78 / 146
第八章 自由への闘い!仲間を守る為に!
貴也覚醒!もう誰も失わない!
しおりを挟む
☆貴也
優「ねえ、貴也兄ちゃん、貴也兄ちゃん。起きて…お願い!」
ああ~、身体が痛いな。
僕は寝るときには床にカーペットだけを引いて、後ろ手手枷を嵌められてるから、横になって寝てるからな。
何だよ!こんな…真夜中に!
優か…うん…優、顔が涙でグッショリじゃないか?
また怖い夢でも見たのかな?
「どうしたの?優。」
僕は優を怖がらせない様に、優しい顔で微笑みながら優を見た。
ああ~僕たちの中で一番気が強く生意気だった優がこんな風に。
心が痛いな。
「あっ…うん…グスッグスッ…
うっ…うううっ…うううっ…『大泣』」
「どうしたんだよ優。大丈夫だから!怖い夢を見たんでしょ。
僕が横についていてあげるから。
もう泣かないで!」
ああ~後ろ手に括られていなければ、優を抱きしめてあげるのに。
「どんな夢を見たの?僕に話してごらん。」
「夢じゃないの…夢じゃないの…
雪彦兄ちゃんが…雪彦兄ちゃんが…
うっ…うううっ…死んじゃったって。」
「死んじゃった?ゆっ雪彦はもう。死んじゃってるんだよ。」
「違う!違う!違う!雪彦兄ちゃんじゃない!
死んだのは…トモ兄ちゃんと…ジュン兄ちゃん…うっわああああん…!」
えっ…今、今、なんて言った…?
「ゆっ優。今なんて言ったの?
もっもう一度教えて?」
「うっ…うううっ…雪彦兄ちゃんが、トモ兄ちゃんとジュン兄ちゃんが…僕に教えてくれたの。うううっ…ぐすっ!『大泣』」
まさかっまさかっそんな馬鹿な!
確かに…ジュンとトモが昨日脱走して白薔薇は大騒ぎになり、僕らは皆急遽居住区に戻された。
僕たちは詳しい事情は何も知らされずに一人一人厳しく追求されたけど、実際に僕らは詳しい事は何も知らない為にどうしようもならなかった。
それで気にはなってたけど、でも何もないって事は無事に逃げられたのかも知れない。
そう思い込もうとした。ところが!
「優。雪彦が…そう…言ったのか?」
「うん…うん…。僕だけ…雪彦兄ちゃんとお話出来るから!『涙』」
僕は雪彦の傀儡を見た。そして話しかける。
「雪彦。今、優から話を聞いたよ。嘘でしょ。嘘だと言ってよ。ねえ、僕にも雪彦の声を聞かせてよ…お願い…
雪彦…雪彦…『涙』」
「貴也兄ちゃん。貴也兄ちゃん。
雪彦兄ちゃんに言われたんだ。
貴也兄ちゃんも雪彦兄ちゃんのムスコを咥えてみて。それから一生懸命雪彦兄ちゃんにお話して…
そうすれば貴也兄ちゃんもお話出来ると思うの。『涙』」
「分かったよ、優。やってみるから。」
僕は恐る恐る梵字の大量に書いてある雪彦の男根を咥えていく。
確かに雪彦が封じられて直ぐは、僕にも雪彦の声が聞こえた。
でもあれ以降は…一度も…聞いてない。
ひとつはもし聞いても僕にはどうする事も出来ない事が辛すぎて、雪彦の声や苦しみを聞くのが辛かったのもある。
僕は卑怯な人間だから。
でも…優の言う事が…本当なのか?
僕は確かめなければいけないんだ。
雪彦の傀儡を咥えて…念じる!
ジュンとトモは…大丈夫なの?
すると身体の中にスーと風が通り抜ける様な不思議な感覚が起こり!
うっ…頭が痛い!
でも耐えるんだ!
僕は雪彦に聞かなきゃいけない事が…有るんだ。
雪彦…雪彦…応えて…お願い…
✟貴也か…?
-雪彦の声が…聞こえた!-
✞雪彦なの?本当に!
✟貴也なんだな…
✞うん…うん……貴也だよ…雪彦…聞かなきゃいけない事が…本当にジュンとトモは?
