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第三章
塔40階へ
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樹のエリアは進むにつれて樹の密度が増えて、さらに床に張り巡らされた根からも樹の槍が飛び出してきたり、明らかにその細さからはおかしいといえるような木の枝からも出てきたりと大変ではあったが何とか突破した。
その次の階層は床にいくつかスイッチみたいに四角いでっぱりがあるだけで、他は普通に見えたので、とりあえず怪しい出っ張りに重さも考慮してストーンバレットをぶつけてみたら、すさまじい音を立てて爆発したのだ。
もうね、踏んだら防ぐ手段ないでしょと思いつつ、慎重に進んだんだけど、上の階層ではスイッチが小さくなって数も多くなっただけじゃなく、なんか天井から丸くて黒い水晶のようなのが出てきていて、それが宙で爆発していたんだ。つまりは多分だけど時間式で爆発してるってことで、何かぶつけて先に爆発させて防ぐってのもできない。
29階では降ってくる間隔もバラバラなのに数が多くてひやひやしたけど、何とか突破して休憩スペースを無視して31階へ。
「さっむ、なにこれ。」
思わずそう呟いた。部屋一面がほぼほぼ氷漬けになっていたからだ。いくら毛皮のある体でも寒いもの寒い。もちろんそれだけじゃなく凍った床は滑る可能性もある。幸い31階はところどころ凍ってない場所もあって普通にそこを通って行けたけど、32階は完全に一面の氷漬け。追加でつららまで降ってきていた。
靴を抜いて爪で固定しながら行くってのも考えたけど、魔素纏いしてるとは言え足が凍傷する恐れもある。魔素の消耗はきつくなるけどストーンバレットを靴の下に作って滑り止めにして進む。一歩一歩崩れるからかなり何度も作る羽目に。
ちなみにファイアガンやファイアバレットも試したけど、氷は多少溶けたもののその部分を修復するかのようにまた凍り付いていたから意味がなかった。ストーンバレットを足場に進む方法はつららの不規則な落下を考えると上を見なくちゃいけなくって少し危ない。まだあれは足元に集中してないとできないんだよね。
33階は一見つららが増えただけにも見えたけど床の氷に濃い部分が見える。なんというか、そこが異様でいやな予感がしたので唯一凍ってない階段部分からストーンバレットを飛ばすと当たった瞬間氷の槍が床から飛び出してきた。さっきまでの普通の氷部分からは出てこない。
「濃いところは分じゃダメか、仕掛け樹のところにちょっと似てるかな。」
ただし足元が凍り付いて不安定というところと、上からつららが降ってきているので樹のところとは難易度が大違いだ。それでも危ないところはストーンバレットを宙に浮かして足場にして何とか突破した。電気のところよりも集中したおかげで技量が上がった気がする。
そして34階はなんかひび割れて穴になってる場所まで増えて、降ってくるつららも天井一面といっていいほどに配置されていたけど、33階と同じ要領で突破できた。
35階で一呼吸整えて36階へ。今度は激しい突風にくわえて風にあおられるように回る電撃棒。ちょっと斧のところとイメージがかぶった。もしかして斧のところが風モチーフだったのかもしれないなんてのんきに考えちゃってたけど、この風がやばかった。
36階はそれほどでもなかったけど37階から風の勢いがすごすぎてうまく前にいけないのに、床のあちこちに爆発部屋で見たスイッチがある。さらに床に階段向こうまでの間に横一帯に広がる穴、その中には針が生えている。他にも穴があってもちろん針が生えている。そんなのがあるのに電気が常に流れる棒も風に合わせて回っている。よけれないくらいに狭く配置されてて、タイミングよく突破しろってことなんだろうけど。
足元のスイッチの場所を記憶して意識しながら風にあおられながら進む。普通に魔素纏いしてるだけじゃ風の強さに完璧には抵抗しきれてなくて氷の床よりもきつい。あっちは僕の魔法で何とかなったけど、この風はどうにもならない。そんな状態だけど電撃棒に近づくと風に煽られた電流が少し飛び散ってきていた。
