俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした

第16話 幼馴染の脇の汗

マリアの脇わきの下周りには、日々の鍛錬で培われた筋肉が色白の肌にさりげなく浮かび上がり、肩から脇わきへと続く滑らかな曲線が優雅さと強さ、そして女性としての美しさを映し出していた。

アレンは顔を赤らめながら小声で

「じゃあ、本当に触るよ」

「うん」

とマリアが頷く。

アレンは汗で湿ったマリアの脇わきにそっと指を当て、触れてみた。

アレンの指にマリアの汗が絡みつく。

その瞬間、少し興奮を覚え、胸が幸せな気持ちで満たされていくのを感じた。

アレンはマリアの脇わきの汗を指にとり、そっと舐めてみた。

上品な塩味が広がり、胸の中にじわりと幸福感が満ちていくのを感じた。

「アレン……」

マリアはうっとりとした目でアレンを見つめ

「脇わき、舐めて」

と囁いた。

その言葉に、興奮していたアレンは、そっとマリアの脇わきに唇を近づけ、愛撫を始めた。

「ああっ！」

マリアは綺麗な喘ぎ声を奏でた。

しばらくの間、アレンはそっとマリアの脇わきの下を撫で、彼の愛撫する音とマリアの抑えきれない喘ぎ声が、静かな森の中に優しく響き渡った。

マリアのミニスカートの中から、足を伝ってあたたかな液体がそっと滴り落ち、彼女は気持ちよさそうに

「パンツ、濡れてる……」

と声を漏らした。

その言葉にアレンはますますマリアに心を奪われていった。

二人は興奮に包まれ、夢中で互いに惹かれ合い、やがて時が過ぎていくのさえ忘れるほどだった。

それだけ、とてつもない幸福が二人を優しく包み込んでいた。

そして、次の瞬間、アレンの体に新たなエネルギーが流れ込んでくるような感覚がした。

アレンのスキル『性行為』が自然と発動し、周囲にほのかな光の波動が広がったかと思うと、アレンのステータスが再び変化を見せ始めた。

「アレン、その光……何か新しい力が芽生えたんじゃない？」

マリアが驚きと期待の入り混じった表情で見つめる中、アレンは自身の変化を感じ取ろうと静かに集中し、ステータス画面を確認した。

そしてそこに現れた新しいスキル『ラヴスラッシュ』を見て、アレンは息を飲んだ。

「マリア、見てくれ……『ラヴスラッシュ』っていう新しいスキルを手に入れたみたいだ！」

その知らせに、マリアは思わず飛び上がるように喜び、アレンの肩に手を置いて大きな笑顔を浮かべた。

「すごい、アレン！きっとこれは、私たちがもっと強くなっていくための一歩ね！」

二人はハイタッチを交わし、互いにその喜びを分かち合った。

新たなスキル『ラヴスラッシュ』は、愛情が剣に力を与え、強力な衝撃波として敵を切り裂く力を持つ。

剣を振り抜いた一閃が愛の波動となって遠距離に届くため、今後の戦闘でも大いに役立つだろう。

「この力があれば、もっと多くの人々を守れるかもしれないな」

アレンはそう言い、手に持った剣『エターナルハート』を見つめた。

剣に込められた新たな愛の力を感じると、アレンの心には感謝の気持ちが溢れてきた。

「ありがとう、マリア。君がいてくれるから、俺はどんどん強くなれる。君と一緒にいることで、俺は今まで知らなかった自分の可能性に出会えている気がするよ」

アレンの言葉に、マリアは少し照れくさそうに笑い、そっとアレンの手を握った。

「私も、アレンと一緒だから……本当に強くなれると思ってる。これからも、一緒に頑張ろうね」

二人はその手をしっかりと繋ぎながら、新しいスキルと互いの成長を喜び合った。

この深い森の奥で感じた新たな力と絆が、二人の冒険にとってかけがえのないものになることを、アレンもマリアも強く信じていた。