21 / 29
第3章 巨大昆虫の生態調査
#6 死骸の解剖
しおりを挟む
4人は白いラバースーツを着たままスタッフの後について移動する。
その後ろからはメイキング映像のカメラも。
ついた場所は解剖シーンの撮影現場。
解剖台の上には2匹の幼虫の死骸が大きな金属トレーの中にそれぞれ入っている。
中身は莉菜と美菜。
撮影が始まる前に幼虫の死骸には緑色のローションが注入されている。
ローションが気持ち悪いのか、自分たちが死骸である事も忘れて2人はモゾモゾと動いている。
解剖着に着替えた研究所職員が入ってきて、撮影が開始。
2人も死骸を演じるのだが、動かないように心掛けているのは、よく見ると微動している様子からも伺える。
研究所職員が1匹につき、3名体制で解剖を始めた。
メスを入れると、緑色の体液が血のように漏れ出すとともに幼虫の死骸が少し動く。
幼虫の着ぐるみの中の緑色のローションの影響か、それとも莉菜と美菜が演技しているのかは分からないが、死骸っぽさが表現されていた。
幼虫の皮が剥かれて、内臓器官が剥き出しとなって撮影は終了と誰もが思っていた。
しかし、大きな袋が用意されたかと思うと、その袋に内臓器官の姿となった莉菜と美菜がまとめて詰め込まれた。
カメラが回っているので、2人は死骸の演技を続けて動かない。
そんな2人が詰め込まれた袋は布団圧縮袋。
そのまま、開口部を封されると、空気を抜かれて真空パックされ始める。
袋詰めされたその姿は異様な物でしかない。
袋の中ではどんどん空気がなくなり、莉菜と美菜が気づいた時には遅く完全に真空パックされてしまった。
真空パックされてから悲痛な助けを求める莉菜と美菜。
2人が解放されたのは少し経ってカットがかかった後の事だった。
布団圧縮袋から出され、内臓器官の着ぐるみを脱がされて白いノッペラボウ姿でその場に横たわり動かなくなってしまった2人。
メンバーは莉菜と美菜に駆け寄り声を掛け、目覚めた莉菜と美菜は再び声を上げて泣いてしまった。
その後ろからはメイキング映像のカメラも。
ついた場所は解剖シーンの撮影現場。
解剖台の上には2匹の幼虫の死骸が大きな金属トレーの中にそれぞれ入っている。
中身は莉菜と美菜。
撮影が始まる前に幼虫の死骸には緑色のローションが注入されている。
ローションが気持ち悪いのか、自分たちが死骸である事も忘れて2人はモゾモゾと動いている。
解剖着に着替えた研究所職員が入ってきて、撮影が開始。
2人も死骸を演じるのだが、動かないように心掛けているのは、よく見ると微動している様子からも伺える。
研究所職員が1匹につき、3名体制で解剖を始めた。
メスを入れると、緑色の体液が血のように漏れ出すとともに幼虫の死骸が少し動く。
幼虫の着ぐるみの中の緑色のローションの影響か、それとも莉菜と美菜が演技しているのかは分からないが、死骸っぽさが表現されていた。
幼虫の皮が剥かれて、内臓器官が剥き出しとなって撮影は終了と誰もが思っていた。
しかし、大きな袋が用意されたかと思うと、その袋に内臓器官の姿となった莉菜と美菜がまとめて詰め込まれた。
カメラが回っているので、2人は死骸の演技を続けて動かない。
そんな2人が詰め込まれた袋は布団圧縮袋。
そのまま、開口部を封されると、空気を抜かれて真空パックされ始める。
袋詰めされたその姿は異様な物でしかない。
袋の中ではどんどん空気がなくなり、莉菜と美菜が気づいた時には遅く完全に真空パックされてしまった。
真空パックされてから悲痛な助けを求める莉菜と美菜。
2人が解放されたのは少し経ってカットがかかった後の事だった。
布団圧縮袋から出され、内臓器官の着ぐるみを脱がされて白いノッペラボウ姿でその場に横たわり動かなくなってしまった2人。
メンバーは莉菜と美菜に駆け寄り声を掛け、目覚めた莉菜と美菜は再び声を上げて泣いてしまった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説


こども病院の日常
moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。
18歳以下の子供が通う病院、
診療科はたくさんあります。
内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc…
ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。
恋愛要素などは一切ありません。
密着病院24時!的な感じです。
人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。
※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。
歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる