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最終章 僕たちの未来へ☆
運命の階段
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岡崎は元警視庁狙撃班の腕利き。
愛銃はレミントンM24。
貴也とかいう男娼だけは決して殺すなと厳命を受けているが、あとは殺していい。
よし!この長身のブロンドの姉さんの頭を吹き飛ばそう。
ドキューン!ドキューン!
「ぐわっ…!」
ドラグノフを構えたジュディの7.62ミリが岡崎を襲い、その隙に百里、貴也はその場に伏せた。
「死ねやー!てめえらー!」
そこにイングラムのMAC11を2丁構えた元極道の馬場が380弾を大きくばら撒く。
思わず大きく避ける貴也と百里。そこへマモルが馬場に対し、M870をぶっ放して12ゲージで威嚇する。
そこへ元自衛官の木曽がどこから入手したのか、豊和89式で5.56ミリ弾で襲ってきた。
理想的な挟撃戦だった。
「マモル。ここは俺たちが喰い止めようぜ!
貴也と百里は上に行かせろ!」
「OK!分かった!
貴也、百里さん。ここは俺たちが喰い止めるから、あんたらは上に行け!
行って仲間たちを救うんだ!
行けーーーーー!」
百里と貴也は顔を見合わせる。しかし今は捕らえられてる仲間たちの所に行くのが先決。
悩んでる暇は無い。
「上に行きましょう。
百里様!」
「分かったよ。貴也。
マモル、ジュディ、ここは頼んだ!」
「オーライ!任せて下さい。ジュディ。二人を援護だ!
派手に行こう!」
「任せな!
俺は一流のスナイパーだぜ。」
ジュディはドラグノフを構えると、気配のする方角へと7.62ミリを連射する。
そしてマモルも馬場に12ゲージを連射。
ショットガンの猛襲で馬場も動きが取れない。
「LETS!GO!」
ジュディの合図と共に、貴也と百里は17階へと続く階段にたどり着くなり飛び込んで、銃火の射線から身を交わした。
木曽が豊和で5.56ミリ弾をばら撒いて来たからだ。
幸いに百里の左腕をわずかにかすめただけ。
「百里様。腕は?」
「大丈夫。かすっただけさ!
さあ上に登ろう。」
貴也のP10と百里のP226
二人は背中を合わせて拳銃を構える。
どうやら17階には敵はいない。
そして…慎重に銃を構えて二人はさらに18階に上がった。
18階には灯りが切れて…
いや切ってあった。
完全な暗闇だ。
そこでは口笛が聞こえて来た。寂しそうなそれでいて少し浮かれ気味な、不思議な口笛。
バンバンバンバンバンバン!
貴也と百里は口笛の聞こえる方角に9ミリを撃ち込む。
やばい雰囲気が漂うと、カチリと撃鉄音が聞こえて、貴也は百里に飛びつき身を伏せた。
DADADADADADADADADA!
ティエンシーが闇の中からMP5で9ミリの雨を降らす。
バンバンバンバン!
百里と貴也は拳銃で応酬する。
DADADADADADA!
すると弾幕が張られて、二人は逆方向に身を交わして、遮蔽物に身を隠した。
「お前が貴也か?
もう一人は女だな!
いったい誰だ?」
ティエンシーの声が聞こえる。貴也も百里も聞き覚えが無い。少しカタコトに聞こえる。
日本人では無いのか!
「聞き覚えが無い声だねえ。
私は百里。
元白薔薇の調教師さ。
あんたは誰だい?」
「僕の名前はティエンシー。日本語では天使と発音するらしい。
戸倉様のマゾ奴隷だ。
貴也。聞こえるか?
お前も素直に戸倉様のマゾ奴隷としてお仕えするならば、僕の弟分としてやってもいい。
基本お前は殺すなと言われているからな。
まあ…そこの品の悪そうな金髪女は殺すが。
そうだ。貴也がその女を殺せ!
そうしたらお前も僕と同じ戸倉様の専属奴隷にしてやってもいいぞ。」
「私を殺すって?
お前みたいな戸倉の男娼の分際で?
笑わせるんじゃないよ!
私は旧白薔薇ではもっとも恐れられた調教師だったんだ。
お前みたいな奴隷坊やが私にクソ舐めた口を利くのは百年早いんだよ。『笑』」
「品の悪いゲス女だな!
貴様!
僕は何が嫌いかと言えば、品の悪いアバズレ程嫌いなもんは無い。
結構な数のアバズレのワレメを切り裂いてやったよ。
お前も切り裂いてやろう。」
百里は目を瞑り気配を読み取る。
元殺しの請け負いをしていた百里には独自の勘が有る。
気配を感じとれた。
百里がティエンシーを挑発して知りたかった事。
それはこの回には何人いるのか?
ティエンシー、一人だ。
「貴也。こいつは私が引き受けた。
このガキは私をアバズレとか抜かしやがったからね。
私がケジメをつけてやる。」
「百里さん。それは!」
「心配しなくてもいいさ。
私が白薔薇に来る前の仕事はね。」
バンバンバンバンバンバン!