✟ああ、本当だよ。もうジュンとトモは…ごめん、僕に力が無く…こんな場所に封印されなければ…二人を助けられた。
許してくれ。貴也…
啜り泣きの声が…雪彦から…雪彦も泣いているんだ!
✞そんな、決して雪彦のせいじゃない…。僕が弱いから…弱いから…『涙』
雪彦…僕はどうすれば…いい…?
どうすれば?
✟貴也。命をかけてみんなを守りたいか?
✞うん…守りたい!今度こそ!みんなを守りたいんだ!
ぼっ僕は雪彦が封じられて、鉄大人が亡くなられたと聞いて、何もかも諦めていた。
でも間違っていた。本当はジュンやトモの代わりに僕が行動しなければいけなかった。
ジュンやトモは僕の代わりに死んだんだ。
✟それは違う。あの二人は納得して行動したんだ。だから自分を責めるな!
そういう思考は冷静さを失わせる。
僕が力を貸す。
その為に貴也、力を貸してくれ!
封印を解く方法が有るんだ。
✞封印を…どうやって?
✟ああ、罰当たりだけどそれには貴也や優の力が必要だ。
出来るか?貴也。
✞やるよ。なんでも!
それがみんなを守る事になるのなら!
方法を聞いた僕は傀儡から口を離し雪彦の眼を見た。
ジュンやトモの死体にそんな…
でもやるしかない。
みんなを救うには雪彦の、そして優の力がいる。
「優。僕の言うことが聞けるかい。」
「えっ…うん…雪彦兄ちゃんに言われたの?」
「うん、そうだよ。いいかい、こうするんだよ!」
僕は優に雪彦の言われる事を話した。
「うん…雪彦兄ちゃんがそう言ったなら僕はいいよ。
でも貴也兄ちゃんは大丈夫なの?」
「ああ。大丈夫だよ…。優は僕なんかよりずっと強いね。これからも僕を助けてくれるかい?」
優は僕の眼をジッと見つめ大きく頷いた。
ああ、括られていなけりゃ優を抱きしめてあげたい。
「ねえ。貴也兄ちゃん。キスしてもいい?」
えっ…気持ちが通じた?
優は手枷を嵌められた両腕で僕を優しく抱きしめてくれて、キスをしてくれた。
僕は優に抱きしめられながら、トモとジュンに誓う!
するとトモとジュンを思う感情が込み上げて来てっ!
うううっ…うううっ…涙が止まらない!
雪彦と話をしていた時にはまだ…抑えられた…悲しみが…こんな…こんな…
優しかったトモ。頼りになったジュン。
二人とも大切な…家族だったんだ…
許せない!
許せない!
許せない!
許せない!
許せない!
許せない!
大切な家族を奪った戸倉!
貴様だけは絶対に許せない!
もう誰一人失わせるものか!
そしてトモとジュンの…仇を取ってやる!
僕自身の手で❗
優「ねえ、貴也兄ちゃん、貴也兄ちゃん。起きて…お願い!」
ああ~、身体が痛いな。
僕は寝るときには床にカーペットだけを引いて、後ろ手手枷を嵌められてるから、横になって寝てるからな。
何だよ!こんな…真夜中に!
優か…うん…優、顔が涙でグッショリじゃないか?
また怖い夢でも見たのかな?
「どうしたの?優。」
僕は優を怖がらせない様に、優しい顔で微笑みながら優を見た。
ああ~僕たちの中で一番気が強く生意気だった優がこんな風に。
心が痛いな。
「あっ…うん…グスッグスッ…
うっ…うううっ…うううっ…『大泣』」
「どうしたんだよ優。大丈夫だから!怖い夢を見たんでしょ。
僕が横についていてあげるから。
もう泣かないで!」
ああ~後ろ手に括られていなければ、優を抱きしめてあげるのに。
「どんな夢を見たの?僕に話してごらん。」
「夢じゃないの…夢じゃないの…
雪彦兄ちゃんが…雪彦兄ちゃんが…
うっ…うううっ…死んじゃったって。」
「死んじゃった?ゆっ雪彦はもう。死んじゃってるんだよ。」
「違う!違う!違う!雪彦兄ちゃんじゃない!
