『白薔薇』のマリオネット

第五章 奴隷少年たちの哀しい日常(三)

特別調教 そのニ

★トモとジュンの腹部はグリセリン液の過剰な量の浣腸で膨らみ始めている。
二人は汗まみれで腹部の便意から来る強烈な痛みに絶えられずに、呻き声を上げ、宙吊りにされた身体で悶えまくって泣いていた！
トモもジュンもマゾゆえに、責められる事を快楽へと変える事は出来るのだが、まるで激しい拷問まがいの浣腸責めには苦痛が優先して、ペニスの勃起も弱々しかった。
二人とも、ただただこの地獄が終わるのを願うだけ。

うううっ…苦しいよ…もう…もう…
許して…下さい『号泣』

トモとジュンの浣腸を皮切りに、それぞれの少年たちへの拷問が幕を開ける。
白ハイソックスを履いた足首を麻縄で縛られて、後ろ手高手小手緊縛に肛門にローターを挿入されて股繩の栓をされたヒカルとカオル
逆さ吊りにされたヒカルとカオルは互いの顔がキスをする所まで移動させられた。
そして逆さ吊りにされたままキスを続ける様に命令される。
言われるままに逆さ吊りの苦しい姿勢のままに舌を絡め合いキスをする二人。
すると二人を吊るす鎖付きのフックが下がりヒカルとカオルはキスをしたまま大型水槽に並々と入っている水に頭から沈められていく！

ブクッブクッブクッブクッ！
息が出来ずに苦しむ逆さ吊り少年二人。

真央ともう一人ロシアの血が入っていると思われる若い女調教師の金髪ポニーテールのメグは残忍な笑い声をたてて哄笑していた。
メグは真央と同じ19歳の若い女調教師。
サディスティンとしては真央よりさらに凄い！
メグは大柄で身長も168有りスタイルもモデルの様に良い。
真央が小柄なのとは対象的だった。
二人とも衣装は革のボンデージであり、綺麗な足は革のホットパンツに膝下ブーツで固めている。
ヒカルとカオルの哀れな姿を見て股間を激しく愛液で濡らしている。
ホットパンツの下にはショーツを履いていないために太腿の内側には愛液が伝い流れている。

ヒカルとカオルが水から引き上げられる。
激しく咳込む二人。
ヒカルの裏には真央がつき、カオルの裏にはメグがついた。
手には一本鞭。
真央も鞭は大得意だが、メグはそれ以上の鞭の名手だった。
元は戸倉のいた上海で働いていたが、戸倉が特別に呼んだ一人だった。
上海ではサソリと呼ばれていた女調教師。
2年前から戸倉からサドとしての資質を買われて腕を磨いてきた。
トモとジュンを浣腸責めにして楽しんでいるまだ幼いミヤとケイは戸倉が弟子として育成してきたサディストだ。
戸倉は白薔薇に来るにあたり、自分の教え子を何人も引き連れて来ていた。
ミヤとケイは日本人で有り、メグも日本とロシアのハーフで言葉の壁が要らないのも三人を呼んだ理由の一つでも有る。

メグ「ヘイヘイ。奴隷ども！まったくキスができてないw
キスをやめるとこうだ！！！」

バッシーン！バッシーン！バッシーン！バッシーン！バッシーン！

真央「ヒカルー。お前もだよ。怠けてんじゃねえw」

バッシーン！バッシーン！バッシーン！バッシーン！バッシーン！

ヒカルとカオルの背中に激しく一本鞭がうなりをあげる。
鞭打たれる度に、吊り上げられた魚の様に大きくビクビクと身体を震わす二人。
今まで一度もこれほど酷く責められた事は無かった二人の少年は号泣を流して必死にキスをして舌を絡ませている。
互いの舌に縋り付く様に。

上半身を水びたしにして、逆さ吊りのままにディープキスを続ける二人。
するとまた二人の足首を吊るした鎖付きフックが下がり始め、水槽の水の中に胸まで沈んでいく！

ブクッブクッブクッブクッ！
鞭打ちされないために、逆さ吊りキスを必死で続けるヒカルとカオル。

早く早く上げてよ～！
少年たちはそれだけを願うが、時間が先程より長い。
鼻から大量の水が入り鼻の奥が痛い。
苦しい苦しい…死んじゃう～…『哀泣』

キリキリキリキリ！

やっと上げられた二人。
ヒカルもカオルも白目を向きながら、泡を吹いている状態。
するとクレーンが横に移動して、二人を吊るすフックが下がり、ヒカルもカオルもうつ伏せのまま床に横たえられた。
ヒカルの髪を真央が、カオルの髪はメグが鷲掴みにする。

メグ「とりあえずは一旦休憩さ。
逆さ吊りにしたままだと死んでしまうからね。
お前たちは男娼の人形だから壊す訳にはいかないw
ただ休むだけさw
まあ上半身に血が廻ったら逆さ吊り水責めを再開する。
今日一日はこんな感じかなw
たっぷりと楽しもうwww」

カオルはメグに髪を掴まれて朦朧とする意識の中で考えていた。

あかん。こんな…責めされたら…僕…もヒカルも…心が壊れて…狂ってしまう…
助けて～！『哀泣』