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☆レッドブリット対決篇
試合開始
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☆宇連高対レッドブリット、今キックオフ。
宇連高ボールから始まりヒカルがボールを慎也に回す。
慎也は冷静に翔にボールを回せるか見たが、さすがにユースのレッドブリットはDFがきっちり翔をマークしていた。
翔が一年ながら高校生離れしたストライカーだとレッドブリットも認識してるようだ。
そこに韋駄天の綾人が切り込んでくる。
思わぬ宇連高の動きにレッドブリットDFにやや綻びが見えた瞬間、マークを外した保が巧妙に敵陣ゴール近くに接近!
保様。やるじゃん!
慎也は抜群のパス回しで保に絶好球をパス。
トラップした保がシュートを決めてゴール隅に決まったと思った瞬間!
保の動きをしっかりと追っていた大和がガッシリとボールをキャッチ!
大和はユースでも指折りのGKなのだ。
また巨体なのに猫のような敏捷さを持っていた。
獅子頭の様な顔だが、キーパーとしては各ユースチームの比較しても三傑に入る。
大和「おらっ!行くぜっ!」
大和の掛け声と同時にボールが反町に回る。
反町は冷静なドリブルで宇連高校陣営に切り込んで行った。
反町の眼前にヒカルが切り込んだ。ヒカルは反町からボールを奪おうと必死になるが、さすがに反町もユースのレギュラーで有り、高校サッカーの花形のヒカルでも付け入る隙を全く与えない。
その瞬間、一人の小兵な選手がヒカルや宇連高DFの視界の外に。
姫野歩『アユム』だ。
アユムは素早い動きで反町からボールを受けると、巧みな足捌きで宇連高校DFを抜いて行く。
アユムは天才的ドリブラーだったのだ。
しまった!
ヒカルが思った瞬間、アユムはあっ…という間にGKマモルの前に!
そしてアユムに笑みが浮かびシュート!と決めたや否や。
DF最深部まで下がった慎也がアユムにスライディングをしてボールを奪い取る。
アユムは思わず転倒。
反町「ざけんなよ!
西川、てめー完全なファウルだろうが!」
反町が慎也に詰め寄るが。
慎也「細けー事は言いっこ無しだぜ!
負けたらお前たちに凌辱されんだからな!
そりゃガチになるぜ。
だいたいラフプレーはお前の十八番だったじゃねえか?」
反町「けっ!ムカつく野郎だぜ!
見てろよ!試合に勝ったらお前を思い切り輪姦してやるからな!」
慎也「なあ…その話だけど、ちなみにもし俺たちが勝ったらどうなるんだよ。
互いの身体を好きに出来るんだろ?」
反町「ああっ?
俺たちはプロのユースだぞ。
負けるわけねーだろうが!
」
慎也「どうかな?
俺たちは強いぜ!
俺たちが勝ったら、お前を輪姦す事が出来るんだよな!」
慎也の予想外の提案に反町は驚く。
慎也はレッドブリット時代は女癖の悪さが有名でゲイの噂は一切無かったのだ。
性的にノーマルだからこそ男が凌辱して慎也の心を破壊するのが反町や浩二の目的だったからだ。
慎也「反町。
もし俺たちが勝ったら、お前の身体を縛り上げて辱めてやる。
マゾの悦びをお前や松岡に教え込んでやるぜ!」
反町「はぁ…何言ってんだ!てめえ。」
反町は慎也の言葉に慄然とした。
まさか慎也がバイのマゾとして性的な怪物になってるのを知らないからだ。
そして試合再開。
レッドブリットがやや優勢に攻め込んでいるが、ヒカルが司令塔としてDFの綾人や健二や明彦に的確な指示を出し、天才ドリブラーのアユムやFW松岡に仕事をさせない。
しかしレッドブリットの司令塔でキャプテンの沢口俊介もヒカルに負けず劣らず冷静に試合を運んで行く。
慎也も何度もDFまで下がり防戦ながらもなんとか0対0での均衡を保っていた。
そして前半戦が終了する。
レッドブリットの監督の杉本にレインスポーツ社長の雨宮忠からスマホの着信が。
忠「杉本くん。戸橋から連絡を受けてるが、まだ点が入らんのかね?
これでは西川に恥をかかせて瑞穂に愛想を尽きさせる作戦に支障が起きるじゃ無いかね!
いいか!どんな手を使っても試合に勝つのだ!」
杉本は忠の怒声を聞きながらイラッとした感情をしまい込めない!
いくらスポンサーでも勝手ばかり言いやがる…
サッカーの試合は相手がいるんだぞ!
そんな都合良く行くか!
しかし杉本自体この件に関わっている限り負けるわけにはいかない。
ましてや相手は高校生の部活。
もし練習試合でも高校サッカーに負けたとなれば、杉本自身が監督としての能力を疑われてレッドブリットを追われるかもしれないのだ。
杉本はレッドブリットのジャージを羽織りベンチに座っていた日向晶に声を掛けた。
杉本「日向、後半戦に出てもらう事になるだろう。
アップしておけ。」
晶は訝しげな表情で。
晶「えっ、俺が出るんですか?
高校サッカー部に俺は必要ないでしょう。」
杉本「そうはいかない。
この試合はレインスポーツの戸橋さんも来てる。
高校サッカー部に負けたとなるとスポンサー予算も減らされてしまう。
だから日向、お前が出てチームを勝たせてくれ。」
晶はポリポリと左手で頭を掻く。
晶はサウスポーでシュートを打つ利き足も左だった。
この左足でドライブシュートを自在に放ちレッドブリットの勝利に貢献してきた。今は松岡が晶の代わりに出場してFWにいるが、晶と松岡では選手としてのポテンシャルが違い過ぎる。
後半戦が始まる。
宇連高監督の間柴はトモを投入し翔とツートップを組ませる事にする。
そして保をMFに下げて慎也と中間を任せる事にする。
ヒカルと慎也も今の形勢ならばトモを投入して翔とWならなんとか点を取る自信があった。
あえて翔とトモを囮として保をうまく使えば、あの獅子頭からゴールを奪える。
その作戦を翔とトモに伝える。
翔とトモは慎也の指示したとおりの動きでGKの大和とレッドブリットDF陣を牽制。
慎也の読みとおりに保へのマークが外れた!
よし!保さま、敵陣のゴール前まで行ってくれ!
慎也の策を読んだ俊介が『千川をマーク!』と叫ぶ!
しかしその時には保はレッドブリットGKの大和の直ぐ前に!
慎也がまるでスペインリーグの選手ばりの絶妙なパス。
共に身体を何度も絡ませた慎也と保はあ・うんの呼吸。
慎也のボールが保の右足の甲にドンピシャリのタイミングで乗り、凄まじい速度のシュートが大和の腕をすり抜けてレッドブリットのゴールに突き刺さった!
保「よっしゃー!やったー!俺が決めたー!!!」
保は拳を固めて派手にガッツポーズを決めると、慎也が保に抱きついて来た。
保「慎也ー!どうだよ!決めた!俺がユース指折りキーパーの大和から点を取ったんだ!
慎也のパスが最高だったぜ!」
慎也「保さま!すげーよ!
ユースの大和のゴールをぶち抜いた!
最高のキックだったぜ!」
抱きしめ合って喜び合うサッカー少年二人。
よっしゃー!これなら勝てる!勝てるぜ!
慎也が確信した瞬間、レッドブリット監督の杉本が選手交代を告げる。
FWの松岡浩二を交代して正FWの日向晶を投入したのだ❗️
宇連高ボールから始まりヒカルがボールを慎也に回す。
慎也は冷静に翔にボールを回せるか見たが、さすがにユースのレッドブリットはDFがきっちり翔をマークしていた。
翔が一年ながら高校生離れしたストライカーだとレッドブリットも認識してるようだ。
そこに韋駄天の綾人が切り込んでくる。
思わぬ宇連高の動きにレッドブリットDFにやや綻びが見えた瞬間、マークを外した保が巧妙に敵陣ゴール近くに接近!
保様。やるじゃん!
慎也は抜群のパス回しで保に絶好球をパス。
トラップした保がシュートを決めてゴール隅に決まったと思った瞬間!
保の動きをしっかりと追っていた大和がガッシリとボールをキャッチ!
大和はユースでも指折りのGKなのだ。
また巨体なのに猫のような敏捷さを持っていた。
獅子頭の様な顔だが、キーパーとしては各ユースチームの比較しても三傑に入る。
大和「おらっ!行くぜっ!」
大和の掛け声と同時にボールが反町に回る。
反町は冷静なドリブルで宇連高校陣営に切り込んで行った。
反町の眼前にヒカルが切り込んだ。ヒカルは反町からボールを奪おうと必死になるが、さすがに反町もユースのレギュラーで有り、高校サッカーの花形のヒカルでも付け入る隙を全く与えない。
その瞬間、一人の小兵な選手がヒカルや宇連高DFの視界の外に。
姫野歩『アユム』だ。
アユムは素早い動きで反町からボールを受けると、巧みな足捌きで宇連高校DFを抜いて行く。
アユムは天才的ドリブラーだったのだ。
しまった!
ヒカルが思った瞬間、アユムはあっ…という間にGKマモルの前に!
そしてアユムに笑みが浮かびシュート!と決めたや否や。
DF最深部まで下がった慎也がアユムにスライディングをしてボールを奪い取る。
アユムは思わず転倒。
反町「ざけんなよ!
西川、てめー完全なファウルだろうが!」
反町が慎也に詰め寄るが。
慎也「細けー事は言いっこ無しだぜ!
負けたらお前たちに凌辱されんだからな!
そりゃガチになるぜ。
だいたいラフプレーはお前の十八番だったじゃねえか?」
反町「けっ!ムカつく野郎だぜ!
見てろよ!試合に勝ったらお前を思い切り輪姦してやるからな!」
慎也「なあ…その話だけど、ちなみにもし俺たちが勝ったらどうなるんだよ。
互いの身体を好きに出来るんだろ?」
反町「ああっ?
