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第五章

少年たちと彼女たち

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💛翔
翔が純を送った日の翌日。
高校の教室で翔は1年C組の教室でクラスメートに朝の挨拶を級友たちにしていた。
翔も高校入学当初はかなり生意気でサッカー部員以外にはあまり人気は無かったのだが、奴隷調教を受けるようになって、弱い立場の者の気持ちが分かる様になり人当たりが良くなった。
サッカー特待生で高校ではスター選手でイケメン。
それなのにむしろ弱い立場のオタク少年や内気で肥満で運動神経があまり良くない男の子や頭の悪い赤点ギリギリのお調子者と同じグループを形成していた。
優等生グループや野球部やバスケ部のスポーツ少年のグループも、なんで藤宮はあんな奴らと付き合ってるんだろう?と不思議がられていた。
そのグループ内でも翔はリーダーシップを取ろうとせず、リーダーは赤点小僧のお調子者と四人組で昼食も彼らと取る事が多かった。
学園生活の大半はサッカー中心であり、それ以外の時間はマゾ奴隷調教されている時間だから普通の友達との高校生活の時間は翔の精神的な健康にもとても貴重な時間だったのだ。
翔は四人組の仲間たちからはサッカー部マネージャーの柊里美が彼女だと認識されていた。
里美はショートカットでメガネ美少女。
そして小柄な身長なのに胸もDカップ有り四人組の仲間たちからは羨ましがられていた。

~でもまさか僕が里美の奴隷であり、個人的にマゾ調教を受けているなんて、夢にも思わないだろうな『苦笑』

翔「おはよう。柊『笑』」

僕は里美に朝の挨拶を。
まさか教室では御主人様とか里美様とは呼ぶわけにはいかないから、教室では柊と苗字で呼んでいる。
里美も藤宮と呼び捨てで。
クラスメートは僕と里美は付き合っていると思っているから、里美が僕だけを呼び捨てにするのにも疑問を感じないみたいだ。
里美も自分の奴隷の翔に君づけやさんづけをするのも抵抗があるらしい。
でも今日の里美は違った。

里美「ああっ、おはよっ『怒』」

ぶっきらぼうに里美は僕に答える。
何かかなり…怒っているみたいだな。
ええ~今度の調教が…怖いな。

朝加「なーによー。柊ー。あっれ-まさか…痴話喧嘩でもしたのーw?」

里美のクラスでの友人の朝加奈緒が笑いながら里美に絡んでいく。
朝加は悪いやつじゃないが、とにかく空気を読まないというか?スキャンダル好きというか?僕は頼むから里美のご機嫌を損ねるのは止めてくれ。
と心の中で手を合わせていた。
里美の頭の上から怒りのオーラが立ちのぼっているのが分かる。
その怒りは僕にぶつけられるから、たまったもんじゃない。
まだ実行されたことはないけど、村瀬小夜子と二人で言っていた。

大股開きの逆さ吊りで股間に蝋燭責め。
牡棒から睾丸、蟻の門渡りから肛門までを蝋燭だらけにする。
実行されたらどうするんだよ。
想像するだけでブルっちゃうよ。
それに…勃起もしちゃうよ『恥』

💜慎也
学校の昼休み。
俺は高校の屋上のベンチに寝転がりスマホを片手に考え込んでいた。
昨日の夜に掛かって来た瑞穂からの着信。
夜遅かった事もあるが、相手が瑞穂からだと言う事でわざとスルーしたんだが。
正直、どうするか悩んでいた。
瑞穂は俺がここに来る前に付き合っていた二つ年上の彼女だったんだ。
金髪でチャラくて、サッカーは抜群にうまくてユースの選手で女遊びは派手だった俺だけど、瑞穂は結構ガチで好きになった女だった。
瑞穂はなびくタイプの他の女とは全く違った。
たまたま地元のK県Y市の都会の電車に乗っている時に酔っ払いに絡まれてるのを助けたのがきっかけだった。
まあ俺は金髪だから結構不良に見えるらしく恫喝してやったらビビって逃げちまったんだがw
それがきっかけで付き合う事になった。
瑞穂は茶髪ストレートで身長は165。
体型はモデル体型。
胸の形も凄く良く、足も長い。
瑞穂は俺とは全く対等のパートナーだった。
カッコいい女って言うのかな?
またかなり性欲も強くて、抱いた時には最高の抱き心地だった。
今でも一人でベッドで寝てると瑞穂の身体を思い出して激しく興奮する事がある。
俺はマゾっ気だけがやたら強いトモ先輩やヒカル先輩とは違ってノーマルなセックスも好きだからねw

瑞穂と別れたのは、ユースをクビになり流れてきた宇連高校でのマゾ調教されてしまった事が恥ずかしく、瑞穂とも住む所が離れてしまった事もあり、俺から別れを切り出して別れた。
それからサッカーとサッカー部でマゾ也に堕とされての奴隷調教でいっぱいいっぱいで瑞穂の事もだんだんと頭から薄くなっていたのに。
でも瑞穂から連絡が!
どうする。慎也?

意を決した俺はスマホでまだ消していなかった連絡帳の瑞穂のナンバーを押す。

瑞穂「はい。雨宮です。
………慎也ね。久しぶり…❗」



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