俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした

第55話 女勇者の魅惑的な軽やかなステップ

グルドンとの激闘に勝利した二人は、達成感に浸りながらも、その場に立ち尽くしていた。

しかし、戦いで受けた傷の影響が大きく、イリスは出血の影響で足元がふらつき、そのまま地面に座り込んでしまった。

アレンは慌てて駆け寄り、心配そうにイリスを見下ろした。

「イリス、大丈夫か？」

イリスは痛みを堪えるように顔を歪ませながらも、苦笑いを浮かべた。

「大丈夫です……でも、まだ立ち上がれないみたいです」

アレンはため息をつきつつも、優しくイリスを抱き上げると、まるで軽々と持ち上げたかのようにイリスを支えた。

「いいさ、帰ろう。しっかり休めば元気になる」

イリスは恥ずかしそうに少し赤くなりながら、アレンを見つめた。

「私を抱きかかえたままなんて、大変じゃないですか？」

「平気だよ。お前は軽いし、俺の力で十分に支えられるから」

アレンの言葉に、イリスの頬はさらに赤く染まった。

冒険を始めた頃には無表情であったイリスも、今ではこうして素直に喜びや照れの表情を見せるようになっていた。

イリスはアレンに抱かれている安心感をかみしめ、少し照れながらも微笑みを浮かべた。

アレンは地面に落ちていた、イリスから脱がせたビキニを拾い上げ、イリスにそっと着せようとした。

その瞬間、不意にイリスは

「アレン様……あの、戦いが終わったら、行為をしてくださるって覚えてますか？していただけるまで、私はこのまま下には何も身につけず、裸のままでお待ちしています」

アレンは少し驚きながらも、イリスの真剣な表情を見て、微笑みながら頷いた。

「ああ、もちろん覚えてるさ。帰ったら、ゆっくりと……」

するとイリスは、小さく首を振りながらアレンの顔を見つめた。

「私の体がもう少しで回復しますから、ダンジョンを出る前に、どこかいい場所を見つけて……そこでしていただけませんか？」

アレンはその大胆な提案に一瞬驚き、目を見開いたが、イリスの真剣な表情に再び微笑んだ。

「こんなところで？少し危険じゃないか？」

「だって……マリア様の時だって、ダンジョンでしていましたよね。それに攻略済みですから、モンスターは出ませんよ」

その言葉に、アレンは思わず苦笑した。

確かに、あの時もダンジョン内での大胆な行為だったことを思い出し、イリスの強い気持ちを感じ取った。

そして、アレンは穏やかに頷き、イリスの希望に応える決意をした。

「分かった。お前がそう望むなら、この場で休憩がてら、少し特別な時間を過ごそう」

イリスはアレンの了承を得て、嬉しそうに微笑んだ。

しばらく歩いていると、イリスの顔色も良くなり、元気そうな声で言った。

「アレン様、もう大丈夫です。自分で歩けます」

アレンは心配そうに見つめたが、イリスの強い意志を感じて、そっとイリスを下ろした。

地面に足をつけたイリスは、振り返ってアレンに笑顔を向けた。

「アレン様は……勇者パーティの頃から、私のお尻に目がいっていたようですね。今、何も身につけていない私のお尻は、いかがですか？私、自分のお尻には自信があるんです」

そう言って、イリスはゆっくりと歩き始め、わざと軽やかなステップを踏みながらアレンにお尻を向けた。

「ぜひ、歩いている私のお尻を存分に見てくださいね」

アレンはその無邪気な笑顔に思わず照れながらも、イリスの背中を見つめ、言葉にならない感情が湧き上がるのを感じた。

イリスは軽やかにステップを踏み、そのたびにふっくらとしたクリームのような白いお尻が左右に揺れる。
その姿はあまりにもかわいらしい。

そして、ステップのたびに見えてしまうピンク色のお尻の穴と生殖器は官能的な魅力を放っていた。

イリスは振り返ってアレンに微笑んだ。

「アレン様、我慢できなくなったら言ってください。たくさん愛し合いましょう」

その大胆な言葉に、アレンは一瞬、驚きと照れで顔が赤くなるのを感じた。

イリスの無邪気な笑顔と真剣な眼差しが混じり合い、アレンの心を揺さぶった。

（イリス……そんなこと言われたら、本当に我慢できなくなる……）

アレンは軽く咳払いをして気を落ち着かせようとするが、イリスの視線に誘われるように、そのまま歩くイリスの背中を見つめ続けた。

イリスもまた、アレンの視線を感じながら、心から楽しそうに微笑んでいた。