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第二章 奴隷少年達の哀しい宴
哀しみの宴 その三
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白薔薇会員制のパーティーが幕を開けた。
各高級テーブルにソファー。
馳走が並べられ、高級酒が並ぶ。テーブルは舞台の廻りに配置されて、少年達の淫靡なSMショーを堪能できる。
希望者は舞台で少年達を鞭や蝋燭で責めたり、見られても平気ならば、緊縛した少年達をまな板ショーで犯す事も出来た。
今日の舞台に上がるのは、ミチルと綾人。
二人は白薔薇の奴隷少年達からも公認の恋人同士だった。
恋人同士故に、同時に責められる哀しい舞台に二人の見世物ショーの人気は高かった。
ミチルも綾人もアナルにローターを差し込まれていて、絶えず微振動に苛まれて、性感を刺激されていた。麻縄で後ろ手高手小手緊縛された身体を密着させて、互いの肩に額を埋めていた。
ミチルも綾人も白ハイソックスだけを履いた裸でローファーも脱いでいる。
首輪と白ハイソックスの足首には足枷が付いていた。
司会担当で会場の副支配人の藤井が、マイクで来客の来賓に日頃の倶楽部『白薔薇』への援助への感謝の言葉を述べている。
藤井は小柄でオールバックにした42歳の男。唇が妙に厚い。
実はH大学卒業で裏社会に身を投じていた。
藤井はおネエ言葉で話すひょうきん者だが、実はかなりの切れ者だった。
5年前に有る組織の幹部だったが、抗争事件が有り、その事がきっかけで鉄大人と知り合い、Gであった事からスカウトされ、白薔薇の運営に関わった。
実に口がうまいため、パーティーでの司会を担当する事が多い。
藤井が本日のプログラムを会場を笑いに誘いながら説明する。
「あっ、皆さん。今日は最高のプログラムが有ります。サプライズですよ!
本日はミチルと綾人の恋人調教だけでは有りません。
トルトゥーラの舞台が用意されています。
トルトゥーラに掛けられるのは貴也でーす。
では皆さん。まずは貴也がご挨拶します。
拍手で迎えてやって下さーい!」
トルトゥーラとはラテン語で拷問を意味する。
貴也は拷問ショーに掛けられるのだ!
ゴロゴロゴロゴロ❗
車輪付きの台座が二人の屈強な男に押されてくる。
スキンヘッドで筋肉隆々なプロレスラーの様な身体をした二人の男。
男達は長い柱が立っている台座を押してやって来たのだ。
柱は四角い金属で出来ていて、柱のてっぺんには横木が1本伸びている。
柱の高さは3メートルも有り、横木の先端にはフックが付いていた。
フックはチェーンと連動していて自由に高さを変えられる様になっていた。
そしてフックから吊るされている一人の美少年。
首輪に白ハイソックスだけを履いた裸で、手枷と足枷だけは外されていたが、
代わりに赤い麻縄で後ろ手高手小手で緊縛されて、亀甲縛りの縄文様を施されて、
白ハイソックスを履いた足首も揃えて幾重にも縄を掛けられて、足首を縛った縄をフックに繫がれていた。
逆さ吊りにされているのだ。
身体が一本の棒の様に。
貴也のアナルにも自動式のローターが差し込まれて、こちらはミチルや綾人とは違い強にされていた。
貴也は白薔薇に来てもう2年以上になる。
アナルも性感帯としてしっかりと開発されていた。
そのアナルに強にされているローター。
貴也は逆さ吊りにされた身体を暴れさせて、ローターの性感責めに耐えたいのだが、今日は舞台の日
お客様に興ざめさせてはいけない。
だから必死に耐えている。
身体を動かさない様にして、全身は紅潮し、汗まみれになっているが、見世物奴隷ゆえに耐えなければいけない、
貴也自身がお仕置きされるならいくらでも受けるが、菊班のミチル、綾人、風太もお仕置き調教されてしまう。
それだけは嫌だった。
貴也は白薔薇の奴隷少年達皆に、まるで家族の様な愛情を持つようになった。
特に貴也を兄様と呼び慕う菊班の最年少風太には、実の弟以上の感情を持っていた。
貴也は姉だけだったし、風太は一人っ子。
二人共に兄弟が欲しかったのだ。
僕はみんなを守りたい。だからどんな辛い調教にも耐える。
貴也を逆さ吊りにした台座が舞台の横に置かれる。
貴也の頭は床から1メートルの高さ。
藤井が笑いながら貴也の前にマイクをだした。
「貴也♡今日のお客様は特別なのよ!