死んだのは…トモ兄ちゃんと…ジュン兄ちゃん…うっわああああん…!」
えっ…今、今、なんて言った…?
「ゆっ優。今なんて言ったの?
もっもう一度教えて?」
「うっ…うううっ…雪彦兄ちゃんが、トモ兄ちゃんとジュン兄ちゃんが…僕に教えてくれたの。うううっ…ぐすっ!『大泣』」
まさかっまさかっそんな馬鹿な!
確かに…ジュンとトモが昨日脱走して白薔薇は大騒ぎになり、僕らは皆急遽居住区に戻された。
僕たちは詳しい事情は何も知らされずに一人一人厳しく追求されたけど、実際に僕らは詳しい事は何も知らない為にどうしようもならなかった。
それで気にはなってたけど、でも何もないって事は無事に逃げられたのかも知れない。
そう思い込もうとした。ところが!
「優。雪彦が…そう…言ったのか?」
「うん…うん…。僕だけ…雪彦兄ちゃんとお話出来るから!『涙』」
僕は雪彦の傀儡を見た。そして話しかける。
「雪彦。今、優から話を聞いたよ。嘘でしょ。嘘だと言ってよ。ねえ、僕にも雪彦の声を聞かせてよ…お願い…
雪彦…雪彦…『涙』」
「貴也兄ちゃん。貴也兄ちゃん。
雪彦兄ちゃんに言われたんだ。
貴也兄ちゃんも雪彦兄ちゃんのムスコを咥えてみて。それから一生懸命雪彦兄ちゃんにお話して…
そうすれば貴也兄ちゃんもお話出来ると思うの。『涙』」
「分かったよ、優。やってみるから。」
僕は恐る恐る梵字の大量に書いてある雪彦の男根を咥えていく。
確かに雪彦が封じられて直ぐは、僕にも雪彦の声が聞こえた。
でもあれ以降は…一度も…聞いてない。
ひとつはもし聞いても僕にはどうする事も出来ない事が辛すぎて、雪彦の声や苦しみを聞くのが辛かったのもある。
僕は卑怯な人間だから。
でも…優の言う事が…本当なのか?
僕は確かめなければいけないんだ。
雪彦の傀儡を咥えて…念じる!
ジュンとトモは…大丈夫なの?
すると身体の中にスーと風が通り抜ける様な不思議な感覚が起こり!
うっ…頭が痛い!
でも耐えるんだ!
僕は雪彦に聞かなきゃいけない事が…有るんだ。
雪彦…雪彦…応えて…お願い…
✟貴也か…?
-雪彦の声が…聞こえた!-
✞雪彦なの?本当に!
✟貴也なんだな…
✞うん…うん……貴也だよ…雪彦…聞かなきゃいけない事が…本当にジュンとトモは?
✟ああ、本当だよ。もうジュンとトモは…ごめん、僕に力が無く…こんな場所に封印されなければ…二人を助けられた。
許してくれ。貴也…
啜り泣きの声が…雪彦から…雪彦も泣いているんだ!
✞そんな、決して雪彦のせいじゃない…。僕が弱いから…弱いから…『涙』
雪彦…僕はどうすれば…いい…?
どうすれば?
✟貴也。命をかけてみんなを守りたいか?
✞うん…守りたい!今度こそ!みんなを守りたいんだ!
ぼっ僕は雪彦が封じられて、鉄大人が亡くなられたと聞いて、何もかも諦めていた。
でも間違っていた。本当はジュンやトモの代わりに僕が行動しなければいけなかった。
ジュンやトモは僕の代わりに死んだんだ。
✟それは違う。あの二人は納得して行動したんだ。だから自分を責めるな!
そういう思考は冷静さを失わせる。
僕が力を貸す。
その為に貴也、力を貸してくれ!
封印を解く方法が有るんだ。
✞封印を…どうやって?
✟ああ、罰当たりだけどそれには貴也や優の力が必要だ。
出来るか?貴也。
✞やるよ。なんでも!
それがみんなを守る事になるのなら!