まぁそれ自体はソイルバレットで防げる。棒自体に当たらなければいいんだ。魔素纏いの身体強化を最大にして無理くり突破する。この状態は長つつきはしないから行けるとこまで行っちゃわないと。穴も飛び越え、棒をよけスイッチもよけ階段前にとなんとか到着。
「ちょっと休憩、かな。」
魔素が枯渇したわけじゃないけど、一気に使ってちょっと疲れてしまった。でもこの先さらにきつくなるのは目に見えてる。ガロに会いたいと急ぎすぎる気持ちを抑えて階段で一呼吸して38階へ。
また寒い、床一面が氷漬け。爆撃スイッチに針穴と電撃棒も当然のようにある。そして突風も吹いたままだ。問題はそれだけじゃない。電撃棒が凍った床に当たるたびに電流が床を這う。ちょっと氷が濡れてるんだ。
正直もう嫌になりつつも魔素纏いを最大に、ストーンバレットを足場に宙を進む。ただし、電撃棒が回されるために横にまっすぐ張られた棒が邪魔なので、そのへんは床を歩く必要も出てくる。靴の下にストーンバレットをつけて進む。もう魔素がきつい。それでも何とか階段まではついた。
「ふぅ、ひどい仕掛けだ・・・」
この疲労感は一呼吸どころじゃだめだ、がっつり30分くらい休憩を入れてから39階に気合を入れて挑むけど正直目を疑った。突風に爆撃スイッチ、電流棒に氷づけの床と針穴に追加で風に乗って炎の玉が飛んできてるし、床に樹の根が這ってる部分まである。ほぼ安全な足場がないよ全部盛りすぎる。
もう必死になって向かってくる炎の玉も回る電撃棒もよけて、床に足をつけなきゃいけないときは樹の根と爆撃スイッチに注意しながら氷の足場を進んで階段まで到達した。
「ぜぇ、はぁ・・・」
もう独り言で愚痴る余裕もなくて40階のベットで横になった。時間的にはちょうど夕食ごろだったけど疲労感で食欲もなく、1時間ほど仮眠してしまっていた。起きれたのは、正直偶然。そのまま明日になってたかも。
起きたら起きたで今度はお腹が鳴る。さっとマジックポーチからサンドイッチ入りの瓶箱を一つとるとポテトサラダサンドだった。ちょっとお肉が食べたい気分だったけど、まぁこれもありかとあっというまに2つ食べ切ってしまった。
ちょっと足りない。ふと横を見ればきちんと整備されたキッチンが目に入る。簡単な肉料理でいいから作ってしっかり食べて補給しよう。この先もっときつくなるかもしれないもんね。
その次の階層は床にいくつかスイッチみたいに四角いでっぱりがあるだけで、他は普通に見えたので、とりあえず怪しい出っ張りに重さも考慮してストーンバレットをぶつけてみたら、すさまじい音を立てて爆発したのだ。
もうね、踏んだら防ぐ手段ないでしょと思いつつ、慎重に進んだんだけど、上の階層ではスイッチが小さくなって数も多くなっただけじゃなく、なんか天井から丸くて黒い水晶のようなのが出てきていて、それが宙で爆発していたんだ。つまりは多分だけど時間式で爆発してるってことで、何かぶつけて先に爆発させて防ぐってのもできない。
29階では降ってくる間隔もバラバラなのに数が多くてひやひやしたけど、何とか突破して休憩スペースを無視して31階へ。
「さっむ、なにこれ。」
思わずそう呟いた。部屋一面がほぼほぼ氷漬けになっていたからだ。いくら毛皮のある体でも寒いもの寒い。もちろんそれだけじゃなく凍った床は滑る可能性もある。幸い31階はところどころ凍ってない場所もあって普通にそこを通って行けたけど、32階は完全に一面の氷漬け。追加でつららまで降ってきていた。
靴を抜いて爪で固定しながら行くってのも考えたけど、魔素纏いしてるとは言え足が凍傷する恐れもある。魔素の消耗はきつくなるけどストーンバレットを靴の下に作って滑り止めにして進む。一歩一歩崩れるからかなり何度も作る羽目に。
ちなみにファイアガンやファイアバレットも試したけど、氷は多少溶けたもののその部分を修復するかのようにまた凍り付いていたから意味がなかった。ストーンバレットを足場に進む方法はつららの不規則な落下を考えると上を見なくちゃいけなくって少し危ない。まだあれは足元に集中してないとできないんだよね。
33階は一見つららが増えただけにも見えたけど床の氷に濃い部分が見える。なんというか、そこが異様でいやな予感がしたので唯一凍ってない階段部分からストーンバレットを飛ばすと当たった瞬間氷の槍が床から飛び出してきた。さっきまでの普通の氷部分からは出てこない。