今からお客様にマゾのお前から感謝の挨拶をなさい!」
貴也は逆さ吊りにされた身体でも背をシャンと伸ばしハキハキとお客様に挨拶を始めた。本当は叫びたくなるくらいに辛いのだが。
「あっ、ああ…本日来賓されたお客様!
ありがとうございます!マゾ奴隷貴也から、御礼申し上げます。
貴也は今、蝙蝠みたいに逆さまに吊るして頂き、嬉しくて、あん♡僕の男根は勃起してしまっています♡
本日貴也は皆様の前でトルトゥーラのショーをお見せする事が、楽しみでなりません。僕がトルトゥーラで泣き叫ぶ舞台を皆様でご堪能下さいませ!
僕ら奴隷少年はお客様を悦ばせる為の人形です。
僕の他にもミチルと綾人も素晴らしい舞台を見せてくれると信じます。
接客する、ヒロ、ジュン、カオル、和希、トモ、ヒカル、優、風太、そしてオブジェのソラ、皆、ご主人様方に満足して頂けますよう必死で精進させて頂きます。
拙い挨拶ですが、終わらせて頂きます。」
拍手や笑い声などが会場に起こる。
貴也は逆さ吊りにされた身体で顔だけをミチルと綾人に向けて。
「ミチル。綾人。がんばってね…」
貴也を見るミチルも綾人も哀泣を流しながら。
「ありがとう!貴也。」
「うん。貴也も頑張って。」
逆さ吊りにされた貴也の台車がパーティー会場から下がって行く。
そして宴は始まった❗
各高級テーブルにソファー。
馳走が並べられ、高級酒が並ぶ。テーブルは舞台の廻りに配置されて、少年達の淫靡なSMショーを堪能できる。
希望者は舞台で少年達を鞭や蝋燭で責めたり、見られても平気ならば、緊縛した少年達をまな板ショーで犯す事も出来た。
今日の舞台に上がるのは、ミチルと綾人。
二人は白薔薇の奴隷少年達からも公認の恋人同士だった。
恋人同士故に、同時に責められる哀しい舞台に二人の見世物ショーの人気は高かった。
ミチルも綾人もアナルにローターを差し込まれていて、絶えず微振動に苛まれて、性感を刺激されていた。麻縄で後ろ手高手小手緊縛された身体を密着させて、互いの肩に額を埋めていた。
ミチルも綾人も白ハイソックスだけを履いた裸でローファーも脱いでいる。
首輪と白ハイソックスの足首には足枷が付いていた。
司会担当で会場の副支配人の藤井が、マイクで来客の来賓に日頃の倶楽部『白薔薇』への援助への感謝の言葉を述べている。
藤井は小柄でオールバックにした42歳の男。唇が妙に厚い。
実はH大学卒業で裏社会に身を投じていた。
藤井はおネエ言葉で話すひょうきん者だが、実はかなりの切れ者だった。
5年前に有る組織の幹部だったが、抗争事件が有り、その事がきっかけで鉄大人と知り合い、Gであった事からスカウトされ、白薔薇の運営に関わった。
実に口がうまいため、パーティーでの司会を担当する事が多い。
藤井が本日のプログラムを会場を笑いに誘いながら説明する。
「あっ、皆さん。今日は最高のプログラムが有ります。サプライズですよ!
本日はミチルと綾人の恋人調教だけでは有りません。
トルトゥーラの舞台が用意されています。
トルトゥーラに掛けられるのは貴也でーす。
では皆さん。まずは貴也がご挨拶します。
拍手で迎えてやって下さーい!」
トルトゥーラとはラテン語で拷問を意味する。
貴也は拷問ショーに掛けられるのだ!
