198 / 236
第十二章:スイートアンドビター
24(9)
しおりを挟む
ぱちゅぱちゅ、ぐっちゅぐっちゅと波折が腰を振るたびに水音が響く。はーっ、はーっ、と激しい呼吸をして、ペニスをぎゅっと掴んで、それでも波折は鑓水の言うとおりに体を揺すった。
「あーっ……あーっ……あっ、あっ……あーっ」
「波折、ほら、がんばれ」
「やーっ……もうっ……だめぇっ……!」
振って、振って、ひたすら腰を振って、波折の限界が迫る。ビクビクッとペニスが震えて、思わず波折は手を離してしまった。
「あっ……あっ、あ~~ッ……!」
その瞬間、ぷしゃっと波折のペニスから潮が吹く。よし、と鑓水は我慢から解き放たれたような心地になって、一気に腰を突き上げた。波折が自分で潮を吹けたのをみて満足だ。波折の手をつかみ、ガツガツと波折を下から突いてやる。
「ひゃあっ! やあっ! けいたっ! いっぱい、でちゃうっ……!」
「もっと出せっ……波折っ……」
鑓水が突き上げるたびにじょぼじょぼと波折のペニスから潮が溢れ出る。手をつながれているせいで腰を引くこともできない波折は突き上げられるままにガクガクと揺さぶられていた。鑓水の腹が自分の潮でびしょ濡れになるのが嫌でこれ以上潮を吹かないように我慢しているのに、鑓水が前立腺をごりごりとこすってくるものだからドバドバと出てしまう。
「はぁっ……けいたっ……しおふきっ……したっ……よ……! おれ、がんばった……!」
「ああ、めっちゃよかったよ、波折……かわいい……!」
「ほめてっ……けいた、もっとほめて……! はぁっ……あぁっ……きもちいい……しおふききもちいー……!」
「いいこ、波折……ほら、ごほうび」
鑓水が波折を引き倒し、覆いかぶさる。くたっとした波折は自分の上に乗っかった鑓水をみて恍惚とした表情を浮かべた。汗だくの波折の額に張り付いた前髪を払って鑓水がキスをしてやると、波折が嬉しそうにそれに応じる。
「んんっ……!」
体位を変えて動きやすくなった鑓水は、勢いよく波折を突き始める。激しく最奥をついてやれば、波折は潮をたくさんこぼして歓んだ。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
ギシギシとベッドが軋む。ぎゅっと抱きしめ合って、お互いを求めまくった。全身を密着させて快楽を貪って、そして……絶頂を迎える。鑓水が中出しした瞬間に、最後にまた波折がぶしゃっと潮を吹く。
「は……は……」
二人共ぐったりと横たわって、息を整える。全身がびしょ濡れで後処理が大変そうだ。しかし、胸の中がいっぱいに満たされて、今は幸福感に浸ることしかできなかった。
「あーっ……あーっ……あっ、あっ……あーっ」
「波折、ほら、がんばれ」
「やーっ……もうっ……だめぇっ……!」
振って、振って、ひたすら腰を振って、波折の限界が迫る。ビクビクッとペニスが震えて、思わず波折は手を離してしまった。
「あっ……あっ、あ~~ッ……!」
その瞬間、ぷしゃっと波折のペニスから潮が吹く。よし、と鑓水は我慢から解き放たれたような心地になって、一気に腰を突き上げた。波折が自分で潮を吹けたのをみて満足だ。波折の手をつかみ、ガツガツと波折を下から突いてやる。
「ひゃあっ! やあっ! けいたっ! いっぱい、でちゃうっ……!」
「もっと出せっ……波折っ……」
鑓水が突き上げるたびにじょぼじょぼと波折のペニスから潮が溢れ出る。手をつながれているせいで腰を引くこともできない波折は突き上げられるままにガクガクと揺さぶられていた。鑓水の腹が自分の潮でびしょ濡れになるのが嫌でこれ以上潮を吹かないように我慢しているのに、鑓水が前立腺をごりごりとこすってくるものだからドバドバと出てしまう。
「はぁっ……けいたっ……しおふきっ……したっ……よ……! おれ、がんばった……!」
「ああ、めっちゃよかったよ、波折……かわいい……!」
「ほめてっ……けいた、もっとほめて……! はぁっ……あぁっ……きもちいい……しおふききもちいー……!」
「いいこ、波折……ほら、ごほうび」
鑓水が波折を引き倒し、覆いかぶさる。くたっとした波折は自分の上に乗っかった鑓水をみて恍惚とした表情を浮かべた。汗だくの波折の額に張り付いた前髪を払って鑓水がキスをしてやると、波折が嬉しそうにそれに応じる。
「んんっ……!」
体位を変えて動きやすくなった鑓水は、勢いよく波折を突き始める。激しく最奥をついてやれば、波折は潮をたくさんこぼして歓んだ。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
ギシギシとベッドが軋む。ぎゅっと抱きしめ合って、お互いを求めまくった。全身を密着させて快楽を貪って、そして……絶頂を迎える。鑓水が中出しした瞬間に、最後にまた波折がぶしゃっと潮を吹く。
「は……は……」
二人共ぐったりと横たわって、息を整える。全身がびしょ濡れで後処理が大変そうだ。しかし、胸の中がいっぱいに満たされて、今は幸福感に浸ることしかできなかった。
2
お気に入りに追加
68
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる