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第39話 幼馴染と裸で繋がる二人の世界

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アレンとマリアは、お互いできる限り裸で一緒にいたいという思いから、ダンジョンの洞窟の出口までの帰り道を裸のままで歩くことにした。

アレンは暗い洞窟の中、裸のマリアをお姫様抱っこしたまま、ゆっくりと歩を進めていた。

ダンジョンをクリアした後ということもあり、周囲にはモンスターの気配もなく、静けさとマリアの温もりだけがそこにあった。

裸のマリアを抱きかかえていると、彼女の美しい肌がほんのりとした弾力で心地よくアレンの肌に馴染んでいた。

アレンはマリアの髪や肌から漂う香りが伝わってきて、次第に強い性的な興奮を感じ始めていた。

「アレン……まだ出口まで少し時間がかかるけど、大丈夫?」

マリアは恥ずかしそうにアレンの肩に顔を寄せながら、小さな声で囁いた。

お互いに裸であることもあり、距離が近づくたびに互いの心音が耳に響く。

だが、アレンは照れながらも安心させるように微笑んだ。

「平気さ、マリア。君を抱きしめてると、不思議と力が湧いてくるんだ」

そう言って、アレンはもう少しマリアの体をしっかりと抱きしめた。

マリアの頬が赤く染まるのを見て、アレンも少し照れながら顔をそらした。

アレンにとってもこの時間はかけがえのないひとときだった。

今まで戦いに明け暮れていた二人が、こんなに穏やかな時間を過ごすことなど想像もしていなかったのだ。

「アレンとずっとこうしていたい」

マリアがふと甘えた声を出すと、アレンも笑って頷いた。

「俺も同じ気持ちだよ。だけど、ここから出たら、また現実に戻らなきゃいけない」

「うん……でも、今は二人きりだから……」

そう言いながら、マリアはアレンの胸に顔を埋め、静かに目を閉じた。

出口までまだ時間はあるが、マリアの安らかな表情を見ていると、不思議と力が湧き、歩くのも苦にならなかった。

しばらく歩いていると、洞窟の奥からほんのかすかに光が差し込んでいるのが見えた。

出口までの距離が確実に縮まっていることを感じ、アレンは少し安堵の息をついた。

「アレン、出口まであとどれくらい?」

マリアが目を覚まし、小さな声で尋ねた。

アレンは少し考え、微笑んで答えた。

「あと数時間ってところかな。さっきよりも光が見えてきたから、確実に近づいてるよ」

「そう……早く外に出たい気もするけど、少しだけ寂しいかも」

マリアは再びアレンの肩に頭を預け、楽しそうに微笑んだ。

その姿が愛おしく、アレンは再び彼女をしっかりと抱きしめた。

すると、マリアがふと、

「外に出る前に、ここで……もう一回、行為しよ」

と提案し、アレンは優しく頷いて応えた。

アレンは抱きかかえていたマリアをそっと下ろした。

マリアは

「その前に、ちょっとその辺でおしっこしてくるね」

と言ってから、アレンを見つめながら微笑んで、

「おしっこしているところ、見たい?」

と尋ねた。

アレンは一瞬驚いたが、笑顔で

「うん、見せてもらえると嬉しい」

と答えた。
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