115 / 146
最終章 僕たちの未来へ☆
ヒカル・ミチル・ソラ
しおりを挟む
◈ヒカルとミチルとソラの3人は香坂一味により白薔薇から連れ出されて、お台場にある港の1角に監禁されている。
3人は白いハイソックス裸で首輪手枷足枷付きでひとつの動物用の大きな檻の中に監禁されていた。
逃走防止に3人の首輪同士は鍵をか掛けられて左からヒカル、ミチル、ソラの順で繋がれていた。
そして3人共に手枷足枷を肩幅の鎖で繋がれている。
檻の中には毛布が3枚とトイレ用のオマルがひとつあるのみ。
そして食事は1日2回粗末なものをトレイに乗せられて手掴みで食べる。
檻の外には屈強な見張りがついていてとうてい逃げ出す事は不可能。
そしてこのサディストたちは性的にノーマルな為に、3人の奴隷少年に嫌悪感を持ち、3人を手酷く扱った。
昨日反抗的な態度をミチルがとってしまい、ミチルだけ牢から出されて、天井からのフックに吊るされて胸や腹をサンドバッグのように殴られてしまったのだ。
ミチルは何度も嘔吐して、ただ泣く事しか出来なかった。
ミチルはまた牢に戻されて、今日はミチルは高熱を発して呻きながらヒカルやソラの看病を受けている。
当然食事は食べられない。
枕が無いのでヒカルとソラが交代で膝枕をしている。
今はヒカルの膝枕だった。
ヒカルは哀泣を流しながらミチルの頬を優しく撫でている。
ヒカル
「ミチル…大丈夫だよ。
僕とソラがついていてミチルを守ってあげるから。『涙』」
ソラ
「そうだよ。ミチル。頑張って…僕たちがついているよ…
ミチルも早く元気になって綾人に会わなきゃ…ね。『涙』」
ソラも手枷を嵌められた手でミチルの手を優しく撫でる。
ミチル
「あ…ああ~…くっ苦しい…苦しいよ…僕は…もう…死にたい…
ねえ…もう僕は死んだら…駄目…かな?」
ヒカル
「何言ってんだよ!ミチルが死んだら残された綾人はどうするんだよ。
綾人はミチルを待っているんだ。
ミチルだって綾人に会いたいでしょ?」
ミチル
「うん…どうかな…もう僕は生きるのが…辛いんだ…はぁはぁ…
ごめんね…僕はもう…駄目かも…知れない…」
ソラ
「そんな悲しい事言わないでよ!ミチル…ううう…ううう…ううう…『号泣』」
ソラとヒカルはミチルを抱いて泣いていた。
それを見ていたスキンヘッドの見張りの一人が。
「うっとおしいんだよ!変態のガキどもが!
メソメソしてるんじゃねえよ!
ホモどもが!
ったく気持ち悪いや!」
ガンガン!と檻を蹴りまくる。
そこに香坂が姿を現した。
香坂
「なんだなんだ。オイオイ勘弁してくれよ。
こいつらは大切な商品なんだぜ。実はこいつらにいい買い手がついたのさ。まあとりあえず一匹だな。
使徒の十字架を主催している由梨亜って女だが、いい値で買ってくれるそうだ。
全部欲しがってたが一匹だけだ。
あとの二匹は海外に売っぱらう。
じゃあとりあえず。
あれっミチルはどうかしたのか?」
「ああ。態度が悪かったんで行儀を教えただけよ。
ちょっとサンドバッグにしてやっただけさ。『笑』」
香坂
「おい…こいつらは商品だぜ。大事に扱わないと駄目だろうが!」
「うるせえな!何か文句があんのか?オッサン。」
スキンヘッドが香坂の襟首を掴み、残りの四人もニヤニヤ笑って見ていた。
典型的な半グレのチンピラ。
全くタチが悪い。
本来ならこんなクズどもと香坂も組みたくはなかったが、やむにやまれずだ。
香坂
「とにかく離せ!お前らも金が欲しいだろう。
じゃあ弱ってるミチルを使徒の十字架に売り飛ばそう。
そうすればとりあえず海外へ逃げる金が出来るし、ヒカルとソラは海外へ売れば良い稼ぎになる。
あんたらにも謝礼ははずむぜ。
それならいいだろう。」
ヒカルとソラは呆然とした。
香坂はまずはミチルを売り飛ばそうとしているのだ。
しかし檻に入れられて鎖に繋がれてる自分たちにはどうしようもない。
トモ…ジュン…僕らはどうすれば良いんだろう❓
3人は白いハイソックス裸で首輪手枷足枷付きでひとつの動物用の大きな檻の中に監禁されていた。
