奴隷と呼ばれた俺、追放先で無双する

第24話 幼馴染とプールで語らう愛

2日後
アレクシアは
城内の王室プールを国王の特別な
計らいで貸し切ることができた。



アレクシアはそこにレオを招き入れ
プールでデートをし
２人きりで過ごすことにした。



王室プールは豪華そのもので
広々とした空間には美しい
彫刻が施された柱が立ち並び



天井にはシャンデリアが煌びやかに輝いていた。




プール周囲には花々が飾られ
甘い香りが漂い
リゾート地のような快適で贅沢な空間が広がっていた。



高級なデッキチェアとテーブルが並び
プールサイドには果物や飲み物が用意され
まるで王族のための特別な時間を演出するかのようだった。





レオはその豪華な施設を目にして感動した。



「こんな場所で泳ぐなんて
夢のようですね……」



レオは驚きと感嘆の声を漏らし
アレクシアの招待に心から感謝していた。





そして
レオにとっては先日買ったばかりの
ビキニ姿のアレクシアがいた。



アレクシアはそのビキニを身にまとい
プールサイドに立っていた。



その姿はまるで神話の女神のようで
月光に照らされたアレクシアの肌は美しく輝いていた。



レオはその光景に目を奪われ
思わず顔を赤くしてしまった。





「ど、どうですか？」

とアレクシアが少し恥ずかしそうに尋ねると
レオはしばらく言葉を失った後


「とても……綺麗です……」


と顔をさらに赤くしながら答えた。



その言葉にアレクシアは満足げに微笑み
レオの視線を感じながら
少し誇らしげに立ち続けた。



アレクシアのビキニ姿は
露出が多かったものの


レオ以外は見ていないので
アレクシアのビキニ姿を独占しているようで
内心嬉しかった。



レオはアレクシアの美しい姿を自分だけが見ているという特別な瞬間に
密かな喜びを感じていた。




２人はしばらくプールで泳いで楽しんだ。



アレクシアは優雅に水の中を泳ぎ
その美しいフォームはまるで水中を
舞う妖精のようだった。






アレクシアがプールの端にたどり着くと
レオは笑顔でアレクシアに手を振り


「すごく上手ですね
アレクシア様」


と感心したように言った。



アレクシアは少し照れながらも


「ありがとう、レオ殿」

と笑顔を返した。





レオも泳ぎを楽しんだ。


アレクシアはレオのそばを離れないようにしていた。



プールの中でお互いに水を掛け合ったり
競争したりして
２人の間に自然な笑顔が溢れていた。



その時
アレクシアが少し悪戯っぽい笑みを浮かべて


「レオ殿
負けたら私の言うことを
一つ聞いてもらいますよ」



と挑発すると
レオは驚いた表情で



「え？ それはちょっと……」


と戸惑ったが
結局はその挑戦を受け入れた。




結果的にはアレクシアが勝ち
アレクシアは満足そうに笑って


「やっぱり私が勝ちましたね！」

と誇らしげに言った。


「負けました……」



「じゃあ、罰ゲームとして…」

そう言って
アレクシアはプールの中で
レオに強く抱きついてきた。



「ちょ、ちょっと……」



アレクシアの美しく柔らかい胸と体が
自分の肌にぴったりとくっついてくる感触に
レオは顔を真っ赤にした。



さらに
アレクシアは両脚を
レオの背中に回してきて
ギュッとしがみついてきたので


彼女の顔が水面につからないように

レオは彼女の股間に手を入れて
アレクシアのお尻を支える体勢になってしまった。



レオは

（さすがにアレクシア様のここを触ってはダメだ！）

焦りながら、アレクシアを

『お姫様抱っこ』

に持ち替えた。




レオは息を切らしながらも
「アレクシア様には敵いませんね……」

と苦笑いして答えた。



（いきなり抱きつかれたので
うっかりアレクシア様の
お尻を強く触ってしまった……）



レオは顔を真っ赤に染めながら
アレクシアのお尻の感触があまりにも心地よく
頭からその感覚が離れなかった。



アレクシアもさすがに恥ずかしがっていたが
それもで、彼女は前に進もうとしていた。


レオの耳元に顔を寄せてそっと囁いた。



「このまま私を抱きかかえて
プールの端まで連れて行ってください」



レオは
少し照れながらもアレクシアを
しっかりと抱きかかえ
プールの中を静かに歩き始めた。




水面がきらきらと輝く中
２人の距離はぐっと縮まり
アレクシアの温もりがレオの腕に伝わる。




アレクシアは穏やかな表情でそっと目を閉じ
レオの肩にやわらかく腕を回すと


そのまま優しくレオの肩にもたれかかった。



心地よい水の流れと
２人の密かなぬくもりが織りなすひとときは
まるで時が止まったかのように感じられた。



レオはしばらくの間
アレクシアを優しく抱きかかえたまま
静かにプールの中を歩き続けた。



２人の表情には
幸せそうな微笑みが浮かんでいた。



２人はプールの端に腰掛け
しばらく水に足を浸しながら休憩した。



アレクシアは静かな目で水面を見つめ


「こうして２人で穏やかな時間を過ごせるのは
本当に幸せですね」

と呟いた。



レオはその言葉に頷き


「はい
本当にそう思います」

アレクシアに触れた感触がまだ体に残っていて
レオは恥ずかしさを感じながらも
幸せな気持ちで満たされていた。



その瞬間
２人の間には言葉にできない深い絆が流れていた。