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第十二章:スイートアンドビター
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しおりを挟む波折が鑓水の亀頭を口に含む。その瞬間、波折はとろんと顔を蕩けさせた。すごく、美味しかったのだ。口の中に雄っぽい味がひろがって、興奮してしまってお尻の穴がきゅっと締まった。これが慧太の味なんだ……と波折の頭のなかはハートでいっぱいだ。
(けいたのおちんぽ……おいしい……けいた……けいた……)
「んっんっんっんっ」
(けいたー……いつもこれでいっぱい突いてくれる……けいた、けいた……)
「んー……んっ、んー、んー」
「……っ」
あんまりにも波折が美味しそうにちゅうちゅうぺろぺろとペニスに奉仕するものだから、鑓水も熱がふつふつと湧いてきてしまう。じゅっぽじゅっぽと音をたてながら波折がペニスを口に出したりいれたりしているうちに、芯をもってきた。
「……かたくなってきた……」
「ちょっ……おまえのフェラ気持ちよすぎなんだけど……」
「へへ……ほんと? 嬉しい」
いつも自分を突き上げるときと同じ大きさになった鑓水のペニスをみて、波折はとろんと顔を蕩けさせた。波折はちらりと鑓水を見上げると、にこ、と笑う。
「けいた……もっと気持ち良くなって……」
「えっ……」
波折がブラジャーをずり上げる。そして、ぷっくりと赤く膨らんだ乳首を露出させた。そして、ぺったりとした胸を無理矢理手で寄せてちいさな谷間をつくり、鑓水のペニスに近付けた。
「な、波折……」
「ごめんね……おっぱいちいさくて……」
「ちいさいもなにもないじゃん!?」
波折のやろうとしていることを悟り、鑓水はくらりと目眩を覚えた。そのうっすい胸でパイズリをするのか、と。
波折は胸板をペニスに押し付ける。谷間など無いにも等しいため、ペニスを挟むことはできない。でも、胸をペニスにすりすりと擦り付け、刺激してやる。のけぞり、うっとりとした顔をしながら身体を揺らし、胸をつかって必死に鑓水に奉仕した。
「……っ」
刺激自体はそこまででもない。しかし、視界的には凄まじい刺激だった。ブラジャーをずりあげて自らのおっぱいをペニスにすりすりとしている波折。いやらしいにもほどがある。もっともっといやらしいことをしてやりたい。変態じみた行為をしてみたい。鑓水のなかにそんな欲望が湧き上がってきて、鑓水はふ、と笑った。
「波折……ごめん、ちょっと」
「え?……んっ……あっ……」
鑓水は自らのペニスを掴むと、先っぽを波折の乳首にぐりぐりと押し付けた。熱くてかたい、鑓水のペニスでそんなことをされて波折はぶるぶると震える。ペニスで乳首をつぶされて、ぐりぐりされる。波折はふるふると首を振りながら甘い声をあげた。
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