「濃いところは分じゃダメか、仕掛け樹のところにちょっと似てるかな。」
ただし足元が凍り付いて不安定というところと、上からつららが降ってきているので樹のところとは難易度が大違いだ。それでも危ないところはストーンバレットを宙に浮かして足場にして何とか突破した。電気のところよりも集中したおかげで技量が上がった気がする。
そして34階はなんかひび割れて穴になってる場所まで増えて、降ってくるつららも天井一面といっていいほどに配置されていたけど、33階と同じ要領で突破できた。
35階で一呼吸整えて36階へ。今度は激しい突風にくわえて風にあおられるように回る電撃棒。ちょっと斧のところとイメージがかぶった。もしかして斧のところが風モチーフだったのかもしれないなんてのんきに考えちゃってたけど、この風がやばかった。
36階はそれほどでもなかったけど37階から風の勢いがすごすぎてうまく前にいけないのに、床のあちこちに爆発部屋で見たスイッチがある。さらに床に階段向こうまでの間に横一帯に広がる穴、その中には針が生えている。他にも穴があってもちろん針が生えている。そんなのがあるのに電気が常に流れる棒も風に合わせて回っている。よけれないくらいに狭く配置されてて、タイミングよく突破しろってことなんだろうけど。
足元のスイッチの場所を記憶して意識しながら風にあおられながら進む。普通に魔素纏いしてるだけじゃ風の強さに完璧には抵抗しきれてなくて氷の床よりもきつい。あっちは僕の魔法で何とかなったけど、この風はどうにもならない。そんな状態だけど電撃棒に近づくと風に煽られた電流が少し飛び散ってきていた。
まぁそれ自体はソイルバレットで防げる。棒自体に当たらなければいいんだ。魔素纏いの身体強化を最大にして無理くり突破する。この状態は長つつきはしないから行けるとこまで行っちゃわないと。穴も飛び越え、棒をよけスイッチもよけ階段前にとなんとか到着。
「ちょっと休憩、かな。」
魔素が枯渇したわけじゃないけど、一気に使ってちょっと疲れてしまった。でもこの先さらにきつくなるのは目に見えてる。ガロに会いたいと急ぎすぎる気持ちを抑えて階段で一呼吸して38階へ。
また寒い、床一面が氷漬け。爆撃スイッチに針穴と電撃棒も当然のようにある。そして突風も吹いたままだ。問題はそれだけじゃない。電撃棒が凍った床に当たるたびに電流が床を這う。ちょっと氷が濡れてるんだ。
正直もう嫌になりつつも魔素纏いを最大に、ストーンバレットを足場に宙を進む。ただし、電撃棒が回されるために横にまっすぐ張られた棒が邪魔なので、そのへんは床を歩く必要も出てくる。靴の下にストーンバレットをつけて進む。もう魔素がきつい。それでも何とか階段まではついた。
「ふぅ、ひどい仕掛けだ・・・」
この疲労感は一呼吸どころじゃだめだ、がっつり30分くらい休憩を入れてから39階に気合を入れて挑むけど正直目を疑った。突風に爆撃スイッチ、電流棒に氷づけの床と針穴に追加で風に乗って炎の玉が飛んできてるし、床に樹の根が這ってる部分まである。ほぼ安全な足場がないよ全部盛りすぎる。
もう必死になって向かってくる炎の玉も回る電撃棒もよけて、床に足をつけなきゃいけないときは樹の根と爆撃スイッチに注意しながら氷の足場を進んで階段まで到達した。
「ぜぇ、はぁ・・・」
もう独り言で愚痴る余裕もなくて40階のベットで横になった。時間的にはちょうど夕食ごろだったけど疲労感で食欲もなく、1時間ほど仮眠してしまっていた。起きれたのは、正直偶然。そのまま明日になってたかも。
起きたら起きたで今度はお腹が鳴る。さっとマジックポーチからサンドイッチ入りの瓶箱を一つとるとポテトサラダサンドだった。ちょっとお肉が食べたい気分だったけど、まぁこれもありかとあっというまに2つ食べ切ってしまった。
ちょっと足りない。ふと横を見ればきちんと整備されたキッチンが目に入る。簡単な肉料理でいいから作ってしっかり食べて補給しよう。この先もっときつくなるかもしれないもんね。
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