ドMサッカーボーイズ❗

龍賀ツルギ

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第三章

💜慎也 宇連高サッカー部へ

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💜慎也

宇連高前駅に到着。
そこには二人の先輩に…当たるのかな?
一人はスラッと背が高くて黒髪のサラサラヘアーのキリッとした眼でシャープな顔立ちの人、
もう一人はサッカー選手にしてはやや華奢に見えるおとなしそうな人。
眼が大きくて、可愛い感じの人だな。
高3と聞いていたが。
でも二人共、アイドルみたいな顔してんな。
まあ俺も顔はいいし、髪なんか金髪にしてたから、女にはモテたけどな。
でも田舎にこんなイケメンいるんだな!

ヒカル「始めまして。大里です。間柴監督に言われて迎えに来ました。」

トモ(「僕も始めまして。真木です。西川君をみたいなユースの選手とやれるなんて嬉しいな」

慎也(「どうもっ、西川です。よろしくっ!」

ややぶっきらぼうに俺は答えた。悪いけどあまり馴れ馴れしくするのは、好きじゃないから。チームメイトでもライバルだしな。
ユースではそうだった。
大里さんと真木さんは、俺の挨拶に互いに顔を見合ってたけど、俺は気にしない。
しかし寮って学校の近くじゃないんだ。
結構遠いぜ。
寮に来てみたら、うわあ!
周りは田んぼと畑、少し行けば山!
コンビニも近くに無いぞ。
寮は思ったよりは広い。
部屋も余ってるから、使って無い部屋は物置として使えて、一人一部屋で広く使える。
ただ荷物が少ないから部屋はガラガラなんだよな。
備え付けのベッドとエアコン。
後は机。そうか。高校の部活だものな。
しっかし何も無いとこだぜ!
俺は来た早々ホームシックにかかりそう。

大里さん。いや大里先輩が、俺の部屋に来て色々と説明してくれた。
寮生は俺を入れれば6人。
3年2人、2年3人、1年1人、
今日は俺も何も分からないから、食事とか色々面倒見てくれるらしい。
ただ俺はそんな事より!

「大里先輩。あの俺、今日練習グラウンドに案内してもらいたいんですが。
出来れば、他の部員と練習したいんすけど。」

ヒカル「えっ、西川君は今日来たばかりでしょ!
疲れてないの?」

慎也「全然問題無いです!
それに俺のサッカー見て欲しいし、先輩達のサッカーもみたいです!」

ちょっと生意気かな?
でも高校サッカーだろ!
全国にも出れないチームだから、レベルが知りたかった。
あんまり低ければ、杉本監督には悪いけど、やっぱり断るかも知れない。第2の条件があまりにも凄いからなあ…

大里先輩は「うん。分かった。いいよ!
じゃあみんなを呼んでくるね!」

それから20分後。
寮生が皆集まって来た。
宇連高サッカー部のユニフォームを来て。
宇連高ユニは上が青、肩口に白ライン、
パンツは白でサイドは縦の青、
サカストは白で折り返すと青い2本の太いラインが入ってる。 
キーパー用はオレンジの上着にパンツ、
サカストはグリーンで白ラインいり。
シンプルだがいいユニだ。
俺はユース時代の赤いユニフォーム。

練習場は歩いて5分もかからない近さでやや高台の寂れた小学校の廃校跡地に。
山の麓で改めて田舎に来たと実感。グラウンドを全てサッカー部関連で使えるから結構広く感じる。
それに以外としっかりと整備されていた。
雨天時には、体育館貸し切り練習出来るらしい。
なるほどサッカーするには、いい環境だな。

皆でウォームアップして、柔軟は大里先輩がペアになった。
さあ、身体が出来た所で、ユースの実力を見せつけてやるぜ!

ゼイゼイゼイゼイゼイゼイ

見せつけてやるつもりだった。
正直、おとなしそうな見た目が多いし、高校サッカー部だろうと舐めてた。
こいつらうめえよ!

そりゃあ、俺もユースだし遜色なくはやれるけど、大里先輩のパス回しの的確さ!
高瀬。身体は小さいのに脚が速い速い!
おまけにタフで、いくらでも走りまわる。
真木先輩。プレーが柔らかくて、ボールが足に吸い付く様な足技を見せる。
キーパーの日野。身体は大きいが俊敏に動ける。
そして藤宮。1年。1対1でやりあったが全く決着がつかなかった。
1年だがチームのエースらしい。
俺と似てるのか生意気そうな奴❗



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