俺たちはプロのユースだぞ。
負けるわけねーだろうが!
」
慎也「どうかな?
俺たちは強いぜ!
俺たちが勝ったら、お前を輪姦す事が出来るんだよな!」
慎也の予想外の提案に反町は驚く。
慎也はレッドブリット時代は女癖の悪さが有名でゲイの噂は一切無かったのだ。
性的にノーマルだからこそ男が凌辱して慎也の心を破壊するのが反町や浩二の目的だったからだ。
慎也「反町。
もし俺たちが勝ったら、お前の身体を縛り上げて辱めてやる。
マゾの悦びをお前や松岡に教え込んでやるぜ!」
反町「はぁ…何言ってんだ!てめえ。」
反町は慎也の言葉に慄然とした。
まさか慎也がバイのマゾとして性的な怪物になってるのを知らないからだ。
そして試合再開。
レッドブリットがやや優勢に攻め込んでいるが、ヒカルが司令塔としてDFの綾人や健二や明彦に的確な指示を出し、天才ドリブラーのアユムやFW松岡に仕事をさせない。
しかしレッドブリットの司令塔でキャプテンの沢口俊介もヒカルに負けず劣らず冷静に試合を運んで行く。
慎也も何度もDFまで下がり防戦ながらもなんとか0対0での均衡を保っていた。
そして前半戦が終了する。
レッドブリットの監督の杉本にレインスポーツ社長の雨宮忠からスマホの着信が。
忠「杉本くん。戸橋から連絡を受けてるが、まだ点が入らんのかね?
これでは西川に恥をかかせて瑞穂に愛想を尽きさせる作戦に支障が起きるじゃ無いかね!
いいか!どんな手を使っても試合に勝つのだ!」
杉本は忠の怒声を聞きながらイラッとした感情をしまい込めない!
いくらスポンサーでも勝手ばかり言いやがる…
サッカーの試合は相手がいるんだぞ!
そんな都合良く行くか!
しかし杉本自体この件に関わっている限り負けるわけにはいかない。
ましてや相手は高校生の部活。
もし練習試合でも高校サッカーに負けたとなれば、杉本自身が監督としての能力を疑われてレッドブリットを追われるかもしれないのだ。
杉本はレッドブリットのジャージを羽織りベンチに座っていた日向晶に声を掛けた。
杉本「日向、後半戦に出てもらう事になるだろう。
アップしておけ。」
晶は訝しげな表情で。
晶「えっ、俺が出るんですか?
高校サッカー部に俺は必要ないでしょう。」
杉本「そうはいかない。
この試合はレインスポーツの戸橋さんも来てる。
高校サッカー部に負けたとなるとスポンサー予算も減らされてしまう。
だから日向、お前が出てチームを勝たせてくれ。」
晶はポリポリと左手で頭を掻く。
晶はサウスポーでシュートを打つ利き足も左だった。
この左足でドライブシュートを自在に放ちレッドブリットの勝利に貢献してきた。今は松岡が晶の代わりに出場してFWにいるが、晶と松岡では選手としてのポテンシャルが違い過ぎる。
後半戦が始まる。
宇連高監督の間柴はトモを投入し翔とツートップを組ませる事にする。
そして保をMFに下げて慎也と中間を任せる事にする。
ヒカルと慎也も今の形勢ならばトモを投入して翔とWならなんとか点を取る自信があった。
あえて翔とトモを囮として保をうまく使えば、あの獅子頭からゴールを奪える。
その作戦を翔とトモに伝える。
翔とトモは慎也の指示したとおりの動きでGKの大和とレッドブリットDF陣を牽制。
慎也の読みとおりに保へのマークが外れた!
よし!保さま、敵陣のゴール前まで行ってくれ!
慎也の策を読んだ俊介が『千川をマーク!』と叫ぶ!
しかしその時には保はレッドブリットGKの大和の直ぐ前に!
慎也がまるでスペインリーグの選手ばりの絶妙なパス。
共に身体を何度も絡ませた慎也と保はあ・うんの呼吸。
慎也のボールが保の右足の甲にドンピシャリのタイミングで乗り、凄まじい速度のシュートが大和の腕をすり抜けてレッドブリットのゴールに突き刺さった!
保「よっしゃー!やったー!俺が決めたー!!!」
保は拳を固めて派手にガッツポーズを決めると、慎也が保に抱きついて来た。
保「慎也ー!どうだよ!決めた!俺がユース指折りキーパーの大和から点を取ったんだ!
慎也のパスが最高だったぜ!」
慎也「保さま!すげーよ!
ユースの大和のゴールをぶち抜いた!
最高のキックだったぜ!」
抱きしめ合って喜び合うサッカー少年二人。
よっしゃー!これなら勝てる!勝てるぜ!
慎也が確信した瞬間、レッドブリット監督の杉本が選手交代を告げる。
FWの松岡浩二を交代して正FWの日向晶を投入したのだ❗️
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