいなキオ君。」
「こりゃうめぇ。ほれガディア、お前も食え。」
「はい、ではいただきます。」
ゴウさんが後ろに立つガディアに指した唐揚げをちらつかせると、近づいてきてほおばった。ただ口は大きくないわけで一口でも四分の一くらいしか食べれてない。でもその一口食べた残りの唐揚げはゴウさんが自分で食べてしまった。なんというか、見せつけられてるって感じ。
「キオは食わないのか?」
「あ、うん、僕も食べる。」
ガロに言われてみてるだけじゃなく僕も食べ始めるけど、5,6個食べる間にあっという間にほとんどをガロとディバンさんとゴウさんで平らげてしまった。ガディアはゴウさんから時折もらったのをかんでたから2個分も食べてなさそうだけど、いいのかな?
「はぁー、こんな時間なのに結構食っちまったわ。飛来鶏でこのうまさだとはな。」
「主が満足したのならよかったです。ですが明日は少しヘルシーなものにしましょう。」
「がっつり盛られてたけど、あっという間だったな。あとでセリスに怒られそうだ。」
「キオのからあげは最高でしょう?」
「それに惚れちまったってか?確かにメシウマい相方ってのは代えがたいよなぁ。」
「俺様はセリスがあんま作らないからわからないが、そんなもんか。今度作ってもらわねぇとな。」
「満足していただいたようで、何よりです。」
みんないろいろ思うところがあるみたいだけど、僕の料理を気に入ってもらえてよかった。なんて気楽な気持ちだったのは一瞬で、ゴウさんがこっちにギラリとした目を向けてきて、ガロもちょっと臨戦的になる。な、何事?
「飯の礼や、キオ君に武器の稽古つけたる。腹ごなしにもなるしな。」
「それは、ありがたいです。キオ受けておけ。俺も受けたがゴウさんの建設武器の腕は俺なんかよりも圧倒的に上だ。」
「え?えっと、では、よろしくお願いします。」
別に使った素材はゴウさんのもので、礼なんて必要ないと言いたかったけど、言える雰囲気じゃなかった。というか滅多にない機会だから受けたほうがいいんだろう。ただガロ以上の腕ってのはいいけど、稽古がきつかったりしないだろうか?ちょっと不安だ・・・
「キッチンのものは好きに使ってくれて構わない。それじゃあ主についていたいのでこれにて。」
「え?」
ほんとに案内するだけしてガロと一緒に置いていかれてしまった。設備はかなりいいみたいだし、何を作るにしても不便はしない。とはいえこんな深夜な時間帯に何を作ろうかと悩んでいると、ガロからの熱い視線を感じる。
「キオの作ったからあげサンドは初日に食っちまったんだ。いいだろ?」
「こんな時間にから揚げ?太るよ?」
「しっかり動いてれば太ることはないぞ?なぁ頼む。きっとディバンさんもゴウさんも気に入るぞ?」
「はぁ、まぁいいよ。ただコーン油の用意はお願いね?」
「おう、まかせろ。」
結局ガロに押されて鶏のから揚げを作ることに。備え付けの魔道具の冷蔵庫をウモロコシと飛来鶏を指定して開ければちゃんと入ってたので使わせてもらう。ガロに油を搾ってもらって鶏肉を一口大に。
醤油とにんにくも冷蔵庫の中に入ってる。多分お金はあるだろうからほぼ何でもそろってるんだろうな。ちょっとオリーブオイルを見てみたけどいっぱい入ってた。まぁ高いものだし、もう油絞っちゃったし、見なかったことにしよう。
肉と調味料をボールに入れて揉み込んで味付け。衣をつけたら油で揚げていく。深夜でもきっと3人はがっつり食べるだろう。後僕も多分魔素の使い過ぎからか、作ってたらお腹すいてきた。いっぱい作っちゃおう。残っても瓶箱に入れてポーチに入れればいい。
それほど時間かからずに完成してお皿にたっぷり盛り付けてガロと一緒に持っていく。あ、たっぷり作ったけどそういえばガディアの分を作り忘れてた。決してさっきの戦闘でやられ気味だったお返しとかじゃなく、なんか従者感がでてきてて数に入れ忘れてしまった・・・まぁ数はあるから食べれはするだろう。
