そこは獣人たちの世界

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第一章

*さめやらぬ

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あぁ、キオのが俺の黒い体を白く汚した。いや、汚したと言ったが不快感なんてかけらもない。むしろ大きくにやついちまったくらいだ。
そして俺がコブごと入れて出したのが、どんどんとキオの中に注がれていく。本気の射精といえるこっちの量はキオの腹を膨らませ、出し終えるころには孕んでいるかのように見えるほどにさせる。その光景がまた入れをゾクゾクとさせる。

「あぁ、ガロのが、入って、くる。牙も、入ってる、のに。」

「ん、キオ?」

出し終えたら二発目もだなと思っていたが、ちょっとキオの声がおかしい。噛んでる歯を抜いて横目に見れば、様子がおかしいことに気づいた。快楽に目をつぶっていることまよくあるが、今日の感じはなんか違う。これは、半目でうつろな感じだ。

「ごめ、ガロ、ねむ。」

「キオ!そうか、限界だったか。」

まだ途中だってのに、一気に穴が俺の根元を締める感覚が弱まった。完全に体をベットに横たえて、そのまますーすーと眠り始めちまった。噛んでいた刺激と後ろの刺激その二つがあっても眠っちまったほどの疲れだったわけだから、ほんとに限界だったんだろう。
ほんとはもっとやりたかったが、今日はさすがに休ませた方がいいか。気絶してもやっちまったことは何度かあったが、こんな風に気をやっちまうとさすがにな。
といってもだ、出し終えるまでは下手に動きたくないもんだ。せめてこの余韻くらいは楽しんでも、文句は言われ、いや、文句は言ってくるかもな。でも、許してはくれるだろう。
出し終えるまで、動かすことはなく、包み込まれるキオの中を楽しむころには、いつものようにポッコリと膨らんでいるが、根元から結構こぼれてきてる。寝ている影響だろうな。
落ち着いたところで、俺のを引き抜く。中に入れたまま運ぶにはキオが締めてることも必要だ。まぁ垂れちまっても前みたいに掃除すりゃいいんだが、今日は負担少な目で行こう。
体を腕で丸ごと腰を浮かせるようにしながら抱えて風呂まで運ぶ。これならこぼれもしないし、負担も少なめのはずだ。にしても、あんまりやったつもりもなかったが、今日はかなり汚れたな。
風呂についたら、まずは中のをかき出してやる。腹に入ったままだと負担は大きいだろうからな。だが、中に指を入れてかき出していると、どうにも下が昂っちまう。そして何より、やっぱり出したのをかき出すのは少し、もったいなきがしちまう。

「なぁキオ、今日これ以上やるのは、やっぱまずいか?」

俺が穴をいじりかきだしても起きる気配はなく、まだ軽く寝息を立てたままだ。それに聞いたって答えは返ってくるはずがない。なのに俺はこんなにも欲張りだったのか。

「なぁキオ、答えないなら、もう一度、一度だけ、コブまではやらねぇから・・・いや、なんでもねぇ。」

手を伸ばしかけていた、危ない。こんなにも自制が効かないもんだったか?ダメだな、こりゃ。一度抜いちまおう。少しは収まりがつくかもしれない。これ以上体を洗うのにキオの体を触ったら、やばそうだ。
自分のものに手をかける。思えば、キオがきてすぐ発情期になってその時自分で抜いたきりか?どうにもキオとの行為で出したくて仕方ねぇ。キオと会うまでは発情期以外じゃこんな頻繁に出すこともなかったんだがな。
そう思うと、ちと来年の発情期が怖いな。今ですらこの自制の無さだ。少しはキオへのこのどうにも高ぶる感情への耐性がついて自制できるようにならなきゃまずすぎる。いや、今はそれはいいか。自分のに手をかけて、扱く。
確かにそれだけでも快楽はある。でも物足りない。俺はキオよりも自分は経験もあってうまいはず。だが、キオの手で扱かれていた方が、気持ちよかった。これが依存心からくるものだと分かっているのに、思わず寝たままで軽く開いたままのキオの手を見つめてしまう。
そこにこすりつけて、吐きだしたいだなんて、いや、手だけじゃない。腕に、胸に、顔に、体に、そして腰に触れ、打ち付けて、あぁ、ダメだ。それはダメだ。
ダメだから、そんなことはせず想像するだけだ。だがその想像だけで興奮する。その興奮感と物足りない快楽のうちに、自分の手の中にと吐き出した。
ふぅと一息つく。ほんと多少だが、収まった。今のうちにさっさとキオの体を洗っちまおう。あぁでもその前に俺の手を洗わないと、俺のでまた汚しちまうな。
手を洗い終えたら改めてキオの体を洗う。ニンゲンだったころは泡立ちが悪かったが、今の狼種の体なら無理に俺の手を泡立てさせなくとも、少しこすり合わせれば泡立ってくれる。
俺が汚した姿がきれいになっていく。もったいないと思う反面、きれいな樹央の姿はかわいく美しく思えるから維持した方がいいと思える。とんでもない二律背反だな。
これ以上余計な考えが出てくる前にさっさと洗い終える。泡立ちがいい反面泡が流れきるには少しかかる。そのあとも、全身ドライヤーで乾くのも少しかかっちまう。その間もどうにも収まりきらない俺のものと感情を無理やり抑えようとしつつ、ベットまで運びきった。
裸のままのキオをベットに横たえて、抱え込むようにしながら横に添い寝する。興奮さめやらぬ中でも寝るのは発情期を超えるので慣れてる。あとはそのまま慣れたように無理やり眠りについた。
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