百里はティエンシーの気配を感じ取ると、P226を撃ちまくる。
そして弾が切れると直ぐにリロード。
なんと言ってもスペアの弾倉を3本持って来てるのさ。
あと45発。弾は有るぜ!
「とにかく私も以前の勘が戻った。
白薔薇調教師なんかやって腕が鈍ったが、だんだんと勘が戻って来たよ。
貴也。お前は上に行け!
そして戸倉を倒して、仲間を救うんだ。分かったら早く行けー!」
貴也は百里の気持ちが痛い程分かった。
僕のすべき事は戸倉を倒して仲間を救う事だ。
「百里様。ここはお願いします!
そして必ず生きて、再会しましょう!
約束ですよ!百里様!」
貴也は踵を返して、19階に向かう階段の扉に向かう。
「逃さん!貴也!」
ティエンシーがMP5を貴也の気配に向けると、百里のP226から何発もの9ミリがティエンシーに発射される。思わず遮蔽物に身を躱すティエンシー。
そして貴也は18階から姿を消した。
「くっ…くっ…くっ…貴也ー逃がすか!
くっそーババア…
てめえから殺してやる!」
「おやおや!随分と口の悪い奴隷だこと。
私がお仕置き調教してやるよ!ティエンシー!」
貴也は19階に駆け上がった。そこには人の気配は無い。
もう…この上は!
かつて僕らが暮らしていた。
20階。奴隷少年住居フロア。
帰って来た。
因縁の…そして全ての始まりの場所へ…
ガチャリ!19階から20階へ向かう階段は非常灯がまるで黄泉の国への案内の様に
煌々と灯りを灯していた。
コツッコツッコツッコツッ!
貴也の階段を登る足音だけが響き渡る。
そして20階のドアの前に。
貴也は大きく深呼吸しながらドアノブを開けた。
貴也たちがいた頃は、奴隷少年の逃走防止の為に、オートロックでしか開かなかったが。
ギギギギギッ!
滅多に開けしめしない為なのか?扉から音が漏れていた。
暗い。灯りが灯されて無いのか?
パッ!そこに眩しい程の光が貴也の目に!
そして光の奥には4基の十字架。
そして十字架の前には白い着物と白い袴。
そして白い襷がけをして、左手に日本刀を携えている。
顔には白い白粉を塗り、唇には紅唇。
八つ墓村の山崎努が演じる田治見要蔵のような悪魔的な風貌で声も出さずに笑っている。
貴也の宿敵!戸倉修吾‼️
愛銃はレミントンM24。
貴也とかいう男娼だけは決して殺すなと厳命を受けているが、あとは殺していい。
よし!この長身のブロンドの姉さんの頭を吹き飛ばそう。
ドキューン!ドキューン!
「ぐわっ…!」
ドラグノフを構えたジュディの7.62ミリが岡崎を襲い、その隙に百里、貴也はその場に伏せた。
「死ねやー!てめえらー!」
そこにイングラムのMAC11を2丁構えた元極道の馬場が380弾を大きくばら撒く。
思わず大きく避ける貴也と百里。そこへマモルが馬場に対し、M870をぶっ放して12ゲージで威嚇する。
そこへ元自衛官の木曽がどこから入手したのか、豊和89式で5.56ミリ弾で襲ってきた。
理想的な挟撃戦だった。
「マモル。ここは俺たちが喰い止めようぜ!
貴也と百里は上に行かせろ!」
「OK!分かった!
貴也、百里さん。ここは俺たちが喰い止めるから、あんたらは上に行け!
行って仲間たちを救うんだ!
行けーーーーー!」
百里と貴也は顔を見合わせる。しかし今は捕らえられてる仲間たちの所に行くのが先決。
悩んでる暇は無い。
「上に行きましょう。
百里様!」
「分かったよ。貴也。
マモル、ジュディ、ここは頼んだ!」
「オーライ!任せて下さい。ジュディ。二人を援護だ!
派手に行こう!」
「任せな!
俺は一流のスナイパーだぜ。」
ジュディはドラグノフを構えると、気配のする方角へと7.62ミリを連射する。
そしてマモルも馬場に12ゲージを連射。
ショットガンの猛襲で馬場も動きが取れない。
「LETS!GO!」
ジュディの合図と共に、貴也と百里は17階へと続く階段にたどり着くなり飛び込んで、銃火の射線から身を交わした。
木曽が豊和で5.56ミリ弾をばら撒いて来たからだ。
幸いに百里の左腕をわずかにかすめただけ。
「百里様。腕は?」
「大丈夫。かすっただけさ!
さあ上に登ろう。」
貴也のP10と百里のP226
二人は背中を合わせて拳銃を構える。
どうやら17階には敵はいない。
そして…慎重に銃を構えて二人はさらに18階に上がった。
18階には灯りが切れて…
いや切ってあった。
完全な暗闇だ。
そこでは口笛が聞こえて来た。寂しそうなそれでいて少し浮かれ気味な、不思議な口笛。
バンバンバンバンバンバン!
