1 / 4
実際に経験して思ったこと
しおりを挟む旦那くんと付き合って10年、結婚して2年……
子供がなかなか出来なくて
子供が欲しくて、不妊治療を開始
タイミング療法とか、食事療法、漢方薬…
いろいろ試したけど、妊娠できなくて、
病院で薦められて調べた結果、高度生殖補助医療ができるところを紹介された
(体外受精や胚移植など、配偶子(精子や卵子)・胚(受精卵)を体外で取り扱う治療のことを『 高度生殖補助医療Assisted Reproductive Technology:ART 』といいます。)
私達の場合は、体外受精、しかも顕微授精が必要だとの結果だった
(顕微授精とは、体外受精の1種で精子を直接卵子に注入する方法である。 )
私の年齢36歳、
いろいろ検査して、排卵しやすいように注射したり、薬貼ったり、薬飲んだり……
採卵するために、旦那くんと病院行って……
麻酔してもらって、激痛で目覚め、痛み止めをもらい、診察して、その日はダウン
病院から、受精卵は9個出来たことを教えてもらい、
喜んだのも束の間、結果としては、受精卵として育ったのは1個だけ……
しかも体内に戻してもちゃんと着床できるかわからないと……
お金はかかるけど、着床前検査ができるとのことで、受けることにしました
(着床前診断(Preimplantation Genetic Diagnosis; PGD)とは、特定の遺伝疾患や染色体の構造異常を診断するために行う受精卵の検査です。)
検査結果は、約1ヶ月位たってからきました
結果、『着床しない、着床しても育たない、流産する受精卵』だと言われました
ちょっと泣いてしまいました
次の採卵は2ヶ月以降と言われました
検査や、薬などの関係で、3ヶ月後に再び採卵を行いました
前回よりも意識朦朧とし、激痛のため、痛み止めもらうもほとんど効かず、前回の倍の時間はかかったと思います
でも、前回とは違い、採卵でとれたのは33個
そのうちの9個が受精卵として残ってくれました
なかでも受精卵のグレード的に4つも状態の良いものがあると言われて、とても喜んだことを覚えてます
今回は状態の良いものの4つを着床前検査してもらいました
全部、『着床しうる可能性がある』と言っていただきました
9個の受精卵全部、凍結保存してもらいました
子供は二人以上は欲しいから、この子達の中から産まれてきてくれるのはどの子かなぁって考えては、嬉しくなりました
受精卵を体内に戻すための検査をし
体内に1つの受精卵を戻してもらう日を決め、
戻してもらった日、旦那くんと一緒に喜びました
2週間後無事に着床しており、妊娠できました
知人に10年以上、不妊治療しても妊娠できない、
妊娠しても流産してしまう人がいると聞いていたので、まだまだ慎重にならなきゃと思いながらも、旦那くんと一緒に喜びました
着床直後からの悪阻に驚き
同時に無事にお腹で育ってくれてる事に喜び
隔週の病院受診でしんどい思いもしたけど、
エコー写真で身体や顔がはっきりしてくるのを見て
喜びの方が勝って、日々を順調に過ごしてました
不妊治療を開始して約2年
周りから「スムーズに妊娠できたね」
と言われ、なんかムカムカすることもありましたが、
不妊治療をしている方々からしたら、そうなのだろうと思うこともありました
そうして日々が過ぎていき、
出産予定日が近づいてきても陣痛らしきものも、破水もなく、出産予定日に病院受診
3日後に入院して、促進剤使う事になりました
しかし、入院日血圧が130/90台と少しだけ高く、
妊娠8ヶ月頃から同じような血圧だったこともあり
妊娠高血圧症であろうと言われ、
緊急帝王切開することになりました
帝王切開だけど、旦那くんも立ち会い出産出来ると言われ、
喜ぶ旦那くん
麻酔するときに背中丸めるのが痛くて、もっと丸めてと看護士に言われるも、お腹に子がいるのにこれ以上丸くなれないって思いながら丸め、背中に麻酔される際も痛い
私は両手を広げた状態で、準備が整ったと言われ、
旦那くん立ち会いのもと帝王切開開始
お腹を切られる音、ビビる旦那くん
麻酔してても痛くて、でも動けない私
なかなかお腹から出てきてくれない我が子(苦笑)
先生が帝王切開なのに吸引器で引っ張られ、痛がる私
なんとか無事に女の子を出産
旦那くん、初抱っこして涙目になって大喜び
私は、良かったーと思った後、気絶……
気付いたら、静養室みたいなところで、オムツ換えてもらったり、点滴されてた
1日目はそこにいて、2日目から病室に移った
傷痕が痛くて、動きづらい
悪露も多くて気持ち悪い
夕方やっと我が子に会えて抱っこさせてもらった
すっごく小さくて可愛かった
30分位しか一緒じゃなかったけど、
3日目は午前に1時間と午後から1時間一緒にいれた
なかなか血圧が下がらなくて、ちょっと脈が早い
動悸・息切れがする…
出産直後だからこんなにしんどいの?
他のお母さんたちは、こんなにしんどいの我慢してるの?
