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第一章
*突き入れた欲
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ゆっくりゆっくりと慣らしながら、三本の指を突き入れていく。始める前はほんとに無垢にきつく閉ざされていたのに、もう指は半分以上くわえ込んでいる。
だけれど慌てないように、俺の指で一番太いのは根本だ。そこまで入らないようじゃ俺のを入れたときに半分あたりの太いところがきつすぎるだろう。
根元のこぶ以外は全部入れるつもりだ。そうしたいと思っていて、こればっかりは止められない。だからこそしっかり慣らしてやらないといけない。
なかは柔らかいから指先は動かせるが、やっぱり入り口が最難関。中を少しかき回して股間のほうに快楽を与えてやって、そうやって緩んだところをすこし突き入れていく。
そうやってほんとにゆっくり指を奥に奥にと進めていく。確かに早くキオ俺のを入れたいと思う気持ちもあるが、こうやってキオを開発している時間もいいと思ってしまう。
だいぶきつくなってきたのか、キオもくぐもった声を漏らすだけじゃなく、体が少し無意識にうねってしまうようだ。ただそんな動きをされると誘われてるかのような感覚になる。どちらかといえば本能の逃げる行動のはずなのに。
それでも俺がいじりやすいようにと広げ続けている脚も、さらに深く入ることでちょっとだけ閉じそうになっている。まだ耐えてくれてるようだが、股間に触れていた手を離す。
「ガ、ガロ?」
「そろそろきついだろ?無意識に足が閉じそうになってる。体も動いてる。この体勢だとこれ以上入れるのも難しい、少し腰を浮かせてくれるか?」
「うん、うん、こ、こんな感じ?」
「あぁ、そう、そんな感じだ。」
脚を上にとあげたのを狙うように、脚をがしりとつかんで、そのままさらに尻を上げさせる。俺にしっかりと見えるように。つかんだ脚はいいが、捕まれてない脚がふわふわと行き場をなくしてさまようようにうごめく。
「ガ、ガロ!こ、この体勢は・・・」
「恥ずかしいってか?でも入っていくかしっかりと見ないとな?それにこうやって上からのほうが、入りやすい。」
「んぁぅ!」
ずずっと一気に指を入れるとキオの体が一層に震え上がって、脚の指もぎゅっと握られる。ずっと立ちっぱなしのキオのものもびくりと震え上がっていた。
「もう少しで指3本とも入りきるからな。」
「ふわぅ、う、うん。」
脚を掴んでいた手をまた股間に戻して撫でてやりながら、あと少しの指を入れていく。そして根元までくわえ上げてくれた穴は、俺の指を離したくないというかのようにきつく締めあげている。
だけれどこれが本番のものじゃない。軽くもう少し広げるようにならしてやりながら、ゆっくりと指を引き抜いていく。
「あっ・・・」
「ん?どうした?名残惜しいか?」
「い、いや、そ、そんなんじゃないと思うんだけど、なんか声出ちゃって。」
名残惜しそうな眼をしながらそんなこと言っても、完全に引き抜いたときに上げた声も含めて、さすがにキオも後ろで得る快楽に名残惜しいんだろう。
「安心しろ、また中を埋めてやるからな。」
「う、うん。」
俺のものをピトリとつけながらそういうと、意を決するかのようにキオはゴクリと喉を鳴らす。まぁすぐに入れたりはしない。ちゃんとこれにも潤滑油をなじませないとな。
そのまま入れて流血沙汰になんかにはしたくない。だいぶ慣らしたからそうはならないだろうが、やっぱり入れるなら潤滑油は必須だ。焦らずにしっかりとなじませる。
そしてたっぷりなじませたところで、いよいよキオの穴に狙いを定める。
「ほんとに入れるぞ?」
「わ、わかってる。できるだけ力は抜くようにするよ。」
「あぁ、そうしないと痛いかもしれないからな。」
それだけ言って突き出したキオの腰をがっちりと両手でつかみ逃がさないようにして、俺のものをキオの中にと突き入れていく。
たっぷり慣らし、たっぷり潤滑油をなじませたかいがあってか、キオは声を漏らしながらも半分まではすんなりと入る。だがこぶ以外の部分で一番太い部分で少し詰まる。
「ちょっと突き入れるぞ?」
「ぁ、ぁう・・・」
それがちゃんとした返事かはわからなかったが、少し強めに腰を押し出して、一気にずぶりと突き入れた。
「ひぅ!」
「悪い、痛かったか?」
「だ、大丈夫、そ、そんなに痛くないよ。」
少しは痛かったようだが、俺はそれどころじゃない幸福感に包まれていた。俺のがキオの体温に包まれてとても暖かい。前やった時も似たように感じたが、キオの体温は何というかちょうどいいんだ。
あぁ、このまま体温を感じていたいが、仰向けの尻を突き出す態勢で、キオは少しつらかっただろう。挿入したまま両手でがしりとつかんでいた腰を床に下ろした。
「す、すごい、ガロのが、中にあるのが、わかる。」
「あぁ、俺のはキオの体にはちょっと大きいだろうが、根本以外は入りきったな。」
「な、なんか、満たされてるような気分。」
「そうか。でも俺は結構限界だ、動いていいか?」
「・・・うん。」