貴也と百里は口笛の聞こえる方角に9ミリを撃ち込む。
やばい雰囲気が漂うと、カチリと撃鉄音が聞こえて、貴也は百里に飛びつき身を伏せた。
DADADADADADADADADA!
ティエンシーが闇の中からMP5で9ミリの雨を降らす。
バンバンバンバン!
百里と貴也は拳銃で応酬する。
DADADADADADA!
すると弾幕が張られて、二人は逆方向に身を交わして、遮蔽物に身を隠した。
「お前が貴也か?
もう一人は女だな!
いったい誰だ?」
ティエンシーの声が聞こえる。貴也も百里も聞き覚えが無い。少しカタコトに聞こえる。
日本人では無いのか!
「聞き覚えが無い声だねえ。
私は百里。
元白薔薇の調教師さ。
あんたは誰だい?」
「僕の名前はティエンシー。日本語では天使と発音するらしい。
戸倉様のマゾ奴隷だ。
貴也。聞こえるか?
お前も素直に戸倉様のマゾ奴隷としてお仕えするならば、僕の弟分としてやってもいい。
基本お前は殺すなと言われているからな。
まあ…そこの品の悪そうな金髪女は殺すが。
そうだ。貴也がその女を殺せ!
そうしたらお前も僕と同じ戸倉様の専属奴隷にしてやってもいいぞ。」
「私を殺すって?
お前みたいな戸倉の男娼の分際で?
笑わせるんじゃないよ!
私は旧白薔薇ではもっとも恐れられた調教師だったんだ。
お前みたいな奴隷坊やが私にクソ舐めた口を利くのは百年早いんだよ。『笑』」
「品の悪いゲス女だな!
貴様!
僕は何が嫌いかと言えば、品の悪いアバズレ程嫌いなもんは無い。
結構な数のアバズレのワレメを切り裂いてやったよ。
お前も切り裂いてやろう。」
百里は目を瞑り気配を読み取る。
元殺しの請け負いをしていた百里には独自の勘が有る。
気配を感じとれた。
百里がティエンシーを挑発して知りたかった事。
それはこの回には何人いるのか?
ティエンシー、一人だ。
「貴也。こいつは私が引き受けた。
このガキは私をアバズレとか抜かしやがったからね。
私がケジメをつけてやる。」
「百里さん。それは!」
「心配しなくてもいいさ。
私が白薔薇に来る前の仕事はね。」
バンバンバンバンバンバン!
百里はティエンシーの気配を感じ取ると、P226を撃ちまくる。
そして弾が切れると直ぐにリロード。
なんと言ってもスペアの弾倉を3本持って来てるのさ。
あと45発。弾は有るぜ!
「とにかく私も以前の勘が戻った。
白薔薇調教師なんかやって腕が鈍ったが、だんだんと勘が戻って来たよ。
貴也。お前は上に行け!
そして戸倉を倒して、仲間を救うんだ。分かったら早く行けー!」
貴也は百里の気持ちが痛い程分かった。
僕のすべき事は戸倉を倒して仲間を救う事だ。
「百里様。ここはお願いします!
そして必ず生きて、再会しましょう!
約束ですよ!百里様!」
貴也は踵を返して、19階に向かう階段の扉に向かう。
「逃さん!貴也!」
ティエンシーがMP5を貴也の気配に向けると、百里のP226から何発もの9ミリがティエンシーに発射される。思わず遮蔽物に身を躱すティエンシー。
そして貴也は18階から姿を消した。
「くっ…くっ…くっ…貴也ー逃がすか!
くっそーババア…
てめえから殺してやる!」
「おやおや!随分と口の悪い奴隷だこと。
私がお仕置き調教してやるよ!ティエンシー!」
貴也は19階に駆け上がった。そこには人の気配は無い。
もう…この上は!
かつて僕らが暮らしていた。
20階。奴隷少年住居フロア。
帰って来た。
因縁の…そして全ての始まりの場所へ…
ガチャリ!19階から20階へ向かう階段は非常灯がまるで黄泉の国への案内の様に
煌々と灯りを灯していた。
コツッコツッコツッコツッ!
貴也の階段を登る足音だけが響き渡る。
そして20階のドアの前に。
貴也は大きく深呼吸しながらドアノブを開けた。
貴也たちがいた頃は、奴隷少年の逃走防止の為に、オートロックでしか開かなかったが。
ギギギギギッ!
滅多に開けしめしない為なのか?扉から音が漏れていた。
暗い。灯りが灯されて無いのか?
パッ!そこに眩しい程の光が貴也の目に!
そして光の奥には4基の十字架。
そして十字架の前には白い着物と白い袴。
そして白い襷がけをして、左手に日本刀を携えている。
顔には白い白粉を塗り、唇には紅唇。
八つ墓村の山崎努が演じる田治見要蔵のような悪魔的な風貌で声も出さずに笑っている。
貴也の宿敵!戸倉修吾‼️
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