「お待たせしました。」
「おー、えぇ匂いがする。ん?なんやこれ?始めてみる食い物やな。そして油を使ってるみたいやな。でも、オリーブオイルじゃないみたいだな。」
「さすが貴族として美食家でもあるゴウよくわかるな。この匂い、もしかしたらトウモロコシの匂いか?にしてもほんと俺様も見たことないものだな。この料理はなんていうんだ?使った肉は?」
「えっと、鶏のから揚げです。使ったのは飛来鶏ですね。」
出来上がった鶏のから揚げ見てディバンさんもゴウさんも油を使った料理だとわかったようだ。恐ろしい洞察力、そしてトウモロコシを油にしたこともばれたっぽい。別に隠してるってわけじゃなかったけどさ。
「飛来鳥かぁ。もっとえぇ肉も入ってたやろ?まぁえぇか。ほら、ガロもキオ君も座って食うぞ。」
「では俺もご一緒にいただきます。」
「はい、僕も一緒にいただきます。」
「その、手を合わせてるのは何や?」
「確かキオ君がガロに教えた食事前の挨拶だったかな。水竜とかにも少し広がってるようで、ギルドに少し報告が上がってる。
」
「カレントのやつ・・・まぁディバンさんの言う通り食事前の挨拶です。ずっとキオと一緒にやっているうちに無意識にやるようになってしまいました。」
「ふぅん、まぁええか。んじゃくうか。」
持ってきたフォークで唐揚げの一つを刺してゴウさんの鰐の口が大きく開いてぱくりと一口でほおばってしまう。うん、すごく豪快な人だ。対してディバンさんも大きいのに、わざわざ半分だけをかみちぎって食べてる。
「うん、これは美味い。すごいなキオ君。」
「こりゃうめぇ。ほれガディア、お前も食え。」
「はい、ではいただきます。」
ゴウさんが後ろに立つガディアに指した唐揚げをちらつかせると、近づいてきてほおばった。ただ口は大きくないわけで一口でも四分の一くらいしか食べれてない。でもその一口食べた残りの唐揚げはゴウさんが自分で食べてしまった。なんというか、見せつけられてるって感じ。
「キオは食わないのか?」
「あ、うん、僕も食べる。」
ガロに言われてみてるだけじゃなく僕も食べ始めるけど、5,6個食べる間にあっという間にほとんどをガロとディバンさんとゴウさんで平らげてしまった。ガディアはゴウさんから時折もらったのをかんでたから2個分も食べてなさそうだけど、いいのかな?
「はぁー、こんな時間なのに結構食っちまったわ。飛来鶏でこのうまさだとはな。」
「主が満足したのならよかったです。ですが明日は少しヘルシーなものにしましょう。」
「がっつり盛られてたけど、あっという間だったな。あとでセリスに怒られそうだ。」
「キオのからあげは最高でしょう?」
「それに惚れちまったってか?確かにメシウマい相方ってのは代えがたいよなぁ。」
「俺様はセリスがあんま作らないからわからないが、そんなもんか。今度作ってもらわねぇとな。」
「満足していただいたようで、何よりです。」
みんないろいろ思うところがあるみたいだけど、僕の料理を気に入ってもらえてよかった。なんて気楽な気持ちだったのは一瞬で、ゴウさんがこっちにギラリとした目を向けてきて、ガロもちょっと臨戦的になる。な、何事?
「飯の礼や、キオ君に武器の稽古つけたる。腹ごなしにもなるしな。」
「それは、ありがたいです。キオ受けておけ。俺も受けたがゴウさんの建設武器の腕は俺なんかよりも圧倒的に上だ。」
「え?えっと、では、よろしくお願いします。」
別に使った素材はゴウさんのもので、礼なんて必要ないと言いたかったけど、言える雰囲気じゃなかった。というか滅多にない機会だから受けたほうがいいんだろう。ただガロ以上の腕ってのはいいけど、稽古がきつかったりしないだろうか?ちょっと不安だ・・・
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