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第一章 中学2年
相談⚽
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⚽駿
暁さんは店番をその時に店に遊びに来ていた友達に任せて、僕をすぐ近所のマックスバーガーに連れて来てくれた。
お店にいたらじっくりと僕の話を聞いてくれないから。
あああ…僕もこんな素敵なお姉さんが欲しかったな。
小学生時代は父さんと旅暮らしの転校ばっかりで、一人でサッカーボールを蹴ってる時間ばかりだったし。
今の長澤の家に引き取られても兄の立場で上の兄弟はいないしね。
ーーーーー
暁
「うん…駿が私を頼ってくれるとは嬉しいね。
さて相談とは何かな?
気楽に話してくれればいいよ。」
暁さんはマックスバーガーとコーラ。そしてポテトのM。
僕はジャンボマックスバーガーとオレンジジュース。
そしてチョコレートパイ。
暁さんに奢ってもらっちゃった。
相談まで聞いてもらって申し訳ないよね。
駿
「あ…暁さん…実はぼっ僕の…」
うわあ、こんな事話しにくいよなあ?
でも…相談に来たんだから…。
暁
「なんだい?なんだい?
歯切れが悪いね。いいよ。慌てる訳でなし、話したくなったら話してよ。」
うわあ、暁さんって優しいなあ。無理やりに聞いてこずに、僕が話したくなった時に話せば良いって。
でもせっかく暁さんにマックスバーガーにまで来てもらって何も話せないじゃ申し訳ない。
それにこの悩みは涼君と交際する上にも関わっちゃうから。
うん…覚悟を決めるぞ!
駿
「暁さん…僕の悩み相談って…
ぼっ…僕の心の中の…悩みなんです。」
暁
「心の中?それはそうだろうね。悩みだもの。<微笑>」
あっ…僕は何を言ってんだ?悩みは心の問題に…決まってんのに。
駿
「あっ…はい。僕の悩みって…僕の性の悩みで…僕の性って変わってるって言うか?
おかしい?って言うか?
男の子が好きだし…」
暁
「知ってるよ。だから涼と付き合っているんでしょ。
それに私も女性と付き合っているよ。
私もビアンだしね。<笑>」
あっ…そうか。そりゃそうだ!
僕って馬鹿!
駿
「あっ…そうですね…ただ…僕はもうひとつ有るっていうか?
中学に上がったくらいから、ずっと悩んで苦しんでいました。
それは…」
暁
「それは?<怪訝>」
駿
「僕は…僕は!<小声>
あの…縛られるのが…好き…で<赤面>」
暁さんは眼を丸くして僕を見つめた!あああ…やっぱり気持ちの悪い変態って思われちゃったかな?
話したのはまずかった?
暁
「ふうん…なるほど…それで涼には言ったの。その事?」
僕は真っ赤な顔をして激しく首を振る!
言える訳ない!
言ったらきっと涼君に嫌われちゃうよ!
暁
「なーるほど!そういう事だから駿は私に相談したのか?
はあっ…なるほどね。
うん…賢明な判断だな。まさかそんな事は学校の先生や、ましてやご両親に相談は出来ないしね。
そうか…駿はMなんだね。」
駿
「M?
Mって…なんですか?」
暁
「ああ。マゾヒズムの略でね。頭文字を取ってM。
Mってどっちかって言えば、女性に多いけど、男性でもM気質の人って結構いるんだよ。
だから駿も悩む事は無い!と思うけど、私がこんな事を言って、悩まなくなるなら、何も苦労はしないな。
うん…思春期の男の子が性の悩みを持つのは、至極普通の事だしね!
さて…どう言って上げれば良いか…?
やはりこういう事は…うん…
駿。今日はまだこっちにいられるかい?」
駿
「あっ…はい。夕方まで…大丈夫ですけど…。」
暁
「そうか!じゃあ、今日はしばらく街で遊んでおいで!
一人が心細ければ、店で私の手伝いをしていてもいいよ。
駿の悩みに対する答えを出してくれる人がいるからね。」
駿
「えっ…悩みの答えを出して…くれる…人ですか?」
暁
「そっ…君の人生の先輩。
私の取り柄は色々な方面に人脈が多いんだ。
まあ…私が相当風変わりな変わり者だからね!