ゴロゴロゴロゴロ❗
車輪付きの台座が二人の屈強な男に押されてくる。
スキンヘッドで筋肉隆々なプロレスラーの様な身体をした二人の男。
男達は長い柱が立っている台座を押してやって来たのだ。
柱は四角い金属で出来ていて、柱のてっぺんには横木が1本伸びている。
柱の高さは3メートルも有り、横木の先端にはフックが付いていた。
フックはチェーンと連動していて自由に高さを変えられる様になっていた。
そしてフックから吊るされている一人の美少年。
首輪に白ハイソックスだけを履いた裸で、手枷と足枷だけは外されていたが、
代わりに赤い麻縄で後ろ手高手小手で緊縛されて、亀甲縛りの縄文様を施されて、
白ハイソックスを履いた足首も揃えて幾重にも縄を掛けられて、足首を縛った縄をフックに繫がれていた。
逆さ吊りにされているのだ。
身体が一本の棒の様に。
貴也のアナルにも自動式のローターが差し込まれて、こちらはミチルや綾人とは違い強にされていた。
貴也は白薔薇に来てもう2年以上になる。
アナルも性感帯としてしっかりと開発されていた。
そのアナルに強にされているローター。
貴也は逆さ吊りにされた身体を暴れさせて、ローターの性感責めに耐えたいのだが、今日は舞台の日
お客様に興ざめさせてはいけない。
だから必死に耐えている。
身体を動かさない様にして、全身は紅潮し、汗まみれになっているが、見世物奴隷ゆえに耐えなければいけない、
貴也自身がお仕置きされるならいくらでも受けるが、菊班のミチル、綾人、風太もお仕置き調教されてしまう。
それだけは嫌だった。
貴也は白薔薇の奴隷少年達皆に、まるで家族の様な愛情を持つようになった。
特に貴也を兄様と呼び慕う菊班の最年少風太には、実の弟以上の感情を持っていた。
貴也は姉だけだったし、風太は一人っ子。
二人共に兄弟が欲しかったのだ。
僕はみんなを守りたい。だからどんな辛い調教にも耐える。
貴也を逆さ吊りにした台座が舞台の横に置かれる。
貴也の頭は床から1メートルの高さ。
藤井が笑いながら貴也の前にマイクをだした。
「貴也♡今日のお客様は特別なのよ!
今からお客様にマゾのお前から感謝の挨拶をなさい!」
貴也は逆さ吊りにされた身体でも背をシャンと伸ばしハキハキとお客様に挨拶を始めた。本当は叫びたくなるくらいに辛いのだが。
「あっ、ああ…本日来賓されたお客様!
ありがとうございます!マゾ奴隷貴也から、御礼申し上げます。
貴也は今、蝙蝠みたいに逆さまに吊るして頂き、嬉しくて、あん♡僕の男根は勃起してしまっています♡
本日貴也は皆様の前でトルトゥーラのショーをお見せする事が、楽しみでなりません。僕がトルトゥーラで泣き叫ぶ舞台を皆様でご堪能下さいませ!
僕ら奴隷少年はお客様を悦ばせる為の人形です。
僕の他にもミチルと綾人も素晴らしい舞台を見せてくれると信じます。
接客する、ヒロ、ジュン、カオル、和希、トモ、ヒカル、優、風太、そしてオブジェのソラ、皆、ご主人様方に満足して頂けますよう必死で精進させて頂きます。
拙い挨拶ですが、終わらせて頂きます。」
拍手や笑い声などが会場に起こる。
貴也は逆さ吊りにされた身体で顔だけをミチルと綾人に向けて。
「ミチル。綾人。がんばってね…」
貴也を見るミチルも綾人も哀泣を流しながら。
「ありがとう!貴也。」
「うん。貴也も頑張って。」
逆さ吊りにされた貴也の台車がパーティー会場から下がって行く。
そして宴は始まった❗
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