ローズバットNIGHT

龍賀ツルギ

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新章 マゾボーイ達の幸福

4人のマゾ奴隷達!

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今日は金曜日。仕事終了まで後2時間。
楽しい週末がやって来た。
今日はカツトシ様や義弘様。
そして僕の御主人様の源氏様と埼玉県の秩父に有る温泉地にカツトシ様の知り合いの温泉旅館が有るそうで、僕達は仕事が終わった後に荷物を持って西武新宿駅に集まる事に。
僕は川崎から武蔵小杉で湘南ライナーに乗り換え新宿へ、歩いて西武新宿駅でマモルや雪彦さんと合流する予定。
源氏様は明日にならないと来られず、義弘様は仕事終了後にカツトシ様を拾ってBMWで来るとの事。
電車に乗るのが好きではないらしい。

会社を終わる間際に、上司、同僚から飲み会の誘いがあった。
職場の人間で親睦会をしたいらしい。
僕はいつもマゾ奴隷として週末は用事が有るから出た事が無い。
というか週末は会社の寮にいたためしが無い。
だから断ると、たまには会社の付き合いに参加しろ。などと言われたが、そんなの出れる訳無いじゃん。
僕にはマゾ奴隷としてお使えしている御主人様がいるんだ『笑』
会社のロッカーに用意していたバッグを抱えて、最寄りの駅へ向かう。
電車を乗り継ぎ西武新宿駅に。
マモルと雪彦さんと。うん!
もう一人いる。
小柄で可愛い感じの男の子。
まさか年下かな?
雪彦さんが紹介してくれた。

「司って言うんだよ。トモと同じ学年で18歳。
H大学1年生だよ。」

うわっまたいい大学の生徒が一人。
学が無いの僕だけじゃん。
するとマモルが一番上か。
次が雪彦さん。
次が司さん。
で、僕と。

雪彦「トモ。僕の名前は雪彦って呼んでよ。
君と同じ奴隷だから。
司もそう。僕達4人は皆同格。
そういう事で。」

えっそれでいいの! 
まあ雪彦さん…いや雪彦がそう言うなら。

トモ「じゃあ。僕の名前はトモ。
よろしく。司。」

僕は司に握手を。

司「こちらこそトモ。よろしく。
今日からの旅行。凄く楽しみ。」

あどけない笑いで返してきた。
しかし僕も童顔で若く見られるのに、司は僕より幼く見えるな。
でも痩せてる僕と違い程よく筋肉はついているな。
雪彦もだけどね。

マモル「じゃあみんな揃ったし、行こうか?」
僕達は西武秩父駅に向かう。

西武秩父に着き、雪彦がスマホで連絡を。旅館からの送迎バスが。
うわっ、豪華だな!
そして宿に着いた。
小さいけど綺麗で風情が有るホテルだよ。
結構高そうなんだけど、カツトシ様のおかげで安く泊まれるんだ。会社終わりで来たからもう21∶00を過ぎちゃったけどね。
でもカツトシ様って何者なんだろう?

そういえば仕事終わりでまだ風呂にも入ってない。
ホテル隣接の風呂は、わ~い!露天風呂だあ!
大好きなんだよね。露天風呂♡
そして、マモル、雪彦、司も一緒に。
すると雪彦が、

「ねえ、マモルとトモは明日の事を聞いてる?」

いやいや、義弘様と源氏様から、秩父の温泉地ではカツトシ様に従う様に言われてるから。

雪彦「あっ、そうなんだ。じゃあ僕が説明する様に言われてるから言うね。
僕達4人は、明日一日はある場所でマゾ奴隷としての舞台に上がらなければ行けないからね。」

えっ、マゾ奴隷の舞台❓

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