妙に変な友達が多いのさ。<笑>
まあ楽しみに待っておいで。」
暁さんは店番をその時に店に遊びに来ていた友達に任せて、僕をすぐ近所のマックスバーガーに連れて来てくれた。
お店にいたらじっくりと僕の話を聞いてくれないから。
あああ…僕もこんな素敵なお姉さんが欲しかったな。
小学生時代は父さんと旅暮らしの転校ばっかりで、一人でサッカーボールを蹴ってる時間ばかりだったし。
今の長澤の家に引き取られても兄の立場で上の兄弟はいないしね。
ーーーーー
暁
「うん…駿が私を頼ってくれるとは嬉しいね。
さて相談とは何かな?
気楽に話してくれればいいよ。」
暁さんはマックスバーガーとコーラ。そしてポテトのM。
僕はジャンボマックスバーガーとオレンジジュース。
そしてチョコレートパイ。
暁さんに奢ってもらっちゃった。
相談まで聞いてもらって申し訳ないよね。
駿
「あ…暁さん…実はぼっ僕の…」
うわあ、こんな事話しにくいよなあ?
でも…相談に来たんだから…。
暁
「なんだい?なんだい?
歯切れが悪いね。いいよ。慌てる訳でなし、話したくなったら話してよ。」
うわあ、暁さんって優しいなあ。無理やりに聞いてこずに、僕が話したくなった時に話せば良いって。
でもせっかく暁さんにマックスバーガーにまで来てもらって何も話せないじゃ申し訳ない。
それにこの悩みは涼君と交際する上にも関わっちゃうから。
うん…覚悟を決めるぞ!
駿
「暁さん…僕の悩み相談って…
ぼっ…僕の心の中の…悩みなんです。」
暁
「心の中?それはそうだろうね。悩みだもの。<微笑>」
あっ…僕は何を言ってんだ?悩みは心の問題に…決まってんのに。
駿
「あっ…はい。僕の悩みって…僕の性の悩みで…僕の性って変わってるって言うか?
おかしい?って言うか?
男の子が好きだし…」
暁
「知ってるよ。だから涼と付き合っているんでしょ。
それに私も女性と付き合っているよ。
私もビアンだしね。<笑>」
あっ…そうか。そりゃそうだ!
僕って馬鹿!
駿
「あっ…そうですね…ただ…僕はもうひとつ有るっていうか?
中学に上がったくらいから、ずっと悩んで苦しんでいました。
それは…」
暁
「それは?<怪訝>」
駿
「僕は…僕は!<小声>
あの…縛られるのが…好き…で<赤面>」
暁さんは眼を丸くして僕を見つめた!あああ…やっぱり気持ちの悪い変態って思われちゃったかな?
話したのはまずかった?
暁
「ふうん…なるほど…それで涼には言ったの。その事?」
僕は真っ赤な顔をして激しく首を振る!
言える訳ない!
言ったらきっと涼君に嫌われちゃうよ!
暁
「なーるほど!そういう事だから駿は私に相談したのか?
はあっ…なるほどね。
うん…賢明な判断だな。まさかそんな事は学校の先生や、ましてやご両親に相談は出来ないしね。
そうか…駿はMなんだね。」
駿
「M?
Mって…なんですか?」
暁
「ああ。マゾヒズムの略でね。頭文字を取ってM。
Mってどっちかって言えば、女性に多いけど、男性でもM気質の人って結構いるんだよ。
だから駿も悩む事は無い!と思うけど、私がこんな事を言って、悩まなくなるなら、何も苦労はしないな。
うん…思春期の男の子が性の悩みを持つのは、至極普通の事だしね!
さて…どう言って上げれば良いか…?
やはりこういう事は…うん…
駿。今日はまだこっちにいられるかい?」
駿
「あっ…はい。夕方まで…大丈夫ですけど…。」
暁
「そうか!じゃあ、今日はしばらく街で遊んでおいで!
一人が心細ければ、店で私の手伝いをしていてもいいよ。
駿の悩みに対する答えを出してくれる人がいるからね。」
駿
「えっ…悩みの答えを出して…くれる…人ですか?」
暁
「そっ…君の人生の先輩。
私の取り柄は色々な方面に人脈が多いんだ。
まあ…私が相当風変わりな変わり者だからね!
妙に変な友達が多いのさ。<笑>
まあ楽しみに待っておいで。」
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