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第2話 幽霊騒動6
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「ハァハァ……ありがとう」
「うえっ……疲れた」
モンスターの襲撃から解放された二人は肩で息をしながらシュリにお礼を言った。
シュリは二人の姿を見ると、再び尋ねた。
「お二人さん、知り合い?」
「…………ふぅ。カロ久しぶりー!!」
「ホノカ君、探してたよー!」
「あのね、シュリさん」
ホノカはようやくシュリの顔をまともに見ると、ふわりと笑顔を浮かべた。
「この人は前の冒険の仲間で、おれの親友なんだ!」
カロと呼ばれたその人はシュリの顔を見て、人の良い笑みを顔に浮かべ、ぺこりと一つお辞儀をした。
ー
「ただいまー」
「ただいま!」
「お邪魔しま……す?」
洞窟へ戻るとユウが「おかえり」と言って現れ、それからカロを見て固まった。
戸惑ったようにカロをちらちら見ている。ホノカはユウに向かってにっこりと笑うと、カロの紹介を始めた。
「ユウ君、この人はおれの仲間のカロって言うんだ。怪しい人じゃないよ」
「どうもー、カロですー」
「凄い胡散臭い人だよね」
可愛らしい顔をしたシュリがすかさず毒を吐いた。
(うっ……カロが胡散臭いのは否定できない……)
しかし当の本人は全く気にしていない様子だ。
「いやー、胡散臭いってよく言われるんですよ。何でですかね?」
「君から出るオーラ全てが胡散臭いからかな」
「そんなにっ!?」
酷いよっと言うもカロはなんだか楽しそうだ。
一方、シュリはカロが気にくわない様子。
どうやらカロが「伝説の旅の一行!」というイメージに合わなかったらしい。
そんなシュリの様子を見てホノカは理不尽だなぁと思った。
ユウは三人の様子を眺め、クスリと笑う。
「なんか、君らの旅って楽しそうだね」
ホノカは少し誇らしげに「当たり前だよ」と微笑んだ。
「うえっ……疲れた」
モンスターの襲撃から解放された二人は肩で息をしながらシュリにお礼を言った。
シュリは二人の姿を見ると、再び尋ねた。
「お二人さん、知り合い?」
「…………ふぅ。カロ久しぶりー!!」
「ホノカ君、探してたよー!」
「あのね、シュリさん」
ホノカはようやくシュリの顔をまともに見ると、ふわりと笑顔を浮かべた。
「この人は前の冒険の仲間で、おれの親友なんだ!」
カロと呼ばれたその人はシュリの顔を見て、人の良い笑みを顔に浮かべ、ぺこりと一つお辞儀をした。
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「ただいまー」
「ただいま!」
「お邪魔しま……す?」
洞窟へ戻るとユウが「おかえり」と言って現れ、それからカロを見て固まった。
戸惑ったようにカロをちらちら見ている。ホノカはユウに向かってにっこりと笑うと、カロの紹介を始めた。
「ユウ君、この人はおれの仲間のカロって言うんだ。怪しい人じゃないよ」
「どうもー、カロですー」
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