逃走防止に3人の首輪同士は鍵をか掛けられて左からヒカル、ミチル、ソラの順で繋がれていた。
そして3人共に手枷足枷を肩幅の鎖で繋がれている。
檻の中には毛布が3枚とトイレ用のオマルがひとつあるのみ。
そして食事は1日2回粗末なものをトレイに乗せられて手掴みで食べる。
檻の外には屈強な見張りがついていてとうてい逃げ出す事は不可能。
そしてこのサディストたちは性的にノーマルな為に、3人の奴隷少年に嫌悪感を持ち、3人を手酷く扱った。
昨日反抗的な態度をミチルがとってしまい、ミチルだけ牢から出されて、天井からのフックに吊るされて胸や腹をサンドバッグのように殴られてしまったのだ。
ミチルは何度も嘔吐して、ただ泣く事しか出来なかった。
ミチルはまた牢に戻されて、今日はミチルは高熱を発して呻きながらヒカルやソラの看病を受けている。
当然食事は食べられない。
枕が無いのでヒカルとソラが交代で膝枕をしている。
今はヒカルの膝枕だった。
ヒカルは哀泣を流しながらミチルの頬を優しく撫でている。
ヒカル
「ミチル…大丈夫だよ。
僕とソラがついていてミチルを守ってあげるから。『涙』」
ソラ
「そうだよ。ミチル。頑張って…僕たちがついているよ…
ミチルも早く元気になって綾人に会わなきゃ…ね。『涙』」
ソラも手枷を嵌められた手でミチルの手を優しく撫でる。
ミチル
「あ…ああ~…くっ苦しい…苦しいよ…僕は…もう…死にたい…
ねえ…もう僕は死んだら…駄目…かな?」
ヒカル
「何言ってんだよ!ミチルが死んだら残された綾人はどうするんだよ。
綾人はミチルを待っているんだ。
ミチルだって綾人に会いたいでしょ?」
ミチル
「うん…どうかな…もう僕は生きるのが…辛いんだ…はぁはぁ…
ごめんね…僕はもう…駄目かも…知れない…」
ソラ
「そんな悲しい事言わないでよ!ミチル…ううう…ううう…ううう…『号泣』」
ソラとヒカルはミチルを抱いて泣いていた。
それを見ていたスキンヘッドの見張りの一人が。
「うっとおしいんだよ!変態のガキどもが!
メソメソしてるんじゃねえよ!
ホモどもが!
ったく気持ち悪いや!」
ガンガン!と檻を蹴りまくる。
そこに香坂が姿を現した。
香坂
「なんだなんだ。オイオイ勘弁してくれよ。
こいつらは大切な商品なんだぜ。実はこいつらにいい買い手がついたのさ。まあとりあえず一匹だな。
使徒の十字架を主催している由梨亜って女だが、いい値で買ってくれるそうだ。
全部欲しがってたが一匹だけだ。
あとの二匹は海外に売っぱらう。
じゃあとりあえず。
あれっミチルはどうかしたのか?」
「ああ。態度が悪かったんで行儀を教えただけよ。
ちょっとサンドバッグにしてやっただけさ。『笑』」
香坂
「おい…こいつらは商品だぜ。大事に扱わないと駄目だろうが!」
「うるせえな!何か文句があんのか?オッサン。」
スキンヘッドが香坂の襟首を掴み、残りの四人もニヤニヤ笑って見ていた。
典型的な半グレのチンピラ。
全くタチが悪い。
本来ならこんなクズどもと香坂も組みたくはなかったが、やむにやまれずだ。
香坂
「とにかく離せ!お前らも金が欲しいだろう。
じゃあ弱ってるミチルを使徒の十字架に売り飛ばそう。
そうすればとりあえず海外へ逃げる金が出来るし、ヒカルとソラは海外へ売れば良い稼ぎになる。
あんたらにも謝礼ははずむぜ。
それならいいだろう。」
ヒカルとソラは呆然とした。
香坂はまずはミチルを売り飛ばそうとしているのだ。
しかし檻に入れられて鎖に繋がれてる自分たちにはどうしようもない。
トモ…ジュン…僕らはどうすれば良いんだろう❓
1
お気に入りに追加
90
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。

こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。


身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる