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第54話 女勇者の腸からポーション吸収
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アレンは必死に出血しているイリスを支えながら、過去に覚えたポーションの効果についての知識を思い出した。
ポーションを傷口に直接かけるよりも、腸から吸収させた方が効果が高いかもしれない……つまり、イリスの肛門から吸収させるのが最善策かもしれない、とアレンは考えた。
アレンはイリスに向かって叫んだ
「イリス、ポーションは腸からの方が吸収が早いんだ。だから、お前のお尻の穴から直接、注入する。少し驚かせるかもしれないけど、我慢してくれ」
イリスは一瞬、驚いたが黙って頷いた。
まずは安全な場所を確保する必要がある。
グルドンの猛攻から逃れるため、アレンはイリスをしっかりと抱きかかえ、洞窟内の暗がりへと向かった。
「逃げるのか、人間よ!情けない姿だな……逃がさんぞ!」
グルドンは余裕たっぷりに笑いながら、巨体で洞窟内を揺らし、ゆっくりと二人の後を追ってくる。
その重い足音と冷酷な笑みが、アレンの背中にひやりとした恐怖を与える。
それでもアレンは冷静に、洞窟内で物陰となる場所を探し、隠れられる場所を見つけ出した。
「ここなら……」
アレンはイリスを静かに下ろし、すぐにポーションの瓶を取り出した。
(迷っている暇はない……イリスを救うためには、ためらってはいられない!)
そう決意したアレンは、手早くイリスの腰に手をかけ、慎重にビキニをそっとずらした。
「信じております、アレン様……」
イリスはそっと目を閉じて、激痛に耐えながらも、なんとか、お尻をアレンの方に突き出してきた。
アレンはポーションを口に含んだ。
その後、イリスの肛門をじっと見つめ、そっと彼女のお尻の穴に唇を近づけると、優しく触れるように口づけを落とす。
そして、深く息を吸い込むと、アレンは口に含んだポーションを一気にイリスの肛門に吹き込み、丁寧に注ぎ込んでいった。
「あああっ!」
意識を失いかけていたイリスは、突然の感覚に喘ぎ声を上げた。
心地よさに包まれるような温もりに気づき、体が淡い光を放ち始める。
そして、まるで奇跡のように、出血が収まり傷が癒えていった。
「イリス……!」
アレンの心配そうな声が響く中、少しずつイリスの顔色が戻り、血が止まっていくのを感じた。
イリスの呼吸が安定し、ゆっくりと瞼が震える。
やがてイリスはかすかに目を開け、ぼんやりとした視線でアレンを見つめた。
「アレン様……私、回復したみたいです」
「よかった、意識もはっきりしている」
アレンは安堵の息をつきながらも、すぐに表情を引き締め、イリスの手をしっかりと握りしめた。
しかし、その時!
グルドンに見つかってしまった!
イリスは急いで立ち上がるも、パンツを履く余裕がなく、下半身を露出したまま、覚悟を決めて戦闘態勢に入った。
アレンはイリスを心配して
「もう少し休んでいてくれ。俺が奴を引きつけるから」
だが、イリスは弱々しいながらも首を振った。
「アレン様……私も、共に戦いたい……」
アレンはその意志の強さに目を見張ったが、今はイリスに無理をさせるわけにはいかない。
再びポーションを手に取り、イリスに残りを飲ませながら、イリスの体力が回復するのを見届けた。
「安心しろ、俺が必ず勝つ。そしてお前が完全に回復するまで、絶対に守ってみせる」
そう告げると、アレンは立ち上がり、再び剣『エターナルハート』を構えて洞窟の暗がりから姿を現した。
そこには、アレンを待ち受けるようにしてグルドンが立っており、冷酷な笑みを浮かべていた。
「ほう、戻ってきたか。少しは勇気があるようだな……だが、その勇気もここで消える!」
グルドンは暗黒断ちの剣を構え、再びアレンに向かって突進してきた。
その一撃は重く、アレンは剣で防御しながらも、その衝撃で体ごと押し戻されそうになる。
だが、アレンは歯を食いしばり、再び剣を振り上げてグルドンに向かって突き進んだ。
「よくも、イリスを酷い目に遭わせたな!」
アレンは自らの力を振り絞り、『ラヴスラッシュ』を発動させた。
剣に愛の波動が宿り、遠距離からでも届く衝撃波となってグルドンに襲いかかる。
しかし、グルドンは結界を張り、その攻撃を防いでしまった。
「小賢しい技だな……だが、俺の結界を破れると思うな!」
グルドンは不敵な笑みを浮かべ、再び暗黒断ちの剣を振り上げた。
アレンは防戦を続けながら、敵の動きに注意を払い、何とかその隙を見つけようと必死に考えた。
このままではジリ貧になってしまう……何か、打開策が必要だった。
ふと、後ろでイリスの声が聞こえた。
「アレン様、今こそ、私の『ドラゴンズロア』を使うときです!」
イリスは完全には回復していなかったが、必死に立ち上がり、槍『ドラゴンズレガリア』を構え直していた。
その瞳には、決して諦めないという強い意志が宿っている。
「イリス……」
アレンは驚きつつも、その決意を感じ取り、イリスに頷いた。
「よし、俺が奴の動きを引きつけるから、その隙に思いっきり叩き込んでくれ!」
二人は再び共闘の構えを取り、グルドンに立ち向かった。
アレンが剣を振り上げ、グルドンの視線を引きつける一方で、イリスは槍を持って集中力を高めた。
イリスの槍が光を帯び始め、ドラゴンの咆哮のようなエネルギーが溢れ出す。
「これが……私たちの全力です!」
イリスは全身全霊を込めて『ドラゴンズロア』を発動し、グルドンの結界に向かって突進した。
イリスの槍が闇の結界を突き破り、強烈なエネルギーが炸裂する。
その衝撃でグルドンは一瞬動きを止め、結界が崩壊する。
「今です、アレン様!」
イリスの声に応え、アレンは『ピュアブレイド』の力を剣に宿し、全力でグルドンに向かって一閃を放った。
その斬撃は純粋な愛のエネルギーを帯び、浄化の光がグルドンの体を貫くように照らし出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーッドドド!!!!!!!!
「ぐあああああっ!」
グルドンは苦痛の叫びを上げ、闇の力が次第にその体から消え失せていった。
アレンとイリスの連携によって、ついにゴブリン族の王『グルドン』は地に崩れ落ち、動かなくなった。
「や……やった……」
アレンは息を整え、イリスの方へと駆け寄り、イリスを抱きしめた。
「イリス、よくやった。本当にお前の力のおかげだ」
イリスも疲れ果てながら微笑み、アレンに抱き返した。
「アレン様……ありがとうございます。……共に勝てたんですね」
二人は互いの勝利を確かめ合い、強敵との死闘を乗り越えた達成感に浸りながら、その場でしばらく寄り添っていた。
ポーションを傷口に直接かけるよりも、腸から吸収させた方が効果が高いかもしれない……つまり、イリスの肛門から吸収させるのが最善策かもしれない、とアレンは考えた。
アレンはイリスに向かって叫んだ
「イリス、ポーションは腸からの方が吸収が早いんだ。だから、お前のお尻の穴から直接、注入する。少し驚かせるかもしれないけど、我慢してくれ」
イリスは一瞬、驚いたが黙って頷いた。
まずは安全な場所を確保する必要がある。
グルドンの猛攻から逃れるため、アレンはイリスをしっかりと抱きかかえ、洞窟内の暗がりへと向かった。
「逃げるのか、人間よ!情けない姿だな……逃がさんぞ!」
グルドンは余裕たっぷりに笑いながら、巨体で洞窟内を揺らし、ゆっくりと二人の後を追ってくる。
その重い足音と冷酷な笑みが、アレンの背中にひやりとした恐怖を与える。
それでもアレンは冷静に、洞窟内で物陰となる場所を探し、隠れられる場所を見つけ出した。
「ここなら……」
アレンはイリスを静かに下ろし、すぐにポーションの瓶を取り出した。
(迷っている暇はない……イリスを救うためには、ためらってはいられない!)
そう決意したアレンは、手早くイリスの腰に手をかけ、慎重にビキニをそっとずらした。
「信じております、アレン様……」
イリスはそっと目を閉じて、激痛に耐えながらも、なんとか、お尻をアレンの方に突き出してきた。
アレンはポーションを口に含んだ。
その後、イリスの肛門をじっと見つめ、そっと彼女のお尻の穴に唇を近づけると、優しく触れるように口づけを落とす。
そして、深く息を吸い込むと、アレンは口に含んだポーションを一気にイリスの肛門に吹き込み、丁寧に注ぎ込んでいった。
「あああっ!」
意識を失いかけていたイリスは、突然の感覚に喘ぎ声を上げた。
心地よさに包まれるような温もりに気づき、体が淡い光を放ち始める。
そして、まるで奇跡のように、出血が収まり傷が癒えていった。
「イリス……!」
アレンの心配そうな声が響く中、少しずつイリスの顔色が戻り、血が止まっていくのを感じた。
イリスの呼吸が安定し、ゆっくりと瞼が震える。
やがてイリスはかすかに目を開け、ぼんやりとした視線でアレンを見つめた。
「アレン様……私、回復したみたいです」
「よかった、意識もはっきりしている」
アレンは安堵の息をつきながらも、すぐに表情を引き締め、イリスの手をしっかりと握りしめた。
しかし、その時!