私も頑張らなきゃ
4日目からは一緒の部屋で過ごせるって言われて嬉しかった
一緒に過ごせるようになってから母乳を飲ませるけど、うまく飲めないようだった
ママニップルシールド(乳頭にキズや痛みがあるとき、乳頭が敏感・扁平・陥没・大きい・小さいなど、また赤ちゃんの歯が生えかけのときなどにご使用いただく乳頭保護器)をつけて飲ませてみる
頑張って飲んでくれてるのが可愛かったけど、
吸う力が弱く、疲れるみたいで、あんまりたくさんは飲めてなかった
『ミルクと母乳の両方で栄養とってもらえばいい』と助産師から言われた
粉ミルクは勢いよく飲んでくれた
日中は、テレビつけてたら、まだ目は見えないと思ってたけど、テレビにくぎ付けだった
音に反応してるのかな?w
この子はテレビっ子になるかもなぁw
って、幸せいっぱいで、旦那くんにも報告w
早く3人一緒に暮らしたいなぁ
退院前日、先生の診察があった
傷痕がきれいで、化膿してないことを確認された
ちょっとしんどかったから、自分の現症状として、
血圧高いのが落ち着かないのと、動悸・息切れがまだあること、夜には寝れなかったことを伝えた
先生から『心配なら退院伸ばす?』って言われて、
帰りたいから、明日の体調次第でって返事した
その後、看護士から、『胸が張ってるね、搾乳して飲ませてみる?』と提案してもらって、搾乳して飲ませると勢いよく飲んでくれてた
母乳もちゃんと飲んでくれるんだって思ったら、また嬉しかった
なんか、身体も軽くなった気がする?
退院当日は前日に比べて身体が楽だった
入院生活が嫌だったのかな?
お乳が張ってて苦しかったのかな?って思った
やっと1週間の産婦人科の入院が終わった
旦那くんが迎えに来てくれて、3人で家に帰った
その2日後に再び入院となるとは思わなかった……
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
BL書籍の印税で娘の振り袖買うつもりが無理だった話【取らぬ狸の皮算用】
月歌(ツキウタ)
エッセイ・ノンフィクション
【取らぬ狸の皮算用】
書籍化したら印税で娘の成人式の準備をしようと考えていましたが‥‥無理でした。
取らぬ狸の皮算用とはこのこと。
☆書籍化作家の金銭的には夢のないお話です。でも、暗い話じゃないよ☺子育ての楽しさと創作の楽しさを満喫している貧弱書籍化作家のつぶやきです。あー、重版したいw
☆月歌ってどんな人?こんな人↓↓☆
『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』が、アルファポリスの第9回BL小説大賞にて奨励賞を受賞(#^.^#)
その後、幸運な事に書籍化の話が進み、2023年3月13日に無事に刊行される運びとなりました。49歳で商業BL作家としてデビューさせていただく機会を得ました。
☆表紙絵、挿絵は全てAIイラスです
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
読まれない小説はもう卒業! 最後まで読んでもらえる小説の書き方|なぜ続きを読んでもらえないの? 小説の離脱ポイントを分析しました。
宇美
エッセイ・ノンフィクション
私はいままでたくさんのweb小説を読み始めて、途中でつまらなくなって、読むのをやめました。
なぜ読むのをやめてしまったのか…… このエッセイでは、離脱ポイントを分析解説しています。
あなたの執筆に役に立つこと間違いなしです。
私が体験したスピリチュアルを日記にしました
”kataware片割れ”×2
エッセイ・ノンフィクション
小さい頃から生きづらさを感じて彷徨い続けたわたし
もがけばもがくほど
どん底に落ちていった
本当に本当に苦しくて、もうダメだ、と思ったとき
密教の呪術を駆使して多くの人を救っていた和尚に出会った
目の前で繰り広げられる密教の加持祈祷。護摩壇に燃える聖なる炎、唱える真言、結ばれる印。私の中の何かが目覚め、やがて私を取り巻く宇宙を動かし始めた。多くの人が救われたように、私もそのパワーによって救われた
それからの私は、和尚のもとに通い詰めた。そのたびにいろいろなことを教わった。見えない世界で起きている本当のこと、この世界のすぐ上にある幽界や霊界のこと、人の生き死にや輪廻転生、前世やカルマについて、などなど。数えあげたらきりがない。
そしてまた、人生の第二幕ともいうべき遭遇。。。目の前に現れた光の存在
このときの私は光側ではなく闇側の世界を探求していた。そして自分の能力を超えて奥深くまで入りすぎてしまったため大きな憑依を受けてしまったのだ。いつもなら和尚に助けてもらうのだが、和尚はインドで修行中だった、それも半年も・・・、私は死にかけた。3か月で9㎏も痩せた。最後には水も飲めなくなった。それでも毎晩のように襲ってくる、何か、はまったく容赦してくれなかった。
もうダメだ、もう限界かもしれない
そう思ったとき今度は目の前に救世主が降りてきた
「あなたさあー
さすがに今回はマズいでしょ
このままじゃ死んじゃうわよ」
まぶしいほどの光に包まれて降りてきたのは「シュアクリーナ」という美しい女性だった。彼女は私の魂の片割れ、光のツインレイでもあるそうだ
突然の出来事に私の頭は混乱したが、そんな私をよそ目に
「あなたは3000年前のインドにいたときも同じような状態になり死にかけたのよ。そのときも私があなたを助けたのだけど......覚えて......ない......よね」
3000年前のインドって?
なんですかそれ!!!
こんな体験が繰り返された私の物語をお伝えしたくなりました。
ーーーーーーーーーー
私は自分自身に起きた嘘のような本当の話を日記に書きとめてきました。その日記を紐解きながら、改めて整理してまとめてみました。これも何かのご縁だと思います。読んでくださるあなたの人生に少しでも役立つことを願っています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる