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18 私が望む愛の形(最終話)
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夜会の会場へ戻ると、私達の話し合いが終わるのを待ち構えていた様に、侯爵夫人が寄って来た。
リネット様が一緒に居ないせいか、微かに怪訝そうな表情を浮かべている。
「ああ、侯爵夫人、有難うございました。
お陰で、俺が好きなのはアイリスだけだと、漸くリネットに分からせる事が出来ました」
「え?・・・そ、そうですか。
お役に立てて光栄ですわ」
予想外の展開に目を白黒させながらも、なんとか取り繕う侯爵夫人。
「これでもう、根も葉もない噂に煩わされなくて済みそうです。
話し合いの機会を下さった夫人のお陰ですね。
侯爵様にも後できちんとお礼を申し上げなくては」
目が全く笑っていないブライアンの言葉の真意を察して、夫人の顔が青褪める。
「い、いえ、それ程の事では・・・・・・」
「本当に感謝しているのですよ?
ずっと好きだったアイリスと結婚出来て、俺は世界一の幸せ者です。
そんな愛する妻を不安にさせる要素は、出来るだけ早く排除したいですからね」
ブライアンは嬉しそうに私の腰を抱き寄せる。
「本当にお二人は愛し合っておられるのね・・・。
羨ましいですわ。おほほほほ・・・」
「夫人も今後、私達に関する間違った情報を耳にしたら、訂正するのに協力して頂けませんか?」
「え、ええ。勿論ですわ!
お任せくださいませっ!」
侯爵夫人に悪気があった訳ではないので、この場では抗議しないと、二人で決めた。
しかし、今後同じ様に間違った正義感を振りかざされても困るので、真実は把握して貰わなければならない。
後日改めて、侯爵家には謝罪を求める予定だ。
表向きには夫人に恥をかかせない形を取ったので、侯爵家に恩を売る事も出来ただろう。
ブライアンが私を見る時の愛情溢れる視線と、リネット様を見る時の毛虫を見る様な目を比較すれば、何が正しいかなんて直ぐに分かるはず。
その後、私達は最後まで夜会に参加した。
いつもの様に、存分に夫婦円満をアピールさせてもらった。
リネット様は、連絡を受けて迎えに来たアルバーン子爵に強く叱責されながら、裏口から連れて帰られたらしい。
夜会からの帰りの馬車の中で、車窓を流れる灯りをぼんやりと眺めていた。
「・・・アイリス、怒っていますか?
本当に済みません。
俺の元婚約者のせいで、またトラブルに巻き込んでしまって・・・」
いつもより無口な私に、隣に座ったブライアンが不安そうに問い掛ける。
「いや、それについては怒ってないのだけれど・・・」
「では、何故元気が無いのですか?」
「ねぇ、ブライアンはいつまで私に敬語で話すの?
夫婦になって随分経つのに、何だか凄く距離を感じるわ。
リネット様にはもっと砕けた口調で話してたのに・・・」
私とチャールズが婚約するまでは、ブライアンは私にも砕けた口調で話していた。
だが、婚約が決まってからは適切な距離を保つためか、他人行儀な言葉遣いになったのだ。
当時は少し淋しかったが、お互いの立場もあるので仕方が無いと思っていた。
しかし、先程のリネット様とのやり取りを見ていたら、二人がとても親しそうに見えて・・・。
まあ、その内容は叱責でしか無かったのだが。
つい拗ねた様な言い方になってしまって、恥ずかしさに俯いた。
すると、次の瞬間、温かな腕に抱き寄せられる。
「ちょっと、ドレスが着崩れるってば」
「もう帰るだけじゃないですか。
着崩れたって、俺と使用人しか見ませんよ。
そんな事より・・・、嫉妬して下さったのですね?」
「ちがっ・・・!」
思わず顔を上げて抗議しようとすると、チュッと素早く口付けられた。
「・・・・・・~~っ!」
私を見つめるブライアンの表情が、見た事も無いくらいに幸せそうで、何も言えなくなってしまう。
「・・・嬉しい。
アイリス、愛してます。
長年の癖だから直ぐには無理だけど、少しづつ敬語をなくすようにする」
「うん」
私はそのまま彼の胸に顔を埋めた。
「今日は疲れたけど、これで色々解決したのかな?」
「リネットは今度こそ修道院に入れて、二度と俗世に出て来ない様にさせる。
今日の夜会はなかなか規模が大きくて、侯爵夫人と俺の会話を聞いていた者も沢山居たみたいだから、嫌な噂はかなり下火になるだろうね。
侯爵夫人は噂好きだから、今回の話も積極的に広めてくれるように、お願いをしておこう」
夫人はきっと、余計な事をした償いに、私達のお願い(と言う名の圧力)を快く聞いてくれるだろう。
「でも、何もあんな嘘を吐かなくても・・・」
「嘘?」
ブライアンはキョトンとした顔で首を傾げる。
大きな体でそんな無邪気な仕草をするギャップが可愛いと思ってしまった。
なんだか悔しい。
「私の事を、ずっと好きだったとか・・・・・・」
コレ自分で言うの、めちゃくちゃ恥ずかしい!!
頬が熱くて、顔を上げられなくなる。
「俺は一つも嘘は言ってませんよ。
自分の気持ちにハッキリと気付いたのは兄が居なくなってからですが、今思えば俺は子供の頃からアイリスが好きだった。
勿論、兄の婚約者だった貴女を奪ってやろうとは思いませんでしたが、貴女を妻に出来る兄が羨ましいとは思っていたし、俺の理想の女性はずっと『アイリスみたいな人』だったんです。
物語みたいに、情熱的に燃え上がる様な恋ではありませんが・・・、それでは物足りないですか?」
頬に手を添えられて、彼の方を向かされた。
エメラルドの瞳が私を捉えて離さない。
(キレイ・・・。吸い込まれそう)
この瞳に映るのが、いつまでも私だけなら良いのに。
「偏見かもしれないけど・・・。
激しく燃え上がる、物語みたいな恋って、すぐに冷めてしまうことが多い気がするの。
それよりも、お互いにゆっくりと温めていく様な穏やかな愛情の方が、私は良いわ」
実際、一気に燃え上がった筈のチャールズとリネット様の恋の炎は、直ぐに鎮火してしまった。
私が望んでいるのは、もっと信頼出来るような、揺るぎない愛情。
「それなら俺にも与えてあげられます。
ずっと冷めない、少しづつ大きく重くなる愛情を貴女に捧げ続けましょう。
逃げないでくださいね?」
ブライアンは挑戦的な微笑みを浮かべる。
「ふふっ。望む所よ。
私も重~い愛情を返してあげるから、覚悟してね?」
人の心は移ろう物だと私は学んだ。
身近な人に裏切られる事もあるのだと。
だけど、彼だけは・・・・・・
私が歳を取ってシワクチャのお婆ちゃんになっても、きっと愛し続けてくれるんじゃないかと、なんの根拠も無く信じている。
【終】
リネット様が一緒に居ないせいか、微かに怪訝そうな表情を浮かべている。
「ああ、侯爵夫人、有難うございました。
お陰で、俺が好きなのはアイリスだけだと、漸くリネットに分からせる事が出来ました」
「え?・・・そ、そうですか。
お役に立てて光栄ですわ」
予想外の展開に目を白黒させながらも、なんとか取り繕う侯爵夫人。
「これでもう、根も葉もない噂に煩わされなくて済みそうです。
話し合いの機会を下さった夫人のお陰ですね。
侯爵様にも後できちんとお礼を申し上げなくては」
目が全く笑っていないブライアンの言葉の真意を察して、夫人の顔が青褪める。
「い、いえ、それ程の事では・・・・・・」
「本当に感謝しているのですよ?
ずっと好きだったアイリスと結婚出来て、俺は世界一の幸せ者です。
そんな愛する妻を不安にさせる要素は、出来るだけ早く排除したいですからね」
ブライアンは嬉しそうに私の腰を抱き寄せる。
「本当にお二人は愛し合っておられるのね・・・。
羨ましいですわ。おほほほほ・・・」
「夫人も今後、私達に関する間違った情報を耳にしたら、訂正するのに協力して頂けませんか?」
「え、ええ。勿論ですわ!
お任せくださいませっ!」
侯爵夫人に悪気があった訳ではないので、この場では抗議しないと、二人で決めた。
しかし、今後同じ様に間違った正義感を振りかざされても困るので、真実は把握して貰わなければならない。
後日改めて、侯爵家には謝罪を求める予定だ。
表向きには夫人に恥をかかせない形を取ったので、侯爵家に恩を売る事も出来ただろう。
ブライアンが私を見る時の愛情溢れる視線と、リネット様を見る時の毛虫を見る様な目を比較すれば、何が正しいかなんて直ぐに分かるはず。
その後、私達は最後まで夜会に参加した。
いつもの様に、存分に夫婦円満をアピールさせてもらった。
リネット様は、連絡を受けて迎えに来たアルバーン子爵に強く叱責されながら、裏口から連れて帰られたらしい。
夜会からの帰りの馬車の中で、車窓を流れる灯りをぼんやりと眺めていた。
「・・・アイリス、怒っていますか?
本当に済みません。
俺の元婚約者のせいで、またトラブルに巻き込んでしまって・・・」
いつもより無口な私に、隣に座ったブライアンが不安そうに問い掛ける。
「いや、それについては怒ってないのだけれど・・・」
「では、何故元気が無いのですか?」
「ねぇ、ブライアンはいつまで私に敬語で話すの?
夫婦になって随分経つのに、何だか凄く距離を感じるわ。
リネット様にはもっと砕けた口調で話してたのに・・・」
私とチャールズが婚約するまでは、ブライアンは私にも砕けた口調で話していた。
だが、婚約が決まってからは適切な距離を保つためか、他人行儀な言葉遣いになったのだ。
当時は少し淋しかったが、お互いの立場もあるので仕方が無いと思っていた。
しかし、先程のリネット様とのやり取りを見ていたら、二人がとても親しそうに見えて・・・。
まあ、その内容は叱責でしか無かったのだが。
つい拗ねた様な言い方になってしまって、恥ずかしさに俯いた。
すると、次の瞬間、温かな腕に抱き寄せられる。
「ちょっと、ドレスが着崩れるってば」
「もう帰るだけじゃないですか。
着崩れたって、俺と使用人しか見ませんよ。
そんな事より・・・、嫉妬して下さったのですね?」
「ちがっ・・・!」
思わず顔を上げて抗議しようとすると、チュッと素早く口付けられた。
「・・・・・・~~っ!」
私を見つめるブライアンの表情が、見た事も無いくらいに幸せそうで、何も言えなくなってしまう。
「・・・嬉しい。
アイリス、愛してます。
長年の癖だから直ぐには無理だけど、少しづつ敬語をなくすようにする」
「うん」
私はそのまま彼の胸に顔を埋めた。
「今日は疲れたけど、これで色々解決したのかな?」
「リネットは今度こそ修道院に入れて、二度と俗世に出て来ない様にさせる。
今日の夜会はなかなか規模が大きくて、侯爵夫人と俺の会話を聞いていた者も沢山居たみたいだから、嫌な噂はかなり下火になるだろうね。
侯爵夫人は噂好きだから、今回の話も積極的に広めてくれるように、お願いをしておこう」
夫人はきっと、余計な事をした償いに、私達のお願い(と言う名の圧力)を快く聞いてくれるだろう。
「でも、何もあんな嘘を吐かなくても・・・」
「嘘?」
ブライアンはキョトンとした顔で首を傾げる。
大きな体でそんな無邪気な仕草をするギャップが可愛いと思ってしまった。
なんだか悔しい。
「私の事を、ずっと好きだったとか・・・・・・」
コレ自分で言うの、めちゃくちゃ恥ずかしい!!
頬が熱くて、顔を上げられなくなる。
「俺は一つも嘘は言ってませんよ。
自分の気持ちにハッキリと気付いたのは兄が居なくなってからですが、今思えば俺は子供の頃からアイリスが好きだった。
勿論、兄の婚約者だった貴女を奪ってやろうとは思いませんでしたが、貴女を妻に出来る兄が羨ましいとは思っていたし、俺の理想の女性はずっと『アイリスみたいな人』だったんです。
物語みたいに、情熱的に燃え上がる様な恋ではありませんが・・・、それでは物足りないですか?」
頬に手を添えられて、彼の方を向かされた。
エメラルドの瞳が私を捉えて離さない。
(キレイ・・・。吸い込まれそう)
この瞳に映るのが、いつまでも私だけなら良いのに。
「偏見かもしれないけど・・・。
激しく燃え上がる、物語みたいな恋って、すぐに冷めてしまうことが多い気がするの。
それよりも、お互いにゆっくりと温めていく様な穏やかな愛情の方が、私は良いわ」
実際、一気に燃え上がった筈のチャールズとリネット様の恋の炎は、直ぐに鎮火してしまった。
私が望んでいるのは、もっと信頼出来るような、揺るぎない愛情。
「それなら俺にも与えてあげられます。
ずっと冷めない、少しづつ大きく重くなる愛情を貴女に捧げ続けましょう。
逃げないでくださいね?」
ブライアンは挑戦的な微笑みを浮かべる。
「ふふっ。望む所よ。
私も重~い愛情を返してあげるから、覚悟してね?」
人の心は移ろう物だと私は学んだ。
身近な人に裏切られる事もあるのだと。
だけど、彼だけは・・・・・・
私が歳を取ってシワクチャのお婆ちゃんになっても、きっと愛し続けてくれるんじゃないかと、なんの根拠も無く信じている。
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面白い物語をありがとうございました!!
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