グルドンに見つかってしまった!
イリスは急いで立ち上がるも、パンツを履く余裕がなく、下半身を露出したまま、覚悟を決めて戦闘態勢に入った。
アレンはイリスを心配して
「もう少し休んでいてくれ。俺が奴を引きつけるから」
だが、イリスは弱々しいながらも首を振った。
「アレン様……私も、共に戦いたい……」
アレンはその意志の強さに目を見張ったが、今はイリスに無理をさせるわけにはいかない。
再びポーションを手に取り、イリスに残りを飲ませながら、イリスの体力が回復するのを見届けた。
「安心しろ、俺が必ず勝つ。そしてお前が完全に回復するまで、絶対に守ってみせる」
そう告げると、アレンは立ち上がり、再び剣『エターナルハート』を構えて洞窟の暗がりから姿を現した。
そこには、アレンを待ち受けるようにしてグルドンが立っており、冷酷な笑みを浮かべていた。
「ほう、戻ってきたか。少しは勇気があるようだな……だが、その勇気もここで消える!」
グルドンは暗黒断ちの剣を構え、再びアレンに向かって突進してきた。
その一撃は重く、アレンは剣で防御しながらも、その衝撃で体ごと押し戻されそうになる。
だが、アレンは歯を食いしばり、再び剣を振り上げてグルドンに向かって突き進んだ。
「よくも、イリスを酷い目に遭わせたな!」
アレンは自らの力を振り絞り、『ラヴスラッシュ』を発動させた。
剣に愛の波動が宿り、遠距離からでも届く衝撃波となってグルドンに襲いかかる。
しかし、グルドンは結界を張り、その攻撃を防いでしまった。
「小賢しい技だな……だが、俺の結界を破れると思うな!」
グルドンは不敵な笑みを浮かべ、再び暗黒断ちの剣を振り上げた。
アレンは防戦を続けながら、敵の動きに注意を払い、何とかその隙を見つけようと必死に考えた。
このままではジリ貧になってしまう……何か、打開策が必要だった。
ふと、後ろでイリスの声が聞こえた。
「アレン様、今こそ、私の『ドラゴンズロア』を使うときです!」
イリスは完全には回復していなかったが、必死に立ち上がり、槍『ドラゴンズレガリア』を構え直していた。
その瞳には、決して諦めないという強い意志が宿っている。
「イリス……」
アレンは驚きつつも、その決意を感じ取り、イリスに頷いた。
「よし、俺が奴の動きを引きつけるから、その隙に思いっきり叩き込んでくれ!」
二人は再び共闘の構えを取り、グルドンに立ち向かった。
アレンが剣を振り上げ、グルドンの視線を引きつける一方で、イリスは槍を持って集中力を高めた。
イリスの槍が光を帯び始め、ドラゴンの咆哮のようなエネルギーが溢れ出す。
「これが……私たちの全力です!」
イリスは全身全霊を込めて『ドラゴンズロア』を発動し、グルドンの結界に向かって突進した。
イリスの槍が闇の結界を突き破り、強烈なエネルギーが炸裂する。
その衝撃でグルドンは一瞬動きを止め、結界が崩壊する。
「今です、アレン様!」
イリスの声に応え、アレンは『ピュアブレイド』の力を剣に宿し、全力でグルドンに向かって一閃を放った。
その斬撃は純粋な愛のエネルギーを帯び、浄化の光がグルドンの体を貫くように照らし出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーッドドド!!!!!!!!
「ぐあああああっ!」
グルドンは苦痛の叫びを上げ、闇の力が次第にその体から消え失せていった。
アレンとイリスの連携によって、ついにゴブリン族の王『グルドン』は地に崩れ落ち、動かなくなった。
「や……やった……」
アレンは息を整え、イリスの方へと駆け寄り、イリスを抱きしめた。
「イリス、よくやった。本当にお前の力のおかげだ」
イリスも疲れ果てながら微笑み、アレンに抱き返した。
「アレン様……ありがとうございます。……共に勝てたんですね」
二人は互いの勝利を確かめ合い、強敵との死闘を乗り越えた達成感に浸りながら、その場でしばらく寄り添っていた。
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