方法を聞いた僕は傀儡から口を離し雪彦の眼を見た。
ジュンやトモの死体にそんな…
でもやるしかない。
みんなを救うには雪彦の、そして優の力がいる。
「優。僕の言うことが聞けるかい。」
「えっ…うん…雪彦兄ちゃんに言われたの?」
「うん、そうだよ。いいかい、こうするんだよ!」
僕は優に雪彦の言われる事を話した。
「うん…雪彦兄ちゃんがそう言ったなら僕はいいよ。
でも貴也兄ちゃんは大丈夫なの?」
「ああ。大丈夫だよ…。優は僕なんかよりずっと強いね。これからも僕を助けてくれるかい?」
優は僕の眼をジッと見つめ大きく頷いた。
ああ、括られていなけりゃ優を抱きしめてあげたい。
「ねえ。貴也兄ちゃん。キスしてもいい?」
えっ…気持ちが通じた?
優は手枷を嵌められた両腕で僕を優しく抱きしめてくれて、キスをしてくれた。
僕は優に抱きしめられながら、トモとジュンに誓う!
するとトモとジュンを思う感情が込み上げて来てっ!
うううっ…うううっ…涙が止まらない!
雪彦と話をしていた時にはまだ…抑えられた…悲しみが…こんな…こんな…
優しかったトモ。頼りになったジュン。
二人とも大切な…家族だったんだ…
許せない!
許せない!
許せない!
許せない!
許せない!
許せない!
大切な家族を奪った戸倉!
貴様だけは絶対に許せない!
もう誰一人失わせるものか!
そしてトモとジュンの…仇を取ってやる!
僕自身の手で❗
0
お気に入りに追加
86
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
松本先生のハードスパンキング パート1
バンビーノ
BL
中学3年になると、新しい学年主任に松本先生が決まりました。ベテランの男の先生でした。校内でも信頼が厚かったので、受験を控えた大事な時期を松本先生が見ることになったようです。松本先生は理科を教えていました。恰幅のすごくいいどっしりした感じの先生でした。僕は当初、何も気に留めていませんでした。特に生徒に怖がられているわけでもなく、むしろ慕われているくらいで、特別厳しいという噂もありません。ただ生活指導には厳しく、本気で怒ると相当怖いとは誰かが言っていましたが。
初めての理科の授業も、何の波乱もなく終わりました。授業の最後に松本先生は言いました。
「次の授業では理科室で実験をする。必ず待ち針をひとり5本ずつ持ってこい。忘れるなよ」
僕はもともと忘れ物はしない方でした。ただだんだん中学の生活に慣れてきたせいか、だらけてきていたところはあったと思います。僕が忘れ物に気がついたのは二度目の理科の始業ベルが鳴った直後で、ほどなく松本先生が理科室に入ってきました。僕は、あ、いけないとは思いましたが、気楽に考えていました。どうせ忘れたのは大勢いるだろう。確かにその通りで、これでは実験ができないと、松本先生はとても不機嫌そうでした。忘れた生徒はその場に立つように言われ、先生は一人ずつえんま帳にメモしながら、生徒の席の間を歩いて回り始めました。そして僕の前に立った途端、松本先生は急に険しい表情になり、僕を怒鳴りつけました。
「なんだ、その態度は! 早くポケットから手を出せ!」
気が緩んでいたのか、それは僕の癖でもあったのですが、僕は何気なくズボンのポケットに両手を突っ込んでいたのでした。さらにまずいことに、僕は先生に怒鳴られてもポケットからすぐには手を出そうとしませんでした。忘れ物くらいでなぜこんなに怒られなきゃいけないんだろう。それは反抗心というのではなく、目の前の現実が他人事みたいな感じで、先生が何か言ったのも上の空で聞き過ごしてしまいました。すると松本先生はいよいよ怒ったように振り向いて、教卓の方に向かい歩き始めました。ますますまずい。先生はきっと僕がふてくされていると思ったに違いない。松本先生は何か思いついたように、教卓の上に載せてあった理科室の定規を手に取りました。それは実験のときに使う定規で、普通の定規よりずっと厚みがあり、幅も広いがっしりした木製の一メートル定規です。松本先生はその定規で軽く素振りをしてから、半ば独り言のようにつぶやいたのでした。「いまからこれでケツひっぱたくか……」。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる