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第五章 奴隷少年たちの哀しい日常(三)
白薔薇のオフィスにて
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優
うっ…うううっ…
ああっ頭が痛い。
あれっ…ここは?どこだっけ…?
ソラ「優!優!眼を覚ましてよ…
トモっ、優の意識が戻った…」
トモ「優。えっ優が気付いたのか?…」
ヒカル「優。大丈夫か?」
あれ…みんな…そうだ…俺は涼介に嬲られて犯されて…
息も絶え絶えだったんだ。
だんだんと…記憶が…そうだ!
あの時、白薔薇の制服を着た…
そうだ。確か名前は雪?彦?。
雪彦って言ってた。
雪彦とキスして舌を絡め合っている内に俺は…何か?不思議な黄金色の優しい光に包まれて凄く気持ち良くなって…特にアナルが…
力が湧いてきて…犯してるはずの涼介を逆に犯し返してる様な!
ソラ「優!優!優!『涙』」
トモ「良かった良かったよ!
眼を覚ましたね『涙』」
ヒカル「あっ、まだ無理はしない方がいい。
寝ていてよ優『涙』」
優「ソラ…ヒカル…トモ…
みんな『笑』」
ソラは泣きながら俺に抱きついてきた。
痛て痛て痛て痛て痛て!
馬鹿馬鹿!
まだ回復してね~んだよ!
俺たちは四人で湯を浴びて身体中にこびりついてる汗や客たちの精液で汚れた身体を身綺麗にできた。
こんな風に優しい待遇は奴隷少年に堕ちて初めてだったが、百里が許可をくれたんだ。
天然温泉の湯なんて生まれて初めてだ。
なんて…気持ち…いいんだ…
鞭打ちされた傷はズキズキと痛むけどこの温泉の湯は傷にも良いらしい。
ソラに背中を流してもらった時には、今まではソラには弟の様な感情を持っていたけど、何かもっと深い…気持ちが込み上げてきた。
愛し合ってるトモとヒカルの様に…
翌日俺たちは白薔薇に戻った。
帰る時には体力も回復して、やっぱり俺たちは少年だから回復が早いんだな。
食事も白薔薇で経験した事がないくらい豪華なモノ。
トモが感激して泣きながら食べてたのは笑ったな『苦笑』
しかし今まで経験無いくらいの好待遇。
真央なんか明らかに俺にビビっていたし。
そういえば涼介の姿が見えなかったけど、どうかしたのか?
白薔薇に戻った俺たちは俺とソラ。
そしてなぜか貴也の3人が22階に有る白薔薇のオフィスの1室に呼ばれる事になった。
白薔薇に来てからオフィスに呼ばれるなんて初めての事だ。
俺たち3人は白薔薇の制服に首輪と枷のいつもの姿。
そして手枷で後ろ手に縛られて。
まあこれもいつもの事だ。
俺たちを案内するのは日野マモルという若い人で、精悍な身体を高そうなスーツでピシッと固めている。
どうも貴也とは旧知みたいだけど。
部屋に入ると会議室って言うのかな?
こんな部屋には初めて入った。
ソラも俺と同じにキョロキョロと室内を見回している。
落ち着きのない奴だな。
俺と同じに『苦笑』
貴也「お久しぶりです。マモルさん。」
マモル「ああ。君も元気そうだな。貴也。
ジュンは相変わらずか?」
貴也「はい。ジュンも元気です。ジュンは僕たちの中でも一番細かい所に気がつく、いつもみんなを助けてくれる頼もしい仲間です。
それにこの前にマモルさんの事を話したら凄く懐かしそうにして喜んでました。」
マモル「そうか。それならいいかな。
本当は俺がジュンを救い出してやりたいがまだまだ俺には力が足りないしな。でも…いつかは…」
うん?マモルって人はジュンと知り合いなのか?
でも貴也とはどんな関係なんだろ?
★ドアが開き入って来た複数人。
マモルは起立して奴隷少年3人は立っている。
入って来たのは出張調教の責任者の百里と白薔薇の副支配人の藤井。
前回のパーティーで司会を務めていた。
そして白薔薇の有力オーナーの一人。鉄大人、部下の鷹沢、そして前回のパーティーには姿を見せなかった鉄大人のもう一人の有力な部下。
白薔薇関係者で鉄大人以外の全ての人間が恐れている女性。
若い頃は傭兵として世界中の戦地で悪名を馳せていた恐ろしい女。
3年前にスカウトされて鉄大人の元で働く様になる。
ショートヘアーに身長175センチの長身のエキゾチックな顔立ちの美女。
音成小夜も顔を見せている。
5人は奴隷少年たちの対面に用意された席につく。
鉄「よう。貴也w
お前でもここに来るのは初めてじゃねえか?
他の二人の坊や。優とソラだったな。
お前たちは俺とこんな風に話すのは初めてだろうw」
優「はっはい。鉄大人…!」
ソラ「ぼっ僕も…です…!」
優もソラも酷く緊張している。
顔は引きつり声が裏返っていた。
二人にとっては鉄大人は恐ろしい人と認識されていたのだ。
鷹沢「大人。大人の日頃の行いが悪いからこの少年たちはビビっちまってるんじゃないですか?w」
鉄「なんだ?航平!この野郎!
俺ほど日頃の行いがいい人間が他にいるか?!」
音成「大人。マジメに言ってます?それは絶対にあり得ませんね。」
鉄「音成。戦場でバカバカ人を撃ちまくってた!お前にだけは言われたかねえぞ!」
音成「戦場じゃあ敵は撃たないと私が撃たれるでしょ!
何言ってるんですか?」
鷹沢「音成さん。もうこの人撃っちゃってよ。」
音成「嫌だね。こんなじいさま撃っても弾がもったいない!
それより大人。話が全く進みませんよ。」
鉄「あっそりゃそうだ!
ったく全部航平のせいなwww」
鷹沢「えっ…俺が悪いの?
まあいいか。
貴也、優、ソラ。
お前ら座ってもいいぞ。
長話になるからな。」
3人は後ろ手緊縛姿で床に正座をしてピンと背を伸ばす。
姿勢良く座る様に躾られているのだ。
マモルは用意された椅子に腰掛けた。
鉄大人「今日、お前ら3人を呼んだのは雪彦の事だ。
お前たちが何を経験して、何を見たのかを詳しく話してくれ。」
うっ…うううっ…
ああっ頭が痛い。
あれっ…ここは?どこだっけ…?
ソラ「優!優!眼を覚ましてよ…
トモっ、優の意識が戻った…」
トモ「優。えっ優が気付いたのか?…」
ヒカル「優。大丈夫か?」
あれ…みんな…そうだ…俺は涼介に嬲られて犯されて…
息も絶え絶えだったんだ。
だんだんと…記憶が…そうだ!
あの時、白薔薇の制服を着た…
そうだ。確か名前は雪?彦?。
雪彦って言ってた。
雪彦とキスして舌を絡め合っている内に俺は…何か?不思議な黄金色の優しい光に包まれて凄く気持ち良くなって…特にアナルが…
力が湧いてきて…犯してるはずの涼介を逆に犯し返してる様な!
ソラ「優!優!優!『涙』」
トモ「良かった良かったよ!
眼を覚ましたね『涙』」
ヒカル「あっ、まだ無理はしない方がいい。
寝ていてよ優『涙』」
優「ソラ…ヒカル…トモ…
みんな『笑』」
ソラは泣きながら俺に抱きついてきた。
痛て痛て痛て痛て痛て!
馬鹿馬鹿!
まだ回復してね~んだよ!
俺たちは四人で湯を浴びて身体中にこびりついてる汗や客たちの精液で汚れた身体を身綺麗にできた。
こんな風に優しい待遇は奴隷少年に堕ちて初めてだったが、百里が許可をくれたんだ。
天然温泉の湯なんて生まれて初めてだ。
なんて…気持ち…いいんだ…
鞭打ちされた傷はズキズキと痛むけどこの温泉の湯は傷にも良いらしい。
ソラに背中を流してもらった時には、今まではソラには弟の様な感情を持っていたけど、何かもっと深い…気持ちが込み上げてきた。
愛し合ってるトモとヒカルの様に…
翌日俺たちは白薔薇に戻った。
帰る時には体力も回復して、やっぱり俺たちは少年だから回復が早いんだな。
食事も白薔薇で経験した事がないくらい豪華なモノ。
トモが感激して泣きながら食べてたのは笑ったな『苦笑』
しかし今まで経験無いくらいの好待遇。
真央なんか明らかに俺にビビっていたし。
そういえば涼介の姿が見えなかったけど、どうかしたのか?
白薔薇に戻った俺たちは俺とソラ。
そしてなぜか貴也の3人が22階に有る白薔薇のオフィスの1室に呼ばれる事になった。
白薔薇に来てからオフィスに呼ばれるなんて初めての事だ。
俺たち3人は白薔薇の制服に首輪と枷のいつもの姿。
そして手枷で後ろ手に縛られて。
まあこれもいつもの事だ。
俺たちを案内するのは日野マモルという若い人で、精悍な身体を高そうなスーツでピシッと固めている。
どうも貴也とは旧知みたいだけど。
部屋に入ると会議室って言うのかな?
こんな部屋には初めて入った。
ソラも俺と同じにキョロキョロと室内を見回している。
落ち着きのない奴だな。
俺と同じに『苦笑』
貴也「お久しぶりです。マモルさん。」
マモル「ああ。君も元気そうだな。貴也。
ジュンは相変わらずか?」
貴也「はい。ジュンも元気です。ジュンは僕たちの中でも一番細かい所に気がつく、いつもみんなを助けてくれる頼もしい仲間です。
それにこの前にマモルさんの事を話したら凄く懐かしそうにして喜んでました。」
マモル「そうか。それならいいかな。
本当は俺がジュンを救い出してやりたいがまだまだ俺には力が足りないしな。でも…いつかは…」
うん?マモルって人はジュンと知り合いなのか?
でも貴也とはどんな関係なんだろ?
★ドアが開き入って来た複数人。
マモルは起立して奴隷少年3人は立っている。
入って来たのは出張調教の責任者の百里と白薔薇の副支配人の藤井。
前回のパーティーで司会を務めていた。
そして白薔薇の有力オーナーの一人。鉄大人、部下の鷹沢、そして前回のパーティーには姿を見せなかった鉄大人のもう一人の有力な部下。
白薔薇関係者で鉄大人以外の全ての人間が恐れている女性。
若い頃は傭兵として世界中の戦地で悪名を馳せていた恐ろしい女。
3年前にスカウトされて鉄大人の元で働く様になる。
ショートヘアーに身長175センチの長身のエキゾチックな顔立ちの美女。
音成小夜も顔を見せている。
5人は奴隷少年たちの対面に用意された席につく。
鉄「よう。貴也w
お前でもここに来るのは初めてじゃねえか?
他の二人の坊や。優とソラだったな。
お前たちは俺とこんな風に話すのは初めてだろうw」
優「はっはい。鉄大人…!」
ソラ「ぼっ僕も…です…!」
優もソラも酷く緊張している。
顔は引きつり声が裏返っていた。
二人にとっては鉄大人は恐ろしい人と認識されていたのだ。
鷹沢「大人。大人の日頃の行いが悪いからこの少年たちはビビっちまってるんじゃないですか?w」
鉄「なんだ?航平!この野郎!
俺ほど日頃の行いがいい人間が他にいるか?!」
音成「大人。マジメに言ってます?それは絶対にあり得ませんね。」
鉄「音成。戦場でバカバカ人を撃ちまくってた!お前にだけは言われたかねえぞ!」
音成「戦場じゃあ敵は撃たないと私が撃たれるでしょ!
何言ってるんですか?」
鷹沢「音成さん。もうこの人撃っちゃってよ。」
音成「嫌だね。こんなじいさま撃っても弾がもったいない!
それより大人。話が全く進みませんよ。」
鉄「あっそりゃそうだ!
ったく全部航平のせいなwww」
鷹沢「えっ…俺が悪いの?
まあいいか。
貴也、優、ソラ。
お前ら座ってもいいぞ。
長話になるからな。」
3人は後ろ手緊縛姿で床に正座をしてピンと背を伸ばす。
姿勢良く座る様に躾られているのだ。
マモルは用意された椅子に腰掛けた。
鉄大人「今日、お前ら3人を呼んだのは雪彦の事だ。
お前たちが何を経験して、何を見たのかを詳しく話してくれ。」
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