キオからの許しももらった。暖かなのを感じていたいという気持ちよりも、入れ切ったことでむさぼりたい欲のほうが大きくなった俺はまさにけだものだろうな。
だけれど慌てないように、俺の指で一番太いのは根本だ。そこまで入らないようじゃ俺のを入れたときに半分あたりの太いところがきつすぎるだろう。
根元のこぶ以外は全部入れるつもりだ。そうしたいと思っていて、こればっかりは止められない。だからこそしっかり慣らしてやらないといけない。
なかは柔らかいから指先は動かせるが、やっぱり入り口が最難関。中を少しかき回して股間のほうに快楽を与えてやって、そうやって緩んだところをすこし突き入れていく。
そうやってほんとにゆっくり指を奥に奥にと進めていく。確かに早くキオ俺のを入れたいと思う気持ちもあるが、こうやってキオを開発している時間もいいと思ってしまう。
だいぶきつくなってきたのか、キオもくぐもった声を漏らすだけじゃなく、体が少し無意識にうねってしまうようだ。ただそんな動きをされると誘われてるかのような感覚になる。どちらかといえば本能の逃げる行動のはずなのに。
それでも俺がいじりやすいようにと広げ続けている脚も、さらに深く入ることでちょっとだけ閉じそうになっている。まだ耐えてくれてるようだが、股間に触れていた手を離す。
「ガ、ガロ?」
「そろそろきついだろ?無意識に足が閉じそうになってる。体も動いてる。この体勢だとこれ以上入れるのも難しい、少し腰を浮かせてくれるか?」
「うん、うん、こ、こんな感じ?」
「あぁ、そう、そんな感じだ。」
脚を上にとあげたのを狙うように、脚をがしりとつかんで、そのままさらに尻を上げさせる。俺にしっかりと見えるように。つかんだ脚はいいが、捕まれてない脚がふわふわと行き場をなくしてさまようようにうごめく。
「ガ、ガロ!こ、この体勢は・・・」
「恥ずかしいってか?でも入っていくかしっかりと見ないとな?それにこうやって上からのほうが、入りやすい。」
「んぁぅ!」
ずずっと一気に指を入れるとキオの体が一層に震え上がって、脚の指もぎゅっと握られる。ずっと立ちっぱなしのキオのものもびくりと震え上がっていた。
「もう少しで指3本とも入りきるからな。」
「ふわぅ、う、うん。」
脚を掴んでいた手をまた股間に戻して撫でてやりながら、あと少しの指を入れていく。そして根元までくわえ上げてくれた穴は、俺の指を離したくないというかのようにきつく締めあげている。
だけれどこれが本番のものじゃない。軽くもう少し広げるようにならしてやりながら、ゆっくりと指を引き抜いていく。
「あっ・・・」
「ん?どうした?名残惜しいか?」
「い、いや、そ、そんなんじゃないと思うんだけど、なんか声出ちゃって。」
名残惜しそうな眼をしながらそんなこと言っても、完全に引き抜いたときに上げた声も含めて、さすがにキオも後ろで得る快楽に名残惜しいんだろう。
「安心しろ、また中を埋めてやるからな。」
「う、うん。」
俺のものをピトリとつけながらそういうと、意を決するかのようにキオはゴクリと喉を鳴らす。まぁすぐに入れたりはしない。ちゃんとこれにも潤滑油をなじませないとな。
そのまま入れて流血沙汰になんかにはしたくない。だいぶ慣らしたからそうはならないだろうが、やっぱり入れるなら潤滑油は必須だ。焦らずにしっかりとなじませる。
そしてたっぷりなじませたところで、いよいよキオの穴に狙いを定める。
「ほんとに入れるぞ?」
「わ、わかってる。できるだけ力は抜くようにするよ。」
「あぁ、そうしないと痛いかもしれないからな。」
それだけ言って突き出したキオの腰をがっちりと両手でつかみ逃がさないようにして、俺のものをキオの中にと突き入れていく。
たっぷり慣らし、たっぷり潤滑油をなじませたかいがあってか、キオは声を漏らしながらも半分まではすんなりと入る。だがこぶ以外の部分で一番太い部分で少し詰まる。
「ちょっと突き入れるぞ?」
「ぁ、ぁう・・・」
それがちゃんとした返事かはわからなかったが、少し強めに腰を押し出して、一気にずぶりと突き入れた。
「ひぅ!」
「悪い、痛かったか?」
「だ、大丈夫、そ、そんなに痛くないよ。」
少しは痛かったようだが、俺はそれどころじゃない幸福感に包まれていた。俺のがキオの体温に包まれてとても暖かい。前やった時も似たように感じたが、キオの体温は何というかちょうどいいんだ。
あぁ、このまま体温を感じていたいが、仰向けの尻を突き出す態勢で、キオは少しつらかっただろう。挿入したまま両手でがしりとつかんでいた腰を床に下ろした。
「す、すごい、ガロのが、中にあるのが、わかる。」
「あぁ、俺のはキオの体にはちょっと大きいだろうが、根本以外は入りきったな。」
「な、なんか、満たされてるような気分。」
「そうか。でも俺は結構限界だ、動いていいか?」
「・・・うん。」
キオからの許しももらった。暖かなのを感じていたいという気持ちよりも、入れ切ったことでむさぼりたい欲のほうが大きくなった俺はまさにけだものだろうな。
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